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デスゲームの書き方 (No: 1)
スレ主 鬼の王の墓標 投稿日時:
どうも如月千怜です。今回は前回までのスレッドとは別の作品のことで相談があります。
前回までの作品ができてもいないのに新しい作品のことで相談して申し訳ないのですが、そちらの方はこれまでの意見で形を見据えられたので、今後スレッドを立てることは多分ないと思います。
タイトルにある通り、最近デスゲームを描きたいと思ったんですよね。
ただデスゲームはデスゲームで増えすぎてなろうテンプレとは別の意味で飽きられているという噂も聞きます。
まあどんなデスゲームを描きたいかがわからないとアドバイスしにくいと思うので、今考えているものの概要を前回の作品と同様に書き起こしてみます。
・主催するゲームマスターは冥府の長である女神。
・開催の経緯は、最高神のミスにより修学旅行中の高校生一クラスが丸ごと事故死してしまったこと。全員を異世界転生させると確実に秩序が壊れてしまうため、一人だけを公平なルールで選んで転生させたいと横暴を言われたため。しかし彼女は横暴に憤る一方で、これを利用すれば面白いショーを創れると喜んでいた。
・ルールは協力と対戦の混合。各ゾーンのボスを打倒した上で規定人数以下まで減ったらクリア。生き残ったものは先へ進む。
・殺しすぎれば次のゾーンの攻略が不利になる。なれ合えば仲間を自ら殺さなければならなくなり、精神的に追い詰められる。闇雲に殺し合ってもなれ合っても決してクリアできないルール。
・最終ゾーンで主人公は信じていた友達に裏切られ、全員から総攻撃を受ける。
・しかしそこまでで主人公が裏ルールによって協力キャラになる傷を負っていたドラゴンを助けていたため、そのドラゴンが現れ主人公と合体する。
・このドラゴンこそが女神の用意した転生する権利があるかテストするための仕掛け。女神に認められた主人公はドラゴンと合体する力を手に入れデスゲームを勝ち抜き、異世界転生する権利を得る。
・しかし裏切られて一人狙いされた後でも主人公は自らの手で同級生を殺めたことを悔いて、泣きながら次の生を得る。
こんな感じの内容です。ドラゴンを助けるくだりと合体した後を見せ場にしたいと思っています。
ただ問題は途中のデスゲームの描写をどう描くかですごく悩んでいます。色々書き方を調べたのですが、明確なルール作りとゲームマスターが100%公平な裁定を下すというところが絶対外してはいけないポイントらしいです。
ただモンスターを交えたクラスメイト同士の殺し合いだったらデスゲーム系MMOそのままですし、何か独自要素を出したいのですよね。
無理だったらクライマックスまで持っていくことを第一に書いていくつもりですが、どうしたらいいでしょうか?
カテゴリー: 設定(世界観)
この質問に返信する!人気回答!デスゲームの書き方の返信 (No: 2)
投稿日時:
わかりにくい( ゚Д゚)
主催者はべつにげんきゅう要らぬ
――――――――――――――――――――――――
・最終的に1人だけ生き残るまで殺し合わせます。
・ルールは協力と対戦の混合。
ダンジョン的なゲームゾーンにプレイヤー達を投入。
各ゾーンにはボスがいて、そのボスを倒した上で、プレイヤーが規定人数以下まで減ったらクリア。生き残った人は先のステージへ進む権利をえます。
わざと仲間の足を引っ張って、ボスに殺させるも良し、ボスを倒してから仲間割れをするもよし。好きに選んでね♡
規定人数以下だから、最初のステージの段階で仲間を皆殺しして1人で進んでいくのもアリだよ♡
ただし、ステージ・エネミーもボスも進めば進むほど強くなるから、できるだけ仲間を多く残していかないと全滅しちゃうかもね☆
頑張ってねー♡最後に残る「誰か」さん?
――――――――――――――――――――――――
ステージ数がキモになってしまいます。ボスを出す必要がない
ソードアートは何気に【最奥に付いた人】というもので、階層を提示していた気がする。ゲートキーパーの打破はお約束だから黙認される。
―――――――――――――――――
次のステージへは5人死なないと進めません、皆さん殺し合ってください。
で済んじゃう。
疑心暗鬼を楽しむためには、モンスターが邪魔になってしまう。どうしてもモンスターを出す理由が浅いかもね?
デスゲームの書き方の返信 (No: 3)
投稿日時:
デスゲームである以上、クライマックスで突然「実はこんな隠しルールがあったんだよ!」はご都合主義。
序盤終わりぐらいから、「特定フラグを満たすことで有利になる隠しルールがあるよ」って事を見せていくべき。
そして、デスゲームの勝者は「適切な行動を取った者」であるべき。つまり、隠しルールの活用が勝利のカギなら、主人公は隠しルールの傾向を見切って適切な行動をしたからこそ、ドラゴンフラグを立てられたという流れが良いですね。
隠しルールは女神が作っているようですから、「女神はどういう人を転生させたいのか」が決まれば、それに沿った形の隠しルールを決める手がかりになるかと。
転生先世界の秩序を重視するなら、異文化への適応が上手い人とかになるでしょうし、
ゲームショーとしての面白さ重視なら派手なパフォーマンスや突飛な行動に報酬を与えていくでしょう。
そして、主人公が上手く女神の思惑に沿っていくのと対照的に動く同級生もいるはず。クライマックスで主人公が袋叩きされるという事は、その対照的な同級生の方が人心掌握が上手いのでしょう。あるいは、主人公サイドの同級生がステージごとにハメられて脱落していくのかもしれません。
そういう内容を書いていけば、自然と間も埋まるでしょう。
デスゲームの書き方の返信の返信 (No: 5)
投稿日時:
ワルプルギス様、レスをありがとうございます。
少し返信が遅れて申し訳ないです。
>デスゲームである以上、クライマックスで突然「実はこんな隠しルールがあったんだよ!」はご都合主義。
まあそれはわかります。あまり唐突にそれが出たらこれまでのゲームメイクはなんだったんだ、と言われかねないですからね。(多分デスゲームものが衰退したのはここに原因があるのかな?)
