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漫才ってキャラクター創作の参考になりますか? (No: 1)

スレ主 八木耳木兎 投稿日時:

初めまして、こんにちは。

ラノベと同じくらいお笑い番組も好きで、
暇さえあれば執筆しつつ若手・中堅芸人のネタも
YOUTUBEで見ているものなんですが、
もしかして、と思ったので質問させてください。

漫才って、キャラクター創作の参考にできたりしますか?
(ギャグ、ではなく、あくまでキャラクター創作の参考)

サンドウィッチマンとか千鳥がやるような面白い漫才って、
冒頭の「ツカミ」のボケで笑わせると同時に、ボケとツッコミの細かい関係性
(どっちがボケでどっちがツッコミか、
 ボケはツッコミに対してどういう風にボケるのか、
 ツッコミはどういう風にツッコむのか、会話のペースはどちらがリードしているか、など)
みたいなものも即座に見えてきますよね。
互いの関係性がはっきりしてるから、それに伴って
漫才中の二人のキャラクターみたいなものも自然と立っていきますよね。

小説であのくらいすぐにメインキャラ同士のキャラクターや、
キャラ同士の関係性を立たせられたら、その小説ってすごく面白くなるかもしれないな、ってある時ふと思ったんですけど、そこから
【媒体が違うだけで同じ大衆文化だし、実は漫才って小説でのキャラクター創作の参考になるのでは?】
【小説でも【キャラは一人だけでは立たない】っていうけど、複数のキャラを出して、その関係性から各キャラの特徴を際立たせるのがキャラ立ての基本だとしたら、漫才のノウハウは参考になるのでは?】
という考えに至るまでに時間はかかりませんでした。

もちろん文章で表現する小説・ライトノベル
台詞や動きで表現するお笑いの違いは大きいですし
(好きな漫才のボケを文章におこしたことがありますが、
 どれも一切笑えませんでした)、
場合によっては人を傷つけるネタも少なくないお笑いの要素は
小説・ライトノベルとは相性が悪い、というのも一つの答えかもしれません。

しかし上記のように僕はラノベと同じくらいお笑いが好きなので、
どうせなら自分の好きなものを創作に生かせたらいいな、と思ったので
このような質問をさせていただきました。

皆様のご意見を、できれば理由なども添えてお聞かせいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

カテゴリー: キャラクター

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漫才ってキャラクター創作の参考になりますか?の返信 (No: 2)

投稿者 サタン : 0 No: 1の返信

投稿日時:

持論でしかないけれど、
キャラ立て、つまりキャラを書くってのは人物を「キャラクター」と表現してるから何か特別な事と考えてしまうことがあると思うのだけど、これは単純に「人物の人となり」を書ければ良い。
「その人がどういう人物か?」という事を書けばいいだけ。
でも当然のことプロフィールを見ただけで人となりはわからないように、地の文で説明するだけではキャラは立たない。
じゃあ、どうすれば「その人」がわかる文章を書けるか? となれば、普通に友達との交流で「あ、コイツこういうヤツなんだ」って感じたエピソードとかあるでしょ。そういった事を書いていけばいいってこと。
「その人のひととなり」が表に出る場面を作ってあげればいい。

で。
どうしたら「ひととなり」が表に出やすいかって言うと、いくつか具体的な手段はあるけどその一つとしては強い感情が表に出るよう仕向けること。
例えば人は怒ってるときは素の感情が出ますよね。本気で怒ってるときに自分を誤魔化したりはしないもの。
「その人」が強く出やすい、出しやすい状況は喜怒哀楽の感情が強く出ているとき。
すると、当たり前だけど口喧嘩なんてのは一人では出来ないし、誰かに何か言われて喜んだり悲しんだりする。
これが「キャラ一人では立たない」と言われる理屈。

だから、この理屈から逆を言えば「キャラ一人」だけでキャラ立てする事は難しいけど出来ないことではない。
ようは感情が強く出て「その人らしさ」が書ける状況を作れば良いだけだから。
例えば、なけなしの金を全部ギャンブルでスッて無一文になって、金だ金だ金さえあれば、と心の中で喚いてる人物。
なんとなくこの人物のキャラはわかりますよね。
でも当然のこと二人以上のキャラを置けばもっとキャラは出しやすいので、無理に一人にすることはない。

では逆に、何故二人以上いるとキャラが出しやすいのかというと、先程「口喧嘩は一人ではできない」と書いたけど、二人以上いれば一人がもう一人を意図的に怒らせる(感情を揺さぶる)ことが出来るためですね。
つまり、二人以上いるとこうした「衝突」が作りやすい。もちろん「怒り」だけの話ではないし感情以外でも相手の素を出せる場面は一人よりずっと作りやすくなる。
キャラクター同士の関係性から特徴を引き出すのもテクニックだと思うけど、個人的には、それは相関図のように俯瞰から見たキャラクターの個性しかわからない(漫才と違って小説のキャラクターは二人だけではない事が多いため相関図になっちゃう)ので、人物個人のキャラ立てというよりそれを補助するテクニックだと思う。
ボケやツッコミといったポジションって意味で言っても、やっぱ補助だと思う。でも正直スレ主さんが言ってるのは先入観からくるものだと思うけど、キャラクターのポジションを決めてしまうのは「わかりやすさ」に一役買ってキャラを理解しやすくなるとは思う。例えばよくあるのは「トラブルメーカー」というポジションですね。
この場合ルーチンを作ってしまえば物語は一瞬で出来上がるってメリットもあるね。

