最近の学園ラブコメ作品に思うこと (No: 1)
スレ主 まち 投稿日時:
タイトルにもあるとおり、最近の学園ラブコメ作品に対して思っていることです。
個人で調べた限り、最近のラブコメ作品の流行りだと思われる展開は
「クラス内では根暗だけど、実は隠れイケメンな主人公」が
「トップカーストに位置するヒロイン」に対して何かをしでかし
「ヒロインがそれを理由に一目惚れ」して
「周りを巻き込むドタバタな日常」が始まる。
みたいな感じだと認識してます。
ただ、この展開だと「物語の本筋」がない作品になってしまうのでは?と私は思っています。
学園ラブコメというジャンルにおいて「ヒロインと付き合う」というのは、もはや当たり前、恒例行事、お約束みたいなものであって作品としての最終目標は別に必要ではないかと。
例えば「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」だと
「本物を見つける」という最終目標があり、その目標を達成する過程で、ヒロイン絡みや自分自身の問題を解決したり色恋沙汰に巻き込まれたり――という流れが繰り返されます。
「僕は友達が少ない」だと
「気兼ねなく接することができる友達を作る」という最終目標があり、それを達成する過程で以下略。
これらと同じで、やはりラブコメというジャンルであろうと、物語の本筋に沿った最終目標を設定した方が良いと思ってます。
なんか意味不明な文章になってしまって申し訳ないです。
簡潔にまとめると
「ラブコメに物語の本筋なんか必要ねぇんだよ、主人公とヒロインがイチャコラしてれば物語なんて単調でいいのさ」という考え方をしている人の意見を聞いてみたいのです。
カテゴリー: その他
この質問に返信する!人気回答!最近の学園ラブコメ作品に思うことの返信 (No: 2)
投稿日時:
ラブコメだろうと何だろうと、物語に本筋は必要です。
ただし「本物を見つける」とか「気兼ねなく接することができる友達を作る」とか、そういうカッコよさげな事柄だけが本筋ではありません。作者が「主人公とヒロインがイチャコラ」する話を書きたいと決めたのなら、それも立派な本筋ですよ。
それと。
「主人公とヒロインがイチャコラしていれば単調でいい」ということはありません。ドタバタ・コメディだろうとシリアスだろうと単調じゃだめです。「主人公とヒロインがイチャコラ」しつつ、内容が豊かでなければ。そういう作品は内容が豊かなはずがないと思っているのだとしたら、それはひどい偏見です。小一時間、猛省をうながしたい(笑
本筋と、単調かどうかは別問題。立派そうな目的があるかどうかも別問題です。(作劇の技術としての「主人公の目的」はあった方がいい。ただし、それはあくまで技術的な問題です)
繰り返しますが、作者が「主人公とヒロインがイチャコラする物語」を書こうと決め、想定読者がそれを好むなら、それこそが本筋なんです。そういうところに「中途半端に」シリアスな展開をまぜこもうとすると、想定読者にしらけられかねません。
そういう状態を「本筋からはずれる」と言います。
つまり「ブレる」ということが最もダメなのであって、「本筋」の内容に貴賤はありません。