カットの仕方って、どうしていますか?の返信の返信の返信の返信
元記事を読む
カットの仕方って、どうしていますか?の返信の返信の返信(元記事)
返信ありがとうございます。言葉足らずな部分が有りましたので先ずは補足させて下さい。
▼消したはずの設定をまた採用する羽目になった
折角削ったエピソード・シーンをまた植え付けて、というのは「新たな」が抜けておりました。
何が言いたかったかといいますと、例えがまた食事シーンなのですが。レストランで主人公が食事をとるとします。それにあたって、「席に座るまで」「料理の注文」「料理が届くまで」は不要だからと全カットし、この「主人公が料理を食べる」シーンで焦点を当てたい部分を「料理の美味しさ」としましょう。どのように描写しますか?
私なら味と見た目を中心に、食材や調理法にも軽くふれます。あとは放置。レストランの内装や食器類、他の客の様子などは店を出るときにチラっと書くかもしれませんが、その程度です。
ここで上記の「また植え付けてしまった」という話に戻りますが、いろは歌様が文字数を膨大なものにしてしまうのは、レストランの内装を始めとした関係ない周りの情報に触れてしまう。あるいは、料理一つ一つの事細かな感想や食材の入手経路、シェフの経歴といった方向に深掘りし過ぎてしまうかのどちらかだと思います。言いたい事だけ伝わればそれで良いんですよ。
▼「いつまでたっても面白くならない」
序盤の終わりに辿り着くまでが長くなってしまったのですね。推理モノが展開の切れ目が分かりやすくなっていますので、それを例に意見させて頂きます。
○先ずは1つの事件を追いかけるタイプ。他のジャンルの作品も概ねコレに当てはまると思いますが、このタイプは事件に巻き込まれるまでが「起」です。恋愛モノなら主人公がヒロイン・ヒーローに出会うまで、とかですね。美少女キャラがヒロインで、物語の主軸が恋愛なら「起」はここで終わっていいでしょう。
○次は度々事件が起こるタイプ。これは最初の事件を解決するまでが「起」となることが多いです。その事件を切っ掛けに人脈を築いて他の事件に巻き込まれるようになったり、主人公自身が探偵になったりして「承」に続きます。これはコナン君やサザエさんのように一話一話が独立した短編連載か、ワンピースのように同じパターンの繰り返しで章の切り替わりが分かりやすくとも確り続いている。かに別れますね。
○最後に事件が事件を呼ぶタイプ。これは最初の事件を解決したら次の事件に繋がっていて、段々と黒幕を追い詰めていくような話です。これも結構他のジャンルに多いですね。序盤でラスボスが明らかにならない場合は大抵コレです。最初の事件を解決して次に気づく辺りまでが「起」になります。
何となく「起」の終わりが伝わったでしょうか。序盤はお約束や前提条件を提示する場と言いますか。物語が動き出せばそれで良いのです。掘り下げれても掘り下げる必要はありません。最短ルートを突っ切るような心持ちで終わりを目指されてみては如何でしょうか。
カットの仕方って、どうしていますか?の返信の返信の返信の返信
スレ主 七梨 投稿日時: : 1
私の場合は余計な設定は全て裏設定にまわしていますね。例えば登場人物の過去や正体ですが、色々とぼかしています。
『予定を三万・四万字オーバー』と書くと語弊があるかもしれない。そう思って確かめたら、予定が六千字・実際の文量が約五万字でした。むしろ控えめなほうですね。
ヒロインとの出会いを起とした場合はプロローグをカットすれば、一万二千字です。
私がカットに悩む原因は伏線を張っているから、かもしれません。例の詰め込みすぎと言われた序盤は、伏線を張るためだけに書きました。町の描写を全てカットして、一気に話を進めようと思ったら、伏線があって悶絶した経験があります。今回は、別の部分でも描写ができるため、一章のどこかに挿入すればいいかもしれませんが。
起の終わりに関しては、事件・トリガーを引いてからが本番なので、推理小説のような構造です。恋愛が主軸ではないため、二章から始めるようか検討していました。ただし、事件を二章で解決(したことにして)終わらせると、テーマに繋がりません。
主人公と対になっているのがヒロインで、最も書くべき内容が彼女に対する想いであったため、一章から書くと決めました。
一章の最後でトリガーが引かれて、二章で一つの事件の真実を追う。三章で全てが解決する。という感じです。
恋愛が主軸にどうしてもできないのは、そのヒロインがほか作品でいう、ニューダンガンロンパV3の赤松楓のような存在だからです。
深掘りのしすぎは……どうだろう。冷静に考えると私の情景描写は薄いほうなので、どちらかというと心情描写のほうが多いです。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: カットの仕方って、どうしていますか?