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自分のキャラクターが読者に魅力的に感じてもらえているかどうか不安です (No: 1)

スレ主 文吉 投稿日時:

相談です。

自分の小説に登場するキャラクターが、果たして読者に魅力的に感じてもらえているかどうか、伝わっているかどうか不安に感じてしまいます。

よく、「キャラクターの魅力を引き出すには、弱点や欠点を設ける必要がある」と言われておりますが、自分の作品の場合、ファンタジー物の激しいバトルが中心のストーリーとなっておりますので、個々の能力の相性とか、「何が出来て何が出来ないのかを分かっているか分かっていないか」とか、個々の思想や考え方のぶつかり合うとか、そういった淡々とした描写が多いです。

ちなみに、私が個人的に考える「キャラクターをキャラクターたらしめる要素」は、
1. キャラクターの髪型と色
2. 目の形と色
3. 思想・動機
4. 作中での立場と言動

の4点です。「髪型と色」はキャラクターの最大のアイデンティティ―ですし、「目は口ほどに物を言う」と言いますし、3と4は言わずもがな。仮に、外見的な描写が少ないあるいは全く無かったりしても、以上の4点さえ守っていれば、だいたいのキャラクターの外見と魅力が読者に伝わると思うからです。(他にもありましたら是非教えてください)

以上の点を踏まえまして、私は自分の書く作品のキャラクターを魅力的だと思っていますが、それはあくまで主観的な意見であって読者もそうとは限りません。故に不安に感じるのだと思います。

他にも、キャラクターの魅力を伝えられる工夫や要素などありましたら教えていただけると幸いです。

カテゴリー: キャラクター

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自分のキャラクターが読者に魅力的に感じてもらえているかどうか不安ですの返信 (No: 2)

投稿者 サタン : 2 No: 1の返信

投稿日時:

小説は基本的に文章での表現なので、キャラの髪型や色、目の形や色は、まったく魅力の要素には入らないと思います。
文章で見た目の表現は難しいからですね。

例えば、中盤まではモブキャラかってくらいに目立たなかったキャラだけど、中盤でスポットが当たっていきなり魅力的に見えるようになったキャラとか、漫画やアニメでもいいんで、そういうキャラに覚えはないかな?
これは、そのキャラにスポットを当ててキャラクターの良さを書いたから魅力的に見えるようになったわけで、魅力とはキャラクター自体に付属してるアクセサリではないと思うかな。
作者がキャラクターの魅力を引き出したから魅力的に見えるというだけ。
つまり、作者はキャラクターの魅力を引き出す努力をしなきゃならない。
そのための手段の一つとして着飾る、ようはアクセサリを付けるという事はあるけど、それが魅力の本質ではない。
自己犠牲が特徴のキャラであれば、自己犠牲が魅力的ないし印象的になるシーンを作らなきゃいけない。
魅力があっても、それを書けなきゃ意味がないからね。無いも同然。
だから、「思想・動機」「作中での立場と言動」は、私も魅力を出すツールだと思うけど、それがあるだけではダメだし、それを説明するだけでもダメ。
でもスレ主さんは「個々の思想や考え方がぶつかり合う」という描写を書いているとしているので、それは思想がぶつかり合うことでキャラクターのキャラクター性を描写していると思う。
問題はそれが魅力的なシーン設計か、というところで魅力度は変わってくると思うかな。

例えば、お笑い芸人でいじられキャラの芸人は、単体でも面白いけど「上手くいじってくれる人」がいるとずっと面白くなる。
キャラを出すには、「出させてくれる人(環境)」が不可欠で、私は要素として挙げるならこれが一番かな。
例えば自己犠牲のキャラを印象付けたい場合、犠牲になるような問題を起こすキャラや環境が必要だし、印象を決めるため二人の関係性も大事になる。
だから「魅力を出したいキャラ」も大事だけど、それを出しやすくする環境のほうがもっと大事。

