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描写、どこまで (No: 1)
スレ主 グリーン 投稿日時:
はじめまして、グリーンと言います。
今回ご相談させていただくのは施設の描写についてです。(こういう言い方が適切かはわかりませんが)
会話文、人物の描写は割とスラスラ出てくるのですが、施設の描写
(駅や学校、部屋など)
風景の描写
(田舎町、自然)
と行った部分がいかんせんうまくいきません。
自分で書いた文章を読み返しても風景があまりはっきり想像できず、実際に描写したい場所に行って自分で見て来てもうまく文に落とし込めません。
とにかく見えるものを書こうとするとごちゃごちゃして読みにくくなってしまいます。
書いてるうちに慣れてくるものなのかもしれませんが、皆さんの中でコツ。どういった部分を強調すればいいかなどがあったらぜひ教えてください。
カテゴリー: 文章・描写
この質問に返信する!人気回答!描写、どこまでの返信 (No: 2)
投稿日時:
持論でしかないので話半分に聞いてほしいのですが、
>見えるものを書こうとすると
これが原因だと思います。
目に見えるものを書くだけでは、これは「説明」です。
どういう環境なのか説明しているだけ。
だから、その様子が手に取れずイメージできない。
たぶん、人の様子や建物の様子など、周囲の様子をあれこれ詰め込みすぎて文章が膨らんでるんじゃないでしょうか。
描写ってのは「表現」です。
例えば駅前の雑踏を書きたければ、「サラリーマンや学生などが行き交い、一日の始まりが~」みたいに飾った文章で長々と状況説明をするのではなく。
「駅前では忙しなく人が行き交い、サラリーマンと肩がぶつかるも軽く睨まれただけですぐに構内へと消えていった。」
といった感じで、「そういう場面でありそうな状況」を書いたほうがイメージしやすくなります。
この例では、雑踏の様子を説明しているのではなく、雑踏という状況下でありえそうなシチュエーションでもって雑踏を描写している、肩がぶつかるほど混み合っている、という表現になります。
「肩がぶつかった」とあるので、それくらい混んでることがわかります。一方で「肩がぶつかったことを気にするほど」なので寿司詰め状態なほど混んでるわけではない、ということもイメージできますよね。
見たままを書くんでなく、その状況を書くと良いかなと思います。
なので、
>実際に描写したい場所に行って自分で見て来てもう
実際に行ってロケハンする場合、周囲の様子を覚えるのではなく、その状況下でどういう事が起こっているかをよく観察してみると良いと思う。
人間がいる環境なら、風景よりも人間のほうを観察してみると良いことも多いです。
もちろん大きなことは起こらないだろうから、妄想しながら「こんなことが起こりそう」というイメージも含めて。
描写、どこまでの返信の返信 (No: 8)
投稿日時:
目から鱗です。
確かに自分の文章は見えるものを詳しく書く説明になっていました。
場所の説明ではなく状況の表現をするのを意識してこれから文を書いていこうと思います!
本当にありがとうございました!
描写、どこまでの返信 (No: 3)
投稿日時:
ドラコンと申します。ご質問の件につき、私見を申し上げます。
駅の描写でしたら、私なら「駅のアナウンス」を入れておきます。例えば以下の感じです。
「ご乗車ありがとうございました。終着東京~、東京~。お忘れ物ございませんよう、お気お付けくださーい」
これに、必要に応じで乗り換えの案内などを入れます。Yahoo!で、「駅 アナウンス」のキーワードで動画検索を書ければ、駅のアナウンスの動画はすぐ出てきます。
グリーンさんのご構想は、ご質問から現代日本が舞台と拝察しています。田舎でしたら、田舎ならではの郷土料理があるでしょうから、それを出されるのも一案でしょう。
私が中華風ファンタジーを書いたときには、「中華世界」と理解してもらうため、肉まんをはじめ、中華料理を大量に出しました。特に、異世界や外国が舞台の場合では、モチーフや舞台の文化圏を代表する食べ物を出しますね。
描写、どこまでの返信 (No: 4)
投稿日時:
うーん……私だと、視点人物の行動にそって動いた時に、「いちばん目立つもの」から描写しますかね。
例えばですけど、会社帰りの夜の家路で、ちょうどクリスマスの時期だったのでそこかしこにイルミネーションが見える、から入ってみたり。
個人的な話ですが実家へ帰省した場合の道筋なんて、ほんと「田んぼだけ!」だから、「見渡す限り緑色」って入れると思うし。
歩く場所が雨でぬかるんでたりすれば、歩く動作のたびに気になるだろうし。
日差しが強ければ(今ちょうどそんな季節になってきましたよね)、汗ばんでくるほうが気になるだろうし。
初めての場所ならあちこち気になっていろいろ見渡すだろうけど、もう何べんも通っている道なら惰性で動けるくらいだろうから「いつもの道」という認識しかない、ってのもありだと思うし。
こんな感じです。私だと少しずつ順々に描写するのは苦にはならないんですけれど、一気に情報が押し寄せてしまうってことですか?
落ち着いて、視点人物の気持ちになってゆっくり動いてみてはどうでしょうか。
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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描写、どこまでの返信の返信 (No: 7)
投稿日時:
確かにいつもの道を通っているはずなのに見えるものを書きすぎて忙しない感じになってました。
もっとシンプルに見えるものをゆっくり書いていくよう意識してみます!
描写、どこまでの返信 (No: 5)
投稿日時:
デビュー済みの視点から、回答します。
正解は「試し読みの時、買ってもらえるように描写する」です。
軽重や優先度に絶対的な基準はありません。
ただ、手に取った人が思わず続きを読みたくなるような描写をしてください。
それには多分、レーベルの先輩作家の描写が役に立つでしょう。
活用してください。
描写、どこまでの返信 (No: 6)
投稿日時:
私も同じようにどう書けばいいんだろうって悩んでいるので、お気持ちよく分かります!
私の場合ですが、自力では書けないので(;^ω^)、
他の人の書き方をとても参考にしています。
他の方もおっしゃっていますが、
「表現」というお言葉が一番しっくりくる気がします。
その様子を書くことで、どんなイメージを読者に伝えたいのかって。
なかなか難しいですよね~。
お互い頑張りましょうね!