小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

わさびさんの返信一覧。投稿の古い順4ページ目

元記事:社会的属性の返信

はじめまして。
あなたが考えたそのキャラクターは、どんな風に歩くでしょうか。
胸を張って堂々と?
小さな歩幅で小走りに?
人間性は、言葉選びひとつ、足運びひとつにまで現れます。
内面を考えるのが得意なら、まずは考えた『彼』もしくは『彼女』を歩かせて見るのはいかがでしょうか。
歩き方が想像できたのなら、では、足の大きさは?どんなデザインの靴が好き?その靴に合うのはどんな服?それを纏うキャラクターはどんな姿をしている?
……と、足元から順々に、姿形が見えてくるのではないでしょうか。
紙の上で煮詰まったなら、とりあえず歩かせてみましょう。

上記の回答(社会的属性の返信の返信)

スレ主 わさび : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
これ以上、想像を膨らませるのは無理そうです。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 社会的属性

この書き込みに返信する >>

元記事:物書きのトレーニングの返信

物語作りは人それぞれの方法論があるので、正直、人に教えられるようなものではないと思ったりしてます。
私はよく持論を展開させたりしますが、それもあくまで参考であって正解など一つもない事しか言えてないと思います。

私の場合は、オチを最初に考えるってやり方をしています。
初心者の頃からこの方法があるって事は知っていたのですが、何もできてない状況でどうやってオチを考えるのか意味がわからず、この方法に落ち着いたのは何年もたった後でした。
オチを最初に考えるというのは実は簡単なことで、別の言い方をすれば、最初にオチを導き出す、という感じだなと思ってます。
やり方は、
まず書こうと思ってる物語のイメージを端的に文章に起こします。
最初はイメージしかないので、文章に起こしづらいと思います。
例えば「勇者がヒロインと恋をしつつ魔王との戦いに勝利して世界を守ることになる」みたいな。
わかりますかね、これいろんな要素が積み込まれてる。これを一気に物語にしようとするから大変なわけです。
なので、分解する。
「勇者が魔王を倒す話」「勇者が世界を守る話」「勇者がヒロインと恋をする話」etc
すごくシンプルになりました。
この中でメインになる「話」を決める。
「勇者が魔王を倒す話」に決めたのであれば、この一文の文章構造に目を向けてみる。
主語は当然のこと「勇者が」です。
主語というのは一文の主役なので、そしてこの一文を膨らませたものが小説になるので、小説の主役は「勇者」ということになります。
述語ないし述部は「魔王を倒す」という部分です。
述部は主語に対して何かを述べる部分またその機能を果たす部分を指します。
ようするに、「主人公が何なのか」を示す部分で、物語のオチになる部分になります。
「魔王を倒す話」なんだから魔王を倒さないと話にならない。だから「魔王を倒す」という述部がそのままオチになる。
これはどんな物語でも同じ。述部がオチにならなければ話が変わってしまう。
つまり、自分がいま考えてる物語のオチは「魔王を倒す」という事なんだ、と導き出せる。

これでオチ、すなわち執筆のゴールが定まりました。ならばあとは邁進するだけ。
最初のうちは設定は考えないほうが良いと思います。
「魔王を倒す話」は、どんな設定であれ「魔王」を倒さなければならないし、倒せば話は終わるので、この事に対し、設定はどうでもいい事だからです。
でも面白い設定があることで物語は面白くなるってことも一つの事実ではあるのですが、同時にそれは「◯◯の設定があるからスマートに魔王を倒せない」って事になるので、設定はむしろ書きにくくなる要素にしかならない。そういうデメリットしか生まないのが初心者の設定作りだと思います。
まずは自分に「物語が作れる」という自覚を生むことが大事だと思うので、邪魔になるものは排除したほうが良いでしょう。