キャラ立ては結局のところ「その人らしさ」が書ければ良いだけなので、これを書くにあたって参考になろうものは書く人それぞれで違うでしょう。
参考になると思えば参考にすれば良いだけです。
はっきり言って、創作において参考にならないものはほぼ無いです。
それをどう活かすかが作者の腕なわけですし。

お笑いは意外性から笑いに繋げたりという事も多いし、普通に創作の参考になる事も多いと思います。
漫才はわからないけどコントはさすがにストーリーがあるので、オチへの持って行き方なんかは時々すごいなと思うこともあります。短い時間でわかりやすく観客に設定を理解してもらわなければならないし、大きくキャラ設定を変える芸風の人は演技以上にキャラ描写をしてくるし、コンビでもトリオでも登場人物が限られるから何らかの事情・状況を作ってその場に出さない工夫があったりもするし、参考になる事は多いです。
「べしゃり暮らし」というお笑い芸人を目指すって漫画があるのですが、その中で「◯◯なのに☓☓」というテーマで笑わせるって授業がありました。
これは笑いに関する授業のシーンですが、でも、これを応用すると例えば「最弱なのに最強」とか「喪男なのにモテ期」とか、物語に面白味を生み出す良い考え方だと思います。
これは私の創作論や持論に上手く合ったので「私は参考になった」というだけの事で、万人に向けて参考になるよと勧められるものではありません。
私は参考になったから吸収して自分の創作に活かしているし、それだけの話です。
なので、最初に持論とことわりを入れたけど、キャラ立ての話も正解を書いたわけではないです。
参考になれば参考にすりゃいいし、ならなければならないと無視すりゃいい。

漫才ってキャラクター創作の参考になりますか?の返信 (No: 3)

投稿者 ヘキサ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

ミルクボーイの出た番組ごとのネタ「めざましテレビ」「VS嵐」「志村けんのだいじょうぶだあSP」を見ながら「さすがM-1王者……」と唸ってしまったヘキサです。

スレ主さんご本人が仰っているように、ネタの中でも向き不向きがあるので、それを見極められればいけるんじゃないかと思いますよ。

私はどちらかというと、漫才よりも、その芸人さんがMCをやっている番組のほうを見たほうがいいかもしれないと思っています。漫才は「これからやるぞ! みんな聞いて!」状態にしてからやるものですが、番組のMCは「自分達向けにお膳立てされていない状況でキャラを出す・笑いをとる」ので、こちらのほうが柔軟な状況に対応できる気がします。

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タイトル:漫才ってキャラクター創作の参考になりますか? 投稿者: 八木耳木兎

初めまして、こんにちは。

ラノベと同じくらいお笑い番組も好きで、
暇さえあれば執筆しつつ若手・中堅芸人のネタも
YOUTUBEで見ているものなんですが、
もしかして、と思ったので質問させてください。

漫才って、キャラクター創作の参考にできたりしますか?
(ギャグ、ではなく、あくまでキャラクター創作の参考)

サンドウィッチマンとか千鳥がやるような面白い漫才って、
冒頭の「ツカミ」のボケで笑わせると同時に、ボケとツッコミの細かい関係性
(どっちがボケでどっちがツッコミか、
 ボケはツッコミに対してどういう風にボケるのか、
 ツッコミはどういう風にツッコむのか、会話のペースはどちらがリードしているか、など)
みたいなものも即座に見えてきますよね。
互いの関係性がはっきりしてるから、それに伴って
漫才中の二人のキャラクターみたいなものも自然と立っていきますよね。

小説であのくらいすぐにメインキャラ同士のキャラクターや、
キャラ同士の関係性を立たせられたら、その小説ってすごく面白くなるかもしれないな、ってある時ふと思ったんですけど、そこから
【媒体が違うだけで同じ大衆文化だし、実は漫才って小説でのキャラクター創作の参考になるのでは?】
【小説でも【キャラは一人だけでは立たない】っていうけど、複数のキャラを出して、その関係性から各キャラの特徴を際立たせるのがキャラ立ての基本だとしたら、漫才のノウハウは参考になるのでは?】
という考えに至るまでに時間はかかりませんでした。

もちろん文章で表現する小説・ライトノベルと
台詞や動きで表現するお笑いの違いは大きいですし
(好きな漫才のボケを文章におこしたことがありますが、
 どれも一切笑えませんでした)、
場合によっては人を傷つけるネタも少なくないお笑いの要素は
小説・ライトノベルとは相性が悪い、というのも一つの答えかもしれません。

しかし上記のように僕はラノベと同じくらいお笑いが好きなので、
どうせなら自分の好きなものを創作に生かせたらいいな、と思ったので
このような質問をさせていただきました。

皆様のご意見を、できれば理由なども添えてお聞かせいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

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