小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

大きな世界が描けないの返信の返信

元記事を読む

大きな世界が描けないの返信(元記事)

いや、てかキミ書かないんでしょってとこが解決してないと思うんだが。

これは手段の一つだけど、世界情勢やら勢力やらと目に見えないものは、心情や感情も同じだけど、象徴を用意してしまえばいい。
例えばA国のA国王がB国に対して良く思っていない、悪い噂ばかりをする。
これはA国の象徴がA国王なので、A国がB国に対してどういうスタンスを取るかという事がわかる。
基本的にはこれと同じことを組織やら水面下やらでやる。
例えばべつに「裏」ってわけじゃないけど漫画NARUTOでは抜け忍は里の額当てに傷を付けてるんだけど、これって抜け忍なら普通に 抜けた里の額当て なんて後生大事にとっておくわけないし、なんで額当て付けてんのかって話。でも、その額当てに傷をつけておくことで複数の里の抜け忍たちに統一感が生まれて裏の組織感を出してる。
これは漫画だからヴィジュアルでの表現になるけど、そういう象徴になるアイテムや人物を用意するのが大事。
そして、そのアイテムや人物の扱いがそのまま組織やらの扱いって印象になるから、こうやって目に見えないものは目に見えるようにする、存在しないものには形を用意することで国や組織やもろもろを扱う。
暗躍とかも同じ。身のこなしが鋭いメイドが身近にいて、そのメイドはいつも目立たない暗がりにいる、呼べばすぐ来るが、袖に血のようなものがついてる事がある。問えば「知らないほうが良いこともありますよ」とはぐらかしてくる。
そんで、このメイドは裏の人間で、ってなると、読者としてはその「裏」とやらはメイドの事しか知らんから、メイドが 暗躍してる っぽい素振りをすればそれはそのまま 組織が暗躍しているんだ という印象になる。
こうやって、まあ、この場合は象徴というより代表といったほうが正しいか、例にしたメイドのように組織だとか裏だとか水面下だとかを書くための人物なりアイテムなりを用意しておく。

だから例えばマフィアっぽい組織同士の抗争とかは、難しい理由とか設定は考えず、考え方としてはA親分とB親分が喧嘩してますって状況と同じ話で、本人たちが直接殴り合いや口論をするんでなく、若頭や組員なんかがA親分の代わりに勝手に動いてる、まあ、親分の手足に意識があって自律行動してるようなもん。
あるいは、例えば人間は「痩せるためにダイエットしたい!」と考える一方で「でもケーキ食いたい」って思ってたりするでしょ。
この「ダイエット人格」が親分で、「ケーキ食いたい」が武闘派若頭で、若頭は血の気が多くて喧嘩を売りまくるけど、一方で親分は抗争はしたくないから理性的に若頭っていう本能を抑えようとする。
こんな風に、葛藤とか複数の考えに人格を与えてキャラクターにしてしまえばいい。
主人公のライバルが敵側にいたりするのは、そういう理由もあったりする。

大きな世界が描けないの返信の返信

スレ主 ふわー 投稿日時: : 1

あの記事で詳しく書いていただきありがとうございます。
自分なりにできることをしていきたいです。

宗教が中心となっている国家なら、「自分たちの信じる神こそが本物で他は紛い物」みたいな過激な国家になりそうですね。信じる神が違う同士ならすぐに争いになりそうですし。

暗部が裏でした工作については、全部語らず仄めかす程度の方がいいのでしょうか。

直接的な戦争ではなく、政治的駆け引きや心理戦になれば、また別の考え方が必要になるでしょうか。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 大きな世界が描けない

返信する!
コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ ページの先頭へ

「大きな世界が描けない」の返信一覧

他の相談一覧

10万字前後の小説の書き方について

投稿者 七梨 回答数 : 14

投稿日時:

 最近になって気づきました。話が予定より長くなるのは、長編に対する苦手意識からくるものではないかと。  最初に(連載以外で)10万... 続きを読む >>

キャラクターの動かし方

投稿者 チョコ 回答数 : 5

投稿日時:

どのキャラクターに、どういう順番で、どういうセリフを言わせていいのかわかりません(キャラやストーリーの作り方はいろんなサイトに載って... 続きを読む >>

構成のたてかた

投稿者 課題学生 回答数 : 5

投稿日時:

タイトル通りです。 私の脳内である程度構成出来るせいか、何かに書き起こすのが苦手です。 ネタを忘れる事もしばしば。 紙に書... 続きを読む >>

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