さて。オチは定まった、設定は極力考えないとした、では話の流れはどうするのか。
これも「勇者が魔王を倒す話」から導き出せます。
まずは主語と述部で切り離して考える。
「勇者が」「魔王を倒す」
この一文はシンプルに考えるにあたって切り離した要素が一つあります。
それは「どのように?」という部分。
まずはそれを考える。
「勇者が」「覚醒して」「魔王を倒す」
となる。ものすごく適当です。
この3要素だけで物語になってるっちゃなってるんですが、更に細かくしていくと、
3要素の前2個と後2個で同じように「どのように?」を考える。
「勇者が」「仲間の死で」「覚醒する」
「覚醒して(した勇者が)」「苦難を乗り越え」「魔王を倒す」
まとめると
「勇者が」「仲間の死で」「覚醒し」「苦難を乗り越え」「魔王を倒す」
となる。

ここまで来たら三幕構成に当てはめれば簡単なんだけれども、すごく簡単に書くと、
「勇者が」
これはキャラ説明や状況の説明をする場面になる。「勇者はどのような人物か?」を書く場面。だから、「弱くても負けない心の強さがある」とか考えてるならそれを書ける場面を置く。「何度もぶちのめされて満身創痍だけど相手に食らいついて厄介者を追い返す」とか。
「仲間の死で」
この部分は物語のターニングポイントになる場面で、これを切っ掛けに物語が動くことになる。だから例えば「主人公の唯一の親友が魔王軍に殺されてしまう」とか。
「覚醒し」
三幕構成ではミッドポイントと呼ばれる場所で、この場面を切っ掛けに物語が収束する(オチに向けて突っ走る)ことになる。
例えば「それまで主人公が弱く受け身の戦闘だったのが、覚醒したことで攻勢に出ることになる」みたいな。
「苦難を乗り越え」
ここはわかりやすく言えばクライマックスに当たる。思いつかないので適当に「死んだはずの親友が立ちふさがり、主人公は親友を打ち倒す」とかにしますかね。
「魔王を倒す」
言うまでもなくオチに当たる。

一応。設定を考える場合は、この時点で考えています。
「死んだはずの親友が」と適当に書きましたが、いきなりそんな展開になってもおかしいので、「親友は実は魔族の一人だった」とか「親友はアンデットになった」とか適当に理由を考えます。
物語を考えてから、それが通る設定を考える。

さて、この構成を踏まえて、「勇者が」つまり「勇者とはどのような人物か?」をテーマに「シンプルな一文」で話を作ってみる。
「勇者は弱いけど絶対に逃げないという話」
そして同じことを繰り返し、主語と述部で切り離して、「どのように」を追加して3~5個の要素にする。
「弱い勇者は」「格上の敵に脅されても」「食らいついてでも」「守るべきものを守るため」「絶対に逃げない」
こんな感じ。
これを5つの要素全てでやる。
そうすると合計25個の要素ができる。
そしたら、「弱い勇者」これを表現できる場面を考える「勇者・主人公は弱いです」というエピソード。
例えば「幼馴染の女の子にいじめられている」とか。
そしたら、「主人公は幼馴染の女の子にいじめられてる」って場面を文章に起こしてみる。
これは物語を書くのではなく「そういう場面」を書くだけなので、たぶん初心者でも出来るはず。
出来なければ「朝起きてから今に至るまでの自分の出来事」を文章に起こしてみましょう。出来るはず。

で、「そういう場面」を文章に起こせたなら、これはそのシーンが書けたってこと。
そして、こうしたシーンは合計25個あるので、ざっと平均3000~5000文字で書けたとしたら、単純計算で75000~125000文字の中編~長編の作品が書けるってこと。
「そうした場面」は物語ではなく出来事を書いてるだけだけど、その連続は「勇者が魔王を倒す話」なので、結果的に「勇者が魔王を倒す話」が書けたって事になります。

