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便利な設定(元記事)
世の中には何らかの物語上の展開をする上で「便利な設定」と「不便な設定」があると思われます。特に異能力モノと恋愛コメディにおいて、どの設定を用いるとどのようなことが可能になり(=便利であり)、どのようなことが不可能になる(=不便である)かということを、出来るだけ多く具体的に教えてもらえればと思います。
一般的に脚本術で教わることというのは、たとえば最終の形をイメージした上で、やりたいことを決め、ログラインを決め、それに合った設定を決め、劇中の出来事を決め、情報を開示する順を決め、…といういわば包括的で概念的なことだと思います。
しかしながら実際は、上記のような脚本術が提示する手段に従っても「どのような設定でも意外性さえ与えてしまえば面白くなる」というわけではなく、
たとえばバトル漫画には転校生の主人公に二人の仲間がいてボケとツッコミを担当しながら世界観を説明しているだとか、恋愛漫画には主人公に幼馴染の顔が広い友達がいて情報を拾ったり主人公の悩みを聞いたりと万能な役割を果たしているだとか、
そうした「設定をテンポ良く説明するための設定」「展開を進めるため/面白くするのを助ける設定」がしばしば見受けられ、物語の面白さを作る上で不可欠であるように思えます。
おそらくそれが脚本術の本に載っていないのは事例が具体的すぎるからだと思いますが、もしこれを「異能力バトルモノ」「恋愛コメディ」のような比較的狭いジャンルの話に限定した場合、重要なもの/基本的なものに関してはかなり少なくなるとおもわれるので、
この二つのジャンルに関して、「特定の展開を起こす際にどのような設定があると便利/不便なのか」「どのような設定があると起こせる事件の幅が広がるか」といったこと、もしくはそれらを考えつくには何をすればいいか、を、用途ごとにできるだけ多く教えてください。
便利な設定の返信
投稿者 読むせん 投稿日時: : 0
「異能力バトルモノ」「恋愛コメディ」に関して、「特定の展開を起こす際にどのような設定があると便利/不便なのか」「どのような設定があると起こせる事件の幅が広がるか」
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あー・・・・ホンマにジャンルによるけど、「異能力バトルモノ」で面白かったやつだと【異能力者同士が殺し合わない事】【異能者がその社会に溶け込んでいる事】だったわ。
殺し合わないから、前回は敵側だったメンツが今回は味方になったり、味方として見た時におもしろいキャラ付けが出たりする。キャラの造形が深くなるねん。
確定申告に追い回される異能者VS税務署に雇われた異能者みたいなネタもあった気がする。
「異能力バトルモノ」は異能者同士の殺し合いになりがちだし、殺したら新キャラ補充しないとだから、殺伐とする割に愛着を抱きにくく、推しキャラの死亡以降は飽きやすい感じがあるわ。
西尾維新ファンとか麻耶雄嵩ファンとか、そういうのが大好きな人も多いけどね。
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「恋愛コメディ」だと、なんといっても【ワガママ金持ちお嬢様】ですね。
学園祭とかも彼女のポケットマネーで準備金額が2桁は跳ね上がるので、大規模に出来るし、一番人気の出し物に「賞金を出す」とかやれば銭ゲバは燃えます。
夏だとビーチの貸し切りや別荘、キャンプできそうなロッジの貸し出し、冬だとスキー場の別荘なんかの【自分の懐を痛めない外出】ができます。
恋愛でも何でも課金できるとグレード上げやすいねん。