小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

やとうさんの返信一覧。最新の投稿順18ページ目

元記事:重要なシーンを書きたいのに、そこだけが書けないときはどうされますか?の返信

>皆様は執筆に煮詰まったとき、どのような方法をとられていますか?
実は私もよくあるんですが、私の場合はおおよそ原因がハッキリしています。
それは、質問内容にも書かれていますが、「この情報を提示しなきゃならない」と考えてるためです。

えっと、要するにですね、
これから「情報を提示しよう」と考えてるんであって、「こういうエピソード書こう」とは考えてないんですよ。
だから物語のイメージが浮かばない。だって考えてないんだもの。
これはすなわち、提示する情報の設定がエピソード化できてない、と私は考えています。

「提示したい情報」がわからないと具体的な例は出しにくいんですが、
「なぜ物語の鍵となる好物を好きになったのか」は、「主人公が物語の鍵になる物を好きになったエピソード」を書けりゃそれで問題ないですよね?
>問題は、それを台詞や状況からどのように読者に明かす展開にするか
と悩まれてますが、どうもこうも、上記した物語がそのまま「好きになった理由」という情報を提示してませんか。
設定をエピソードに出来ていれば情報開示はその物語を読めばわかるハズなので、物語を書くだけです。
特にコレと言って提示の仕方に工夫を凝らす必要はありません。

複数の情報を詰め込みたい場合は多少工夫が必要になってきますが、
例えば「家族構成」で「家族に疎まれてる主人公は気に入られようと明るく振る舞うが失敗してひどく落ち込む」というエピソードを考えたとして、
もう一つ「物語の鍵になる物を好きになった」というエピソードを考える。
そしたら、「疎まれてる主人公は明るく振る舞うが失敗して落ち込む」という一文と、「物語の鍵になる物を好きになった」という一文を合体させて一個の文章にする。
「家族に疎まれてる主人公は明るく振る舞うが失敗して落ち込む、そのときある物に励まされて好きになった」
みたいな感じ。
これはくっつけやすい要素だったから適当で楽だけど、頭をひねれば以外とどんな要素同士でもくっつけて一つのエピソードに出来ます。
このエピソードを読者視点から見たら「主人公が落ち込んでるときにうまい具合に慰める要素で物語の鍵を情報開示してきた」と見えるでしょう。
でも実際は、「疎まれてる主人公が落ち込んで、ある物に慰められた」という「エピソード」を書いてるだけです。
「どうやって開示しよう?」といった考えはほぼありません。
上記したエピソードが書かれてりゃ、それを読めばわかるんだから。

これは私の方法論でしかありませんが、もしこれが参考になるようであれば、
まずは開示したい情報を箇条書きにして、それぞれをエピソード化してみましょう。
そのうえで、ページ数との相談で、全部書けそうなら問題ないし、書けなさそうなら複数のエピソードを合体させて一個のエピソードにし、ページに合うよう調節しましょう。
そしたら、あとは「そのエピソード」を書けば良いだけです。
書けば、そこに込められてる情報は気にしなくとも自然と開示できてるハズ。

上記の回答(重要なシーンを書きたいのに、そこだけが書けないときはどうされますか?の返信の返信)

スレ主 やとう : 1 投稿日時:

サタン様

・これから「情報を提示しよう」と考えてるんであって、「こういうエピソード書こう」とは考えてないんですよ。

ご指摘のとおりで、これまで情報開示ばかりが頭にあって、
エピソードについてはオマケのように考えてしまっていました。
主人公は孤立している→慰められた思い出で好物になるというエピソードにすれば、内容が浮かんできます。

・まずは開示したい情報を箇条書きにして、それぞれをエピソード化してみましょう。

いきなり本文を書くのではなく、
まずは頭の中で悶々と考えているネタを整理してみます。
情報からのエピソード化、どんどんやっていきたいと思います。

新しい方法を教えていただき、ありがとうございます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 重要なシーンを書きたいのに、そこだけが書けないときはどうされますか?