えらい長くなったけど、私の創作方法はこんな感じなので、
トレーニングをする場合はプロット、すなわち「勇者が魔王を倒す」の工程を作るってことになります。
今回は「面白さ」については触れてないけど、面白い話はプロット時点で面白いので、では「覚醒」が安直だったかな? とか「仲間の死」は切っ掛けなだけだからもっとソフトにすべきかな? とかいろいろ考える。
親友が復活するのは唐突だから、そこで考えた要素の一つを前のほうに置いとくかな、とか。
面白さは変化と落差だと思ってるので、そこを意識していろいろいじるかな。
これで「物語」のトレーニングになってると思ってます。
演出面では、例えば「弱い勇者」が「どのように弱いのか?」を書くに当たって、「幼馴染(一般的弱者)にも負ける」というのはストレートな表現すぎるから、もう少し尖ったほうがいいかな、でも序盤だしわかりやすいほうがいいか、とか、そういった部分の発想をしたり、表現の仕方を考えたりしてます。
とある作家は「夏の暑さを表現するなら、木陰の涼しさを書くべきだ」と言ってたりして、表現というのはストレートに書くだけではないですからね。
あとは「そうした場面」をどうやって文字に起こすかですね。最近はやってませんが、ともかく「こういう場面」とプロットで決めたのであれば執筆はそれを文字に起こすだけなので、「文字に起こす」という作業をいかに素早く出来るかが執筆速度になる。このトレーニングとしては日記をつけるのが一番良いと思います。

上記の回答(物書きのトレーニングの返信の返信)

スレ主 わさび : 1 投稿日時:

返信ありがとうございます。
日記はわりと書き綴っているほうです。
オチの三段構成についても何を書きたいか思いつかないというか……。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 物書きのトレーニング

この書き込みに返信する >>

元記事:物書きのトレーニングの返信

まず、なんでもいいので始まりと終わりを考えます。

短編1)
朝ご飯をたべ始めた。
朝ご飯をたべ終わった。

短編2)
仕事が始まった。
仕事が終わった。

短編3)
コーヒーを飲み始めた。
コーヒーを飲み終わった。

これだけだと何が言いたい文章か本人にしかわかりません。
そこで事件を入れます、事件といってもすごく簡単なやつです。
ピーマンが大嫌いで食べられないのに朝ご飯にピーマンがでてきた! 殺意がわいた!!
ブラックコーヒーが苦くて飲めないのに、ブラックコーヒーがでてきた!
そしてこれはよく言われることですが物語の最後には、何かしらの成長もしくは変化がいります。
整理するとこうなります。

短編1)
始まり:朝ご飯でピーマンが食べられなかった
終わり:朝ご飯でピーマンが食べれるようになった、俺は成長した俺に変化が起きた

短編3)
始まり:コーヒーをブラックで飲めなかった
終わり:コーヒーをブラックで飲めるようになった、私は成長した私に変化が起きた

事件があって、何かしらの成長・変化が入っていると内容は伝わりやすくなります。
そして次を考えていきます。

短編1)の朝ご飯でピーマンが食べれるようになった、俺は成長した
これってどんな短編ストーリー
短編3)のブラックでコーヒーが飲めなかった私が飲めるようになった、私に変化が起きた
どうすればこんなことが起こったって分かる文章が書けるんだろう?

というのを物語にして書いていくわけですが、ここで詰まるわけです。
異母兄弟で財産の相続でなんか揉めているって、どんなストーリーがいいんだろう?
どうすれば異母兄弟で財産の相続でなんか揉めている、が起きるんだろう?
わけが分からない……アイデアなんて浮かばないといった感じです。

整理してみます、まずは始まりと終わりですね。
異母兄弟で財産の相続でなんか揉めている、が始まった。
異母兄弟で財産の相続でなんか揉めている、が終わった。

そして終わりに、成長または変化です。
異母兄弟で財産の相続でなんか揉めている、が終わると、俺はヤクザを卒業した(成長)
異母兄弟で財産の相続でなんか揉めている、が終わると、大金が手に入った(変化)

まとめるとこうなります。
異母兄弟で財産の相続でなんか揉めている、が始まった。
異母兄弟で財産の相続でなんか揉めている、が終わった。
大金が手に入った俺はヤクザを卒業した。(オチ)

成長と変化は、オチに繋がっているわけですが。
まだこれだけではどこが面白いのか人には伝わりませんし、文章もでてきません。
そこで次です。


始まり

終わり
C(オチ)

