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ライバル (No: 1)
スレ主 ポコポコ 投稿日時:
こんばんは
ライバルを作っているのですが
試合の時くらいしか会わないので
どんなタイプにするか決まりません。
助けてください。
ライバルを次に出すので先に進めないです。
カテゴリー: キャラクター
この質問に返信する!ライバルの返信 (No: 2)
投稿日時:
単純なライバル像は、主人公の対比です。
主人公が善ならライバルは悪、それでいて「競い合う」わけだから目的や目標は似通っている。
ライバルで重要なのは、主人公と「比較」ができるということです。
前述したものはスタンダードなライバル像でしょう。主人公と対になってるために双方が輝く構図です。
一方で、「ライバルを主人公の理想像」とする場合もあります。
この場合、ライバルが勝手に主人公をライバル視してる展開が多いですね。チラッと見ただけで「あの子には光るものがある」的な発言とか。
これは「すごい人が主人公を認めてる」という演出にもなるので、主人公の特別感がよく出てきます。
無論、このパターンも比較することでキャラが立ってきます。
ライバルは主人公の理想像なので、対等な比較をすることで主人公が強く見える。弱いのに強い、つまりやるときはやる、というキャラの主人公であればこのタイプがハマるでしょう。
ライバルの挫折を書くことで、それは同時に理想像とする未来の自分の挫折でもあるから主人公も親身になったりして距離が縮まったりする。
他にもパターンと言えるのはあるけど、総じて言えるのは、ライバルは主人公と比較できる対象である、ということ。
主人公に対してライバルはどういう存在なのか。
主人公がライバルに対してどう思ってるかじゃなくて、物語的にどういうポジションなのか、という感じ。
スポーツものだと「ライバルは主人公の理想像」のパターンが多いですね。
ライバルを出すと同時に、そのライバルは主人公の「目標」にもなるわけで、いろんな要素が一気に決まりますから。
ライバルの試合を観た主人公が憧れる → ライバルに追いつこうと練習する → 次の練習試合の相手がライバルのいる学校 → フルボッコなくらいの完敗 → しかしライバルは気落ちする主人公を遠目に「あの子は無視できない」的な発言をする → 主人公は悔しさをバネにいつか絶対勝つんだと誓う。
みたいな展開、よくあるでしょ。
また、
>試合の時くらいしか会わないので
スポーツものは基本的にどんな物語でもそうです。ライバルである以上は学校が違うんだから。
会う機会なんて普通に考えてありません。全国大会とかにもなれば関東と関西とか距離があったりもするのもあるし。
それでも、「会える展開を考える」のが作者の仕事です。
修学旅行先で偶然鉢合わせたとか、試合後の打ち上げで同じ店になったとか、こういうのもよくあるでしょ?
ライバルの実家ないし祖母の家などが主人公の自宅の近くだとか。
練習で走り込みをしてるルートが一部被ってて、そこで鉢合わせることがあるとか。
どうとでも、どうにでも会う機会は作れます。
同じ市内や県内くらいなら、「行きつけのスポーツ店が同じ」とかでもいいわけだし。
主人公やライバルが知らなかっただけで、共通の知り合いがいた、とかでもいいんだし。
試合以外で交流がないライバルというのは、どうしても印象が薄くなると思うので、どこかで何か機会を作ってやるべきだと思いますよ。
ライバルと連絡先を交換する機会があれば、主人公が強引に押しかけるということもできます。距離があっても、主人公は自転車で長距離移動するのに慣れてますよね? なら「一言いうために会いに来た」といった展開は、「主人公のまっすぐな性格」や「化物みたいな脚力・持久力」を描写するチャンスじゃなかろうか。
ライバルの返信の返信 (No: 4)
投稿日時:
こんばんは。
色々なパターンありがとうございます。読んでいるだけで話がわいてきました。
まず、ほたるがライバルと決めつけて
ライバルは、ほたるのことをどう思ってるかわからないようにしたいと思います。
あとは、話がうかんできたら書こうと思います。
また、話がつまったらよろしくおねがいします。
ライバルの返信 (No: 3)
投稿日時:
オミクロンです。ライバルと一言に言っても、種類が分かれると思います。まずは大枠からとらえていくと分かりやすいでしょう。
ひとえにライバルと言っても、必ずしも双方向でなければならない決まりはありません。一方的でも十分にライバルというのは成立しえます。要はその存在が、相手をどれだけ強く、どう思っているかだと私は思います。
とはいえ難しい概念ではありますので、私見ではありますが具体例を挙げていきたいと思います。具体的には、私が思う三つのライバルの型を書かせていただきます。
まずは【憧憬型】です。端的な例が、「ONE PIECE」の【ルフィ→シャンクス】や、【コビー→ルフィ】です。相手を越えるべき存在として認識しているというタイプですね。
亜種を挙げるときりがありませんが、「Gガンダム」の【ドモン→東方不敗】や、半々で混ざりますが、「北斗の拳」の【トキ→ラオウ】もこれに当たると思います。
このタイプでよくあるのが、憧憬する側が、される側に大きな影響を与えたことでしょうか。過去と現在の比較や、追い付こうと足掻く姿を描くのに向いていると思います。
また後述の型とは真逆なので、爽やなものや、熱血な関係を演出できます。スポーツものには向いていると思います。
次にあるのが【対等型】です。これはライバルの花形ですね。挙げるまでもありませんが、「NARUTO」の【ナルト・サスケ】や、「ドラゴンボール」の【悟空・ベジータ】が該当します。互いの衝突は物語の山場になるでしょう。
花形ではありますが、一番作るのが難しいものだとも思っています。互いに互いを意識しなけなければならない以上、両者の情景描写を書かなければなりません。またこのパターンでぽっと出のキャラでやると、高い確率で読む気が失せる場合があります。そうする場合には事前の布石や伏線は必須です。
最後にあるのが【劣等・憎悪型】だと私は思います。【憧憬型】と似てはいますが、そこに関わる感情の方向性は真逆です。もっとも作りやすいライバルだと私は考えます。一言で言えば純粋な敵視ですからね。
分かりやすい例が「BLEACH」の【一護→初期白夜】、「HUNTER×HUNTER」の【クラピカ→幻影旅団】、「ベルセルク」の【ガッツ→グリフィス】でしょうか。【憧憬型】と基本は変わらず、性質だけを逆転させた感じです。
もちろん向いているのはドロドロとした悍ましい内容です。端的には復讐ものですね。ただ、負の感情は強い原動力になります。主人公の急激なパワーアップや、代償を顧みない行為、主人公の葛藤など、ライバルが与り知らぬ場所でのドラマ構築に役立つと思います。
以上が私が思うライバルの基本的な三つの型です。どのライバルも基本は当てはまると思います。この上でライバルを制定するならば、時系列を使うのがいいでしょう。
初期は【憧憬型】で、中期は【対等型】、後期は【劣等・憎悪型】にするのもいいですし、一貫させるのもいいです。単純に前、中、後期だけで考えれば、単純計算で27通り作れます。そこをどうするのかは筆者様の力量次第といった感じですね。
ただ、変化をさせる以上は相応の理由が必要です。それを怠ると、物語が薄っぺらくなる危険性が大いにあります。ご注意ください。参考になれば幸いです。
ライバルの返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
こんばんは、レスありがとうございます。
こちらも、読んでると話が湧いてきました。
ライバルと思ってる人に反則すれすれのおうあつされたりして、落車してケガするパターンや相手のチームは、勝つためには何でもするようなことも浮かんできました。
ですが、前で書いたようにしたいと思います。
また、アドバイスよろしくおねがいします。