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異世界転生なんて夢物語だ。(元記事)
第一章 現実との相違
俺はいつも思うことが一つあった__。
異世界転生が出来たらなと。ラノベを読んでいると大抵、主人公には可愛い妹がいる。俺には妹もいないし姉もいなかった。そんなことを思う俺が間違えていたのだと自分で自分を励ましていた。(なんで虚しい俺なんだ…。)そんなある日、親父が衝撃の発言をした。
「義妹が欲しいのか?隼人?」
「えっ?」
「ハッハッハ、良かったな。義妹ができたぞ。」
(嘘だろ…。俺にもまさかの神展開が)
「こんにちは。今日からこの家にお邪魔します如月 仄香です。どうぞよろしくお願いします。」
(グハッ。嘘だろ〜。紙展開になっちまうよ。)
確かに外見が悪いわけではない、多分。しかし、彼女には大きすぎる欠点があった。性格が自立しきっていたのだった。(俺が求めたのは違う妹だー。もっとこうなんか従順で…。)そんな俺の声をよそに親父の嬉しそうな声が聞こえくる。
「何て可愛い子なんだ!」
(俺の従順でお淑やかな妹像は何処へ行ってしまったのだろう…。)まぁ何はともあれ居ないよりかはましか。と思ったのだった………
「痛っ、て俺は何処にいるんだ?俺の妹は?」
「何言ってるんだ隼人。」
横には親父が本を読んで椅子に座っている。「あのーー、俺何してるの?」
「やっと起きたか、隼人。お前、屋上から飛び降りたらしいじゃないか。なんかあったのか?」
「すみません、何言っているかわからないんですけど…。」
(いや、ちょっと待てよ。確か俺は学校で友達と中庭で昼食を食べていたはずなんだが。)
ここまで書きましたがどう思われますか。小説は書き始めたばかりなので教えていただければ幸いです。
異世界転生なんて夢物語だ。の返信
投稿者 読むせん 投稿日時: : 0
大事なことはサタンさんがもう書いていらっしゃるので「読む専」的に、ちょい気になった点を質問。
これは何のためのものがたり?誰のためのものがたり?
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『自分のための物語』なら、自分のために書けるところまでドンドコ書いちゃえ。自己満足上等です。
切れ切れにしか浮かばないなら、そのシーンだけでも文字にすればいい。脈絡なくシーンをつむぎだし、くっつきそうならピースを嵌(は)めて。思う存分やっちまってください。
まずはアウト・プット。インプットの逆が大事です。
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『誰かに贈る物語』なら、その誰かをできるだけ限定して、「その人だけのために描く!!」くらいの気遣(きづか)いを込(こ)めてあげてください。
その人が幼かったりするなら、言葉にルビを振ったり、分かりやすい言葉を選んで、伝えたいことを易(やさ)しく、具体的な例を挙げたりして説明するようにしてあげてくださいね。
人に伝えるなら、文法も結構大事。
最近の子供なんかはマンガのコマ割りを読む順番が分からなくて、マンガが読めない。そもそもマンガの演出を【演出と理解できない】・・・・・なんて子が少なくないそうです。
作者さん的には()内の言葉が主人公———隼人くんの心の中の独白(どくはく)だと分かっていますが、分からない人には分かりません。私なんか()は難読漢字(なんどくかんじ)系のルビ振りに使っちゃいますから、正直「ファッ!?」ってなりました。
そもそも冒頭『俺はいつも思うことが一つあった』——『俺』で書き始めているから地(じ)の文(ぶん)自体が、主人公の一人称で描かれているのに()を使う意味あるの?
『この物語の主人公である隼人は、いつも思うことがあった』みたいに三人称視点から書くか、()の部分を外してそのまま地の文に組み込む方が自然よ?
・・・・とか思っちゃって内容に集中できない。典型的なダメ読者です。
ライトノベル作法研究所のところに基本的な文章作法とかもありますし、ほかのサイトなんかでも「文章のお作法講座」みたいなものが結構あります。
人に贈る物語は、できるだけでいいので、そういった部分も整えてあげてください。
『一人称』『三人称』『地の文』は・・・・検索してね。
カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 異世界転生なんて夢物語だ。