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10万文字から7万文字以下まで減らしたい (No: 1)
スレ主 琥珀 投稿日時:
はじめまして、趣味で小説を書いています。
相談したいのはタイトルの通りで、10万文字の内容を7万文字以下まで減らしたいです。
内容は異世界転移物の長編で、内気な少年が聖騎士となって世界を救う物語です。
①現代日本から異世界転移。(主人公の性格の提示)
②自分の生まれ持った使命を知る。(世界のことやラスボスの説明、サブヒロイン、メンターとの出会い)
③頼れる大人の元で異文化を学ぶ。(養父母、メインヒロインとの出会いと、世界を主人公の目を通して提示)
④士官学校に入学する。(友人との出会い、主人公の成長の始まり)
上記が大まかな序盤の流れですが、③の辺りで10万文字を超えました。現在③の内容を作成中で、このままだと12万ほどになりそうです。
どこかの新人賞に送るつもりもなく、とにかく好きに書いて後から削ろうと軽く考えていましたが、想像以上に展開を遅くしすぎました。
チート、ステータス、ハーレムなどの流行りの要素はなく、イチから宗教、言語、種族などを考えた小説を作りたくて書いてきたので、かなり説明や描写が長くなった自覚はあります。地の文と会話文の比率は7:3でした。1話の区切りも5千〜8千ほどで長いです。
区切りがいいところで投稿サイトで公開しようとは思っていますが、どうせ載せるならクリックしてくれた方が楽しんでもらえるものを載せたいです。
皆さんは展開が遅い、文章を大きく削らなければならない場合、どのようにしているのでしょうか。プロットから作り直して、イチから書き直すしかないのでしょうか。
どうぞよろしくお願いします。
カテゴリー: 文章・描写
この質問に返信する!人気回答!10万文字から7万文字以下まで減らしたいの返信 (No: 2)
投稿日時:
読んでみないとわかんないけど。まず、削るなら設定じゃないでしょうか。
俺も、世界設定やら何やら書き込む方なのですが、大概の場合『キャラクターの背景・設定』以外は読者はあんまり気にしないので、割とザックリ削った方が良いと思います。
『大まかな序盤の流れ』だけでなく『大まかな全体の流れ』が見えないので何とも言えないんですが、序盤だけで十万文字はまず間違いなく書き込みすぎだと思います。
あと、もしかしてなんですが『展開の合理性』を必要以上に重視しちゃってるんじゃないでしょうか。
確かに『何がどうして、どうなって、結果こうなった』と筋道立てて書けば理屈は通るのですが、その中には案外『よく考えれば明示しなくても分かるよな』とか、『確かに説明すればこうなるけど、本筋とは関係なくね?』ってものが結構あります。
それ削れるんじゃないかなぁ。
で、削り方ですが。
俺は、『取り合えず要らないと思うもの全部削って、その後プロットと見比べて、不自然になる物だけ戻す』っていう感じのやり方をしています。
『要らない物』の定義は、話の本筋から逸れるもの全部です。ギャグパートや初出キャラの外見描写などはこの場合『要らない物』には含めません。
と言うか、五千字おきくらいにこれをやって、膨れ上がらないようにしてます。出来るだけ。
プロットから作り直すのは、やってみても良いですが結構キツいのでダレると思います。
あと、これは性格にもよるんですが。多少問題があるように感じても、一度書き切ってしまうのも一つの手です。『纏めて作って、纏めて問題点を整理して、纏めて直す』っていうやり方が性に合う人も、確かにいるようです。
以上、参考になれば幸いです。
10万文字から7万文字以下まで減らしたいの返信の返信 (No: 3)
投稿日時:
大野様、返信ありがとうございます!
ご指摘の通りで、展開が突拍子のないものにならないよう、合理性や道筋を重視していました。プロアマ問わず、あらゆる創作物の感想で「展開がいきなりすぎてついていけない、感情移入できない」とはよく書かれている事柄でしたし、私も昔から言われていたので、展開の整合性などを常に考えていました。
昔に読んだ小説の指南本で「作中に書いていないことは存在しないこと」とあったこともあり、多く書き込み過ぎていたのだと思います。
一度区切りのいい所まで書ききってから、、シーンの中に出す設定などを再考してみます。後に回せる設定や描写は削って、話が成立する必要最低限の部分を考えていこうと思います。
夜分にも関わらず、的確なアドバイスをありがとうございました。
10万文字から7万文字以下まで減らしたいの返信 (No: 4)
投稿日時:
補足として、物語全体の大まかな流れです。
現代日本で周囲に不幸を振りまくことから疎まれて生きてきた主人公が、異世界に転移し自分が救世の使命を持って生まれたことを知る。
ラスボスである邪神と戦う力をつけるために、聖騎士を養成する士官学校へ入学して友人や自信を得ていく。
やがて少年から青年へ成長し公私ともに充実してきた頃、邪神の勢力から強襲があり街も人も多大な被害を受け、失意や迫害から主人公は街を出奔。
流浪の騎士として孤独に旅をしていたが、友人たちの説得で騎士団に戻り、邪神を封印するために戦い続ける。
かなり掻い摘みましたが、全編を通して大体7〜8年ほどの時間経過になります。少年少女が大人になっていく過程で、挫折や成功を繰り返して成長していくジュブナイルな要素を多く取り入れたいと考えています。
読者が主人公と共に異世界の文化に触れたり、友人たちが選ぶ未来を見届けたり、登場人物と一緒に歩いていくような小説にしたいです。
現在書いている部分まででも公開してから、意見を募った方がいいでしょうか?
