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モンスターの生態ニッチ (No: 1)
スレ主 サヴァ 投稿日時:
ファンタジー世界のモンスターが現実に存在した場合、生態ニッチで競合する既存の動植物・架空の生物を教えていただけないでしょうか?
カテゴリー: 設定(世界観)
この質問に返信する!モンスターの生態ニッチの返信 (No: 2)
投稿日時:
私も気になってるテーマだったりする。
ちょっと主旨が違うけど、ようはファンタジー世界の魔物ではない動物ってどうなってんの、みたいな。
動物は存在しないとすると、陸上はともかく海中の場合それは水系の魔物がいるだけで魚は存在しないと言ってるような感じになるんで、なんか変。
動物は存在するけど魔物とは魔力の有無が違うなど明確な線引がある、とすると、まあそもそも魔力の概念自体我々には無いものですからそれでどう違うのかって事を具体的に言葉にできないのだけど、「人と動物との線引き」と「動物と魔物の線引き」があると、じゃあ「魔物と人の線引き」ってどうなん? って疑問も出てくるんだよね。
見た目が違うから明らかなんだけど、一定の知能を有して魔力・魔法という道具を扱える生物がいたら、それってヒトと線引できる存在じゃないと思うんよ。感覚的にはヒトと同じでしょう。
すると知能がなく魔力がある動物が魔物って定義もできるんだけど、そういう定義にすると「会話してくる頭のいい魔物」って設定が使えないんだよね。
で、そう考える中でなんとか「魔物」の定義が成立しそうなポジションを考えると、たぶん「肉食動物」のポジションではないかなと。
ようするに魔物の攻撃性ってのはあくまで捕食のための武器であって、魔力を使った攻撃は爪や牙を立てるのと同じ行為。
するとおそらく草食動物の中にも身を護るため防御やカウンターに特化して魔物化してった種もあると思うんだけど、だからって全ての種が魔物化したというわけでもない。
そもそも防御主体な草食動物の魔力は別種の生物と共存可能で競合しない。
とまあ、そう考えると、肉食動物全般とは生態系自体が競合するというか、我々が良く知る動物は淘汰されるのではないかと思います。
そもそもが、その架空の生物の生態系がわからんことには既存のものと比べることは出来ないので、「攻撃性を捕食の武器として考える」という前提のもと、肉食動物と競合するのではないか、という答えになります。
まあ、「捕食」を前提にして考えりゃ当然そういう答えになるよな、てな感じではありますが。
生態系までリアルに考えると、そもそも存在が否定されるようなモンばっかですからね、ファンタジーの生物って……。
モンスターの生態ニッチの返信 (No: 3)
投稿日時:
ご質問が簡潔ですので、回答も同様にしてみます。
ニッチが生態的地位ということであれば、ファンタジー世界のモンスターが競合するのは人間です(ないしは、主人公種族:「指輪物語」ならホビット)。
なぜなら、ざっくり言えばファンタジー世界のモンスターは主人公に対する障害として設定されているから。作者=作品世界の神がそのように創造しているということです。
(家畜的モンスター、敵味方の性質を持つ亜人等々、個別に考えるといろいろあるが割愛。)
モンスターの生態ニッチの返信 (No: 4)
投稿日時:
そのモンスターの生態によるので一概には言えない。たとえば1.洞窟に棲んでいて、2.付近の森を狩場にしている肉食のドラゴンがいたとする。
この場合、
1.コウモリなどの洞窟に棲む生物と巣の場所取りで競合する。
2.狼や熊など、森を狩場にしている肉食動物と獲物の取り合いで競合する。
などが言えると思う。
ファンタジーのモンスターは一般にコウモリや狼や熊よりも強いことが予想されるので、外来種問題と同じく現実世界の野山に上記のような生態を持つドラゴンを解き放ったらこれらの生物が競争に負けて生息できなくなる可能性があります。
……いまコメント書きながらふと思ったけど、もしかしたら異世界の猟師は「このあたりの森には狼や熊の痕跡が全く見当たらない……。これはドラゴンの巣が近いぞ。鹿を追って森の奥に入り込みすぎた!」みたいな会話を日常的にしているのかもしれないな。この辺の設定は突き詰めたら異世界ファンタジーにおける生活のリアリティの描写として使えそう。
とにかく、そのモンスターが、どこを住処にしているか、なにを餌にしているか、その他生きるためにどんな資源をどれだけ消費しているかをちゃんと設定すれば、おのずと競合する他の生物が何であるかは見えてくるはず。
モンスターの生態ニッチの返信 (No: 5)
投稿日時:
ご回答いただいた皆様に感謝申し上げます。
こういったことはやはり設定しだいでどうにでもなる問題ですよね……