この書き込みに返信する >>

元記事:重要なシーンを書きたいのに、そこだけが書けないときはどうされますか?の返信

 初めまして、日暮一星です。

 そのシーンが作中でどういう意義があるのかが明確になっており、どんな内容を書くのかが決まっているのですね?
 ならば、そこに出てくるキャラクターたちが『そのシーンでどのような目的を果たすために』登場しているのか。そこにキャラクターたちが『(そのシーンにおける)自分の目的を果たすためにどんな行動(取引)をしているか』を考えてはどうでしょうか。

 例えば昔話の『桃太郎』。
 鬼退治に向かう主人公は道中で犬、猿、雉の三匹と出会います。三匹は鬼退治へ向かう桃太郎をお供する条件として「きびだんご」を要求します。これが桃太郎と出会ったシーンにおける三匹の目的です。桃太郎も鬼退治の目的を持って行動しているので、彼らの要求通り「きびだんご」で三匹を懐柔します。これら一連のやり取りが行動(取引)です。
 鬼ヶ島で鬼と対峙するシーンも同様です。自分たちを懲らしめにきた桃太郎一派を当然鬼たちは快く思いません。実力行使は必至です。ここからいわゆる戦闘シーンという『目的を果たすための行動』に双方は入ります。
 勝利は桃太郎一派がもぎ取ります。彼らに屈した鬼たちは『二度と悪さはしないと誓約』『これまで奪い取った財宝を全て返す』という条件を提示し、自分たちの身を守ろうという目的を果たそうとします。文字通り『鬼を懲らしめる』という目的を果たした桃太郎一派はその要求を呑み、鬼たちの財宝を手に鬼ヶ島を後にします。ここでお互いの『そのシーンにおける(状況によっては最終的な)目的が果たされる』わけです。

 創作におけるどんなシーンにも意義があり、そこに出てくるキャラクターたちはさまざまな目的を持ちます。それを達成しようと行動し、時には協力し、あるいは対立します。
 自分の経験上、一つのシーンに手間取る場合も、大抵キャラクターの目的や取引が曖昧になっている場合が多いです。しかし、プロットを練る段階であらかじめそれを考えておくと、その悩みも幾分か解消されたかと思います。

上記の回答(重要なシーンを書きたいのに、そこだけが書けないときはどうされますか?の返信の返信)

スレ主 やとう : 0 投稿日時:

日暮一星様
 
キャラクターたちが『そのシーンでどのような目的を果たすために』登場しているのか……

桃太郎の例を交えてのご説明、ありがとうございます。
キャラクターたちの「目的」とそのための「行動(対立・協力含め)」について、
小説を書く前に、頭の中でなんとなく決めていた内容を、改めて紙にまとめて確認してみます。
特に過去の回想に出てくるキャラクターは、あまり深く考えていなかったと思いました。

・しかし、プロットを練る段階であらかじめそれを考えておくと……

今回のプロットの段階では、そこにまで考えが至っていなかったと気づきました。
以後のプロットを練るときには、考えるようにしていきます。
アドバイスいただき、ありがとうございました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 重要なシーンを書きたいのに、そこだけが書けないときはどうされますか?

この書き込みに返信する >>

元記事:重要なシーンを書きたいのに、そこだけが書けないときはどうされますか?の返信

お久しぶりです~!
もうすでに8割も完成していたとは羨ましい…!
お疲れ様です!

