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壱番合戦 仁さんの返信一覧。投稿の古い順42ページ目

元記事:お話がツギハギでぐちゃぐちゃになってしまいました……。どうしたらいいですか?の返信

まあ、私も確か一番最初の回答で「アスペを出さないほうがいい」と書いたと思うんですが、もう一度以前と似たようなことで答えます。
というかね、別に主人公がアスペでも問題ないんですよ。別にいいんです。反発もありません。
でもね、だからと言ってわざわざ「主人公はアスペです」と書く必要はないんですよ。
スレ主さんはご自身で同じミスをしたでしょう。
スレ主さんがアスペかどうかはどーでもいいんです。創作してて悩んでココに来てる。それが全て。
なのに「私はアスペです。障害持ちです」と最初に主張しまくって、ご自身の立場を悪くした。
「主人公はアスペです」とは、それと同じことを主人公にさせているだけで、なんの得にもならない設定なわけです。
別に主人公がアスペでも問題ないけど、それを言う必要はない。裏設定でいい。

それで、ツギハギだらけの本編ですが、まあ、そうなったら一度忘れるのが一番いいと思う。
特に説明不足な部分を設定で解決させようとしだしたら、もう割とグチャグチャになる一歩手前だと思う。
本筋が出来た後で付け足す設定なら問題ないけど、本筋の穴を補強するつもりで付け加える新設定は100%邪魔になる。

ゼロから作り直せればそれで問題ないけど、そう簡単にすぐに新しいアイディアは生まれてこないので、半年から一年ほどは作品のことは忘れて、まったく別のネタを考えるなりいっそ何も考えないなりで忘れたほうがいい。
一度忘れた後で、さあもう一度作ろうとなると、旧作を下敷きにまったく新しいアイディアで作り始めることが出来るので、現実的には「忘れる」のが一番だろうと思う。

やや無理矢理な方法では、可能な限りシンプルにしてみることですね。
スレ主さんの書きたい事は、信念なり想いなりいろいろ語ってたと思うけど、一番シンプルに余計なものを削ぎ落として話の骨格を作ると、ようは「自分のような主人公が差別されてる少女を助ける話」ってだけなので、それだけをシンプルに書いてみるといいと思います。
「主人公が差別されてる少女と出会う」「少女は差別されてる事で困っている」「主人公のおかげで悩みの一部が解消する」
めでたしめでたし。
そういう、シンプルな話。

だいたい、なんで「破壊神の兄=ヒロイン」なんて設定作っちゃったの? スレ主さんがやりたい事とは違うんじゃない?
主人公が異世界で行動するには目的がなきゃいけないし、じゃあ破壊神を討伐するって目的で……と考えたなら、おそらくはこの時点で間違ってると思うよ。
主人公はアスペ設定だけど、差別の象徴としてはヒロインの方だろうから、ヒロインの内側に「差別される原因」を作ってそれを退治するという、そういう表現なんだろうか?
でもそれでヒロインが死んでしまうとすると、これは「差別に負けた」という表現になってしまうと思うんだけども。

ヒロインが差別される理由ってんなら、別に「そういう呪いにかかってる」とかでいいじゃん。
「この世の全てに嫌われる呪い(主人公はこの世ではない異世界出身なので対象外)」とか、「ヒロインは自分の周囲に不幸をばらまく呪いがかかってる(アスペ主人公は自分がミスって失敗してるだけと思ってる)」とか。
後編なんて作らんでも、この場だけで設定は完結する。

とまあ、なるべく小さく、シンプルに、余計な贅肉を削ぎ落としてみるといいです。もしかしたら面白い経験ができるかもしれませんよ。
シンプルにして最後に残ったものを見ると、それまでの自分が思ってもなかった内容になったりします。
あれ? 俺こういう話を考えてたんだっけ? って。
で、そうしたらそこから、ゼロからのスタートです。

よくある、または体験談でもある事で、「せっかくここまで書いたんだから、使えるところは利用したい」とか「ネタは面白い所もあるから、流用できるかも」とか、そういう事を考えがちですが、
これもまた混乱の元なので、「せっかく書いたから」「もったいないから」といった考えは捨てたほうが良いと思います。
完結してないネタは流用しても穴だらけだから、その穴をふさぐためにまた継ぎ接ぎを……と同じことの繰り返しになる。
作者が混乱してる以上は、「完全に忘れて別作品を書く」か「リセットしてゼロから書く」かの二択じゃないかなと思う。

