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鬼の王の墓標さんの返信一覧。投稿の古い順69ページ目

元記事:新作の主人公をなろう主人公と同類と言われたの返信

 誰に言う訳でもないですし、どう受け取ってもらっても構いませんが。

 高3で危うく卒業できなくなりかけて、追試になった生徒だけで、15人くらいの小さな卒業式を受けた時、校長先生に言われたことを書いて置きます。

 

 何かをするときは、まず最初に逃げ道がちゃんとあるかよく考えなさい。第二に、最悪の事態で自分がどんな目に合うかを考えなさい。
 もし、無理だと思う事が有ったら、逃げるという選択肢を考えなさい。
 もし、逃げるのが難しいのなら、例えポーズだけでも耐えなさい。
 その二つのどちらも出来ないような状況に陥った君は、次はそうならないように教訓として覚えなさい。

 人に嫌われていると思った時、『相手は自分が嫌いだからこんなことをするのだ』と相手を責めず、まず第一に『何故嫌われているのか』考えなさい。
 もし、自分に心当たりがあって、それが非であるなら直して謝りましょう。
 もし、自分に非が無いのなら、堂々と胸を張ってそこに居ればいいでしょう。
 最後には正義が勝つのは物語の中だけですが、例え逃げても堂々としていれば、それを恥と呼ぶ人はいないでしょう。

 勝ったり、或いは負けない事はそこまで重要なことではありません。負けを認めても立ち上がり、再び動くことが重要です。
 もし、勝つことだけを考えれば、自分のルールの中で生きる窮屈な人間になる。
 もし、負けを認める事が無ければ、思考が凝り固まって本当に大事な物を見失う。
 自分の主観が入ってしまうと、自分勝手にルールや勝敗を決めて相手に押し付けたり、反省することが出来なくなってしまう。

 自分を不幸で、なにかしら優遇されるべき人間だと思うのはよしなさい。自分が不幸だと思うなら周りを見て、人の不幸を探しなさい。
 もし、不幸な人間を見つけたなら、助けてやりなさい。
 もし、不幸でない人間が居るなら、どうして不幸で無いか聞きなさい。
 不幸と言うのは、まずもって努力しなければ何ともなりません。人に与えられて何とかなると思ってはいけません。
 それでも何かを与えられたいと思うなら、まずはもらう努力をしなさい。

 人生をまっすぐ進む必要はありません。
 曲がってもいいし、後ろに戻っても良いでしょう。
 いつも同じスピードで進んで行く必要もありません。
 駆け足でもいいし、ちょっと座り込んで休憩するのも悪くないでしょう。

 自分が成長することがあれば、他人が成長するのを見ている時もあります。
 自分が不幸な時もあれば、他人の不幸を見ている時もあります。
 けれど一番大事なのは、例え見えていなくても、相手が不幸だったり、何か成長の途中じゃないかと考える事が大事です。

 特に君たちは、追試なんかを受けていたぐらいですから、人より悩んだり、成長に費やした時間は長かったでしょう……。

 (追試いじりのため、中略)

 とにかく、常に他人の存在を意識しなさい。
 勝ちとか負けとか、そういう事ではなく、自分が何かを感じたり、普段と違う時、相手もまたそうでは無いのかと考えられる人間になりましょう。
 これから君たちは進学なり、就職なりして、次第に社会に近付いていくわけですが……

 (以下、俺達の学年の思い出話と若い頃の苦労話なので後略)

 と、まあ。
 実は校長先生の話と言うのは嘘で、今適当に作った作り話なんですが。

 相手を叩く前に、まず相手の事よく見て、自分の事よく見て、それからちゃんと考えて喋ろうぜ、って言う話。
 俺みたいな馬鹿にも分かるんだから、皆にもわかるよね?

