ヒロインに敢えてドン引きされそうな事をさせてどれくらい大丈夫かの返信
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ヒロインに敢えてドン引きされそうな事をさせてどれくらい大丈夫か(元記事)
私の作品(前回相談に来たなろうでの連載とは別)のヒロインには俗に言うギャップ萌えを狙ったキャラがいますが、いささかやり過ぎていないか心配になって来たので皆様のご意見を伺いたく思います。
彼女は平常時は内気で大人しい人物であるのですが、戦う時になると別人のように荒々しくなります。
この「荒々しくなる」というのが単に気が強い人物になるという範疇でなく、半分モンスターのような姿になって、殆ど理性を失って唸り声と咆哮以外にまともに何も言えなくなるレベルで暴走します。
攻撃手段も伸びた爪で皮や肉を抉り取るとか喉笛を歯で噛み千切るとかいった残虐方向の物です。魔法とか必殺技とか武器とか高尚なものは一切扱えません。
こんな戦い方をするので当然戦いが終わると敵の血と肉片でベトベトで、その度に「やっぱり自分は化け物で、生きてちゃいけない奴みたいだ」という自己嫌悪に陥ります。
この性質は話の進行によって幾分かマシにはなっていく予定ですが完全に取り除かれるものではなく、一生付き合うものとして表現する予定です。
私は主人公やヒロインは「この世に生まれたことが消えない罪」くらいのモノを背負わせたいという少々変な性癖ですが、全年齢でこれはやりすぎでしょうか。
ヒロインに敢えてドン引きされそうな事をさせてどれくらい大丈夫かの返信
投稿者 サタン 投稿日時: : 0
なろう系だと、配慮しているのかちょっとした表現でも「Hな表現あります」とか「残酷描写あります」って書いてあるのが多いように思います。
しかし読者としては、そんな警告があって読むと「警告出すほどか?」ということが非常に多いと思う。
確実性を持ってR15指定でもR18と警告してるような感じ。
そもそも。
小説は基本的に文章表現だけなので、「残酷」なら「単に残酷なことをしてるだけ」では別に残酷とは思わない。
意図的に「残酷と思えるような描写」に持ってかない限り、警告出すような事は不要だろうと思う。
まあ要するに、作者が思ってるより読者はそれほど気にしてないのではないかと思います。
例えば「残酷描写」ではありませんが、いまアニメ放映してる「転生したらスライムだった件」では主人公が持ってるスキルが自我を持ってるかのように会話するんですが、これがまあファンからは「メインヒロイン」と呼ばれることがあります。
会話できるだけで、キャラとして存在してないんで外観は無いんですが、まあ、そういう例は探してみると割とあります。
要するに、小説において「見た目」というのはさほど重要ではないし、ぶっちゃけどうでもいいんですよね。
なので、
>半分モンスターのような姿になって、殆ど理性を失って唸り声と咆哮以外にまともに何も言えなくなるレベルで暴走します。
このあたりは、別に問題ないというか、どんな外見でも大して違いはありません。
かといえ描写のほう、つまり「意思疎通ができなくなる」「爪で肉をえぐる」「喉を食い破る」などを変更したら、それはストーリー的にどうなの? って話になる。
残酷描写があるような「そういう話」で、「そういう描写をひかえる」って、逆に不味いでしょ。
そう考えると、
>いささかやり過ぎていないか心配になって来た
というより、
>この性質は話の進行によって幾分かマシにはなっていく予定ですが
え、マシになっちゃうの? という気持ちのほうが大きいです。
より悪化してくべきでは?
全年齢であることを考えると、確かに少しやりすぎな印象はありますが、
>主人公やヒロインは「この世に生まれたことが消えない罪」くらいのモノを背負わせたい
そのテーマはそもそも全年齢向きではないでしょ。
全年齢に向けたらソフトな描写になってしまうし、そしたらテーマの回収はドラマで表現してくことになるけど、そんな哲学的な内容のドラマを低年齢の読者層が楽しめるとも思えない。
「全年齢」ではなく「年齢指定はないけど青年向け」にありそうなテーマという感じがします。
それで言えば、過激な描写があるのは問題ないし、やりすぎなくらいが丁度よいんじゃないでしょうか。
目を背けたくなるような内容でないと「生まれたことが消えないくらいの罪」は表現できないんじゃ?
凄惨な光景がないと「生まれてきたのが間違いだ」とは思えないし、そのセリフにも説得力がなくなってきちゃう。
序盤で仲良くなった少女の血まみれの片腕だけが、みたいな展開にしないと、そういうヒロインの後悔の念は読者に伝わらんと思う。
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