私のキャラの魅力の考え方は一言で言えば「打てば響く」って感じ。打たなきゃ響かないし、打つ人の能力が大事。
キャラ二人いるとして、それが相互関係になっている状態が理想。
少年漫画とかだとメインキャラは3人で相互関係になってるのが多いんじゃないかな。
NARUTOとかだと、序盤ではナルトが無鉄砲に行動するからサスケのクールな強さが引き立つし、そんな強いサスケが敵にやられるからキレたナルトの爆発力が際立つ。そんな二人ですら苦戦する修行だからこそサクラのチャクラコントロールが上手いって描写が成立する。
一人で修業してて「チャクラコントロールって難しい!」なんて書いたところでその難しさは読者に伝わらない。
こういう相互関係ないし「打てば響く」の打ってくれる人や環境を用意してやることが、大事かな。

自分のキャラクターが読者に魅力的に感じてもらえているかどうか不安ですの返信 (No: 3)

投稿者 元々島の人 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

優しさだったり勇気だったりを表現するにはそのためのエピソードが必要になりますが、強く伝わるのみでなくエピソードに前例がなくオリジナリティがあるかが勝負だと思います。たとえば「車にひかれそうになった子供を助けた」では少しありがちで既視感もあります。例ですがゴジュウジャーの第一話で「あいつにはまだ250円返してないからな」と言う台詞は前例がたしかなく、その人らしさがつまっていたと思います。

自分のキャラクターが読者に魅力的に感じてもらえているかどうか不安ですの返信 (No: 4)

投稿者 さそり : 2 No: 1の返信

投稿日時:

 こんにちは。以前、ノベル道場で文吉様の『ネオナイト』を読ませていただきました、さそりです。

 正直、私は自分のキャラクターの魅力をキチンと伝えられているかどうか、深く考えることはやめましたね。
 何を魅力に思うかは人によって違いますので、今は「キャラクター性が誤解されない程度に伝わればいい」くらいの気持ちで作っています。どれだけ人気で国民的な創作物の主人公でも、病的に好きな人もいればその逆もいますから、刺さる人に刺さればいいかなくらいの気持ちです。

 もちろん、魅力的に思ってもらえるような書き方を意識していないわけではありません。どちらかというと『どう描写したら読者に印象深く残るかな』とは考えながら書いています。

 個人的に文吉様の挙げられた①、②の要素って、キャラクターを区別するための記号のようなものでしかないように思います。そこから更に魅力を伝えるには、作中の活躍であったり、何てことない会話だったり、仕草だったりが重要になってきます。私は一見ストーリーとは関係のない雑談部分を入れて、キャラの個性を出すようにしていますね。
 作者自身がキャラクターのどこを魅力的に思ってもらいたいのかがハッキリしていれば、それに沿った展開やストーリーを用意してあげればいいのではないかと思います。

 まずはキャラの言葉遣いから変化をつけるようにしてみてはいかがでしょうか。
 申し訳ないのですが、『ネオナイト』を読んだ時は「会話文がつまらないな」と思っていました。ノベル道場では「ぎこちない」と書きましたが、理由はほとんどが説明口調で、会話のつながりも不自然で、キャラの個性を感じない口調だったからです。
 例えば『ヒロインが落としたハンカチを優しい主人公が拾う』というシチュエーションでも、主人公の『優しい』が『穏やかで優しい』か『ぶっきらぼうでも優しい』かで、何と声をかけるかは変わると思います。
 こういうのはもっと数をこなしたり、映画やアニメに触れたり、人と話したりしていれば、自然な会話の中にキャラの個性を乗せられるようになっていくと思います。

 色々と書きましたが、詰まるところ『キャラクターを魅力的に書けるかは作者次第』ということだと思います。そのためには作者自身がもっと深くキャラクターの外側も内側も知って、思考パターンや行動パターンをトレースし、自然体で動かせるようにならなければいけないと思います。
 創作活動の一助となれば幸いです。

自分のキャラクターが読者に魅力的に感じてもらえているかどうか不安ですの返信 (No: 5)

投稿者 たまねぎくん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

モデルになる人物がいる場合
そのモデルの人物は魅力的な必要があります。

いない場合
理想的なキャラクターの要素を詰め込んだ結果、こんなやついねえよ、というキャラになる場合もあります。しかし、この場合単純に魅力がないわけがない、というキャラです。