上記の回答(再訪ありがとうございます)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

とても大切なお話をして頂きありがとうございます。
そうですね。私のとった方法はクレバーなものとは思えません。お互いが思いやりに欠けていた結果もたらされたものが現状であると反省しています。

私自身は神原様がかばってくれたこと。半額オソーザイ様が褒めて下さったこと。バッキー様とsilica様、そしてあなたが諭してくれたことだけでも充分満足しました。
もう彼らに私の言葉は届かないと思うので、このスレッドは本日の私の返信で終わりにしたいと思います。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 新作の主人公をなろう主人公と同類と言われた

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元記事:新作の主人公をなろう主人公と同類と言われたの返信

 あ、忘れてました。
 
 シャロの話なんですが……。
 割と本気で、『誰?』ってなった。
 いや、ラ研の如月さんが立てたスレ片っ端から探して見つけたんだけど。
 できれば、該当スレのURLを貼っておいて欲しいなぁ。

 基本的に俺としては、以前既に書いた以上の意見は持ち合わせていません。
 なろう主人公っぽいかと言われると、『多分違うんじゃない?』とは思うんだけど、基本的に『なろう主人公っぽいかどうか』ってのを考えないから、良くわかんないや。

 ただ、プロローグ部分込みで言うと、なろう寄りも普通の文庫本ラノベに近い印象を受けるかな。
 レギュラーな転生モノに近いんだけど、なろうみたいに細かい展開が重なる作品と言うよりは、一個一個のシーン・キャラを大事に書いてほしい設定でした。

上記の回答(新作の主人公をなろう主人公と同類と言われたの返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

すみません大野さん。話題が大きく変わるのでシャロに関する話の返信は別枠のレスで行います。

>割と本気で、『誰?』ってなった。
>できれば、該当スレのURLを貼っておいて欲しいなぁ。

どうやらあまり適切ではなかったみたいですね……恐らくsilica様も同じことを思ったからレスを渋っていたのでしょうか……

>なろう主人公っぽいかと言われると、『多分違うんじゃない?』とは思うんだけど、基本的に『なろう主人公っぽいかどうか』ってのを考えないから、良くわかんないや。

私もシャロがなろう主人公に似ている側面を帯びているとは全然考えていませんでした。
神原様も「自分はそうだと思わない」とおっしゃっていました。
相手の方が第一になろう主人公である根拠として挙げた「女の子に甘い」という面も怒らせたり怖がらせたりするのが怖いからきつく当たれないという、いわゆる防御の優しさだから、なろう主人公のようなタイプの優しさとは全く違うと思っています。
あそこまで態度を硬化させてしまった以上もう相手の方からのアプローチは期待はできませんが、できることなら一度冷静になって「本当に自分の主張は正しかったのか」をもう一度考え直してほしいです。
ぶしつけは承知ですが、私の分析だと彼は創作を楽しむ心を失っているように見えますからね。他のスレ主様に迷惑をかける前にそれを取り戻して欲しいところです。
もちろん一度冷静になってから「それでもシャロはなろう主人公だと思う」というなら、そこはもう完全に個人の自由と思いますけど……私がそれを聞き入れるかどうかも、また個人の自由ですよね?

カテゴリー : キャラクター スレッド: 新作の主人公をなろう主人公と同類と言われた

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元記事:鬼畜ヒーローを描きたいの返信

ちゃんとした技量もない若輩者が回答できる内容ではないかもしれませんが、あくまでも読者の視点として書けることを投げようと思います……参考にならなかったら、ゴミ箱にポイしてね……って感じで笑

まず鬼畜系キャラですが、うーんどうなんだろうなぁ……承太郎って鬼畜?容赦はないけど、やられたぶんやり返しているだけだからなぁ……とか思いつつも
自分が好きな展開やキャラ表現だと、コードギアスR2のルルーシュが「ボロ雑巾のように捨ててやる」って言ったところとか、銀河英雄伝説のオーベルシュタインの容赦ないスタンスですかね……

ただ「鬼畜なことしてるゥ~」って感じじゃなくて、前者は「誰よりも大切な妹に勝手に成り代わりやがって許せねぇ」っていうルルーシュの妹スキーなところから来ている言動で、後者はオーベルシュタインが「徹底した合理主義」を貫いた結果であって悪役ではないってところがキモかなーと

”鬼畜”なのではなく、キャラの性格と行動理念に基づいた結果、他者に対して容赦がない……っていうキャラは、むしろ私的には好感が持てるかもです!

