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敢えて場違いな設定を組み込む場合 (No: 1)

スレ主 バッキー 投稿日時:

私の作品では主人公らが倒すべき敵として「魔王」に当たる存在の代わりにインディペンデンス・デイなどに登場したようなエイリアンを出そうと思っています。

目的はシンプルに異世界の侵略ですが。異世界の人間や魔物といった生命体は一種の例外なく彼らが遺伝子操作で作ったもので、本来ならば全てエイリアンの家畜のような存在だったという秘密もあり、魔物がエイリアンの傀儡と化したのもエイリアン側が魔物を自在にプログラムできるからという事にしています。

黒幕の存在は受け手にインパクトを与える事を期待してギリギリまで伏せておきたい一方で、剣と魔法ファンタジーに突然SFじみた宇宙人の存在が浮上する状況は混乱を呼ぶのではないかという懸念があります。
上手いこと伏線を張って少しずつ存在を仄めかしたい所ですが、どうすれば受け入れてもらえそうでしょうか。

カテゴリー: 設定(世界観)

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敢えて場違いな設定を組み込む場合の返信 (No: 2)

投稿者 読むせん : 1 No: 1の返信

投稿日時:

べつに珍しく、ないよ!!( ゚Д゚)←まさに外道!!

古代文明という名のSF基地を遺跡やダンジョンをつっこんでおいたら?

敢えて場違いな設定を組み込む場合の返信 (No: 3)

投稿者 高野豆腐 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

私も珍しいとは思いませんし、むしろそこに活路を見出して、突撃するのが
ライトノベルではないでしょうか?
理由が明確ならば、だいたい案というものは浮かんで来ます
エイリアンというか、SF文脈の黒幕的オーバーロードの存在などは沢山見ます
剣と魔法の一部に、うっかり落とした落とし物が混じっていたり、
後々判明するオーパーツ発掘出来たのが主人公だった、というのがベタでしょうか
サイエンスフィクションは、文句を言いながらも結構昔からサイエンス
ファンタジーの存在をそのままにしています

敢えて場違いな設定を組み込む場合の返信 (No: 4)

投稿者 ヘキサ : 1 No: 1の返信

投稿日時:

むしろよくある、あるある設定な。
最近のファンタジーは「世界の真理」を突き詰めようとするとどうしても科学的な方向に行きがちなので。私も珍しいことではないと思います。

ただ注意が必要なのは、その最初に提示されている「剣と魔法のファンタジー」の世界観の雰囲気が良い意味でクラシックさがあって、その雰囲気が好きで読んでいらっしゃる読者にしてみる方からみれば、「やっぱりSFになった……」と落胆してしまう可能性があります。

ですので「上手いこと伏線を張って少しずつ存在を仄めかす」という手法は妥当ですし、普通に効果的だと思われます。

敢えて場違いな設定を組み込む場合の返信 (No: 5)

投稿者 手塚満 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

宇宙人に限定せず「(作品世界現時点で)未知の高度科学文明が影響している」と考えると、かなり以前にはよくあった設定ではないかと思います。

例えば「スクラップド・プリンセス」(榊一郎著、1999~2005年)ですと、中世ヨーロッパ風の剣と魔法ですが、どうも先進文明的な痕跡がある世界になっています。最後のほうで、世界が太古の科学技術文明から作られたものだったとなります。

コミックですと、例えば「BASTARD!!」(萩原一至著、1988年~)ですと、かなり初期から世界観が提示されていまして、科学技術の旧世界が戦争で滅んで中世的に戻ったものの、一部で科学技術が温存されており、世界に影響を及ぼしていることになっています。

敵の正体も、例えばAIが持て囃されてからは(80年代以降が顕著)AIだったりしますし、遺伝子技術が世間的にも知られてからは、遺伝子改変の生物なども当たり前に出てくるようになりました(それまでは突然変異くらいだった)。

類例を探せばまだまだ出ると思いますが(古代の超科学文明やら宇宙人由来ってよくあったネタなんです)、これくらいにしまして。以上のような感じですので、たとえ作品の舞台が中世ヨーロッパ風の剣と魔法の世界であっても、高度文明を持つ異星人がラスボスというのは、特異な設定ではありません。単に最近は見かけることが少ないといった程度でしょう。

古代~中世的世界が、実は隠れた先進文明の産物というのは、リアリティを生む手段の一つです。なんで亜人やらドラゴンやらがうようよしてて、魔法みたいな不思議な現象が普通に起こってるの、という疑問に、リアルとリンクしそうな一応の答を与えておく。すると、いかにもありそうな感じを出すことが可能です(注:科学と言いさえすればいい、というわけではないですが)。

あるいは、現代文明への批判ですね。例えば、高度に発達した科学技術は危険ではないか、というのを未来予測シミュレーション風に取り入れて見せる。原子力、遺伝子組み換え技術、AIとか、いろいろな作品で敵役や災難の元凶にされたりしています。中世風ファンタジーで始まったと思ったら、実は昔々にカタストロフがあって、みたいにもなります。

ですので、ファンタジーのラスボスが先進文明の宇宙人という設定は目新しさを生じるわけではないと思います。先行作がいろいろあることを考慮すると、場違いどころか設定的な親和性は高いかもしれません。それだけに、ラストで突然、世界の真相を意外性のある作品のウリとして開陳したりすると、がっかりされる恐れがあります。「そんな陳腐なことのために、今まで引っ張って来たのかよ」と。

亜人、ドラゴンなどのファンタジー生物は当たり前のように受け入れられるようになっていますし、魔法も同じです。単に「そういうものがある」でいい。どうしてそういうものがあるかという合理的な由来・必然性を付与しなくていいし、実はこういうものでしたという仕掛けを施しても感心してもらえない可能性が高い。

ヨーロッパ中世風ファンタジーの舞台が、実は宇宙人の作為だったというアイデアが、そういうものがあるとする普通のファンタジー仕立てよりどこかどう面白くできるのかがはっきりさせられるなら、取り入れたらいいと思います。そうでないなら、避ける方法を考えたほうが無難です。間違っても、実は宇宙人の仕業でした、をどんでん返しのネタにしないほうがいいと思います。

敢えて場違いな設定を組み込む場合の返信 (No: 6)

スレ主 バッキー : 1 No: 1の返信

投稿日時:

返信ありがとうございました。

宇宙人の登場に良くも悪くもインパクトに欠いたものという事を理解致しました。
衝撃を与えるものとして黒幕を使うのは辞めて、別のアプローチで攻めてみようと思います。

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タイトル:敢えて場違いな設定を組み込む場合 投稿者: バッキー

私の作品では主人公らが倒すべき敵として「魔王」に当たる存在の代わりにインディペンデンス・デイなどに登場したようなエイリアンを出そうと思っています。

目的はシンプルに異世界の侵略ですが。異世界の人間や魔物といった生命体は一種の例外なく彼らが遺伝子操作で作ったもので、本来ならば全てエイリアンの家畜のような存在だったという秘密もあり、魔物がエイリアンの傀儡と化したのもエイリアン側が魔物を自在にプログラムできるからという事にしています。

黒幕の存在は受け手にインパクトを与える事を期待してギリギリまで伏せておきたい一方で、剣と魔法のファンタジーに突然SFじみた宇宙人の存在が浮上する状況は混乱を呼ぶのではないかという懸念があります。
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