「そのシーンに入った途端に、台詞やキャラクターの動きが全く浮かんでこなくなってしまいました。」と書かれていましたが、
やとうさんの直感は正しいのでは?と思いました。

上記の三つの情報って、過去を再現するような「場面」で描く必要はないと思うんですよ。
プロット相談のスレに書かれていましたが、
話のテーマが「仕事を終えたスパイがちょっとだけ、隠していた素にもどる」なので、
少女とのやり取りがメインの構成を占めると思うんです。
上記の情報は「説明」で済ませてしまい、過去を詳細に描写しなくてもいいのでは?と思いました~。

あと、私の場合は、
「1、とりあえず完成度は置いておいて予定通り書く。」の方法をとってます。
時間が経った後になるべく客観視できるようにと…。
なかなか難しいですが(;^ω^)

あくまで個人的な考えなので、合わなければ流して頂いて構いませんので!
ではでは失礼しました。

上記の回答(重要なシーンを書きたいのに、そこだけが書けないときはどうされますか?の返信の返信)

スレ主 やとう : 1 投稿日時:

藤谷要様

お久しぶりです!
いつもお世話になっております。
先日アドバイスいただいたプロローグも書き加え、
プロットどおりに進める中で、今回壁にぶち当たってしまいました。

・過去を再現するような「場面」で描く必要はないと思うんですよ。
上記の情報は「説明」で済ませてしまい、過去を詳細に描写しなくてもいいのでは?と思いました~。

詳細に書こうとして浮かんでこず、悶々としていました。
先ほど断片的にという手法も紹介していただいたので、
断片的なシーンと短い説明で、あっさりと書く方向でチャレンジしてみます。
大事なのは、少女とのやりとり。
ここをおろそかにしないよう意識していきます。

プロットの構想からずっと支えていただき、ありがとうございます。
せっかくここまで書いたものを途中から無理に変えず、
今はとにかく完結させる方向でがんばっていきます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 重要なシーンを書きたいのに、そこだけが書けないときはどうされますか?

この書き込みに返信する >>

元記事:重要なシーンを書きたいのに、そこだけが書けないときはどうされますか?の返信

プロット相談掲示板のほうを伺ってはいましたが、
あの渋い感じの短編、処女作なんですか……
すごい、ハードルが高く感じてしまった。。。

あ、話が逸れてすみません。過去話、ってそれだけでもけっこう難しいものですよ。
あの「お兄さんとの想い出」のあたりでしょうか?
あの渋ーい感じに合う切り出し方って、やっぱり「お兄さんの一言」から始めるとか、そういうのはどうでしょうか?
あとは、わざと「セリフやシーンの断片」のみで表現してみるとか、どうでしょう。
家の人の「妾の子のくせに!」的な発言とか
仕事のボスの勧誘のセリフとか。

なんかアニメ「カウボーイビパップ」とか思い出したんですけど、
断続的なシーンとセリフで過去に何があったか推測させるやり方。
(主人公スパイクとジュリアという女性の間でのやりとりが、そんな感じでした)

わけわからなくなりそうでしょうか?
でも、連続して書けそうにない、ということでしたら、あえて断片的に示すってのもありかもしれませんよ。

上記の回答(重要なシーンを書きたいのに、そこだけが書けないときはどうされますか?の返信の返信)

スレ主 やとう : 0 投稿日時:

hexa様

処女作で右も左もわからず、何度もこちらのサイトにお世話になっております。
近いうちに投稿できれば…というのを目標に現在がんばっています。

・あえて断片的に示すってのもありかもしれませんよ。

情報をひとつのシーンとしてまとめ、書こうとして苦しんでいましたが、
断片的に加えていくのも一つの方法なのですね。
挑戦してみたいと思います。

「カウボーイビパップ」は名前だけは聞いたことがありますが、
まだ見たことがないアニメです。
どんなシーンがあるのか見てみたいです。

教えていただき、ありがとうございました。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 重要なシーンを書きたいのに、そこだけが書けないときはどうされますか?

この書き込みに返信する >>

現在までに合計89件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全18ページ中の18ページ目。

ランダムにスレッドを表示

最近リレー小説に書き込んでくれる人が少ない

投稿者 ミナト川 回答数 : 2

投稿日時:

はじめまして、ミナト川と申します。 現在私は運営しているサイトで「オリキャラ一行ずつ小説」というリレー小説企画を行っています。... 続きを読む >>

主人公の強さをどうするか?