ここで無惨様の小説のキャラに言及していこうと思いますが、
無礼な発言がございましたら粛清してください(強制土下座&弁明タイム)……。

エリザベート・クロウリーの行動原理と性格傾向が気になります!
そういう性格だからこれこれを行った……だと人間味が出て面白いなぁと。作者の鬼畜ヒーローを出してやろう、っていう企みが読者にバレないぐらいがベストです。まぁ私はできませんけどね!()

いくらでも理由つけて人間の街に帰れそうなところはあるので、意図して居座っているような感じが面白そうだな……と。

ご飯の内容が気に入らないという理由だけで料理人を粛清。
⇒なんか飯に対して凄いこだわりがありそうな気がします! 好き嫌いが激しいとか、海原雄山並みに食に対して気難しいとかで、それが主人公たちに対しても例外なく発揮されていると面白いです。
 それこそジョジョ5部のギアッチョ並みにキレる奴とか、可愛げがないですか!?w

夜遅くにお腹が空いたらメスのリザードマンが産んだ卵をこっそり盗み出し、夜食にする。
⇒こっそりじゃなくて堂々と盗むべきでは!?w
 食へのこだわりはめちゃくちゃ強そうですし……。

肉しか食べないリザードマンに対して、肉以外のものをよこせとねだり、自分しか食べない木の実や山菜の調達を無理矢理行わせる。
⇒その結果、リザードマンも草食の素晴らしさに気づいてしまう……とかで奇妙な信頼関係が生まれたら面白そうですね……。なんかリザードマンの設定見てると、憎めない奴って感じがするのでwww

人間の敵に加担するのが嫌
⇒なんかこう。横暴で自分勝手なんだけど、人間と魔物のラインをくっきり分けているあたり、常識外れの厄介者なくせに妙に冷めているところがある……な想像ができますね。
 人間世界での地位は結構高めだったり、いいとこの家の出だったりしそうですね。そこらへん主人公たちとの価値観のギャップも描けそうで面白い設定です!

総じて「やりすぎたほうがいいし、やりすぎる理由付けがあればキャラの魅力になる」って感じです!
あと主人公の仲間になっても、仲良しこよしではいてほしくないです……クセが強くて扱いづらいけど実力は本物。でもこいつに料理を食べさせたくないなぁ……っていう。
行動しているうちに悲しい過去が垣間見えたり、意外な優しさや義理堅さを出していって、最終的に「自己中ヤローだけど、だからこそ信じられる仲間だ」みたいな評価に落ち着くと面白いなって。
そこまでのプロセスが大変だと思いますが、書いてみる価値はありますぜ……と!

上記の回答(鬼畜ヒーローを描きたいの返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

オソーザイ様、レスをありがとうございます。

>承太郎って鬼畜?容赦はないけど、やられたぶんやり返しているだけだからなぁ……とか思いつつも

この一行の情報だけで彼は充分鬼畜ヒーローの定義を満たしていると思います。むしろそれを徹底しているからこそ鬼畜ヒーローと呼ばれやすい主人公なんです。(先輩ジョジョ二人と違って戦闘シーンの雰囲気が大きく変わったのも余計そういう印象がつきやすい原因だと思います)

>無礼な発言がございましたら粛清してください

……正直書いて頂いた解釈ですが「結構過激だなあ」とは思いましたね(汗)
あ、別に「あなたは失礼だ」とか言っているつもりはありません。
ただ採用したらエリザベート一人だけに限らず作品全体の空気がかなり壊れるアイデアが多いとは思います。
スレ本文は夜遅くに書いたので、説明が浅いまま投稿してしまったフシもあるので、私がどう考えているかを補足します。

>なんか飯に対して凄いこだわりがありそうな気がします! 好き嫌いが激しいとか、海原雄山並みに食に対して気難しいとかで、それが主人公たちに対しても例外なく発揮されていると面白いです。

この部分に関してはただ単純に「肉主体の食事を嫌がっただけ」というだけの話です。
ちなみに「自分しか食べない木の実や山菜の調達を無理矢理行わせる」という内政はこれで本気でキレたから組み込まれたという設定です。

>それこそジョジョ5部のギアッチョ並みにキレる奴とか、可愛げがないですか!?w

この記述は私も結構ありかなとは思いました。実際に怒りの沸点が低いキャラとして想定していましたので。
ただあれを想起させるようなキレ芸を自分に書ける自信はありませんけど(汗)

