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追記(元記事)
初心者の域は少し抜けて、ある程度慣れてきた頃ならば。
多少は分かってきたというのがかえって足枷になる感じがあったかもしれません。
作品の狙いも意識してそれなりのプロットも立てられるようになると、それに基づいてキャラを動かしたりエピソードの順番を考えて書きはじめるのですが、途中で読み返してみて「何か違うな」と思ってしまうんですね。
やりたいことがあるからそれに従おうとすると、キャラの言動などが不自然になる。冒頭のツカミが大事だと分かるから何とか印象的なシーンをと考えるのだけれど、それがその後の構想と噛み合っていない気がする。しかし、そういう齟齬が生じている根本原因が分からないから、描写の違和感ばかりが目についてしまって序盤を何度も読み返し修正を加えてみたりする。そんな状態から抜け出せない時期がありました。
そういうことで苦労した時期に、初めて三幕構成とか13フェーズとかいうプロット・テンプレートの有効性を実感し、それらに助けてもらって何とか曲がりなりにも結末まで形の整ったストーリーを書けるようになった。
……そして今に至るという感じです。
今でも自作に違和感はありますよ。でも、このコースを通ればゴールにはたどり着けるくらいは予測できるようになったので、それで何とかやっています。
追記の返信
スレ主 雨月 投稿日時: : 0
返信が遅くなりすみません。
私なんかの質問に答えてくれてありがとうございます。
皆さん、そういった違和感を経験するんですね。しかし、違和感の正体は、全部、ですか……。総合力というのは、確かに、と思います。すごい納得できますね。
質問ばかりです申し訳ないのですが、その、「模倣」というのは、いわゆる、好きな作品を全て書き写す、模写のようなもののことでしょうか? そういう練習法があるみたいな記事をどこかで読んだ記憶があるので。
やはり、まずどんな駄作でも、投げ出さずに最後まで書くというのが必要なんですかね。
ありがとうございました。