最初はこのような形をイメージしながら話を書いてみましょう。
A、『事件』に出会います
B、『ピンチ』になります

短編1)ならこんな感じです。

A:けいい・いきさつを書きます。
始まり:朝ご飯でピーマンが食べられなかった
B:大ピンチの状況を書きます。
終わり:朝ご飯でピーマンが食べれるようになった
C(オチ):俺は成長した

Aでは、なぜピーマンが嫌いになったかのけいい・いきさつを書きます。
Bでは、大嫌いなピーマンを食べなければならない大ピンチの状況を書きます。

A:幼稚園のお遊戯会でじゃがいも王子の子分のピーマン役をやった。後で好きな女の子に「俺のピーマンどうだった? ヘタの輝き具合とか最高だったでしょ」って聞いたら、ピーマンごときが調子にのってんじゃねーぞって馬鹿にされた。それから俺はピーマンが嫌いになってしまったのだ。
今日の朝ご飯でピーマンがでた。
B:高校で好きな女の子がハンバーガーに入ってるピーマンが大好きと言っていたのを、とうとつに思い出した。そりゃピクルスだろ! とツッコミをいれたくなったが、もし本当に彼女がピーマン好きだったら将来同棲した時に困る。ピーマン大嫌いだけど大好き演技の練習をしよう。でもやっぱり嫌いだ。でも食べて克服しないと。でも嫌いだ……(大ピンチ)
朝ご飯でピーマンが食べれるようになった
C(オチ):俺は成長した

――――


始まり:異母兄弟で財産の相続でなんか揉めている、が始まった。

終わり:異母兄弟で財産の相続でなんか揉めている、が終わった。
C(オチ)

Aでは、異母兄弟で財産の相続でなんか揉めているという事件と、どうやって出会ったか。
Bでは、異母兄弟で財産の相続でなんか揉めているで、どう大ピンチになっていくか。

最初はアイディアよりも簡単なこと。
アイディアはコツを掴んでからでもいいと思います。

A:高校から帰ると家の前に見知らぬ車が停まっていた。(けいい、いきさつ)
始まり:異母兄弟で財産の相続でなんか揉めている、が始まった。
B:親族が俺に財産放棄するように迫ってくる。(大ピンチ)
終わり:異母兄弟で財産の相続でなんか揉めている、が終わった。
C:財産放棄した(オチ)

といった感じ、ABCを変えればいくらでも違った展開の物語になります。
このようなものを書いてから、後はここに文章をつけていくと小説になります。
何かの参考になれば幸いです。

上記の回答(物書きのトレーニングの返信の返信)

スレ主 わさび : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。前スレも観てくださったようでorz
異母兄弟がなんちゃらがやりたいと語りましたが、物語の主軸でないところでやりたいのです。
要するに物語のコアとなる部分が思いつかないし、無理矢理コアとなる部分を作ろうとしてもやる気が出ない(←?)

そして異母兄弟が揉めて~っていうのも、内心書けないよなぁと感じています。
ネタ帳はあるにせよ、書けられたらいいところをメモっているだけです。素晴らしいアイデアではありません。
このネタたちも塩漬けにされたままなんだろうなぁと思います。

とことん私は才能のないやつですね。
小学生のころ、下手糞なりに妹と漫画を描いていたことがあります。
昔は物語を一応作れたのになぜなのでしょうか(聞かれても困る)。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 物書きのトレーニング

この書き込みに返信する >>

元記事:物書きのトレーニングの返信

(1)

まず、自分なりの基本形をいくつか作っておくといいです。

参考として、ブレイク・スナイダーの『SAVE THE CATの法則』という本から。この本の著者によると、物語には以下の10種類の型があると言います。

1)家の中のモンスター
2)金の羊毛
3)魔法のランプ
4)難題に直面した平凡なやつ
5)人生の節目
6)バディとの友情
7)なぜやったのか?
8)バカの勝利
9)組織の中で
10)スーパーヒーロー

