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お話がツギハギでぐちゃぐちゃになってしまいました……。どうしたらいいですか? (No: 1)

スレ主 壱番合戦 仁 投稿日時:

 ええっと、壱番合戦 仁です。連投失礼します。

 自作の根本的な悩みを、皆さんに相談させていただきたいと思います。

 もともと僕の作品は、フリーランスプログラマーをやってらっしゃる「しぐれん」さんという人の指導の下、制作したものです。

 元は、前編の「白きエルフに花束を」のみで終わる話でした。
 当初、しぐれんさんは「主人公がアスペルガー症候群だと、2ちゃん界隈などの受けが非常に悪いからやめておけ」と言われたのですが、青二才だった僕はそれに反発し、無理やり主人公をアスペルガー症候群患者という設定にしてしまいました。

 今思えば、話しの構造上から考えても、止めておけばよかったのです。
 ヒロイン中心の話としてまとまっていたのですから、そこに主人公の強すぎる個性を足す事で制御できなくなってしまうことに気が付いていなかったのです。
 最初のプロットをログラインとして手短に説明すると、『親元から家出した一人息子の主人公が、転移先で美しい女の子を強姦魔に暴行されているところを救い、恋に落ちる。彼女の兄が破壊神になって暴れていることを、彼女を保護する団体の知らせから知り、二人は兄探しの旅へ出る』というものです。

 オチは「彼女の兄は最初から存在しなくて、破壊神の力に取りつかれていたのはアイルだった」「破壊神の力を不完全に取り入れたことで記憶の一部がめちゃくちゃになり、力に操られて無自覚なサイコパスになり、裏で暗躍していた」です。

 本当は、ここで完結しておけばよかったんです。でも、ここまでの簡単なログラインを見て違和感を感じませんか?

 僕は感じました。《なぜそうなったのか明確ではないからです》。
 彼女がいろいろ不幸だったのは間違いないにしても、その裏にあった背景やエピソードが抜け落ちています。また、バッドエンドとしては非常に後味が悪い事にも気が付きました。

 そこで、当初予定していなかった後編を作ることにしました。名前は、『黒木悪夢に撃砕を』。内容は、主人公をこの世界に送ってくれた張本人である『渡世の魔神』を倒せば、どんな願いでも一つだけ叶うという設定をつけて、適当に最終決戦させました。その魔神の力でアイルを転生させたのです。

 ところが今度は話が超展開過ぎてついて行けないという意見をもらったり、そもそもアイルが差別されている理由が設定だけに終始していて、関連のエピソードが全くないことに気が付きました。というか、新しく書いた後編が彼女の迫害を裏付けるものとして機能していなかったのです。

 それもあって、何故差別されるようになったのかの由来について語った昔話も作りました。今度は六族連合という組織を出しました。組織を作ったところまではよかったのですが、「悪の組織を主人公たちがぶっ潰す」という構図を理解していなかったので、背景設定だけになってしまいました。

 これではいかんと思い、役に立っていない『黒き悪夢に撃砕を』を丸々消去して、六族連合にアイルの弔い合戦を仕掛ける話を作りました。当然仲間も必要ですし、後編に華が無い事にも気が付いたので、いとこのサエリを登場させて、ライバルキャラに剣術士の冬峰 劫を出しました。

 こんな風に、話をどんどん継ぎ足している内に書くのがつらくなってしまいました。僕自身をモデルにして主人公を書いていますし、心の安定を図るための防衛機制として、親しい友人の前でだけ女性を演じる習慣があって、そのおかげでアイルの性格をコピーして二重人格の様な振る舞いをしています。

 キャラと自分が癒着してしまっているため、執筆がいつまでもやめられないのです。完成しない作品をずっと続けることでお話が非常にめちゃくちゃになってしまっています。

 いつの間にか、読者よりも書いている自分を優先している自分がいて、このままではプロになんて絶対になれないのではないかと煩悶しています。

 というかそもそも自分はプロになりたいのかすらも怪しいです。

 規則がゆるゆるなB型の作業所にすら通えず、将来の見通しが立たない中で好きを高じさせて、甘い目を見ようとしているだけなのでは?と自分の覚悟を疑ってしまいます。無論、出版業界は僕の様な甘ちゃんなどお呼びではないでしょう。

 書き始めたころは本当にプロになるつもりでした。ですが今や、暇つぶしと妄想を形にするための手段として悪用しています。

 もう一度初心に帰って、人を楽しませられる文章を書きたいです。そして、この自分のパーソナリティと癒着しきった、腐ったプリンのような物語を一度終わらせるべきでしょうか?

