プロットの膨らませ方、組み立て方についての返信の返信の返信の返信の返信
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プロットの膨らませ方、組み立て方についての返信の返信の返信の返信(元記事)
返信ありがとうございます。
遅まきながらおすすめいただいた沼田氏の著作を読んでみました。
正直なところ、13フェイズ構成は納得できなかったです。
理由は大まかに二つ
1、当方が好きな作品でこの構成が当てはまるものがほぼない
2、例示される作品がほとんど知らない、ないし面白いと思わないものばかり
また、所々こじつけがましいように感じる部分があるのも気になります。
後リマインダーの部分は何度読んでもさっぱりでした。
ただ、キャラを役割によって主人公や対抗者など8種類に分類し、それぞれの相互作用からストーリーを動かすというのは大いに参考にしたいと思います。
プロットの膨らませ方、組み立て方についての返信の返信の返信の返信の返信
投稿者 あまくさ 投稿日時: : 2
リマインダーというのは簡単に言えば「印象的な要素を盛り込め」ということです。これは、書籍の最初の方に書かれているテリングに相当します。
重要なのはテリング(表現)とプロットは別物だということです。なぜ重要かというと、テリングを重視してプロットを軽視する人、逆にプロットを重視してテリングを軽視する人が多いからです。
同意していただけるかどうか分かりませんが、スターウォーズの人気の要因の一つはダースベイダーのコスチュームだと思うんですね。もちろん他にもいろいろあるでしょうが、最初の映画が公開された時点ではあの外見が観客にあたえた印象が強烈で、作品の人気に火をつける決め手になったように思います。
ですが、あのコスチュームはプロットとは何の関係もありません。あってもなくても作品は成立します。リマインダーというのはそういうもの。作品の商品価値を高めるために、プロットやオーソドックスな創作論とは別の観点から付加する要素なんです。
繰り返しますが、テリング(表現・リマインダー)を重視してプロットを軽視する人と、逆にプロットを重視してテリングを軽視する人がいるんですね。作品を構想するにあたって、かなり感覚の違うところから思考される要素であるため、どうしてもそうなってしまうのだと思います。しかし、作品の魅力をささえる両輪としてどちらも等しく重要。それがあの書籍の主張なのだと考えています。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: プロットの膨らませ方、組み立て方について