上記の回答(お話の基本構造に、どんでん返しを含んでいたんです。)

スレ主 壱番合戦 仁 : 1 投稿日時:

 破壊神になるためには、破壊神の名前を自分に付けなくてはいけません。でも、儀式に失敗すると呪いがかかります。ですから、サタンさんの推測である意味あっているわけです。

 ところがご指摘の通り、破壊神はアイルだったという展開を盛り込むことで、「えげつないバッドエンドになったけど、これはこれでいいじゃん!」ということに気が付いてしまいます。

 周囲やネット上での反響も上々で、「これで行こう!」となってしまったわけです。これに味を占めてぐちゃぐちゃにしてしまったわけです……。

 これね、書き損ねた事だったんですけど、今になって思い出しました。
 彼女の種族が嫌われているから迫害されているという設定は、当初はそこまで強くありませんでした。

 そもそも、呪われて頭おかしいからから嫌われているという真相にするつもりでした。
 それが、民族差別を背景にした一大冒険譚に膨れ上がって、まあ恐ろしいことに……。

 とりあえず、小さ目に書き直してみます。ありがとうございました。

カテゴリー : ストーリー スレッド: お話がツギハギでぐちゃぐちゃになってしまいました……。どうしたらいいですか?

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元記事:お話がツギハギでぐちゃぐちゃになってしまいました……。どうしたらいいですか?の返信

もうこの作品のことは諦めて次のタイトルを良作にすることに専念してはいかがですか?
別の回答者様に実際に言われたことの受け売りになるのですが、一つの作品にこだわりすぎる方は技術面がおろそかになることが多いそうです。
それにご自身でも仰られているように、既に問題が多い作品であることが確定しきっているではありませんか。

これは勝手な持論なのですが、私はプロアマ問わず作品を手に取る場合基本的に完結済みの作品しか取りません。
理由は露骨な打ち切り展開を見るのが嫌だからです。
もっともこのクセは新作の業界研究が欠けている遠因になっているから、決して褒められたクセではないとも思っていますが。

あなたの作品の場合は形式上は「黒き悪夢に撃砕を」で完結しています。
それなら私は途中で投げだしたことにならないと思うのですよ。作品を完結したという経験値は確実にあなたに入っているはずです。
その経験値は確実に次につながるはずです。
だからこれ以上努力しても良作になる見込みがないと判断したなら、ここで終わりにするのもありだと私は判断します。
もちろんこれについては強要するつもりはありません。壱番様がどうしても続けたいならそれはそれで構わないでしょう。
ですが世の中には必要な諦めというものも確かにあります。私の提案がそれに当てはまるかどうかは壱番様がご自身で判断してください。

上記の回答(そう言っていただけると、とてもありがたいです。)

スレ主 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

 おかげで安心できました。また、次作に取り組んでみたいと思います。相棒とは、自作も一緒に作るのかをきちんと話し合ってい見たいと思います。

 如月さんの言葉に救われました。本当にありがとうございます。

カテゴリー : ストーリー スレッド: お話がツギハギでぐちゃぐちゃになってしまいました……。どうしたらいいですか?

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元記事:創作姿勢の悩みについて

後半の創作姿勢についての悩みについて。

>もう一度初心に帰って、人を楽しませられる文章を書きたいです。そして、この自分のパーソナリティと癒着しきった、腐ったプリンのような物語を一度終わらせるべきでしょうか?

それは壱番合戦さん自身が決めることです。

ただ。

私は壱番合戦さんの作品を腐ったプリンとは思いません。しかし自身の作品をそこまで卑下してしまう今の心の状態はよくないです。
はまってしまってそういう気持ちから抜け出せないのなら、一度リセットした方がいいかもしれませんね。

>一度終わらせるべきでしょうか?