 皆様。どうか、迷える僕に道を示してください。心から、本当に本当にお願いします。

カテゴリー: ストーリー

この質問に返信する!

お話がツギハギでぐちゃぐちゃになってしまいました……。どうしたらいいですか?の返信 (No: 2)

投稿者 読むせん : 1 No: 1の返信

投稿日時:

とりあえず、自分のエゴを託すばかりで自分で産みだした、我が子のような作品を腐ったプリンというような作者はクソです。

ここは育児ノイローゼ相談所みたいなところだしね。

作品はおまえさんの子供みたいなもんだ。生ごみ扱いしてんじゃねー。
自分くらい、我が子の一番の味方であろうとしなさいな(´Д`)

まあそういう意味でも、壱番さんはレイヤ君達の「一番の敵」でしょうね。

お話がツギハギでぐちゃぐちゃになってしまいました……。どうしたらいいですか?の返信 (No: 3)

投稿者 サタン : 2 No: 1の返信

投稿日時:

まあ、私も確か一番最初の回答で「アスペを出さないほうがいい」と書いたと思うんですが、もう一度以前と似たようなことで答えます。
というかね、別に主人公がアスペでも問題ないんですよ。別にいいんです。反発もありません。
でもね、だからと言ってわざわざ「主人公はアスペです」と書く必要はないんですよ。
スレ主さんはご自身で同じミスをしたでしょう。
スレ主さんがアスペかどうかはどーでもいいんです。創作してて悩んでココに来てる。それが全て。
なのに「私はアスペです。障害持ちです」と最初に主張しまくって、ご自身の立場を悪くした。
「主人公はアスペです」とは、それと同じことを主人公にさせているだけで、なんの得にもならない設定なわけです。
別に主人公がアスペでも問題ないけど、それを言う必要はない。裏設定でいい。

それで、ツギハギだらけの本編ですが、まあ、そうなったら一度忘れるのが一番いいと思う。
特に説明不足な部分を設定で解決させようとしだしたら、もう割とグチャグチャになる一歩手前だと思う。
本筋が出来た後で付け足す設定なら問題ないけど、本筋の穴を補強するつもりで付け加える新設定は100%邪魔になる。

ゼロから作り直せればそれで問題ないけど、そう簡単にすぐに新しいアイディアは生まれてこないので、半年から一年ほどは作品のことは忘れて、まったく別のネタを考えるなりいっそ何も考えないなりで忘れたほうがいい。
一度忘れた後で、さあもう一度作ろうとなると、旧作を下敷きにまったく新しいアイディアで作り始めることが出来るので、現実的には「忘れる」のが一番だろうと思う。

やや無理矢理な方法では、可能な限りシンプルにしてみることですね。
スレ主さんの書きたい事は、信念なり想いなりいろいろ語ってたと思うけど、一番シンプルに余計なものを削ぎ落として話の骨格を作ると、ようは「自分のような主人公が差別されてる少女を助ける話」ってだけなので、それだけをシンプルに書いてみるといいと思います。
「主人公が差別されてる少女と出会う」「少女は差別されてる事で困っている」「主人公のおかげで悩みの一部が解消する」
めでたしめでたし。
そういう、シンプルな話。

だいたい、なんで「破壊神の兄=ヒロイン」なんて設定作っちゃったの? スレ主さんがやりたい事とは違うんじゃない?
主人公が異世界で行動するには目的がなきゃいけないし、じゃあ破壊神を討伐するって目的で……と考えたなら、おそらくはこの時点で間違ってると思うよ。
主人公はアスペ設定だけど、差別の象徴としてはヒロインの方だろうから、ヒロインの内側に「差別される原因」を作ってそれを退治するという、そういう表現なんだろうか?
でもそれでヒロインが死んでしまうとすると、これは「差別に負けた」という表現になってしまうと思うんだけども。

ヒロインが差別される理由ってんなら、別に「そういう呪いにかかってる」とかでいいじゃん。
「この世の全てに嫌われる呪い(主人公はこの世ではない異世界出身なので対象外)」とか、「ヒロインは自分の周囲に不幸をばらまく呪いがかかってる(アスペ主人公は自分がミスって失敗してるだけと思ってる)」とか。
後編なんて作らんでも、この場だけで設定は完結する。