>こっそりじゃなくて堂々と盗むべきでは!?w

それをやったら無用な反乱を招くと思います。
彼女が暴君をしている理由は「反乱してきても勝てる自信があるから」なのですが、無意味に士気を高めた相手の鎮圧をするのは楽ではないはず……

>なんかリザードマンの設定見てると、憎めない奴って感じがするのでwww

……ごめんなさい、この記述は何回読み返しても理解できなかったです。
むしろなぜそう見えたのかを私が質問したいです。

>総じて「やりすぎたほうがいいし、やりすぎる理由付けがあればキャラの魅力になる」って感じです!

ここは概ね同意します。他の方の意見を鑑みるとエリザベートよりもむしろ周囲の設定に気を配った方が良いそうです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 鬼畜ヒーローを描きたい

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元記事:鬼畜ヒーローを描きたいの返信

 はい。大野です。
 先に言っとくと、俺は一般的に言う所の『鬼畜』ってのが感性としてはイマイチわかりません。

 正直、『吐き気を催す邪悪』クラスでなければ、『まあ、事情があったなら仕方ないかもしれないねェ~』と割とアッサリ流すタイプです。
 具体例として言えば、特撮だと『仮面ライダービルド』のエボルトとか、ウルトラマンベリアル。アニメ・漫画ならからくりサーカスのフェイスレスとか、SAOのオベロン/須郷伸之あたりっすね。

 という訳で、あんまり感情の乗った意見は言えないので悪しからず。

 
 さて、設定・展開読みましたが。
 俺の印象としては、エリザベートの行動は『追い詰められたが故の暴走』と言う風に見えました。
 まあ、ここら辺は書き方やエリザベートのキャラクターにもよると思うんですが、十中八九受け入れられるんじゃないかなぁ。
 
 一応、エリザベートを生粋のドS&悪意と憎悪でもってリザードマンに理不尽を強いたパターンも考えましたが、そういうキャラが『酷い目にあって暴走したんだね。可哀想に』と主人公に誤解される展開も美味しそうなので、個人的にはかなりアリです。

 注意点としては、リザードマンを善性・或いはギャグ味のある可愛らしいキャラとして描かない事、ですかね。まあわかってるとは思いますが、読者が『リザードマンに感情移入』してしまった場合、一気にエリザベートが悪役になりかねません。
 逆に言えば、『リザードマンに感情移入する』余地が無ければ、結構好き放題やっても許されるでしょう。

 まあ、そこら辺は本当にエリザベートのキャラ次第なので、キャラクターとして不自然な行動をさせてはいけませんが。
 プロットとしてはかなり初期段階の物のようにも見えます。今後の制作を楽しみにしています。

上記の回答(鬼畜ヒーローを描きたいの返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

大野さん、いつもお世話になっております。今回もお疲れ様です。

プロットとしてはかなり初期段階の物のようにも見えます。今後の制作を楽しみにしています。

いきなり後ろの方から引用するのですが、そこまで形になっていないわけではないです(汗)
むしろ後ろまで出来上がってきた後で「この子を工夫もなく仲間にして読者の方に納得してもらえるかなあ」と不安になったから相談したという形になります。
(逆に言えばこの問題が解決すればスケジュール管理が大きく楽になるということでもありますけど)

>俺の印象としては、エリザベートの行動は『追い詰められたが故の暴走』と言う風に見えました。

魔法使いであっても単身で魔物の群れに拘束されれば簡単には脱出できないです。
物理アタッカー系の種族であっても対魔法使い戦の訓練を積んでいる戦士がいないわけではないと思いますから。決して無傷で勝てる戦いではないはずです。

>注意点としては、リザードマンを善性・或いはギャグ味のある可愛らしいキャラとして描かない事、ですかね。まあわかってるとは思いますが、読者が『リザードマンに感情移入』してしまった場合、一気にエリザベートが悪役になりかねません。