とのご質問ですが、「そうですね、その方がよいと思います」と返されたら終わらせることができますか?
それをよくよく考えてみてください。

終わらせることができるなら。
気持ちを切り替えて、まったく別の作品に取り掛かるめどがあるなら。
新作のアイデアや、こんな話なら書いてみてもいいかも? という意欲が少しでもあるのなら。

迷わずそちらに気持ちを向けることをお勧めします。
あなたの今の作品がダメだからではなく、ご自身でも危惧するほど作品と癒着しているのなら、そこから一旦離れた方がいいと思うからです。

でも、ひょっとして。
考えてみた結果、今の作品をどうしても諦めきれないと感じたなら。
それならそれでしょうがないです。だって癒着してるんですから。
だったら作品そのものにはトコトンこだわりつつ、癒着という状態に「強制リセット」をかけてみましょう。

具体的にどうすればいいかは、技術的には簡単です。

主人公のアスペルガー設定をきっぱり捨てましょう。

私からこの提案をするのは初めてのはずです。アスペルガーはうまく育てれば壱番合戦さんの持ち味にもなりうる部分なので、安易にやめるようには勧めたくなかったんです。
でも、割り切って作品との癒着を切り離したいということなら、アスペルガー設定を捨てることが第一歩になりそうな気がします。

検討してみてください。

上記の回答(普通の主人公を書けないかもしれません。常識的な描写をするにはどうしたらいいですか?)

スレ主 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

 基本的に、僕は一般常識から少しかけ離れているところがあるので、主人公の心理描写をするとなんとなく僕のオナカマっぽくなっちゃうと思います。

 その辺には問題はありませんか?

 もしかして、常識人っぽさを強調すれば少し変わっていても問題はないのでしょうか。

カテゴリー : ストーリー スレッド: お話がツギハギでぐちゃぐちゃになってしまいました……。どうしたらいいですか?

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元記事:普通の主人公を書けないかもしれません。常識的な描写をするにはどうしたらいいですか?

 基本的に、僕は一般常識から少しかけ離れているところがあるので、主人公の心理描写をするとなんとなく僕のオナカマっぽくなっちゃうと思います。

 その辺には問題はありませんか?

 もしかして、常識人っぽさを強調すれば少し変わっていても問題はないのでしょうか。

上記の回答(ちなみに、常識人を書く自身はそれなりにあります。)

スレ主 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

 異彩を放ってしまうかもしれません。ですが、それなりに『僕が思う』普通の人はかけるはずです。あくまでも僕の想像でしかありませんが、フィクションなんてそんなものですよね?

カテゴリー : ストーリー スレッド: お話がツギハギでぐちゃぐちゃになってしまいました……。どうしたらいいですか?

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元記事:ニックネームの印象を教えて下さい

今書いてる作品に「戸部健太」という先輩が出てくるんですが、
そのニックネーム(通称)について、印象の違いを教えて下さい。
1 とべけん先輩
2 トベケン先輩
3 戸部健先輩

上記の回答(①の平仮名の方が、優しそうな感じがします。)

投稿者 壱番合戦 仁 : 0 投稿日時:

 こう、悩みを打ち明けたら、きちんと相談に乗ってくれそうな、頼りになる先輩みたいな印象がありますね。

カテゴリー : キャラクター スレッド: ニックネームの印象を教えて下さい

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元記事:効率と主人公交替

ここに質問(なのか?)を投稿するのは久しぶりです。
〇年目でようやくツキが来ました。昔ガチホモ書きたいとか譫言書いた者です。
で、その頃私は女主人公で書いていたのですが、実は彼女が拾われるスタートとは別に、その相方が主人公を務めるもう一つのタイプの冒頭もこっそり書いていました。
 女主人公で書くとどうしても恨みがましくなって先に進めないという問題点もありますし。
 深夜テンションゆえにまあ、下書きとしても変なのですが、これをどう上手くリメイクすればいいのかアドバイスがほしいです。

上記の回答(効率と主人公交替の返信)

投稿者 サイド : 2

>男性読者にとって、「お母さん」はフィクションでどういうものでしょうか

許しと厳しさを持ってくれている人、でしょうか。
ぱっと思い浮かんだのは、幽遊白書の「幻海」、転スラの「シズ」、無職転生の「ロキシー」、葬送のフリーレンの「フリーレン」。
キャラの年齢を問われると、「あっ」ってなりますが、個人的にはこの辺りが刺さります。

ちょっとバカっぽさ(?)を入れて、かぐや様は告らせたいの「藤原書記」とか、ゆるキャン△の「なでしこ」とかもアリかもしれませんね。

でも、ただただ「甘いだけ」の人、「厳しいだけ」の人は男女問わず、受け入れられにくいのかもです。
難しいですよね、その二つの両立って。(笑

カテゴリー : ストーリー スレッド: 効率と主人公交替

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投稿日時:

元記事:初めて小説を書き上げました。まず何をするべきですか?