とまあ、なるべく小さく、シンプルに、余計な贅肉を削ぎ落としてみるといいです。もしかしたら面白い経験ができるかもしれませんよ。
シンプルにして最後に残ったものを見ると、それまでの自分が思ってもなかった内容になったりします。
あれ? 俺こういう話を考えてたんだっけ? って。
で、そうしたらそこから、ゼロからのスタートです。

よくある、または体験談でもある事で、「せっかくここまで書いたんだから、使えるところは利用したい」とか「ネタは面白い所もあるから、流用できるかも」とか、そういう事を考えがちですが、
これもまた混乱の元なので、「せっかく書いたから」「もったいないから」といった考えは捨てたほうが良いと思います。
完結してないネタは流用しても穴だらけだから、その穴をふさぐためにまた継ぎ接ぎを……と同じことの繰り返しになる。
作者が混乱してる以上は、「完全に忘れて別作品を書く」か「リセットしてゼロから書く」かの二択じゃないかなと思う。

お話の基本構造に、どんでん返しを含んでいたんです。 (No: 4)

スレ主 壱番合戦 仁 : 1 No: 3の返信

投稿日時:

 破壊神になるためには、破壊神の名前を自分に付けなくてはいけません。でも、儀式に失敗すると呪いがかかります。ですから、サタンさんの推測である意味あっているわけです。

 ところがご指摘の通り、破壊神はアイルだったという展開を盛り込むことで、「えげつないバッドエンドになったけど、これはこれでいいじゃん!」ということに気が付いてしまいます。

 周囲やネット上での反響も上々で、「これで行こう!」となってしまったわけです。これに味を占めてぐちゃぐちゃにしてしまったわけです……。

 これね、書き損ねた事だったんですけど、今になって思い出しました。
 彼女の種族が嫌われているから迫害されているという設定は、当初はそこまで強くありませんでした。

 そもそも、呪われて頭おかしいからから嫌われているという真相にするつもりでした。
 それが、民族差別を背景にした一大冒険譚に膨れ上がって、まあ恐ろしいことに……。

 とりあえず、小さ目に書き直してみます。ありがとうございました。

お話がツギハギでぐちゃぐちゃになってしまいました……。どうしたらいいですか?の返信 (No: 5)

投稿者 鬼の王の墓標 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

もうこの作品のことは諦めて次のタイトルを良作にすることに専念してはいかがですか?
別の回答者様に実際に言われたことの受け売りになるのですが、一つの作品にこだわりすぎる方は技術面がおろそかになることが多いそうです。
それにご自身でも仰られているように、既に問題が多い作品であることが確定しきっているではありませんか。

これは勝手な持論なのですが、私はプロアマ問わず作品を手に取る場合基本的に完結済みの作品しか取りません。
理由は露骨な打ち切り展開を見るのが嫌だからです。
もっともこのクセは新作の業界研究が欠けている遠因になっているから、決して褒められたクセではないとも思っていますが。

あなたの作品の場合は形式上は「黒き悪夢に撃砕を」で完結しています。
それなら私は途中で投げだしたことにならないと思うのですよ。作品を完結したという経験値は確実にあなたに入っているはずです。
その経験値は確実に次につながるはずです。
だからこれ以上努力しても良作になる見込みがないと判断したなら、ここで終わりにするのもありだと私は判断します。
もちろんこれについては強要するつもりはありません。壱番様がどうしても続けたいならそれはそれで構わないでしょう。
ですが世の中には必要な諦めというものも確かにあります。私の提案がそれに当てはまるかどうかは壱番様がご自身で判断してください。

そう言っていただけると、とてもありがたいです。 (No: 8)

スレ主 壱番合戦 仁 : 0 No: 5の返信

投稿日時:

 おかげで安心できました。また、次作に取り組んでみたいと思います。相棒とは、自作も一緒に作るのかをきちんと話し合ってい見たいと思います。

 如月さんの言葉に救われました。本当にありがとうございます。

お話がツギハギでぐちゃぐちゃになってしまいました……。どうしたらいいですか?の返信 (No: 6)

投稿者 あまくさ : 2 No: 1の返信

投稿日時:

このスレの文面は、前半が自作のストーリーがバラバラになってしまったことについて、後半はご自身の創作姿勢についての悩みになっています。とりあえず前者について思ったことを少し書いてみますね。