4ですが、強烈に印象に残るキャラを作るには、なにかしらの強い力を持っている、という設定がよいです。頭がいいとか、この世界で重要な地位に立っているとか。
あるいは、まあざっくり言えば狂人というか、普通に考えたらキチガイとしか思えないぐらいに強烈なキャラにするとか。

人前でムチャクチャなことを言ったりしたりするとかね。
それすなわち、言っている当の本人がキチガイだということなので。

あるいは、一般的な常識人が持っているようなこだわりを持っていないとか。
たとえばすぐに男とセックスしてしまうとか、初対面の人間に親しい人間のような言動を取るとか。あるいはプライドが高くて、頭の中では自分が相手より賢いと思って見下しているけど、ニコニコしてそのことをおくびにも出さないとか。

色々ありますね。

自分のキャラクターが読者に魅力的に感じてもらえているかどうか不安ですの返信の返信 (No: 6)

投稿者 たまねぎくん : 0 No: 5の返信

投稿日時:

ちょっと書き足りないので補足しますけど、あるキャラクターが、どういう人物なのかということと、その人物の言動は、全く無関係です。小説の中では。しかしこれは、実際に存在する人間についても言えます。

たとえば、頭の中では常に自分の敵を殺したり、ひどい目に合わせてやることだけを考えている悪い人間が、ほとんどの毎日の外見上も仕草も、善良なようにしか見えず、言葉遣いも丁寧で優しかったりします。
逆に、誰かのことをけなしているかのように話す人が、実は思いやりのある性格だったりします。
コミュニケーションを嫌う人が、実は優しかったりします。

あるいは、一週間に一回しか風呂に入らないのに、潔癖症なように振る舞うとか……人間というのは、外見によりません。そして、あなたはそのことを見落としています。

外見と、内面は、切り離して考えてください。そして、過剰に描写することは避けてください。
そうしないと、作者が人間のえり好みをして、作品にふさわしいような外見の人間だけを登場させている、あるいは極悪人を登場させることを避けている、ということが、モロにバレてしまいます。
別に問題はありませんが、作り話の中でまで
「名は体を表す」を地で行く必要はありません。

むしろギャップを持たせるなら、浮浪者みたいな見た目でめっちゃ強いほうがいいですし、その方が受けます。
あるいは、ムチャクチャ強いことになっている秀才が、主人公や誰かに、全然勝てないとか、個人の能力は高いのに、頭が固いせいで戦略上のミスを犯す(たとえば進軍する時に陣形が縦長になると、両サイドから攻められて、途中のどこかがやられて指揮官の指示が届かなくなったりしますが、そういうありがちなミスを犯してしまう)なんてのはよくあるキャラの造形の仕方です。
どちらにせよ、一般的な常識は小説の中では逆転します。

現実でもあり得るパターンなら、外見は普通で、こんなやつがそんなに強いなんてありえない、または権力を持っているようには見えない、なんて感じで、ギャップがあることが小説の中では当然です。従って、かっこいい外見なら外見に反して弱いのが小説の中での常識ですし、弱そうなやつは強いです。

この小説の常識については、このサイトの中で「ギャップを持たせると魅力的なキャラクターになる」という書き方で説明されています。

ただし、全てのキャラを必ずこういう風に作れということではありません。
もちろん、強そうで強いキャラもいていいですよ。

たとえば主人公のキャラでいうと、強さにふさわしいようなプライドとか気品というものを欠いていて、誰にでも親しげに語りかけるキャラが、優しいと思われてモテたりします。まあ、俺が話しかけるのは、それにふさわしいぐらいの力か権力を持っているやつだけだ、なんて思っているキャラは、あんまりモテないので当たり前といえば当たり前ですが。

とにかく小説を書く以上、問題になるのは小説の中の架空の世界なので、その小説の世界を面白くしたかったら、必ずしもリアルで「平凡な」現実の世界に即した設定にする必要はない、というより、そういう設定にすることから、間違いは始まる、といっても過言ではありません。小説にふさわしい設定にしてください。