>隠しルールは女神が作っているようですから、「女神はどういう人を転生させたいのか」が決まれば、それに沿った形の隠しルールを決める手がかりになるかと。
この女神は魔物側の勢力に信仰されているという設定なので「魔物を全て悪と決めつけず無条件に殺さない者がいるなら転生させてもいい、いないなら皆殺しも辞さない」みたいな姿勢ですね。
ようはこのドラゴンは資格を試す選定の剣というわけです。百パーセント善意で助けなければ意味がないから、女神側から見るとこのルールは発動するまで絶対に隠し通したいルールだと思います。
もちろん「全ての敵が悪と思うな」的な言葉で匂わせることも工夫次第でできますが、私は可能な限りノーヒントで解いて欲しいからさじ加減が難しい……
デスゲームの書き方の返信の返信の返信 (No: 8)
投稿日時:
>「魔物を全て悪と決めつけず無条件に殺さない者がいるなら転生させてもいい、いないなら皆殺しも辞さない」みたいな姿勢ですね。
えーと、つまり
「一人だけを公平なルールで選んで転生させたい」という最高神の意向は女神がゲームマスターに着いた時点でほぼ無視。
学生たちはほぼ嘘になったルールにそって殺し合いさせられており、真の勝利条件を知るには初対面な女神の個人的嗜好をノーヒントで読み取る必要あり。
とこういう状況?
これをそのまま主人公視点で見せられた読者が納得するかっていうと厳しいだろうなと思います。
なので、一つの解決策は、読者の視点を女神側に寄せること。
「女神と読者は裏ルールを知っており、主人公らは知らない」状況であれば、読者はご都合主義とは言いませんし、主人公は善意100%になるので女神さまと如月さんも満足できるはず。
女神視点のシーンを何度か挟み、直接言及はせずとも「女神が裏ルールを定めていてそちらの方を重視している」ことを匂わせておけば伏線として十分かと。
ただし、登場人物らの戦略知略に驚かされるというデスゲーム的な楽しみはかなり弱くなります。
もう一つとして、デスゲーム的面白さにこだわるなら、最初のルールの方を捨ててしまうのもありかと。
女神は「全ゾーンクリアした人だけ転生」というルールを提示し、ゾーンのクリア条件は秘匿。
「ゾーンボス討伐&一定人数以下」は級友らの誤った推測。途中のゾーンで真の条件達成とボス討伐や人数減少のタイミングが重なることが続いてしまい、誤解したまま最終ゾーンまで流れ込む。
これなら、女神は嘘を言っていないので公正さは保たれるし、主人公が生き残ることも突然出てきた裏ルールのおかげではなく、最初から提示しているルールによるものだとできます。
級友らの誤解が間違っている伏線を張り、「真のクリア条件は何か」というところに読者の意識を惹きつければ知的好奇心を満足させられるでしょう。
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デスゲームの書き方の返信 (No: 4)
投稿日時:
こんにちは
書き起こしてある概要の3、4で、その舞台に歴史や伝統などをストーリー仕立てにしたものを、背景としてみるのはいかがでしょうか。
応援しています。
デスゲームの書き方の返信の返信 (No: 6)
投稿日時:
t様、レスをありがとうございます。
>歴史や伝統
なるほど、無機質なゲームステージに留めないでそういう要素を足すのですか。
確かにそれはいいですね。本筋と直接関係ないことだからと後回しにしてしまいがちなので、今回のデスゲームに限らず意識していきたいと思います。
デスゲームの書き方の返信の返信の返信 (No: 9)
投稿日時:
こんにちは、これは想像を楽しむ、ただのお遊びだと思って聞いてください。
デスゲームが始まります。例えば第1ステージが過去5回開催されていたとします。
1回目はA、2回目はAを裏切ったBが勝ち、3~5回目もBが勝ちました。
飽きたBはゲームマスターを困らせようと事故を装い、全員〇そうとしています。
6回目に参加した主人公は、ステージのこともBの計画について何も知りません。
これだけがすべてではありません、物語の数だけ悲劇でも感動でもギミック重視だったり。
毎回違うストーリーがあります。
Q:もし第1ステージで過去5回ゲームが行われていたら?
から想像しました。
AとBのストーリーが生まれました。それを背景として6回目に主人公が参戦した。
歴史や伝統や過去は、話を魅力的に膨らませる強力なツールになりえます。
応援しています。
デスゲームの書き方の返信 (No: 7)
投稿日時:
あー・・・・・トリック案件なら、映画の本歌取りになりますが【タッカーとデイル】方式とかも良いと思います。
女神様が明言していないのに【ダンジョンの魔物を狩りつくしたら転生させてやろう】だと勘違いしたイキリ系の学生( ある意味主人公)が、クラスメイトを殺しまくる・・・的な。
このトリックの場合、生き残ったイキリ君以外の全員が【転生資格】を手に入れて送り出され、一番こずるくて蟲毒なイキリ君の魂は冥府の女神様のコレクションとかになる。とかねー