こういうの別に鵜呑みにする必要はないのですが、ご自分で考えても思いつかないか、もしくは考えるのが面倒くさかったら遠慮なく使っちゃいましょう。

注意を要するのは、これらはパターンを象徴的な言葉で表現しているということ。例えば「家の中のモンスター」というのは「家の中」だけに限定されるわけではありません。逃げ場のない閉ざされた空間の中で危険に遭遇するパターンのストーリーという意味で、それを分かりやすく覚えやすいように「家の中のモンスター」と表現しているわけです。危険な奴もモンスターだけではなく、サイコパスな殺人鬼でもいいし、病原菌とかでもいいわけです。

2の「金の羊毛」は何かを求めて旅に出る物語で、ワンピースなんかが当てはまるかと。3の「魔法のランプ」は日本流なら『ドラえもん』の「ひみつ道具」に置き換えれば分かりやすいと思います。
4・5・6は説明の必要はないでしょう。
7の「なぜやったのか?」というのは、あるキャラクターの異常な行動を、「誰がそれをやったのか?」よりも「どうして、そんなことをしてしまったのか?」で考えた方がストーリーは作りやすいということです。
8の「バカの勝利」は要するにドタバタ喜劇。
9の「組織の中で」の「組織」というのは、知らず知らずのうちに非人間的な論理に支配された巨大な組織と考えてください。大病院とか警察組織とかってイメージすれば、テレビ・ドラマなどにいっぱいあるでしょう? 巨大というほどではないですが、管理主義的な学校でもいいです。そういう中で主人公が人間性を取り戻そうとする物語です。
10も説明の必要はないかと。最近の日本のアニメなら『僕のヒーローアカデミア』とか『ワンパンマン』とか、ああいうアレンジもありますね。

他にご自分の好きな小説とかアニメとかで「こういうのもあるぞ」というなら追加してもいいです。日本の場合、王道の一つにスポコンものというのがあって、『ガルパン』はそれのパターンをうまく取り入れていたりします。実際のところガルパンの大筋って『ドカベン』と『キャプテン』と『リングにかけろ』を足して割った感じです。
あとは、サタンさんがよく言われる「魔王を倒す話」でもいいです。
それと一人の書き手が10個ものパターンを使い分ける必要はなく、自分に合ったものを多くても3つ4つくらいで十分でしょう。

アイデアやキャラを思いついたときに、「このキャラ(アイデア)ならこのパターンのストーリーと相性がいいんじゃないかな?」というのをいくつか用意しておくことです。

(2)

ストーリーは入れ物、アイデアやキャラは中身です。その両方が組み合わさらないと物語はできません。
三題噺は創作のトレーニングとして優秀な方法だと思いますが、どっちかというと中身を作るのに向いた方法なんですね。ランダムな言葉を組み合わせることによって意外性のあるアイデアを得るというのが目的です。
でもそれだけだと、アイデアをストーリーとして展開する方法が分からないんですね。それが、わさびさんが三題噺でつまってしまう原因ではないかと。

ちょっと、やってみますね。

ネットに三題噺を出題してくれるサイトがあるので、それを使ってみました。

「棘。漁師。レストラン」と出ました。

これだと普通に思いつくのは、漁師がレストランに行くのか、漁師がレストランをやっているのかですね。
漁師がレストランに行くとしたら、魚料理は飽きているから別のものを食べたいと思ったというようなことが考えられます。で、探していたら「棘料理」の店というのがあって。で、棘料理ってなんだ?というのがアイデアになります。
棘料理で考えるとブラックユーモア寄りのショートショートになりそうですが、ファンタジーにするなら棘を角に変えてみます。めったに入荷できない超希少な食材のユニコーンの角とか。

もっと極端なことを考えるなら、「漁師料理」とか。漁師のまかない料理かと思ったら、漁師を食材にした料理だったというホラー。う~ん、これだとなんか宮沢賢治の『注文の多い料理店』のパクリみたいだな。

とか何とか、三題噺っていうのは考えるんだけど、これだとたまに面白いアイデアは浮かぶけど、いまいち発展性がないんですね。
漁師を主人公にするとして、場所は何らかのレストラン。で、棘にまつわる奇妙なできごとに遭遇する。この範囲を出にくいんです。

