お話を考えるのが面倒で仕方がない時はどうすればよいかの返信
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お話を考えるのが面倒で仕方がない時はどうすればよいか(元記事)
今までは基礎的な知識をつけるために技法書の類を読んだり名作の分析等をしてきましたが、実際に小説を書くとなると筆が止まってしまいます。なんとか書くのが好きになる方法はないでしょうか。某少年漫画家さんのように脳内で複数の作品を考えて雑誌で連載させるといったことができるようになりたいのですが…。
個人的にやっている作り方です。9割方途中で「これ本当に面白くなるのか?」となったり、分からないことを調べだしてダルくなって書くのやめます↓
1.音楽等聴いて素材を一つ選ぶ
2.ログラインとテーマを考える
3.書きたいシーンについて複数の画を考えてみる
4.その画に至るように空所や伏線, 緩急等を配置していく
5.順不同↓
・話を進める役割や対比関係を満たすように個々のキャラクターや関係性等を作り、物語の本筋と関係ない部分や本筋を変えてしまわない場所に反映させる
・テーマに沿って語り手の立ち位置や話法等を決める
6.緩急や対比, キャラの属性に合わせて語彙や語順・比喩や語用(・可能なら押韻)を選びながら話を文章に書き起こす
因みに小説を書きたい理由は自分の考えた世界観やシチュエーションで書いてくれる人が誰もいなかったからです。
お話を考えるのが面倒で仕方がない時はどうすればよいかの返信
投稿者 あまくさ 投稿日時: : 1
実践が伴わない人が技法書ばかり読んでいても、書けないのは当然です。
>2.ログラインとテーマを考える
確かにログラインは重要なのですが、その理由を理解し、他人に説明することができますか?
>・話を進める役割や対比関係を満たすように個々のキャラクターや関係性等を作り、物語の本筋と関係ない部分や本筋を変えてしまわない場所に反映させる
その「物語の本筋」がログラインです。
しかし、じゃあ物語の本筋って何かというと、おそらく初心者の方の99%は理解していません。自分の書こうとしている物語の本筋がどこにあるのか分からなかったら、当然、「物語の本筋と関係ない部分や本筋を変えてしまわない場所」がどこなのかも分かりませんよね?
・読者にとっての物語の本筋
・批評家にとっての物語の本筋
・作者にとっての物語の本筋
この三つは根本的に異質です。
作者にとっての物語の本筋(ログライン)は、ストーリーをブレや矛盾がないようにまとめるための、最小の方向線みたいなものです。しかし、何をやらかすとストーリーにブレや矛盾が生じるかは、ある程度、執筆の経験値を積まないと見えてきません。
書いてみて初めて「ああ、こういうことはやっちゃダメなんだな」って気づくんですよ。
>因みに小説を書きたい理由は自分の考えた世界観やシチュエーションで書いてくれる人が誰もいなかったからです。
つまり、書いてみたい世界観とシチュエーションがお有りなわけですよね?
でしたら、取りあえずログラインとか、緩急とか、対比関係を満たす関係性とか、難しいことは一旦脇に置いて、初心者なんだから稚拙なのは当然と開き直って一作書き上げてみることをお勧めします。
一つだけアドバイスするなら、「主人公が何をする話なのか」を考えると良いです。
1)主人公は何がしたいのか?
2)1に基づいて主人公が行動を起こした結果、何が起きるのか?
3)最終的に主人公は、どこに行き着くのか?
書き始める前に考えておいた方が良いことがあるとしたら、まずこれです。
>1.音楽等聴いて素材を一つ選ぶ
着想を得るためにそういうことをするのも悪くはないですが、音楽を聴くならそれをBGMにして貴方の主人公が行動しているシーンを想像してみると良いです。彼は何をしていますか? どういう性格だと思われますか?
それを意識して、上記の1~3につなげてみてください。
結局、貴方の主人公は何がしたい人なの?
これだけを考えて、ログラインとか対比関係とか小難しいことは一度忘れることをお勧めします。
カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: お話を考えるのが面倒で仕方がない時はどうすればよいか