小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

みほこさんの返信一覧。最新の投稿順2ページ目

元記事:編集部からの評価シートの結果が受け止められないの返信

ほぼほぼ大野さんが書かれたことに同意見で、特に最後の「面白くない」ではなく「面白いこと考えてるのはわかるが伝わってこない」という技術不足の指摘が、おそらくスレ主さんの現状と選評を言い当ててるのではないかと思う。

それ以上言うことも無いと思うので、チラシの裏にでも書いてろ的な持論を書いてみると、
>もっと読者のことを意識して書きましょう。
これって結構、初心者中級者というかおそらく本格的にお金を稼いだことがない学生さんとか社会人でも事務職系の人って、わりと勘違いしてる部分があると思うんよね。
「お金」つまり、作品じゃなく商品だと思って考えてみればわかると思うんだけど、例えばケータイでも若者向けと年寄り向けではデザインからサービス内容から結構違うし、単に需要を考えましょうって話じゃなく、ターゲット層のことをよく考えましょうって事なのよ。
年寄りの平均的な日常生活とか行動範囲とか気にかけてることとか、そういったリサーチをもとに、どんなものが求められそうか、どういう機能やサービスの提供ができるか、そうやって「消費者を意識して」商品が作られてくわけで。
その結果、需要を満たすものになるけれど、需要を考えて作ってるわけではないのよね。

だから、「読者の感想」ってのはリサーチのデータの一つにはなるけど、その感想の内容が作品に求められてるものなんではなくて、その感想は、そこから考えるためのデータの一つでしかないのよ。
その感想の文面から「自分の作品はこういう層に読まれてるんだな」とか、「良いと褒められた部分はどの層の人が褒めてくれたんだろうか」とか。
メインターゲットじゃない層が褒めてる部分に力を入れたって、作品としての方向性が狂うだけでしょ?
感想はデータの一つで、感想をもらうってのはリサーチしてるってことなのよ。
だから、それらは総合的に判断しなきゃならない。
そのうえで、その総合的な判断をしたメインターゲットが何を求めているか、メインターゲットの年齢を考えて効果的と思える演出や適切な伝え方を考える。

まあ、「感想」を利用して考える場合はこんなかんじって事で、大事なのは「メインターゲットを考えて効果的と思える伝え方を考える」ってとこなんだけども。
読者を意識するってのは、「誰」に読んでもらうかって事で、それを意識しましょうよって事。

それで言うと、たぶんスレ主さんはそのあたり曖昧で自分が書きたいものや自分が表現しやすいもの・得意だと思われるものに力を入れただけで、その結果の選評だと思うので、
選評の通り読者を意識すればかなり改善すると思いますよ。読んでみなきゃわからんけど。
「誰」っていうメインターゲットが曖昧だったから、独りで書く小説にあって自然とそこに「自分(もしくは主人公)」を当てはめ書いてただけで、だからプロの目には「自分をターゲットにした作品」すなわち「独りよがりな作品」に見えたって事じゃないかなって思う。
スレ主さんの場合はその「誰」をメインターゲットに変えればいいだけなんで、ショックを受けて重症に感じてるとしても、改善って意味では結構軽症だと思います。
何も知らない第三者であるメインターゲットをしっかり意識すれば、何も知らない人に物語の面白さを伝えることが如何に大変かってわかると思うし、それがわかれば構成面で指摘されることも少なくなるだろうし、設定を活かすってどういうことかってのもわかってくると思う。

>自分でいいと思っているところが一番悪いと言われた場合はどうやったら立ち直れるでしょうか?
精神的に凹んでるってのは、気持ちはわかるけど自分で解決するしかない。
精神医学的には「マジか! 凹むわ! クソが!」と声に出すだけでも相当変わる。なのでカラオケにでも行って思いの丈をシャウトするってのもいいんじゃないの。
理由はどうあれ精神的に凹んでるってとこをまずどうにかしたほうが良い。
こうした板で今回のように相談するのも良いし、愚痴っても良いし、カラオケ行っても良い。
凹んでることってのは吐き出せば吐き出すほど精神的には楽になるから、書くでもしゃべるでも何でもいいから吐き出せば良い。

上記の回答(編集部からの評価シートの結果が受け止められないの返信の返信)

スレ主 みほこ : 1 投稿日時:

サタンさん
たくさんご意見ありがとうございます。
>精神的に凹んでるってのは、気持ちはわかるけど自分で解決するしかない。
>凹んでることってのは吐き出せば吐き出すほど精神的には楽になる