そこで、お題にはないけどヒロインを出してみることにします。
それだけで話はだいぶ広がります。
漁師が不思議なレストランに入り、不思議な料理人の少女に出合った話。または、ヒロインの方が不思議なレストランに行くのでもいいです。
アイデアも棘だけで小さくまとめる必要はなく、それこそ最終的には「魔王を倒す話」にすることにして、棘だかユニコーンの角だかがそのための重要なキーアイテムとしてもいいわけです。

そこで、最初に説明した、いくつかのストーリーの得意パターンというのが活きてきます。
例えば、このアイデアを「家の中のモンスター」と組み合わせるとどうなるか? 「難題に直面した平凡な奴」ならどうか?
という具合に考えてみるわけです。

逆に、ストーリーの得意パターンを持っていても、それだけで物語を作るとマンネリになってしまうでしょう? なので、何か斬新なアイデアを盛り込む必要があります。
そのアイデアを捻りだす作業に、三題噺は役に立ちます。

上記の回答(物書きのトレーニングの返信の返信)

スレ主 わさび : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
三題噺について、よくポンポンストーリーを出していけますね…。凄いです。
また三題噺を作る時に参考にさせていただきます。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 物書きのトレーニング

この書き込みに返信する >>

元記事:物書きのトレーニングの返信

一から話を作るのが難しいなら、すでにあるプロの作品をあらすじ化してみてはいかがでしょうか?
短編でも構いません。
話の流れを意識できれば、物語で何が必要なのか、前よりも理解が深まるかもしれません。

上記の回答(物書きのトレーニングの返信の返信)

スレ主 わさび : 0 投稿日時:

返信ありがとうございます。
効果はあるのでしょうか?ボチボチやっていきます。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 物書きのトレーニング

この書き込みに返信する >>

現在までに合計115件の投稿があります。 5件づつ表示中。現在全23ページ中の4ページ目。

ランダムにスレッドを表示

ラッキースケベについて

投稿者 一方通行 回答数 : 4

投稿日時:

まず最初にこれは真面目な話であることを理解お願いします。 とりあえず、ちょっと聞きたいのですけど、ラッキースケベって必要なので... 続きを読む >>

相談させて下さい!

投稿者 うん 回答数 : 4

投稿日時:

タイトルは、2週間分の愛期 待しないでです。 行けたら長編、短編では30ページ書けたらと思ってます。 男と女は恋人同士... 続きを読む >>

ぶっちゃけたこと、聞いていいですか?

投稿者 こうなご 回答数 : 41

投稿日時:

昨日はやる気満々なこと書きましたけどー、なんか丁度私が利用し始めたのと前後して散発的にトンチキな荒れ(議論とは絶対言わない)方してる... 続きを読む >>

ランダムに回答を表示

元記事:「ダークヒーロー気取りの主人公が真のダークヒーローになる話」を描きたいんですが

「後ろ暗い自慰行為としてダークヒーローを気取って、周りや自分からも逃げていた人間」だったのが「真のダークヒーロー」に成長・昇華する話を描きたいんですが、どんな感じにしたらいいでしょうか?自分としては以下のようなものを考えているんですが。

主人公はひどい環境で生まれ育ちまともな職業に就くことができず、闇金業者となる。

「何が悪い?こんな闇金なんかに縋らなきゃ勝手に野垂れ死ぬような自堕落なクズどもを食い物にして何が悪い?やってることが犯罪だろうが、俺が真剣に生きていることに変わりはないんだからな!」とか「俺はクズどもを処理してるだけだ処刑人なんだダークヒーローなんだ。だから多少暴力的なことをしてもいいんだ」とか自分に言い聞かせながら生きる。

「処刑人?ダークヒーロー?だから多少暴力的なことをしてもいい?ずいぶんと都合のいい言い訳だよね。あんたは普通に生きたいのにできなかったからこんなことしてるだけだ。もし最初からまともな仕事に就けていたらこんなことをしようなんて考えもしなかったはずだ。違う?www」とか「クズどもの処刑?そんなことより自分のことに目を向けろよwww」とか「あんたと同じ年頃の奴はみんな真っ当に生きてるのに、あんただけ日の当たらない犯罪生活だけどどんな気分?www焦らない?www」とか嘲笑される