そうですね。ここは私自身も心配していたところです。
設定を作っている時に「これって一歩間違えたら女版デラックスファイターになりえるよな」と思うことも、実はこれまで何度かありました。
一応主人公の視点ではリザードマンはこれまでの訓練で「人型魔物の中では特に警戒するべき敵」と認識されています。
他にも盛り込む展開として考えているものとして、エピローグで主人公の仲間が目的地の村人と一緒に助けに来た際に村人から
「お前さんが村に来たらリザードマンを退治するようお願いするつもりだった」「あいつらが勢力を拡大したせいで鉱山に近づけずに困っていたから助かった」
と主人公とエリザベートに感謝するというシーンもあります。
(ちなみにエリザベートが巫女として君臨していたことは、主人公が気遣いで隠します)
つまり目的地の依頼を一足先に達成していたという話です。

一応主人公がリザードマンの害に言及する描写を多く盛り込めば、多少粛清が惨くても読者の方々からの印象は変わると信じたいです。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 鬼畜ヒーローを描きたい

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元記事:鬼畜ヒーローを描きたいの返信

第一に忠告として、所謂鬼畜ヒーローは半ばイジりや茶化しが入っている評価であり、多分如月さんが望んでいる方向の人気ではないかもしれないということです。

第二に鬼畜ヒーローが素直に受け入れられる土壌として「敵がそこまでされてもしょうがない気がするレベルで邪悪である」ことです。
如月さんはなろう系を嫌っておいでですが、実はああいった作品の主人公が受けている批判の一つに「敵に必要以上に残忍な仕打ちをするからサイコパスに見える・主人公の方がよほど邪悪に見える」というのもあります。
これは書き手が演出した敵の邪悪さに対して、主人公の見せた残虐性が不釣り合いであったが故に起きていると思うんです。
逆に成功例として仮面ライダークウガの「愛憎」というエピソードがありまして、この回で主人公の五代雄介は敵怪人のゴ・ジャラジ・ダをマウントポジションでボコボコにしたり普段より苛烈なやり方で痛めつけたのですが、五代の「聖人」という評価は揺らいでいません。
というのもこの回でボコボコにされたジャラジは罪のない高校生達が、自分の手で恐怖し絶望しながら死んでいくのを面白がる腐れ外道である事がこの前のエピソードでしっかり描写されており、これ位やらない事にはもう溜飲が下がらないという程でした。
自分的にはこの話のリザードマンは寧ろまだまだ人間臭く映えちゃいますね、もっと「人里から攫った幼い子供の全身の皮膚を生きたままひん剥いて頭巾にしている」位のゲスさとか、徹底した個人主義で弱った同胞なんかも「弱者が死ぬのは自然な成り行き」とか言って平気で切り捨てて共食いまでするくらいの冷たさが必要な気がします。

それから、このキャラは現時点で見る限りは敢えてリザードマンに横暴を働く必要性・意味は薄いんですよね、なんなら(リザードマンの価値観がどれだけヒト寄りか不明とはいえ)状況的には寧ろ表面上だけは親切にしてた方が賢明で、あまり好ましく無いまである。
じゃあ件のキャラに横柄な振る舞いをやめさせればいいかというとそれも違って、ここはまあ精神面で理由を付けて補強するのが得策でしょう。
自分が勝手に考えた物になりますが、たとえば「エリザベートは自分の龍としての姿が嫌い」とかでしょうか。
単純に(多分)美人な人間としての姿に対して龍形態がギギネブラか貪食ドラゴンさながらにグロテスクであるか、あるいはそのものはかっこいいがエリザベートの美意識とは相当に食い違うとか。
だから(向こうとしては信仰・崇拝のつもりとはいえ)自分を龍と見做すリザードマンの視線が凄く許し難い、そしてそんなリザードマンに対する残虐性と彼らがヒトに発揮する残虐性が重なって益々エリザベートは自己嫌悪を深める…みたいな。
この辺に焦点を当てると、自ずとエリザベートのアイデンティティに対する苦悩が話の中核になり、仲間入りに関しても狩人故に自然や獣と親しんだ主人公から「龍か人かと言う以前にアンタはアンタだろ」と肯定してもらえたとかになりそうです。

上記の回答(鬼畜ヒーローを描きたいの返信の返信)

スレ主 鬼の王の墓標 : 0 投稿日時:

