地の文の量はどれくらいが適切であるのか?の返信の返信
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地の文の量はどれくらいが適切であるのか?の返信(元記事)
「地の文の量」で言えば、これくらいが丁度いいと思います。
適量だと言えるでしょう。
ただ、その地の文にある情報量が少なすぎると思います。
例えば序盤で
>組み上げた機体は機動戦士Zガンダムに登場した(中略)人気の高いモビルスーツである。
と数行に渡ってプラモデルとモデルの機体について語られていますが、この数行を通してわかることは「これはアニメに登場したロボットの模型である」ということだけです。
言い方を変えれば、それだけを説明するために数行も要するのは余計なことを書きすぎだ、とも言えます。
必要な情報が少なく、余計な情報が多いかなと。
背景はほとんど無く、キャラ表現も「主人公は熱狂的なガンダムファン」と説明が書かれているのみ。
主人公は完成したプラモデルを恍惚と眺めているのだから、この描写を深くすれば「ガンダムファンだ」という事は説明がなくとも読み取れます。
しかし、この描写も「プラモデルの造形の違い」に焦点が当てられていて、「主人公がどれだけ夢中か」という事が薄く、キャラ描写としては不足でしょう。
描写があるのに余計な説明をしていて、肝心の描写はズレたところを書いている。
もっとも、この「造形の違い」は後に出てくる擬人化した少女たちの装備の違いに絡んでくるから完全にズレてるわけではないけど、後に関係するなら後で書けば良いし、序盤も序盤で主人公描写より優先順位が高いものではないと思う。
つまり、必要な情報が少なく、余計な情報が多い、と。
要点だけ抜き取って済ませると、序盤のプラモデルを作ってから主人公が一旦休むまで、十数行か二十行で済むでしょう。半分くらいまで圧縮できます。
すると「地の文」は確かに適量書かれているけど、情報量で言えば実体はその半分かそれ以下しかないも同然なので、そう考えると「少ない」と言えるかなと思います。
1/3ほど読ませていただきましたが、全体的にそうした感じがあるかなと。
少ないと感じたからと言って増やせばいいという現状でもなく、情報の整理が大事ではないかと思います。
あくまで「量」だけで言えばライトノベルにはこのくらいが適量だと思います。
地の文の量はどれくらいが適切であるのか?の返信の返信
スレ主 鬼の王の墓標 投稿日時: : 1
サタン様
今回もお世話になります。
まず最初に量だけで見たら適量だということがわかって一安心しました。
でも、その二の矢である指摘であっさりその安心は帳消しになっちゃいましたけどね……
機体の説明は原作を知らない人のことを配慮して長めに書いたのですが、かえって鬱陶しくなっていたようですね。
>>背景はほとんど無く、キャラ表現も「主人公は熱狂的なガンダムファン」と説明が書かれているのみ。
背景に関しては周囲の情景描写のことか、主人公のバックボーンのことかはわかりませんが、おそらく不足しているのはその両方でしょうね。
情景描写に関してはサタン様が読まれていないこの後のチャートでもほとんどない(あったとしてもかなり薄味)ので、そこは完全に私の修行不足です。
主人公に関しては実は男の子の方はどちかというとサブ主人公で、後から出る三姉妹の方が主人公だと私は思っているのですが(こんなことを言っている時点で蔑ろに扱っていたことを告白しているようなものですね)この時点では少なくとも彼が主人公のはずだから、もっとバックボーンを書き込むべきだったのでしょう。
見切り発車、ダメゼッタイですね。これに関しては次回作につなげなくてはいけない失敗と見ています。
自分の地の文が少ない……というか淋しいと感じさせられる要因は情景描写等の不足みたいですね。
やはりまだまだ練習が足りない……これでもキャリアは3年以上なんですけどねー……我ながら3年も書いてこの程度かと情けなくなりますよ。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 地の文の量はどれくらいが適切であるのか?