投稿者 長巻 守宮 回答数 : 18

投稿日時:

皆様こんばんは、長巻ヤモリです。 現在私はシリーズ物のプロット製作に日夜取り組んでいるのですが、 その主人公をどのくらい... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:いざ書き始めようとすると……

此方の掲示板に悩みを書くのは初です、よろしくお願いします。
他の方や既にサイトに乗っている悩みにも目を通したのですが、自分の状態と近いものが見当たらなかったので此方に書かせていただきます。

自分は同人活動もしていなければどこかのサイトで連載をしているような人間ではありません。
それでも、小説を描いてみたいと思い、実行しようとしたのですが……。

アイデアや文章の案は頭の中に浮かんでいても全く書き進めることができないのです。
というのも、「誰にも見てもらえないようなモノを書いてどうするんだ」「反応をもらえないなら書かない方が傷つかないのでは」と考えてしまうのです。
他人や誰かの評価が欲しくて小説を書こうと思ったわけではありません。
しかし、せっかく書いたモノが評価もされない未来を想像してしまうと……怖くて手が動かせません。

賞に応募するわけではない、人気作を生み出したいわけではない。
ただ、自分の好きなものを好きなように書きたい。そこは確かに変らないのですが、
だからこそ、自分の「好き」が誰にも見向きされなかったらと思うと、どうしても書くことができません。

趣味なんだから勝手にしろと言われてしまいそうですが、
もし、似たような経験がある方や良い対処法を知っている方などいらっしゃいましたら、
どうかアドバイスをいただけると、とても助かります。よろしくお願いします。

上記の回答(いざ書き始めようとすると……の返信)

投稿者 あすく : 1

はじめまして、あすくと申します。
初めの一歩、難しいかもしれません。
私の経験で言うなら、高校の授業中にサボって書いた二次創作を、メールで友人に送り付けたのが最初の創作活動になります。

とにかく文章を書くことをしたい、というのなら、二次創作から入るのも良いと思います。

二次創作の場合、元になる作品は決まっているので、その作品を知っている人に読んでもらうハードルはかなり下がります。
また、世界観やキャラクターなど、創作に当たって時間をかけて考えなくてはならない要素も、あらかじめ決まっているため、内容さえ固まればすぐに書きはじめることができます。

誰かの評価が欲しいのなら、不特定多数に公開するのではなく、知っている特定の誰かに読んでもらうのがいいかもしれません。
その場合、執筆することからではなく、同好の士と繋がることから始めるのも1つの方法だと思います。

とりとめもなく書きましたが、一助になれば幸いです。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: いざ書き始めようとすると……

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:哲学書は小説の参考文献になりますか?

初めまして。ゆりと申します。
類似権や翻案権、剽窃など、ネットでできる限り調べてはみたのですが、自分ひとりではどうも判断ができず、こちらでみなさまのお力をお借りできたらと思い、質問させて頂く次第です。
私が執筆している小説の主人公は、無神論者です。無神論者のイメージを掴みたく、「神は死んでいる」で有名なニーチェ論の書籍をいくつか読みました。ニーチェについて、私の解釈では、「神はもとから存在していない。神は人間が作り出した存在である。神がいないと言うことはすなわち、人間は死後、天国に行くことも、地獄に行くこともない。死後は虚無である。」と言うことでした。私は、主人公に上記の思想を持たせたいのですが、著作権で保護されるものの中に「思想」があります。ニーチェの哲学思想を持つ主人公を書くことは、ニーチェの思想に対する著作権を侵害してしまうのでしょうか。
また、ニーチェ論の書籍をいくつか読みましたが、それぞれの著者の解釈の仕方により、例え「ニーチェ論」と言う同じテーマを扱っていたとしても、論文の内容に微妙な差異が出るのではないかと思っています。私は特に内容のわかりやすい方の書籍に偏って読んだので、その方の著作を参考に小説を執筆した際、ニーチェ論の中でも特にその著者の論ずる「ニーチェの思想」の著作を侵害しているのではないかと心配でなりません。
ものを書く以上、誰かが懸命に紡いだ言葉を奪う行為は絶対にしたくありません。みなさまのご意見をお聞かせ下さい。宜しくお願い申し上げます。
ゆり