ここからどうやって主人公を真のダークヒーローに成長・昇華させていったらいいでしょうか?
(「成長しようがなんだろうが、所詮犯罪じゃん。主人公がまともな仕事に就いて社会復帰して、法を遵守して生きるようになるのを物語のゴールにするべきだよ」みたいな意見はやめてください。「まともな仕事に就いて社会復帰して、法を遵守して生きるようになる」なんて、そんなことされたらダークヒーローじゃなくなるので)

上記の回答(「ダークヒーロー気取りの主人公が真のダークヒーローになる話」を描きたいんですがの返信)

投稿者 TARO : 2

ヒーローでもダークヒーローでもそれらがヒーローと呼ばれる所以は己の信念に忠実である事だと思います。

まぁ、闇金業者でダークヒーローっていったらミナミの帝王の萬田銀次郎……。

御作の主人公は自分よりさらなる巨悪に出会ったとき、どうするのでしょうね。
長いものには巻かれるのかはたまた自分の信条にもとづいてそれすら打ち倒すのか。

いかなる障害があったとしても自分の信念を貫き通して、最後まで立っている者こそが真のヒーローと言えるのかなと個人的な意見を書いておきます。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 「ダークヒーロー気取りの主人公が真のダークヒーローになる話」を描きたいんですが

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:相談させて下さい!

タイトルは、2週間分の愛期
待しないでです。

行けたら長編、短編では30ページ書けたらと思ってます。

男と女は恋人同士で主人公に出会うまでは愛し合っていました。しかし、主人公に出会ってから男の気持ちは少しずつ変わっていく感じです。男は主人公に好きと言えません。女にバレてしまうからです。女の事も大事に思っているからこそです。

女は美少女
男は美形
主人公は平凡でイメージして書くつもりです。

ストーリーの中に、主人公の事を好きだとバレない為に物を贈るのはありですか?私的に花、宝石を選んでいます。贈るのは男です。
そして、これだけのストーリーだと薄いですか?

質問多くてすみません…。

上記の回答(相談させて下さい!の返信)

投稿者 あまくさ : 0

三角関係を軸に展開していくストーリーですね。

BLというのもありますから念のため確認しますが、主人公は女性ということでいいでしょうか?

>そして、これだけのストーリーだと薄いですか?

薄いというよりも、ストーリーを成り立たせる材料が足りていないんじゃないかという印象を持ちました。
一番の問題は、主人公が何をするのかが分からないことです。
説明の文章の中で、行動しているのは「男」だけであることにお気づきでしょうか?

1)男にはすでに恋人がいる。(以下、まぎらわしいので男A・女Bとします)

2)そこへ主人公が現れ、男Aは彼女(?)を好きになってしまう。

3)しかし男Aは女Bのことも大切に思っているため、主人公に気持ちが傾いていることを隠す。

4)女Bには気持ちを隠しつつ、主人公に想いを伝えるために贈り物(花か宝石)をする。

こういう流れですね。

AとBは美形と美少女で、主人公は平凡な女の子(?)ということなので、構想されているのはシンデレラ・ストーリーなのだろうと推測します。なので、主人公は主人公でいいのですが、考えないといけないのは、この主人公が何をするのかです。

まず、

ア)男Aと女Bはどういうキャラクターなのか?
イ)主人公と男Aの出会いのいきさつ。

これを考えないとストーリーが始まりませんよね?
次に、

ウ)男Aが主人公に魅かれた理由は?

最低限、このア・イ・ウが必要です。
で、ウについては、何らかの印象的なエピソードがほしいところ。それが無いとストーリーが先に進まないと共に、序盤の美味しいところでもあります。

そして。
このウをめぐって、主人公に何か行動してほしいんです。

ここまでのところがキッチリできれば、後は、

エ)主人公と男Aの関係の進展をはばむ出来事。

オ)オチ

これを考えれば30ページくらいの短編なら一応できます。

エについては、やや月並みですが女Bが悪役令嬢みたいなキャラなら彼女そのものを障害にできます。そうではなくてBもそれなりに好感を持たれる女性にするなら、Bに対して後ろめたいAの心理的葛藤プラス、何か他の妨害要因が必要になることが多いでしょう。

とにかく、エンタメは一にも二にも主人公ありきです。そして、「主人公が何をするか イコール ストーリー」と考えてください。
主人公像の参考にするなら、そうですね、『フルーツバスケット』なんていいんじゃないですか?