その通りだなと思いました。今回掲示板に書き込んでけっこうスッキリしました。
実力不足は、実力不足として認めて、別に人格否定されたわけでもなし、今回は自分の思いが届かなかったけど、次頑張ればいいやーくらいに思っておくのが精神的に楽だとわかりました。

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 編集部からの評価シートの結果が受け止められない

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元記事:執筆を急いてしまいます。

ノベル道場の方で公開している作品を書き終えました。そして思ったのは、なんだかスピード重視で丁寧さがないということです。早く書き終わりたすぎて急いで書いているために、なんか雑な印象を受けてしまいます。
適切な執筆ペースって、どうやって作るのでしょうか?

上記の回答(執筆を急いてしまいます。の返信)

投稿者 怒髪天 : 0

同じく! 早く完成させたくて、雑になるタイプです。
 思い浮かぶのは新人賞に応募してみるのはどうでしょうか。自分は最低枚数に足りなくて、毎回一度完成させた作品を読み返して、なんとか応募できる枚数に滑り込めるくらいまで付け加えています。(雑に書いても余裕でそこらの新人賞の最低枚数くらい書けるっていうのなら、ちょっと思いつかないです)

カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 執筆を急いてしまいます。

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投稿日時:

元記事:視点者の意識がないときの描写

 こんばんは、お世話になります、左野です。
 小説を書いていると、視点者が寝たり気絶したりするシーンに当たることがあります。
 視点者の意識がないときの描写は以下の方法で問題ないでしょうか。また、他に方法があればぜひ教えてください。

1:視点者が意識を失うぎりぎりまで地の文で書く。その後は書かない。
 いわゆる、「おれは寝てしまった」というものです。
 よく使われている手だとは思うのですが、「『おれは寝てしまった』ってモロに目覚めたあとに考えることだよなあ。『おれは死んでしまった』に近いものを感じるぞ」というような、余計なことを考えてしてしまいます。
 かといって別のいい言葉が思いつくわけでもない。
 これはお約束の文章として素直に使っていいのでしょうか。

2:視点者を変える
 視点者を変える方法です。意識がなくなった後の展開が長いときに使うべき方法と聞きます。
 しかし、一人称小説でやると、地の文が随分変わってしまいます。(文章力によるとはいえ)違和感を覚えますか。

3:視点者の意識がなくなったあと、神視点(というより無視点三人称? 地の文では登場人物の心情を一切書かず、ただ事実のみ書く)で描写する
 特にお聞きしたい方法です。
ーーーーーーーーー
例)
「頭が痛い」
 そうぼやくと、椅子に座って本を読んでいた魔女が、長くて美しい髪を耳にかけてから、本をぱたんと閉じてこちらに視線を向けてくる。
「風邪でもひいたのか」
「たぶんね。もう寝るよ」
 おれは頭を押さえながら、フラフラと歩き、ベッドに腰掛ける。
「寝るのなら、その前に薬を飲むかい。私が作った薬がまだ残っているはずだ」
「うん、ありがと。それ飲んで寝るよ」
 おれがそう返事をすると、魔女はさっと薬箱から瓶を取り出した。
「ほら」
「サンキュ」
 瓶を受け取り、一錠だけ取り出す。すると、魔女は水がなみなみと入ったコップをもってきて、すぐ近くの机に置いた。
「水。これを飲み干せ」
「え、いいよ。そのままのみこめるし」
「寝ている間に脱水症状を起こしたらどうするんだ」
「わかった、わかったよ」
 他人の健康だけは本当に心配するんだよなあ、この魔女は。自分のにはてんで無頓着なくせに。そんなことを思いながら、コップに口をつける。
「熱は?」
 コップの水を半分飲み干してから、答える。
「……ああ、なさそう。大丈夫だよ」
「ならいいんだが」
「そうそう、この薬、よく効くんだよね。飲んだ瞬間こてっと寝られちゃうんだ。起きた頃にはもう元気いっぱいだし」
「特殊な睡眠薬だからな」
「ん、じゃあ、おやすみ」
 おれはそう言って、水をふくみ、薬を口に放り込む。ゴクンと飲み込んで、それだけでもう眠い。ベッドに横たわり、ブランケットを被る。どんどん眠気が襲ってくるのが嫌でもわかった。