バッキー様、レスをありがとうございます。

>如月さんはなろう系を嫌っておいでですが、実はああいった作品の主人公が受けている批判の一つに「敵に必要以上に残忍な仕打ちをするからサイコパスに見える・主人公の方がよほど邪悪に見える」というのもあります。

そうですね。そこは世界が主人公一人のために造られているような感じがして嫌だと思います。
その点を考えると人殺しをした鬼が相手でも心の苦しみを理解してあげる炭治郎はやっぱりすごく斬新な主人公だと思います。(まあ私はユザネを見て頂ければわかる通り鬼の方が好きなのですが)
例として挙げて下さったクウガのような話ももちろん良いと思いますけどね。こういう表現は変かもしれないけど、昔ながらの良さがあるような感じがします。

>自分的にはこの話のリザードマンは寧ろまだまだ人間臭く映えちゃいますね

まあここは実際にどういう害を出しているかの説明が足りていなかった箇所だと思います。ここは反省しています。
ただ仲間意識が強いという設定に関しては、私の悪役作りの美学が反映されている箇所なんですよね。
悪い奴だからこそ、同じ志を持つ者同士では強い絆で結ばれているみたいな表現が大好きなんです。
ジョジョで言ったら暗殺チームやカーズ様がそれだと思っています。
(カーズ様はよく「勝てばよかろうなのだ」のシーンでワムウの思いを踏みにじったと思われているけど、実際は下らないと思いながらもワムウの思い描く理想の舞台を用意してあげるという気遣いのできるいい上司だと思っています)

もちろんディオ様みたいなキャラクターも好きなのですが、彼のような王者になるにはそれ相応の器が必要とも思っています。それがない凡人よりの悪は暗殺チームタイプを好んで採用しますね。
……まあ、だからといってそれとの対比のためにディオ様やディアボロみたいな役をエリザベートにやらせることが正しいことなのかは自分でも疑問ですが。

>たとえば「エリザベートは自分の龍としての姿が嫌い」とかでしょうか。

ここはあまり真剣に意識していませんでした。
確かに例示して頂いたドラゴンはかなり醜悪な見た目だと思いますが、リオレウスやバルファルクみたいにカッコイイ見た目でも嫌がる人は普通にいると思います。
というか女の子だったら「もっとかわいい(及びきれいな)動物に変身したい」という発想になる方が自然なのではと、バッキー様の意見を聞いて今更気が付きました。
私自身は竜に変身することを嫌っていないという想定で設定を作っていて、クロウリーという名前の由来も竜に変身する能力と関連性があって設定したものなので今から設定変更は難しいですが、今後似たような能力を持つキャラクターを作る際はより一層意識します。

カテゴリー : キャラクター スレッド: 鬼畜ヒーローを描きたい

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元記事:小説にプロローグは、必ず必要ですか?

おはようございます、お世話になります。質問したいことがあるのですが、プロローグを書かずにいきなり第一章から始めるのはありですか?
公募に出したり、ネット上のコンテストに出した際に不利になるとかあるのでしょうか?

上記の回答(小説にプロローグは、必ず必要ですか?の返信)

投稿者 サタン : 3 人気回答!

どうして必要かと考えたのかを、まず聞きたいかな。
それなりに本を読んでればプロローグではなく第一章から始まる物語は山程あるから、小説としてプロローグから始まる形式が正しいんだって考えたわけではないでしょう。
とすると、自分が考えてる物語にプロローグは必要かなって考えだろうから、そしたら軽い概要だけでもどんな話を考えてるのか知らないとわからないよ。

公募の場合は、審査する人が下読みさんの段階からして一応は出版に関わってるプロだから、そもそも「プロローグ」と「第一話」の違いがわかってなけりゃマイナスに働くこともあるんじゃないかな。そこまで厳しくないとは思うけど。
個人的には、このプロローグの内容って第一話に混ぜてしまえばコンパクトになるのに、なんでわざわざプロローグを置いてるんだろう、そんでエピローグはないし、展開遅くなるだけやん、と思うことはある。
一方で、例えば「バッカーノ」ではプロローグとエピローグがいい感じに枠物語として機能していて、まあ、両方なくても成立する話だけど不死ですごい年月生きてるって描写にもなってるから、バッカーノはプロローグがあることで物語のレベルが一個上がってると思う。

