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売れる物を書くべきか? 書きたいものを書くべきか? 創作のモチベーションの保ち方とは? (No: 1)

スレ主 うっぴー 投稿日時:

小説を書くのが好きな人に話を聞くと、とにかく自分の書きたいことがあるから書いている人が大半です。俺の望む中二病バトルが書きたくて書いている! という答えが返ってきます。

自分の書きたいことを書くのが創作活動の基本ですね。
でも、それだけでは満足できないのがクリエーターの宿命で、自分の書きたいことを書いて、かつ称賛してもらいたい、人気を出したい、とも願ってしまうのです。

例えば、天才画家と称されるゴッホは、生前、絵がまったく売れなくて承認欲求が満たされず、自分の耳を切り落とすという奇行を犯して、完全にヤバい奴扱いされました。

自分の書きたいことだけ書く、それで称賛は求めない、というのは、かなりの茨の道だと思います。

「売れる物を書くべきか? 書きたいものを書くべきか?」という質問をプロ作家さんにすると、ほぼ100%の人が「売れる物を書きながら、その中で、書きたいことを書きます」と答えます。

売れる物イコール自分の書きたい物ではないので、それでバランスを取っているのですね。
やっぱり書きたくないものを無理やり書いていると、モチベーションが落ちるので、だんだん辛くなってきて筆を折ることになると思います。

しかし、「小説家になろう」出身のプロ作家さんには、この枠から外れた人もいます。
その方の論では、「小説家になろう」で人気を出すのに必要なのは、読者の好みを調べて、それに徹底的に合わせた物語を作る能力、いわばマーケティングがすべてである、と、かなりビジネスマン的な考え方をされていました。

「どんな人気作家でも出す作品すべてがヒットすることは有り得ない。人気が出なかったらすばやく切り捨てて次の作品を出す。この損切りが大切」と、おっしゃっていました。

このような考え方が嫌いな人も大勢いて、「もはや作家ではない、ラノベ生産工場主任だ!」などと言ったりします。

こういった売れる物重視タイプの人たちは、書きたい物を書けない辛さを完全に割り切っているか、もしくは創作の喜びを書きたいものを書くこと以外に求めているのかな?と思います。

売れる物を書くべきか? 書きたいものを書くべきか? 創作のモチベーションの保ち方について、あなたはどうお考えになりますか? ご意見をいただきたく存じます。

カテゴリー: やる気・動機・スランプ

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人気回答!売れる物を書くべきか? 書きたいものを書くべきか? 創作のモチベーションの保ち方とは?の返信 (No: 2)

投稿者 玄翁 : 5 No: 1の返信

投稿日時:

管理人さんの投稿が正直、少々意地の悪い設問のようにもとれてしまいましたが・・・。
これは、おそらく結論の出ない問題だと思います。

ほとんどの人が書きたいものと売れるものとの狭間でジレンマに陥っていることでしょう。

誰しも書きたいものだけを書け続けられればいいのですが、その結果誰にも顧みられることが無くなるのはそれはそれで耐え難いものです。
一作二作だけならともかく、それがずっと続けばやがては作家そのものが顧みられなくなることに繋がりかねません。

それは誰もが恐れていることでしょう。

そのような事態を避けるためには、常に両者のバランスを取りつつ試行錯誤する以外に方法はないと思われます。

その一方で書きたいものを書くより売れることを重視する作家さんもおられると言う事ですが、それはおそらく作家さんのスタンスの違いかと思われます。

ラノベを一種の文学作品ではなく、エンターテイメント、娯楽作品と捉えると自然と多くの人間に持てはやされる志向に行きつくのだと思います。

かく言う私もラノベを書くのであれば多くの人に売れる=ウケることを目指すべきだと考えています。
エンターテイメントであればまず大多数にウケることが第一義で、作家性はそれを前提にした上で語られるべきだと思っています。

これに関しては反発される方も多いかと思います。
ただ、ラノベは娯楽作品として捉えられやすい側面を持っているためこうなるのもやむを得ないのかも知れません。
漫画やアニメ、ゲームなどとのメディアミックスも多く、それらと親和性が高いのもやはり娯楽作品であればこそだと思います。

それらの要素を鑑みると、文学作品寄りのラノベを書く作家とエンターテイメント志向の作家とではスタンスも、作品の意味合いも違っていて当然だと思うので同じ分野にあって全く異なる存在だと言えるのかも知れません。

素人なりに色々と考えてみた結果ですが、皆さんにとってはいかがでしょうか?

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タイトル:売れる物を書くべきか? 書きたいものを書くべきか? 創作のモチベーションの保ち方とは? 投稿者: うっぴー

小説を書くのが好きな人に話を聞くと、とにかく自分の書きたいことがあるから書いている人が大半です。俺の望む中二病バトルが書きたくて書いている! という答えが返ってきます。

自分の書きたいことを書くのが創作活動の基本ですね。
でも、それだけでは満足できないのがクリエーターの宿命で、自分の書きたいことを書いて、かつ称賛してもらいたい、人気を出したい、とも願ってしまうのです。

例えば、天才画家と称されるゴッホは、生前、絵がまったく売れなくて承認欲求が満たされず、自分の耳を切り落とすという奇行を犯して、完全にヤバい奴扱いされました。

自分の書きたいことだけ書く、それで称賛は求めない、というのは、かなりの茨の道だと思います。

「売れる物を書くべきか? 書きたいものを書くべきか?」という質問をプロ作家さんにすると、ほぼ100%の人が「売れる物を書きながら、その中で、書きたいことを書きます」と答えます。

売れる物イコール自分の書きたい物ではないので、それでバランスを取っているのですね。
やっぱり書きたくないものを無理やり書いていると、モチベーションが落ちるので、だんだん辛くなってきて筆を折ることになると思います。

しかし、「小説家になろう」出身のプロ作家さんには、この枠から外れた人もいます。
その方の論では、「小説家になろう」で人気を出すのに必要なのは、読者の好みを調べて、それに徹底的に合わせた物語を作る能力、いわばマーケティングがすべてである、と、かなりビジネスマン的な考え方をされていました。

「どんな人気作家でも出す作品すべてがヒットすることは有り得ない。人気が出なかったらすばやく切り捨てて次の作品を出す。この損切りが大切」と、おっしゃっていました。

このような考え方が嫌いな人も大勢いて、「もはや作家ではない、ラノベ生産工場主任だ!」などと言ったりします。

こういった売れる物重視タイプの人たちは、書きたい物を書けない辛さを完全に割り切っているか、もしくは創作の喜びを書きたいものを書くこと以外に求めているのかな?と思います。

売れる物を書くべきか? 書きたいものを書くべきか? 創作のモチベーションの保ち方について、あなたはどうお考えになりますか? ご意見をいただきたく存じます。

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