上記の回答(哲学書は小説の参考文献になりますか?の返信)

投稿者 手塚満 : 1

補足も拝読しまして、少し整理してみます。

A. ニーチェの思想:アイデアであるので著作権適用外。
B. ニーチェの著作:著作物であるので著作権適用ながら死後50年規定で適用外。
C. ニーチェの翻訳本:翻訳者の著作権が存在する。
D. ニーチェの解説本:解説者の著作権が存在する。

ニーチェの著作を翻訳で読まれたのなら、Cが相当します。文言をそのまま借用すると、翻訳者に対する著作権違反になる可能性があります。ニーチェの思想を研究、解釈した書籍(D)からの借用も同様です。
(もしニーチェの原著を自分で翻訳したのなら問題なしですが、たぶんそうではないのでは?)

ウィキペディアなどではニーチェに限らず、各種媒体の原著、翻訳、解説を引用してますね。あれらは引用の要件(引用が副で本文が主、必要最低限の転載、引用元の明示)を満たしています。

小説ですと、普通はそうはできません。例外があるとすれば「神は死んだ」みたいな短い文言でしょうか。通常の文脈でも発生するようなものまで著作権で守られたりしないわけですね(言論・表現の自由を侵害しかねない等の具体的な問題もある)。

しかし、ニーチェについて語るなら、ニーチェについて知らないといけません。50年規定は置いておくとして、著作物(や講演等々)から知るしかないわけですが、著作権を気にするならニーチェについて語れなくなってしまいます。

しかし、ニーチェの研究・解説本では著者独自の説はもちろん、ニーチェの思想の概略説明などにも引用元の記載はないはずです。ご質問文でスレ主さんは、以下のように仰っています。

> 「神はもとから存在していない。神は人間が作り出した存在である。神がいないと言うことはすなわち、人間は死後、天国に行くことも、地獄に行くこともない。死後は虚無である。」

これはスレ主さんなりにニーチェの思想の一面を簡潔にまとめたものであるわけですよね。学んで理解したことを、自分の言葉で語った。上記一文をキーワードにしてネット検索しても、同じ文はもちろん、ちょっと文言だけ変えたような文章も見つかりません。

そういうものは著作権侵害ではありません。むしろ、上記一文はスレ主さんの思想を表現したものであり、著作物として保護されるべきものです。スレ主さんが学び、思索して得た、独自の見解ですから。

誰かや何かに学んでも、己が頭脳をきちんと介した表現なら、表現した人のものであるわけです。盗用が問題視されるケースをよく見てみると分かると思います。内容ではなく表現自体をそのまま使っているから盗用、著作権侵害と言われるわけです。少し誇張すれば「お前(盗用者)は自分で考えずにコピペしたな! ちょっと単語置き換えたって分かるぞ!」ということです。

簡潔にまとめますと、

・著作物からそのまま書き写すとアウト(単語置き換えくらいでも不可)。
・著作物から学んだ後、何も見ずに自分の言葉で語ればセーフ。

ということです。ニーチェについて語る人はネットだけでも膨大ながら、著作権侵害を言い立てる人が事実上皆無なことからも、お分かりになると思います。

カテゴリー : 著作権・オリジナリティ スレッド: 哲学書は小説の参考文献になりますか?