人気回答!10万文字から7万文字以下まで減らしたいの返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
うーんと。
順番に返信していくんですが。
『展開がいきなりすぎっついていけない・急すぎる』という感想が結構な数存在するのは事実です。ただしこれは、人間の主観が個々の経験に依っているせいで、同じものを読んでも『ついていける人』と『ついていけない人』が発生してしまうせいでもあります。
そのため、確かに営利目的の作品を書くのであれば気にしなくても良いものかと。勿論、最低限の説明は必要ですが、趣味で書くのですから『ついてこれなくても仕方ない』くらいに思うのも考え方の一つですよ。
「作中に書いていないことは存在しないこと」については。これは二つの意味があると思います。
一つ目は言葉通りに、『書いた物しか作中に存在しないので、作品に必要と思うものは必ず書くこと』と言う意味ですが。
二つ目は逆説的に、『書いてない物は存在しない以上、意図的に特定のことを書かず、物語を堰き止めないようにしたり、「衝撃の展開」のために情報を伏せる』という風にも取れます。
さてその上で。
物語全体のあらすじを読みました。
二つ、質問があります。
①7~8年の物語をすべてまとめると、何万/何十万文字くらいにする予定か。
②物語におけるカタルシス(盛り上がり)をどこに、いくつ置くのか。
俺の知る限り、ではありますが。
読者と言うのは、大体『3万文字に一度くらい、小さめのカタルシス』と『10万文字に1度くらい、大きめのカタルシス』を求めてくるものです。
これは、文庫本一冊が約10~15万文字になっていることが原因で、一作当たり大体3~4つの小さな盛り上がりと1つの大事件・急展開が求められるように感じます。
俺に限った話ではないと思うのですが、何の盛り上がりもなく十万字の文章を見せつけられたら、その時点で読むのをやめます。
さて、その上で。
あと、二つ質問があります。
①一作10万文字と考えた場合、『何年分/何か月分』の物語を一作目に詰め込みたいですか?(七~八年分の物語を十万文字に詰め込むのは中々難易度が高いです)
②その『X年分』の物語において、どこをどう盛り上げて、ストーリーを展開していくか、目途を付けられますか?
二つの答えが出たら、『最初の十万字』に詰め込む分の内容を考えて、作ってみてください。
この『十万字』は推敲を終えた後にそれぐらい(8~13万文字くらいですかね)に収まっていればいいので、推敲前の時点で二十万字くらいになっちゃっても構いません。
最初に立てた目途に倣って書いたうえで、文字数がオーバーしても、『アレ、これ要らないな』と言うのを削って行って十万字前後になるなら、それで良いでしょう。
もし、『二十万字書いたけど、十万字に収め切るのは到底無理』などと感じたら、元々の分量が多かったんでしょう。プロットから作り直しましょう。
以上、参考になるかはわかりませんが、ひとまずの回答となって居れば幸いです。
ライトノベル作法研究所管理人うっぴー /運営スタッフ:小説家・瀬川コウ:大手出版社編集者Y - エンタメノベルラボ - DMM オンラインサロン
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10万文字から7万文字以下まで減らしたいの返信の返信の返信 (No: 6)
投稿日時:
返信ありがとうございます。
回答をまとめていたら遅くなってしまいました。
①一作10万文字と考えた場合、『何年分/何か月分』の物語を一作目に詰め込みたいのか。
主人公が異世界に来て、信頼できる大人の庇護を得て1年間剣と魔法の稽古をし、士官学校の試験を受けて入学するまで、が1作目の目処でした。
全体では100万〜120万字程度になる計算です。
②その『X年分』の物語において、どこをどう盛り上げて、ストーリーを展開していくか、目途を付けられるか。
目処を付けれてはいます。
小さなカタルシスとしては、バトルシーンだったり、友情を深めるシーンだったりを入れていきます。
大きなカタルシスは章の最後で入れようと考えています。
どれだけの文量になってしまうかは分かりませんが、ひとまず書ききってから減らしていこうと思います。
序盤前半の部分は確かに詰め込み過ぎなので、プロットを再考して削っていい部分の選別もしながら進めていこうと思います。
今回は丁寧なアドバイスをありがとうございました。
10万文字から7万文字以下まで減らしたいの返信 (No: 7)
投稿日時:
10万が7万ということは70%ですが、単純に圧縮したいのならそれくらいなら小手先のテクニックでなんとかなると思います
「むしろ」「なんと」などの内容そのものとは関係ない副詞を消すだけでかなり小さくなりますよ
形容詞や比喩なども消したり、長くなる言い回しを短い言葉に置換するのもいいでしょう
梅よ、ふやけよ! (No: 8)
投稿日時:
添削なんて参考以降に許される権利
てか、比較対象なく添削って出来るの??