小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

地の文の量はどれくらいが適切であるのか?の返信の返信の返信

元記事を読む

地の文の量はどれくらいが適切であるのか?の返信の返信(元記事)

サタン様
今回もお世話になります。
まず最初に量だけで見たら適量だということがわかって一安心しました。
でも、その二の矢である指摘であっさりその安心は帳消しになっちゃいましたけどね……

機体の説明は原作を知らない人のことを配慮して長めに書いたのですが、かえって鬱陶しくなっていたようですね。

>>背景はほとんど無く、キャラ表現も「主人公は熱狂的なガンダムファン」と説明が書かれているのみ。

背景に関しては周囲の情景描写のことか、主人公のバックボーンのことかはわかりませんが、おそらく不足しているのはその両方でしょうね。
情景描写に関してはサタン様が読まれていないこの後のチャートでもほとんどない(あったとしてもかなり薄味)ので、そこは完全に私の修行不足です。
主人公に関しては実は男の子の方はどちかというとサブ主人公で、後から出る三姉妹の方が主人公だと私は思っているのですが(こんなことを言っている時点で蔑ろに扱っていたことを告白しているようなものですね)この時点では少なくとも彼が主人公のはずだから、もっとバックボーンを書き込むべきだったのでしょう。
見切り発車、ダメゼッタイですね。これに関しては次回作につなげなくてはいけない失敗と見ています。

自分の地の文が少ない……というか淋しいと感じさせられる要因は情景描写等の不足みたいですね。
やはりまだまだ練習が足りない……これでもキャリアは3年以上なんですけどねー……我ながら3年も書いてこの程度かと情けなくなりますよ。

地の文の量はどれくらいが適切であるのか?の返信の返信の返信

投稿者 サタン 投稿日時: : 0

こき下ろしてしまったみたいで申し訳ない。
>男の子の方はどちかというとサブ主人公で
要するに主人公は語り部として存在してるだけ、というヒロイン主体の物語でしょう。
その場合、サブキャラクターを立てるために主人公は存在しているので、無個性であったり目立たない人物であったりツッコミ役として、というヒロイン達を立てやすい主人公像が採用されやすいです。
そして、無個性である事は「無個性である事が個性」なので、地味にキャラを立てにくく……そうですね、察しの通りバックボーンをしっかり組み立てる必要が出てくるでしょう。
つまり、キャラクターの性格自体は無個性で目立たないため、周囲の環境で惹きつけるものを用意するなどの工夫です。
例えば楽しげな商店街に住んでいるとか、親が漫画家やってるとか、尖ったキャラの親がいるとか。
変わった環境にあって普通の反応をするのが主人公だけなので、その「普通」が個性となって無個性を描写できる。
そうした工夫をして主人公の描写をしておかないと、そもそも主人公に感情移入や共感が出来ないので、物語の中でキャラの重要度を考えても主人公のキャラ描写は必須でしょう。

>淋しいと感じさせられる要因は情景描写等の不足みたいですね
背景についてもそうだけど、正確には、キツいことを言って申し訳ないけど、描写自体が少ないという事かなと思う。
たぶんちゃんと描写してると感じてるだろうと思うので、それが実際には出来てない、というのが原因かなと。
展開を思いつき、その状況を文字で書いてるだけで、キャラの反応や展開そのものが何を意味してる描写でもない。
ヒロインズが自己紹介する際、彼女たちは自身がガンプラの女体化であると説明してるけど、ほとんどダーナが説明していて、他二人は会話に合いの手を入れるくらい。
キャラクター性を考えれば、ダーナは元気なまとめ役、リディアは冷静な才女、ジョアンナはだらしなく無鉄砲、という印象です。
ならば、会話のまとめはダーナ、説明自体はリディア、ビームサーベルで証明してやるのは無茶をするジョアンナ、としたほうがキャラが描写できるんじゃないかな?
これはただの思いつきの案ではあるけど、こうしたら「説明シーン」がただの説明ではなく「ヒロインのキャラ描写」になってくれるんじゃないだろうか?
それに続く食事のシーンも、「人間にとっての燃料補給」とあって才女であるリディアの才女っぽさが多少のキャラ描写になってるけども、「ただメシを食うだけ」のシーンにしかなってないので、次の展開へ繋がるジョアンナの無鉄砲さを優先したほうが「ドムをボコボコにした」という展開に説得力が生まれます。
ええっと、話が脇道にそれてしまったけど、つまりはそうした描写自体が少ない、と感じました。

でも正直、3年ほどでこれくらい書けるなら十分ではないかと思います。
私が三年目くらいの頃は1万字程度の短編さえ完走させるのがやっとでしたよ。完走できないことなんてしょっちゅうで、5年目くらいたって中級者を名乗れると自惚れてた頃でさえ、物語の内容が定まらず何を言いたいのかわからない小説を書くことが多かったです。
私に比べれば、とんでもない、十分に書けてるし才能もある方でしょう。描写が出来ていないとは書いたけど、完全に出来てないわけじゃなく少ないというだけなので、それを思えば当時の私なんかよりずっと上手く書けています。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 地の文の量はどれくらいが適切であるのか?

返信する!
コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ ページの先頭へ

「地の文の量はどれくらいが適切であるのか?」の返信一覧

他の相談一覧

普遍的な人間ドラマやテーマ性のある作品を描くには何を気を付けたらいいのか

投稿者 求道者 回答数 : 8

投稿日時:

yahoo知恵袋にこんなことを言ってる人がいたんですが(全文はこの文章を切り取って検索すれば出てくるはずなので探してみてください)。... 続きを読む >>

書こうとしているものについてや応募に関して

投稿者 黒々 回答数 : 8

投稿日時:

こんばんは。再度複数の質問で失礼いたします。 1;自分はMF文庫Jライトノベル新人賞に応募する予定です。そこの「よくある質問と回答... 続きを読む >>

初心者・素人が小説を執筆するうえで陥りそうな落とし穴や注意点

投稿者 ぐーたろー 回答数 : 7

投稿日時:

質問です。 初心者作家や素人が初めて物語を書く場合、あるあるだなあと思う注意点や見過ごしやすい落とし穴、これやってしまったら「... 続きを読む >>

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