他にもプロローグだけ視点を変えるとかミスリードに使うとか、プロローグを使うテクニックは数あるけど、
ようはプロローグって「導入」だから、はっきり言えば導入がなくても話は始められるので基本的にはあってもなくてもどっちでもいいモノ。

この「導入」って概念はミステリや推理ものを読んでる人ならあっさり理解できると思う。
例えば古典的なもので「民俗学の学者が日本の奥地の閉鎖的な村で事件に巻き込まれる」という話があったとして、
この物語の本筋は「閉鎖的な村で起こる事件」だから、主人公の「民俗学の学者」が「村」に到着するまでの内容「どういう過程で閉鎖的な村を訪れることになったか」というのは基本的には話の本筋には関係ない、本筋に移行するための「導入である」ってことになる。
「大学に村の関係者の親戚が在籍してて、その生徒から主人公が相談を受けて行くことになった」とか
「研究してる題材に近い風習があると聞いて、フィールドワークとして主人公は休日を利用して訪れた」とか
なんでもいい。
あくまで「導入」だから。

だから、そんな導入はすっ飛ばして、「主人公が閉鎖的な村に到着して宿を探す」という第一話からはじめてもいい。村人との会話で「この村の風習を調べに来たんです」とあれば、そんだけで導入の内容は伝わるし、何か事情を書きたければそっから導入部分の回想を簡易的に書いてもいい。

プロローグはあくまで導入なので、それはあってもなくてもどうでもいいモノ。
ただ、物語の構成や書きたい事によって、プロローグがあったほうが良い場合もあるし、なくしてコンパクトにしたほうが良い場合もある。

「どこまでが導入か?」と考えでも、それは物語によって違う。
例えば異世界転生では、「事故で死にました」までが導入とすることが多い気がするけど、「神様に会って能力をもらって生まれ変わりました」までを導入とすることもあるし、「転生して数年後、主人公は何歳になりました」までを導入とすることもある。
そういうのは物語次第で、何を書きたいか次第。

で。
スレ主さんが「プロローグを書いたほうがいいかな」と思っているのなら、どのみちその内容は第一章の中に書くことになる、書かなきゃいけない内容だからプロローグにするか第一章にするか悩んでる、ということ。
この場合は、話がわからんと第三者には答えられない。
でも、もし、「小説の形式としてプロローグっていう煽り文句的な盛り上げる前置きは必要なの?」って話だとしたら、
ただただ、好きにしろ、という回答になる。
物語にとってプロローグの必要性が薄いのであれば、無いほうが読みやすい傾向にあるとは思う。
プロローグは本編には入ってない部分なので、公募でもコンテストでもさっさと本編に入って早めに「作品の面白いところ」を見せたほうがいいため。

ぶっちゃけ、プロローグのあるなしで不利に働くことはまずないけど、
その判断を自分で出来ないあたりが不利に働くかも知れない、作品のクォリティを下げるOR上げ方がわからない、ということもあるので、ちょっと長く説明してみた。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 小説にプロローグは、必ず必要ですか?

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投稿日時:

元記事:最近流行っている小説のジャンルがわからない

初めまして。鴻江駿河と申する者です。いつもは、小説家になろうやカクヨム、書籍などで小説を「読む」側に属しておりましたが、この度「書く」側に転向しようととりあえず筆を取った者です。
さていざ書こうと思ったとき、とりあえず流行りものを書こうと思ったのです。しかし、ランキングなどを見てもあまりどういったジャンルが受けるのか、今流行っているのかというのがいまいち掴めません。
ぜひ、現在どういったジャンルが流行っているのか教えていただけると幸いです。

上記の回答(最近流行っている小説のジャンルがわからないの返信)

投稿者 大野知人 : 5 人気回答!

 結構作品読んで来て、ぱっと見で分からないんだったら、『無い』んじゃないですか? 流行。
 
 流行、って客観的で一般的なものみたいに皆言いますけど、結局、『一般』の中にいる各個人が『こういう風なの多いなぁ』っていう、すごく大雑把なカテゴライズで『色んな作品』を型に嵌めて見る、ということなんですよ。

 だから、もし10~20作品くらい読んでみて『流行』が見えないんだったら、流行を意識するより先に、まず『こういう作品を作りたい!』って言う好きなものを書いてみては?

