短編を書き上げたのでどなたか批評をお願いしますの返信
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短編を書き上げたのでどなたか批評をお願いします(元記事)
お初にお目にかかります。
本日、しばらく放置していた短編を最後まで書き上げ、力尽きました。
妖狐、座敷童、ろくろ首の3人が営む恋愛相談所を訪れた女性が過去への執着を切り離す、というような話です。
私が現在気になっている部分は、
・『あやかしが営む恋愛相談所』なのに、語り部の成長がメインになっていて、折角の妖怪成分を活かし切れていない
・わたし自身が学生で、周囲に事務をしている方もおらず、職場の描写にリアリティがない
(ただ、前者に関しては、この3人についてあまりにも掘り下げられなかったので、短編連作にすることも考えています。
その場合、導入としてこの相談所の役割を示すために、このくらいでもアリかな、とも思うのですが…ご意見お待ちしております)
https://novema.jp/book/n1581839
読んでいただけるだけでも本当に嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
短編を書き上げたのでどなたか批評をお願いしますの返信
スレ主 ノル 投稿日時: : 1
サタン様
大変細かい分析をありがとうございます。
まさに、「あやかし」がタイトルなのに存在感薄くて妖怪にした意味ないじゃん……と悩んでおりました。
コンセプトもその通りで、「能天気な女妖怪たちとわちゃわちゃしてるうちに元気がわいてくる」「立ち止まったら妖怪たちが長い年月人間を見てきた経験からアドバイスしてくれる」みたいな、「頼れる味方がいると自分と戦う勇気が出るよね」をテーマに作った話でした。しっかり読んでくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。
アイテムの件、メインあやかしを絞る件、眼から鱗が落ちました!
実は妖狐には「妖術が得意」という裏設定があって、でもこの「自分と戦うのは自分、妖怪は助けるだけ」というコンセプトは譲れず、後日談的にこの元彼がストーカー化してきつねが妖術で追い払う話でも作ろうかな、などと思っていたところでした。
ご指摘を受けてぱっと思いついたのは妖狐が「ブスだから恋愛が上手くいかない」と思っている相談者の容姿を望み通り美しく変えるが、その妖術は相談者が自分本意な行動をするたびに醜くなっていくものというピノキオのような話でした。これならおそらく「相談者をメインにしながら」、「あやかし成分を活かせる」かなと思うのですが、如何でしょうか。
そして、そうなると座敷童とろくろ首をどうメイン回で活かすか、という点ですね。
今回ろくろの出番が多くなったのは、彩也子という「少し愚鈍で人に舐められやすい」相談者と相性がいいのが彼女だったという結果的なものでした。
座敷童は、「長年商家の人間関係を眺めてきた存在」
ろくろ首は、「見た目のインパクト&ほのぼのコメディ要因」としてキャスティングしたのですが、ろくろ首は見た目の描写で非人間感が出るのに対して座敷童はやはり妖怪感の演出としては難しいかもしれないですね……。
今回は気弱な相談者だったので鳴りを潜めていましたが、本来の設定としては彼女はドライかつ合理的な毒舌家で、ダメな恋愛ズバズバ切る係、要は「長年の人間観察に裏付けされた言葉」を武器にするようなキャラなのですが、「見た目と釣り合わない老練された発言」だけではやはり弱いでしょうか。
なんというか新しい観点に楽しくなってしまって、お返事が長くなってしまいました。申し訳ありません。
丁寧な批評、本当にありがとうございました!
カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: 短編を書き上げたのでどなたか批評をお願いします