>最初のプロットをログラインとして手短に説明すると、『親元から家出した一人息子の主人公が、転移先で美しい女の子を強姦魔に暴行されているところを救い、恋に落ちる。彼女の兄が破壊神になって暴れていることを、彼女を保護する団体の知らせから知り、二人は兄探しの旅へ出る』というものです。

>オチは「彼女の兄は最初から存在しなくて、破壊神の力に取りつかれていたのはアイルだった」「破壊神の力を不完全に取り入れたことで記憶の一部がめちゃくちゃになり、力に操られて無自覚なサイコパスになり、裏で暗躍していた」です。

これは単なる要約で、ログラインになっていません。この数行の文章からしてすでに内容がバラバラだからです。

ログラインというのは「作者が書きたいことの核心」を、「作者自身が明確に把握する」ために作るものです。

ですから、こんなに複数の要素を混ぜ込んではいけません。ログラインは内容を徹底的に取捨選択し、たった一つの狙いだけにしぼります。その結果、「え?、ここまで削ってしまうの?」と驚くほどのものになります。

サタンさんの返信から失礼して引用させていただきますが、

>自分のような主人公が差別されてる少女を助ける話

極端に言えば、これがログラインです。
ただし、壱番合戦さんの作品のついての「真のログライン」かどうかはわかりません。サタンさんも私も壱番合戦さんではありませんから、作品の本当の狙いが何なのかはわからないからです。

あくまで「他人からみた想像」としてなら、私もサタンさんがおっしゃっているように「自分のような主人公が差別されてる少女を助ける話」が書きたいというのが壱番合戦さんの本音なのかなとは思います。

しかしですね。次、ちょいと私の個人的な見解になってしまうかもしれませんが、

作者の願望と作品のコンセプトは違うんじゃないかと思うんですよ。

願望をコンセプトに変換することも可能でしょうが、それにもテクニックが必要です。少なくとも自分自身の願望から距離をおいて客観視できなければ上手くいかないと思います。

さて。
そんなことを考えながら壱番合戦さんの要約をもう一度見てみますね。

>親元から家出した一人息子の主人公が、転移先で美しい女の子を強姦魔に暴行されているところを救い、恋に落ちる。

これはログラインとしては不要です。「親元から家出した」「一人息子」という要素に何か重要な意味があるのでしょうか? 作者の頭の中ではあるのかもしれませんが、少なくともこの要約を読んだだけでは分かりません。
だとしたら、

重要だと思っているのは根拠の薄い思い込みで、実はさほど重要ではないのかもしれない。

そう疑ってみることをお勧めします。
疑ってよく考えた結果、「やはりこれはとても重要だ」という結論になるなら、それはそれでいいのですが。
そう結論づけたとしたら、「家出」や「一人息子」ということが主人公にとってどういう意味があるのか再確認できたはずですよね? それはストーリーの根幹に関わる何らかの心の闇、疎外感とか劣等感とか、そんなような何かなのだと思います。
だとしたら重要なのは家出とか一人息子とかいうような具体的な事象ではなく、それにつながる主人公の心の中の何かだとわかります。

ログラインというのは、作者自身が自作を振り返ってそういったことに気がつくために作るものです。

>美しい女の子を強姦魔に暴行されているところを救い

「美しい」が重要なら、「美しくなければ助けなかったの?」という話になってしまいます。これは「作者の願望」か「読者サービス」のどちらかと思われます。
「強姦魔に暴行され」も、ヒロインが強姦魔の劣情を誘う強烈なフェロモンでも発していて、それがストーリーの核心的な部分に関わっているのでなければ不要です。
重要なのはヒロインが何らかの理由で差別されているということなので、強姦魔云々はそれとあまり関係ないんですね。強姦魔なら差別されていない少女でも襲うでしょう? 実際のストーリー展開の中では強姦魔に襲われたことにしてもかまいませんが、そのエピソードは「置き換え可能」であり、本質ではないということです。
 要するに主人公が差別されている女の子を救い、その結果どうなるのかを端的におさえることがログライン・レベルとしては重要です。だから、

>自分のような主人公が差別されてる少女を助ける話

こちらの方がログラインらしいと言えます。

ところで。

壱番合戦さんの要約には、もう一つ重要なシークエンスがあります。

>彼女の兄が破壊神になって暴れていることを、彼女を保護する団体の知らせから知り、

>彼女の兄は最初から存在しなくて、破壊神の力に取りつかれていたのはアイルだった

これは、悪くないアイデアかなと。
こういうドンデン返しは必ずしも珍しいものではありませんが、謎を提示してラストでひっくり返すストーリーはそれなりに需要があると思います。真相をうまく隠すことに成功すれば、けっこう面白い作品に仕上がる可能性があります。