自分のキャラクターが読者に魅力的に感じてもらえているかどうか不安ですの返信 (No: 7)

投稿者 奥 義 得 人 素人 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

久しぶりに回答
意図的にキャラを魅力的に見せる簡単な技はそのキャラの立場立ち位置境遇の者として其の場に行動と発言に矛盾しないことだよ
つまりキャラに完璧にその作品内の役割を全うさせる
そこに十分な見せ場が加わればかなりの高確率でその見せ場にふさわしいかっこいいかわいい魅力的なキャラになる
矛盾するととたん
どんな発言も行動のある見せ場も不自然に感じてしまいキャラに対する説得力という魅力が半減してしまう
当然昭版キン肉マンジョジョシリーズとか明らかな矛盾があるのに面白く評価されている作品もあるけど
時代は変わったのでこのようなことはよほどの成功をおさめなければ成立しない
まあつまり意図的にキャラを魅力的な魅せたいならそのキャラの立場境遇立ち位置としての発言行動にできる限り矛盾をなくし
見せ場とセットにすることでその見せ場の面白さをロスすることなく読者に提供できればその面白さ要であるそのキャラに読者の視点が集まりその際立つ活躍見せ場のあるかっこかわいい魅力的なキャラが理論的に爆誕する
そのためには当然そのキャラの立ち位置立場境遇に対する理解が必須
そのため達人キャラとかは本人がどこまでその達人の境地を理解しているかによりその行動発言の矛盾つぶしが難しくなるため扱いきれないキャラはあまり登場させないほうがいい
如何にキャラの発言行動をぶれさせないかが登場するキャラの魅力を損なわず
見せ場の面白さを損なわず
行動発言に読者に違和感を持たせず魅力的なキャラを成立させる土壌といえる
まずはそこから
矛盾をつぶして見せ場の質を確保すれば一定の行動発言のぶれない魅力的な芯のあるキャラとなる
当然質のある内容とセットでないと大きな効果は望めない
あとは作家の腕次第

自分のキャラクターが読者に魅力的に感じてもらえているかどうか不安ですの返信の返信 (No: 8)

投稿者 たまねぎくん : 0 No: 7の返信

投稿日時:

そうですよね。
キャラクターというのは、物語を成立させるためのただの道具です。
魅力的に見せようと思ったから魅力的になるってものじゃありません。
ちゃんと物語の中で役割を演じて、はじめてキャラが生きてくるんです。
キャラだけで成立するものじゃありません。

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タイトル:自分のキャラクターが読者に魅力的に感じてもらえているかどうか不安です 投稿者: 文吉

相談です。

自分の小説に登場するキャラクターが、果たして読者に魅力的に感じてもらえているかどうか、伝わっているかどうか不安に感じてしまいます。

よく、「キャラクターの魅力を引き出すには、弱点や欠点を設ける必要がある」と言われておりますが、自分の作品の場合、ファンタジー物の激しいバトルが中心のストーリーとなっておりますので、個々の能力の相性とか、「何が出来て何が出来ないのかを分かっているか分かっていないか」とか、個々の思想や考え方のぶつかり合うとか、そういった淡々とした描写が多いです。

ちなみに、私が個人的に考える「キャラクターをキャラクターたらしめる要素」は、
1. キャラクターの髪型と色
2. 目の形と色
3. 思想・動機
4. 作中での立場と言動

の4点です。「髪型と色」はキャラクターの最大のアイデンティティ―ですし、「目は口ほどに物を言う」と言いますし、3と4は言わずもがな。仮に、外見的な描写が少ないあるいは全く無かったりしても、以上の4点さえ守っていれば、だいたいのキャラクターの外見と魅力が読者に伝わると思うからです。(他にもありましたら是非教えてください)

以上の点を踏まえまして、私は自分の書く作品のキャラクターを魅力的だと思っていますが、それはあくまで主観的な意見であって読者もそうとは限りません。故に不安に感じるのだと思います。

他にも、キャラクターの魅力を伝えられる工夫や要素などありましたら教えていただけると幸いです。

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