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おっしゃる通り、私も必然性があれば出しても良いと思ってます。
別の回答でも書きましたが私自身、中世欧州風のファンタジーでトマトを出したことがありますから。
ジャガイモも、例えば飢饉に苦しむ農村を救うため、幻の作物を求めて旅をする。その幻の作物がジャガイモだった。といった展開であれば、問題ないと思います。
問題があるのは、少し調べればわかるようなことを、何の考えもなく安易に出すことですね。
もうひとつの問題は、必然性があれば何を出してもいいのか。
もしくは、世界観に馴染ませるにはどういう工夫が必要か。
ドラコンさんが、例として挙げている作品は、そこのところが秀逸ですね。
特に「半時」と書いて「いちじかん」がよいです。
時間や距離などの概念は、どう表現するか難しいところです。
リンク先も読ませてもらいました。
リアリティについては、まさにその通りで参考になりました。
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投稿者 ドラコン 投稿日時: : 0
> f-log さん
ご丁重なご返信ありがとうございます。ドラコンです。
>私も必然性があれば出しても良いと思ってます。
必然性を含めて「説得力」でしょうね。先に挙げた『薬屋のひとりごと』でも、主人公の養父は、西洋世界が想定される「西方」に留学していましたから。つまり、東洋風世界が舞台でも、西洋世界との交流がある世界であることが示されています。もっとも、チョコレートが登場したのが1巻、養父の西方留学が明らかになるのが2巻でしたが。
中世ヨーロッパ風異世界でも、帆船とはいえ、高度な航海術を有し、ほかの大陸と交流があるような世界であれば、トマトやジャガイモが出てきてもそれほど違和感でないのでありませんか。
シャワーにしても、古代ローマを想定した「過去の高度な水道技術を応用して造った」とでもあれば、説得力が出てくるでしょう。
次に、世界観への馴染ませ方です。『薬屋のひとりごと』では、漢字圏が舞台とはいえ、「巧克力(チョコレート)」と漢字(中国語)で表記していました。作中世界が漢字圏でも、「外来語」であることを明示すれば、無理に漢字表記する必要はないですよ。登場人物にとって、耳慣れない語であれば、むしろひらがなで表記したほう良いかもしれませんね。実際、『薬屋のひとりごと』7巻では、主人公にとって耳慣れぬ西方人名がひらがなで書いてありました。
カテゴリー : その他 スレッド: 【質問/考察?】主人公及び異世界の設定・描写、その解釈について