まとめると上記の要約から窺われるこのストーリーのログラインは、

(1)主人公が差別されている少女を助け、その結果~~になる話。

(2)ヒロインが主人公と共に破壊神になった兄を探す旅に出るが、実は兄は存在せずヒロインこそが破壊神に取りつかれていたことが明らかとなり、悲劇的な結末をむかえる話。

このどちらかということになります。(1)と(2)が複合するストーリーを作ることも可能でしょうが、あくまでどちらかを主軸とし、主軸の効果を損なう要素が入り込まないように注意する必要があります。(1)には願望充足的な狙いがあるのでストーリーは王道的な方がよく、一方(2)は展開の面白さや意外性を優先させるために読者の期待は裏切る可能性があり、よって王道とは相性がよくありません。それゆえ欲張って「いいとこ取り」をしようとすると破綻してしまうんです。

もし御作をさらにリニューアルするなら、以上のことに留意してストーリーの主軸と枝葉を取捨選択してプロットを組みなおしてみるといいように思います。その際、ブレない単一の狙いを明確に意識して、それにそぐわないエピソードや設定は未練なく捨てることをお勧めします。

人気回答!創作姿勢の悩みについて (No: 7)

投稿者 あまくさ : 3 No: 6の返信

投稿日時:

後半の創作姿勢についての悩みについて。

>もう一度初心に帰って、人を楽しませられる文章を書きたいです。そして、この自分のパーソナリティと癒着しきった、腐ったプリンのような物語を一度終わらせるべきでしょうか?

それは壱番合戦さん自身が決めることです。

ただ。

私は壱番合戦さんの作品を腐ったプリンとは思いません。しかし自身の作品をそこまで卑下してしまう今の心の状態はよくないです。
はまってしまってそういう気持ちから抜け出せないのなら、一度リセットした方がいいかもしれませんね。

>一度終わらせるべきでしょうか?

とのご質問ですが、「そうですね、その方がよいと思います」と返されたら終わらせることができますか?
それをよくよく考えてみてください。

終わらせることができるなら。
気持ちを切り替えて、まったく別の作品に取り掛かるめどがあるなら。
新作のアイデアや、こんな話なら書いてみてもいいかも? という意欲が少しでもあるのなら。

迷わずそちらに気持ちを向けることをお勧めします。
あなたの今の作品がダメだからではなく、ご自身でも危惧するほど作品と癒着しているのなら、そこから一旦離れた方がいいと思うからです。

でも、ひょっとして。
考えてみた結果、今の作品をどうしても諦めきれないと感じたなら。
それならそれでしょうがないです。だって癒着してるんですから。
だったら作品そのものにはトコトンこだわりつつ、癒着という状態に「強制リセット」をかけてみましょう。

具体的にどうすればいいかは、技術的には簡単です。

主人公のアスペルガー設定をきっぱり捨てましょう。

私からこの提案をするのは初めてのはずです。アスペルガーはうまく育てれば壱番合戦さんの持ち味にもなりうる部分なので、安易にやめるようには勧めたくなかったんです。
でも、割り切って作品との癒着を切り離したいということなら、アスペルガー設定を捨てることが第一歩になりそうな気がします。

検討してみてください。

普通の主人公を書けないかもしれません。常識的な描写をするにはどうしたらいいですか? (No: 9)

スレ主 壱番合戦 仁 : 0 No: 7の返信

投稿日時:

 基本的に、僕は一般常識から少しかけ離れているところがあるので、主人公の心理描写をするとなんとなく僕のオナカマっぽくなっちゃうと思います。

 その辺には問題はありませんか?

 もしかして、常識人っぽさを強調すれば少し変わっていても問題はないのでしょうか。

ちなみに、常識人を書く自身はそれなりにあります。 (No: 10)

スレ主 壱番合戦 仁 : 0 No: 9の返信

投稿日時:

 異彩を放ってしまうかもしれません。ですが、それなりに『僕が思う』普通の人はかけるはずです。あくまでも僕の想像でしかありませんが、フィクションなんてそんなものですよね?