「おやすみ。ふふ、もう寝息を立てている。……私は心配でならないよ、君はいつも必要以上に無理をするんだ。君は私よりよっぽど脆いというのに」
 暖炉の光がコップをオレンジ色に照らす。暖かい空気で部屋は満たされている。
「君の前じゃ口が裂けたって言えないが……私は君のことを」
 誰かの思いを隠すように、火の粉のパチパチはぜる音だけが、病人の小さな寝室に響いていた。
ーーーーーーーーー
 というものです。
 今書いている小説があるのですが、例のように、視点者の意識がなくなったあとの展開が視点を変えるには微妙な長さで、しかしどうしても描写したい場面があります。
 そのために方法3を使う予定なのですが、変でしょうか。

 よろしくお願いします。

上記の回答(主人公と読者の認識のギャップを作る)

投稿者 あまくさ : 1

>1:視点者が意識を失うぎりぎりまで地の文で書く。その後は書かない。
>いわゆる、「おれは寝てしまった」というものです。
 (中略)
>これはお約束の文章として素直に使っていいのでしょうか。

はい。お約束の文章として素直に使っていいと思います。
仰る通り不自然な文章ですが、それを言い出したら小説の地の文なんてすべて不自然です。話者が出来事の流れや自分の行動を延々と語るなんて、「誰に何のために語っているの?」と思ってしまいませんか?
しかし、読者はそんなことあまり気にしないものだと思います。小説の文章はたいていそんな調子なので、慣れてしまって違和感を持たないんですね。
なので、

◎お約束の文章を素直に使う。

安直なようですが、全体の7割方くらいはそうするのが自然に感じさせる最善の方法だと割り切った方がいいかと。
そうした中で、特に重要なパート、ここはどうしても表現したいという箇所のみ、テクニックや工夫を凝らすべきです。

>2:視点者を変える

一人称の場合は、NGではないでしょうが、必要性が薄ければ避けておいた方が無難な手法だとは思います。
ご存知かと思いますが、この方法は絶対にNGだとする意見が根強くあります。そういう方の考え方も個人的には理解できるのですが、他の人物からの視点を交えることによって良好な効果を出している作品もありますから、一概にダメとは言えないでしょう。

注意点としては、

◎視点が変わったことを読者に伝える工夫は必須。

◎三人称でありながら一人称的な効果を持たせた三人称一視点(三人称単一視点、三人称一元視点とも言います)という手法もありますから、一応検討してみる価値があるかもしれません。視点が動いたときの違和感は一人称よりは少ないでしょう。つまり三人称一視点は、ご質問のような問題が生じがちな一人称の弱点を補う手法として推奨されているのだと考えています。

>しかし、一人称小説でやると、地の文が随分変わってしまいます。(文章力によるとはいえ)違和感を覚えますか。

地の文はむしろ変わるべきでしょう。
ある程度の違和感は覚悟しなければならないので、推奨しない方がいるのだと思います。しかし、上述したようにそれで効果を出している作品も見受けられますから、どうしてもやりたいならテクニックで乗り切るしかありません。
また、作者的に未練があっても、必要性が薄いなら諦めるという決断も時には重要かと。

>3:視点者の意識がなくなったあと、神視点(というより無視点三人称? 地の文では登場人物の心情を一切書かず、ただ事実のみ書く)で描写する

2と3は、視点が変わるという点では同様です。なので、読者を混乱させない配慮は必要でしょう。2と3のどちらが違和感が少ないかは、書き方次第なので何とも言えないところだと思います。

ところで。
以下、蛇足かもしれませんが、もう少し深読みしてみますね。

例文の、

>「頭が痛い」
(中略)
>おれはそう言って、水をふくみ、薬を口に放り込む。ゴクンと飲み込んで、それだけでもう眠い。ベッドに横たわり、ブランケットを被る。どんどん眠気が襲ってくるのが嫌でもわかった。

この部分で表現されているのは、主人公と魔女の関係性、魔女の主人公への微妙な気使い。それと、

>「そうそう、この薬、よく効くんだよね。飲んだ瞬間こてっと寝られちゃうんだ。起きた頃にはもう元気いっぱいだし」
「特殊な睡眠薬だからな」

とありますから、ひょっとすると何かの伏線になっているのかもしれません。
しかし、それらは別のシーンでも難なく表現できる気がします。

より重要なのは、むしろ次の数行なのでしょう。

>「おやすみ。ふふ、もう寝息を立てている。……私は心配でならないよ、君はいつも必要以上に無理をするんだ。君は私よりよっぽど脆いというのに」
>暖炉の光がコップをオレンジ色に照らす。暖かい空気で部屋は満たされている。
>「君の前じゃ口が裂けたって言えないが……私は君のことを」
>誰かの思いを隠すように、火の粉のパチパチはぜる音だけが、病人の小さな寝室に響いていた。