文男です。

質問です。

友達が、初めて小説を書き上げたそうで、この後何をどうするべきか悩んでおり、こっそり質問させていただきました。

友達曰くその小説は、
文字数は53万3千ちょっと。A4用紙460枚。削って削って磨いて磨いて、この数字です。
ストーリーは端的に言えば、
平凡な日常を送っていた複数の高校生の青年たちが、突然超能力に目覚めてお互いの存亡を懸けた戦いを繰り広げ、壮絶な闘いを通じてそれぞれの思惑と謀略が交錯する群像劇ものらしいです。
コンセプトとしては、「AKIRA」×スティーヴン・キングの「キャリー」×ミッションインポッシブルと言っていました。
主人公はエヴァンゲリオンのシンジ君×ドラえもんののび太÷2したような感じですが、物語を通して成長を見せて行くという感じらしいです。
単なる能力バトルものではなく、いじめとかモンスターペアレント、欠陥家族といった社会的な問題も混ぜつつ、地球外生命体と人類の関係とか、超能力に対する科学的な見解を示していくというSF要素もあるみたいです。
今までにない、超能力系の小説を追究したらこんなものが出来上がっちゃったみたいな感じらしいです。

こういう小説ってどこのサイトや賞に投稿するべきですかね?
少なくともこのサイトは違うかなと感じました。その小説を読んでみた感じ、どう見てもラノベではないですね。滅茶苦茶ダークで複雑に展開していきますし。

ですので、この掲示板にこんな質問を投稿するのはお門違いにも程がるかと思いますが、何か少しでも友達の力になってあげらればなあと思い、質問致しました。

よろしくお願いいたします。

上記の回答(初めて小説を書き上げました。まず何をするべきですか?の返信)

投稿者 t : 6 人気回答!

こんにちは、初めての小説で53万3千はすごいですね。「こういう小説ってどこのサイトや賞に投稿するべきですかね?」とのことですが、質問者様が読めるところまで読んだ感想をお友達にしてあげるくらいで丁度いいのかなと思います。
作者は小説の感想に反応したくなるものです、感想を言うことで後出しの設定や読み落とした箇所を指摘されたりで、結果的に同じ内容の話を何度もすることになるかもしれません。できるだけ環境の良いカフェや喫茶店でおこない。ノートとペンを持っていき小説の感想やそれに対する作者の答えなどを、ちゃんとメモするようにうながしてあげれば、1回で終わるかもしれませんね。

賞に応募する予定なら枚数無制限で受け付けているところもありますが。お友達がもっと上手くなりたいとか、記念応募でいいから送ってみようかなと聞いてきたら教えてあげればいい話で、これについて質問者さんから特に言う必要性を感じません。

相談文に書いてある様子だとその小説には色々な要素が詰め込んであって、テーマコンセプトが定まっていない印象を受けます。作者と親しい関係の人からみても内容が複雑であるなら、身内贔屓のない一般的な読者だと間口が狭く読者はかなり絞られます。
他人に何かを伝えようとした場合、相手が許す時間の範囲で自分の言いたいことを、相手が理解できる言葉で伝えないといけません、つまり誰かに読んでもらいたいと思ったら、小説が面白いか決めるのは作者ではなく読者になります。
このことに気付くのは誰もが通る道ですが。
これをふまえてあなたからみてネットに投稿してどれくらの読者が読んでくれそうか、「どう見てもラノベではない」と客観的に判断できる相談者様なら、世間の人達が読んでくれそうかおおよその予想がつくのではないでしょうか。
ネット投稿したとしても感想がつかないのが普通です、成長に繋がる使い方をしたくてもでできない人が多いなかで、ネット投稿に最初から何かを期待してやるようなものでもありません。