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:効率と主人公交替

ここに質問(なのか?)を投稿するのは久しぶりです。
〇年目でようやくツキが来ました。昔ガチホモ書きたいとか譫言書いた者です。
で、その頃私は女主人公で書いていたのですが、実は彼女が拾われるスタートとは別に、その相方が主人公を務めるもう一つのタイプの冒頭もこっそり書いていました。
 女主人公で書くとどうしても恨みがましくなって先に進めないという問題点もありますし。
 深夜テンションゆえにまあ、下書きとしても変なのですが、これをどう上手くリメイクすればいいのかアドバイスがほしいです。

上記の回答(効率と主人公交替の返信)

投稿者 サタン : 0

えっと、まずは。
私は、まあ言い切れるほど絶対ではないけれど、一度関わったら出来る限り付き合おうと思うので、名指しせんでもHNが同じなら勝手に湧いてきます。
特定の誰かを名指しすると他の方が返信しにくくなるので、できれば止めたほうが良いかなと。
少なくとも私は別の人の名前だったら遠慮して返信してないです。

それで本題ですが、リメイクというと、どうリメイクしたいのかがわからないと回答のしようがないかなと。
単純にクォリティを上げるために改稿したいということだろうか。
つまり、ここから質を上げるにはどうしたらよいか、という質問で良いのかな。

まずは、前も書いたと思うけど、ほんと添削板の頃と比べると見違えたと思います。
文章に関しては個人的に多少引っかかるところがあるくらいで、問題は少ないと思う。
でも視点・人称が少しおかしいね。
最初の一文は
> 手摺にだだっ広く脚を組み、開いた薬学書を庇代りに被って男はイビキをかいていた。馬車ではよくある光景で、男はつかの間の解放感を味わっていた。
と始まるけど、これだと「男」の視点になってて、たぶんそれで間違ってないと思うんだけど、つまり「男の視点で書かれた三人称の文章」になってる。
でも読み進めると、
> 弟の風靑。今は齢十三で、俺とそう背格好が変わらない。
このあたりでは「男」の一人称視点になってる。

あと会話文について。
三人称の部分は主に世界観などを含めた背景が書かれていて、その文章自体はわかりやすくて読みやすいと思う。常用外の漢字などは文体や作風だろうと思う。
会話になるといきなり一人称になるけど、同時に、そこから背景がぱったりと書かれなくなっている。
会話の合間に入る地の文も主に主人公の心の声。
初心者は特にだけど中級者くらいになっても、会話というものの「言葉のやり取り」に注目してイメージしてるので、会話だけが先行してしまい状況を上手く地の文で書けない事が往々にしてあると思います。その症状が出てると感じる。
特に一人称で書いてる人はこの会話の背景不足描写不足の問題は乗り越えにくいようで、とはいえ会話だけで一応流れはわかるし会話の内容も理解できるため、気にはなっても自分の中でなかなか問題として昇華されないんじゃないかなと思う。
でも、この問題は質を上げるためには避けて通れないし、会話のシーンで会話内容しか伝わってない現状から、ちゃんと会話のシーンのイメージを伝えるために必要なことだと思う。
例えば
>「あぁ……儂は靴屋を営んでてな、滅多に底が擦り切れない草鞋を考えて一躍人気の店になった。その儲けで今は釣りばかり嗜んで居る」
このセリフのあとには主人公の心の声が入るだけの地の文だけど、「擦り切れない草鞋を考えた」「今は釣りを嗜んでる」と会話があれば、会話相手は当然のこと「老人の履物」「荷物(釣具を持ってるのかどうか)」に注目する。
だから、そういう動作を地の文で書いていけば、会話内容だけでなく会話してる場のイメージが伝わるようになる。
会話してるとき人はやたらめったら動かないし地の文で何を書いたらいいのかわからないって人が少なからずいると思うけど、会話である以上、相手に何か言われたら感じることはあるし、相手に何か言うときは考えあって口にする。
そして、この会話時の地の文ってのはただの穴埋めや文字稼ぎじゃなく、会話してる相手との関係性や距離感など目に見えない雰囲気の描写にも一役買う(つまりそういうことを地の文で書けばいい)ので、質を上げるなら会話時の地の文はとても大事。
現状は失礼ながら、主人公が心の中でツッコミ入れたり合いの手入れたりしてるだけかなと。
改稿で手をつけるなら、まずそこからかな。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 効率と主人公交替

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