カテゴリー : ストーリー スレッド: 相談させて下さい!

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

元記事:ラノベ恋愛不要論。ラノベに恋愛要素は必要ない?

「小説家になろう」から、書籍化された異世界転生系のラノベでは、恋愛要素は不要であるという論があります。

なろう系ラノベは、読者の承認欲求を満たすのが目的であり、読者の自尊感情を害するような様子は、排除すべきであると言われています。

ラノベでは主人公イコール読者であり、読者は主人公になって物語を楽しみます。

このため、ヒロインは、処女で、主人公をヨイショするめのトロフィーガールの役割が果たせれば良い。
主人公を批判したり、他の男に気を惹かれたりしてはいけいない。
というのが、ラノベ恋愛不要論の肝です。

処女というのは、ゼロ年代のラノベから必要であった要素で、昔の男と比べられると自尊感情が傷つくからです。
実際の恋愛では、女性が他の男に気を惹かれることがありますが、こういった要素は邪魔で、切り捨てなければなりません。不要なリアリティです。

ラノベは、2004年に刊行されたゼロの使い魔のヒットにより、ラブコメブームが来て、ツンデレが流行ったのですが、今は、ツンデレではなく、最初からデレている。会った直後から、好感度マックスが主流になっています。

ツンをされると、読者の自尊心が傷つく。
もしかしたら、この娘、俺のことが好きなのかも?
と考えてドキドキするより、とにかく俺を肯定してくれ。
に変化しています。

例えば、大ヒットしたオーバーロードのヒロインたちは、みんな主人公を敬愛して、最初から絶対の忠誠を誓っています。

オーバーロードの例は極端ですが、ヒロインは、読者の承認欲求を満たすためのギミックであって、主人公がちょっと親切にしたり、活躍したら、大げさに感謝して、主人公のことが大好きになる感じです。

なろう系ラノベで、ゼロの使い魔のように、ラブコメがメインで書籍化された、ヒットした作品というのは寡聞にして知らないのですが、ありますでしょうか?

また、ラノベ恋愛不要論について、ご意見などありましたら、コメントいただけるとありがたいです!

上記の回答(キラー・コンテンツ)

投稿者 あまくさ : 0

他の方とのやり取りを拝見しているうちに、何だか私もラノベに恋愛は不要なのかもしれないと思えてきました。洗脳されたかな(笑

そもそも、恋愛が好きなのは多分に女性ですよね。ラノベに限らず男性向けエンタメのターゲットが求めているのは、恋愛ではなくトロフィーガールなのかもしれません。007のボンド・ガール。あの感じね。

他の方への返信で、
>パートナーとは、本来、同等な存在であるはずです。
と仰っていました。
個人的にはまったく同感ですが、これってややリベラルな考え方なんですね。個人の自立に価値をおく欧米的な理想論。日本人の伝統的な心性にはそぐわないところがあるのかも。
……というか、そんな難しい言い方をしなくても、要するに「異性との対等の関係」というのがしんどいのでしょう。

「さすがです、お兄様!」……ですか。
確かに破壊力がありますね(笑
しかし、男性としては野郎に言われるよりも、従順な美少女に言われる方がなお心をくすぐられると思われるわけで。
よって、承認欲求の充足は一つの側面に過ぎず、「異性」という要素も大きく関わっているように思えます。ただ、それは恋愛ではない、と。
なんだろう?
メスを支配しようとするオスの本能。遺伝子を保存しようとする動物的本能……かな?

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: ラノベ恋愛不要論。ラノベに恋愛要素は必要ない?

この書き込みに返信する >>

投稿日時:

トップページへ

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

質問、相談をする!
コメントは4500文字以内。
返信通知設定(必要なければ外してください)

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

ページの先頭へ

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