お友達がもっと小説が上手くなりたいとかプロになりたいと言っているなら、”この53万3千字の小説を下地に世界観設定そのままで一番面白いところを応募のための新作として書いてみては”とか、例えば”このままどこかのサイトや賞に投稿するといった選択肢を教えてあげて”。
相手に今はその気がないなら、新作書いたらまた読むよくらいの距離感でいい気がします。相談者様からもらった感想でどこまで成長するか、感想をどう受け止めるかは本人次第です。伸びる人はほっといても伸びますし、そうでない場合はまだその時期がきていないだけの話なので、周りでみていると色々思うことはあるかもしれませんが、まぁ上手くなろうと思って苦労するのは本人(作者)なので温かく見守ってあげてください。
何かの参考になれば幸いです。

カテゴリー : その他 スレッド: 初めて小説を書き上げました。まず何をするべきですか?

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投稿日時:

元記事:小説の視点について

ずっと悩んでいることがあり、皆様の力をお借りしたいです。

私は前々から練っている構想があり、ジャンルが【多種族、ファンタジー戦争】として、今手をつけています。しかし、主人公がちょっと訳ありで、物語での伝えたい主軸となる真相を握ってしまっています。

主人公視点で書きたいのですが、主人公の始まりから書くと真相が開示されてしまい、その後の深掘りが難しくなってしまいます。そして、本編までの道のりがかなり長くなります。しかし、他の人を主人公にすると小説の主軸から外れてしまうという問題を抱えてしまっています。
人々の心情を細かく描写したいので、三人称はなるべく使いたくないです。

この場合、どのような視点で、どう書き始めるのがよりよく設定を活かせるでしょうか?
内容を極力出さないように書いたので、わかりづらいとは思いますが、よろしくお願いします。
質問などしていただければ、可能な限り答えさせていただきますのでよろしくお願いします。

上記の回答(小説の視点についての返信)

投稿者 大野知人 : 1

 うーん、別に『主人公視点だから全部書かなきゃいけない』ってわけでもないんだけど。ちょっと説明が難しいので、例を出します。
 
 ジャンル:探偵モノ、に見せかけたダークヒーローもの
 主人公:普段は探偵だが、人知れず町の悪を葬るヒットマンである
 あらすじ:探偵業を営む主人公の元へ、少女が訪ねてくる。少女は父を殺した犯人を捕まえてほしいと依頼し、探偵はそれを引き受けた。集められた容疑者たちはアリバイや動機に問題があり、犯人と断定しきれない状況だった。
 オチ :少女の父親は、裏であくどい事をしていた男であった。自分の娘すらいつか商売に利用しようとしていた。彼こそは昨晩、探偵がヒットマンとして殺した男である。
エンディング:『不慮の事故』を偽装して何とか関係者たちを騙した主人公であったが、気を抜いた隙に自分が犯人であることを少女に気付かれてしまう。だが、それと同時に『この町に潜む悪』に気付いてしまった少女は、父の仇である探偵を嫌悪しながらも、同時に信頼を寄せて共闘するようになっていく。二話に続く。

 みたいな作品があったとして、『探偵の主人公がヒロインの父親を殺すシーン』から書き始めるより、『探偵の元にヒロインが訪ねてくるシーン』の方が面白いと思いませんか?
 たとえ地の文が一人称だったとしても、『何を書くか』は作者が調整できる事柄です。
 上述の例の場合、『主人公がヒットマン』という事実を終盤まで隠しておいて、『やや論理的矛盾を孕みつつも、なぜか事故死だったことにこだわる主人公』『調べていく途中で、いくつもの不審事が明らかになる被害者』みたいな『謎』をちりばめる事でラストシーンでの真相の驚きにワンポイント加わるでしょう。

 そういう風に、『特定の秘密を抱えた主人公が、中~終盤までそれを抱えたまま話を進める』ような書き方でもよいのでは?

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 小説の視点について

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投稿日時:

ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン

プロ作家、編集者にアドバイスしてもらえる!勉強会で腕を高めあえる!小説で飯を食べていきたい人のための創作コミュニティ。学生には交通費1000円を支給。

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