 あとこれは本旨からズレるアドバイスですが、基本的に創作活動ってのは強い意欲が無いと出来ません。
 だから、『なんか文章が書いてみたくなった』『取り合えずなんとなく流行の物を作ってみよー』みたいな雑でふわっとした動機ではなく、もう少し強い思いを持った方が良い。

 ヒロインの性格でも、世界観の設定でもなんでもいいですから、『こういう物が作りたいんだ!』って意思を持ってやった方が長続きしますよ。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 最近流行っている小説のジャンルがわからない

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投稿日時:

元記事:ファンタジー作品における人物名について

ファンタジー、異世界を舞台にした作品において、日本人ぽい名前は世界観をこわしかねませんか?
たとえば主人公は外国人らしいジェームズって名前で登場人物の一人は太郎って名前だったりすると変でしょうか?
もちろんふたりは違う国の出身です
ジェームズは西の大国、太郎は東の小国、出身というような設定だと違和感は少ないですかね?

上記の回答(ファンタジー作品における人物名についての返信)

投稿者 サタン : 0

ドラコンさんの言う「カタカナ表記にすりゃいい案」が、おそらく最も汎用的かなと思います。
例えば日本は漢字の文化圏にはありますが、中国語を理解しているわけではないので基本的に中国人や韓国人の名前はカタカナ表記ですよね。これと同じです。
異世界の人間ないし漢字を理解していない文化圏の世界観が背景にあるのなら、カタカナで表記したほうが良いし、カタカナにするだけで自然になるでしょう。

しかし、これはあくまで「汎用的」な解決策なので、状況によっては適切とは言えなくもなります。
>主人公は外国人らしいジェームズって名前で登場人物の一人は太郎って名前だったりすると
状況、すなわち、この二人が「コンビ」を組んでる場合。
「コンビ」を表現するのに最も良しとされるコンビは「凸凹コンビ」でしょう。
要するに、キャラAとキャラBというコンビの間には大きな落差があったほうが良い。
冷静沈着な優等生と、猪突猛進な体力馬鹿、みたいな。
役割がハッキリ分かれていたほうが読みやすいし、落差があれば衝突を書きやすいですから。
すると、あくまで「落差の一つ」というだけですが、「西洋名」と「和名」のコンビというのは落差があって良いと思います。
「なんか違和感がある」というその「不自然さ」が凸凹な魅力に繋がるわけですね。

ただ、「太郎」と書くと、これは「漢字の発音を正確に口にしてる」ように思える。
故に前述した「漢字の文化圏にない背景」の場合は「タロー」とカタカナにしたほうが「慣れない言葉を口にしてる」という感が出るので適切とも言える。
このことから、「セリフではカタカナで」「地の文では漢字で」と区別して書いてる作品もあります。

>ジェームズは西の大国、太郎は東の小国、出身というような設定だと違和感は少ないですかね?
これは和名を持ってる「太郎」個人の問題じゃなく、その名前を口に出す「太郎以外の人物」の問題なので、キャラ設定は関係ないです。
例えば。
最近アニメをやってるオーバーロードでは「ガゼフ・ストロノーフ」というキャラが「六光連斬」という技を使用します。
この「六光連斬」というのは東の小国で覚えた技なんですかね? 設定ではオリジナル技ってあるけど、なんで技だけ和名なん?
と、いうことになりませんかね。
おそらくRPGのテイルズシリーズから「剣の技が和名」なことに違和感を持つ人が少なくなったように思うけど、もともと「名前」なんてのは何でもいいので、設定は関係ないです。
納得できる説明があれば良いし、説明がなくとも納得できる解釈ができれば良いだけなので。
技名の場合は「日本語で言うとこんな字面の技名になる」だけだし、「太郎」の場合は「親が東の小国生まれ」とかでも問題ないでしょう。
「先祖が異世界人」とかでもいいし、「よくわからないけど代々長男は「太郎」の名を継いでる」とかでもいいし。
どうにでもなります。
逆に、「設定だけ」で違和感や不自然さを消せるわけではありません。

カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: ファンタジー作品における人物名について

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