何が重要だと思ったかと言うと、ここで「主人公と読者の認識のギャップ」を作っているんですね。
魔女から主人公への何らかの想い。それを主人公は知らず、読者は知っているという状態を作っています。こういうギャップをストーリーに盛り込むのは読者をヤキモキさせたり緊迫感を作ることが可能で、上手く使うと効果的かと。

>「君の前じゃ口が裂けたって言えないが……私は君のことを」

普通に考えればこれは魔女の主人公への恋心かなと想像させますが、ひょっとするとミスリードになっているのかなとも深読みできます。魔女だけが知っている別の秘密があって、何らかの大きな伏線になっているのかもしれません。
ただこれも、やろうと思えば主人公が風邪をひいて眠りに落ちるシーンでなくても盛り込めると思うんですよ。

したがって、このご質問の本質は、語り手が眠りに落ちたときの文章をどうするかではなく、キャラと読者の認識のギャップを作りたい時にどうすればよいか、なのではないかと思ったりもしました。
前者だけなら言ってしまえば些細なこと。「お約束の文章として素直に使う」で十分なのだろうと考えます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 視点者の意識がないときの描写

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投稿日時:

元記事:構成と視点について

はじめまして。
現在考えている話の構成と視点の扱いについて疑問ががあるので、何かご意見がいただければ幸いです。

【設定】
・登場人物はAとBの2名
・一人称視点
・AとBは3日間、常に行動を共にしている
・1日目のA視点の文をA1、3日目のB視点の文をB3、のように表す

このとき、主人公(視点)をAかBのどちらかに決めて
① A1⇒A2⇒A3 (主人公Aの視点で時系列順に3日分描く)
② B1⇒B2⇒B3 (主人公Bの視点で時系列順に3日分描く)
のようにするか、必要なら
③ A1⇒B2⇒A3 (1日目はA視点、2日目はB視点、3日目はA視点)
④ B1⇒B2⇒A3 (1日目と2日目はB視点、3日目はA視点)
のように部分的に視点を変えるのが通常だと考えています。

ここで、AとBをダブル主人公として扱うために
⑤ A1⇒B1⇒A2⇒B2⇒A3⇒B3(AとBの視点を交互に入れ替えつつ全て描く)
とするのは、読者には負担になるのでしょうか。
視点の移動や時系列的な重複は
⑥ A1⇒A2⇒A3⇒B3(1日目と2日目はA視点、3日目のみAとBの両視点を描く)
のように可能な限り削る、あるいは全く行わないほうが良いのでしょうか。

表記が抽象的になってしまいましたが、よろしくお願いします。

上記の回答(構成と視点についての返信)

投稿者 通りすがり : 2

質問者様の中でまだ具体的な構想が固まっていないとのことなので、名前の挙げられたアニメ化作品を例に返信していきたいと思います。

まず、主人公は「A」と「B」がいるとの事ですが、彼らは男同士なのか、それとも男女や女同士なのか。
彼らの間にあるものは友情か、愛情か、はたまた敵対なのかでも見せ方は変わってくるでしょう。

これが例えば例のアニメだとすると、視点Aは「男の語り手」。視点Bは「ループを自覚している女の同級生」になります。
彼らは男女ですが、その間に恋愛感情のようなものは仄めかされておらず、関係は「黒幕Hを部長とした部活動の仲間」となります。
Aは以前Bに助けられたことがあり、BもAの一助によって危機を救われたことはありますが、互いの関係はバディというわけでもありません。
強烈な吸引力を持つHが架け橋となり、AとBはどうにか関係を築いています。

では、「構成と視点」。
質問者様が一番気になっている部分はどう描かれているのか、例の作品を元に考えてみましょう。

ここまで聞いていて「元になった作品はダブル主人公じゃねえ!」と思ったかもしれません。
そうなんです。元の作品は決してダブル主人公ではありませんよね。

でも、たぶん大丈夫です。
なぜならこの「ループ」のエピソードだけを切り取ってしまえば、AとBは他作品で言うところの、協力者(バディ)と呼んで差し支えないからです。
もしそれでも気になるのであれば、追って返信いたします。

さて、「構成と視点」の話に戻りましょう。

先ほどこのエピソードだけを切り取ってしまえば二人はバディと言いましたが、当作品では決して二人の視点は対等な量ではありませんでした。
「二人が事件を解決する話」ではあるけれど、「視点は終始Aに偏っていた」んです。
なぜでしょう。