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タイトル:お話がツギハギでぐちゃぐちゃになってしまいました……。どうしたらいいですか? 投稿者: 壱番合戦 仁

 ええっと、壱番合戦 仁です。連投失礼します。

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 元は、前編の「白きエルフに花束を」のみで終わる話でした。
 当初、しぐれんさんは「主人公がアスペルガー症候群だと、2ちゃん界隈などの受けが非常に悪いからやめておけ」と言われたのですが、青二才だった僕はそれに反発し、無理やり主人公をアスペルガー症候群患者という設定にしてしまいました。

 今思えば、話しの構造上から考えても、止めておけばよかったのです。
 ヒロイン中心の話としてまとまっていたのですから、そこに主人公の強すぎる個性を足す事で制御できなくなってしまうことに気が付いていなかったのです。
 最初のプロットをログラインとして手短に説明すると、『親元から家出した一人息子の主人公が、転移先で美しい女の子を強姦魔に暴行されているところを救い、恋に落ちる。彼女の兄が破壊神になって暴れていることを、彼女を保護する団体の知らせから知り、二人は兄探しの旅へ出る』というものです。

 オチは「彼女の兄は最初から存在しなくて、破壊神の力に取りつかれていたのはアイルだった」「破壊神の力を不完全に取り入れたことで記憶の一部がめちゃくちゃになり、力に操られて無自覚なサイコパスになり、裏で暗躍していた」です。

 本当は、ここで完結しておけばよかったんです。でも、ここまでの簡単なログラインを見て違和感を感じませんか?

 僕は感じました。《なぜそうなったのか明確ではないからです》。
 彼女がいろいろ不幸だったのは間違いないにしても、その裏にあった背景やエピソードが抜け落ちています。また、バッドエンドとしては非常に後味が悪い事にも気が付きました。

 そこで、当初予定していなかった後編を作ることにしました。名前は、『黒木悪夢に撃砕を』。内容は、主人公をこの世界に送ってくれた張本人である『渡世の魔神』を倒せば、どんな願いでも一つだけ叶うという設定をつけて、適当に最終決戦させました。その魔神の力でアイルを転生させたのです。

 ところが今度は話が超展開過ぎてついて行けないという意見をもらったり、そもそもアイルが差別されている理由が設定だけに終始していて、関連のエピソードが全くないことに気が付きました。というか、新しく書いた後編が彼女の迫害を裏付けるものとして機能していなかったのです。

 それもあって、何故差別されるようになったのかの由来について語った昔話も作りました。今度は六族連合という組織を出しました。組織を作ったところまではよかったのですが、「悪の組織を主人公たちがぶっ潰す」という構図を理解していなかったので、背景設定だけになってしまいました。

 これではいかんと思い、役に立っていない『黒き悪夢に撃砕を』を丸々消去して、六族連合にアイルの弔い合戦を仕掛ける話を作りました。当然仲間も必要ですし、後編に華が無い事にも気が付いたので、いとこのサエリを登場させて、ライバルキャラに剣術士の冬峰 劫を出しました。

 こんな風に、話をどんどん継ぎ足している内に書くのがつらくなってしまいました。僕自身をモデルにして主人公を書いていますし、心の安定を図るための防衛機制として、親しい友人の前でだけ女性を演じる習慣があって、そのおかげでアイルの性格をコピーして二重人格の様な振る舞いをしています。

 キャラと自分が癒着してしまっているため、執筆がいつまでもやめられないのです。完成しない作品をずっと続けることでお話が非常にめちゃくちゃになってしまっています。

 いつの間にか、読者よりも書いている自分を優先している自分がいて、このままではプロになんて絶対になれないのではないかと煩悶しています。

 というかそもそも自分はプロになりたいのかすらも怪しいです。

 規則がゆるゆるなB型の作業所にすら通えず、将来の見通しが立たない中で好きを高じさせて、甘い目を見ようとしているだけなのでは?と自分の覚悟を疑ってしまいます。無論、出版業界は僕の様な甘ちゃんなどお呼びではないでしょう。

 書き始めたころは本当にプロになるつもりでした。ですが今や、暇つぶしと妄想を形にするための手段として悪用しています。

 もう一度初心に帰って、人を楽しませられる文章を書きたいです。そして、この自分のパーソナリティと癒着しきった、腐ったプリンのような物語を一度終わらせるべきでしょうか?

 皆様。どうか、迷える僕に道を示してください。心から、本当に本当にお願いします。

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