少し遠回りをしてしまいますが、ここで世間で人気なダブル主人公作品を振り返ってみます。
もし実名を出すことが気に触ったら申し訳ありません。

・鋼の錬金術師
・金色のガッシュベル
・TIGER & BUNNY
・君の名は。
・DEATH NOTE
・うしおととら

もし質問者様がアニメ好きであれば、一つは掠る作品があるかもしれません。(なかったらごめんなさい)
この作品群を全部知っていると「お?」と思ったのではないでしょうか。

そうです。このアニメ作品はどれも「二人のメインキャラ」を大々的に打ち出してはいるけれど、視聴者の視点と近いキャラ。
つまり、「メインな」メインキャラはどちらか一人なんです。

例えば君の名は。という作品は、遠いところにいる男女がある日生まれ変わってしまう作品ですが、事件の解決能力があるのは男の子の方です。

DEATH NOTEでは、名前を書いたら死ぬノートを拾った高校生とエリート探偵が出ますが、話の中心は高校生です。

こうしてみると、多くのダブル主人公ものは(意図的にそうしたものを除いて)主人公は二人いるけど、更にメインのキャラがいることがわかります。

さて、「A」と「B」が登場するループのエピソードに戻ると。

AとBはこのエピソードにおいて、互いに協力関係です。
Aは最初現実が何度も巻き戻っていることに気づかなかったけど、いくつかの気付きを経て、またBの助力を得て、事態を理解しました。
そんな中で、AはBが途方も無い回数のループを知覚しているのを知り、驚愕します。
AはBがいなければ事態を解決するのは難しかったでしょう。

つまり、Aは当然としてBも主人公級の活躍をしているのです。
でも、お話の視点は語り手であるAに偏っていました。
なぜでしょう?

それは「Aの視点で物語が語られることで、視聴者が迷子にならず一筋のストーリーを追える」からです。

他サイトの引用になってしまい申し訳ないのですが、面白い記事があったのでURLとともに一文を載せます。
もしかしたら、自分の返信よりこの記事の方が質問者様の意に沿うかもしれません。

「主人公は2人いてもいい?」
https://kakuyomu.jp/works/1177354055193794270/episodes/16816452218410929550

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
 たしかにラブ・ストーリーやバディものには主要なキャラクターが2人登場します。しかし、両者がともに主人公ということではありません。【どちらか】のキャラクターを中心に据えなくてはいけません。残されたもうひとりは、たとえ登場頻度が高くても「第二の主人公」ではなく、物語上の役割としては「ライバル」ないしは「仲間」として物語に登場させなければなりません。やはり主人公はひとりなのです。

(中略)

 さて、主要登場人物が2人(ラブ・ストーリーやバディもの)のケース、そして3人のケースについて、それぞれ異なる本から引用しましたが、両者に共通していることがあります。

 それは【主人公は複数人に見えて、実はひとり】だということです。

 一見主人公のように見える主要キャラクターは、実は主人公のために存在している(サブ)キャラクターだったのです。そのようにキャラクターを配置する(主人公と他のキャラクターの関係性を設計する)ことで、主要キャラクターを作品に複数登場させつつ読者の気持ちを掴むことのできる直線的な物語を描くことができるのです。

 主要なキャラクターを複数人登場させたいと思った場合、やはりベストな選択は「主人公はひとり+他はサブキャラ扱い」になるでしょう。ただし、サブキャラクター=少ししか登場しない、ということではありません。主人公と同じくらい登場してもよいのですが、その場合でも、その主人公の役割を明確に打ち出し、重要性を与えるために登場させるようにしましょう。

 自分が生み出した愛着のあるキャラクターを平等に扱いたい気持ちはわかりますが、思い切って【「主要な」主要キャラクター】を決めるようにしましょう。
↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑

だいぶ引用が長くなってしまいすみません。
「ダブル主人公」の書き方について、少し見方が変わってきたのではないでしょうか?
なぜ、例のループ作品で視点は終始Aに固定していたのか。

視聴者は「Aの視点で見える世界」を追うことで、迷子にならず物語を見てくれるからです。

質問者様がどんな作品を構想されているのか、まだ明確なことはわかりませんが、二人の主要人物を中心に添える場合であっても、その更にどちらか。
メインの、更にメインキャラをどちらにしようと考えれば、「構成と視点」も悩まずスムーズにいくのではないでしょうか。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 構成と視点について

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