小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

あだちただしさんの返信一覧。投稿の古い順2ページ目

元記事:タイトルの印象で何が足りないか

親が決めた横暴でゲーム好きな許嫁がいるが、俺は俺の事を好きになってくれた家庭的な娘と結婚したらその娘が金持ちになり幸せいっぱいになった件。

というタイトルを思いつきましたが、カクヨムで星が増えません、星が増えるとしたらどんなタイトルがよいでしょうか。
ラノベは長い言葉を使い小説のタイトルで結果を教えているんだという事が分かりました。
タイトルをつけるコツも少し分かりましたのでタイトルの印象などのご感想お聞かせ下さい。

小説の内容が作家でごはんで面白いと言われただけにカクヨムで星が増えないのが悔しいです。.
カテゴリーはやむを得ずなろう研究にします。

https://kakuyomu.jp/works/16817139559023926055

上記の回答(タイトルの印象で何が足りないかの返信)

投稿者 あだちただし : 2 投稿日時:

サタンさん。
返信ありがとうございます。
結果をタイトルにぶち込むのと、概要をタイトルにぶち込むのは若干ニュアンスが違いますね。
考えたタイトルでは面白みに欠けますか。
また、考えている途中ですが概要で考えるようになってからラノベのタイトルぽくはなりましたが、鳴かず飛ばずなので魅力のあるタイトルなのかな?と考えるとアドバイスを貰った通り違うと思います。

なるほど、主人公の目的を書くなら、やってる傾向は間違えではなかったんですね。
モブキャラ楓を奪い合う、許嫁由依と恋人愛の恋愛戦争。というものなどが新たに考えられました。
概要を長いタイトルにするのは至難の技ですがそれでも思いついてはきていますが、○○戦争だと面白くないですかね?

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: タイトルの印象で何が足りないか

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元記事:タイトルの印象で何が足りないか

親が決めた横暴でゲーム好きな許嫁がいるが、俺は俺の事を好きになってくれた家庭的な娘と結婚したらその娘が金持ちになり幸せいっぱいになった件。

というタイトルを思いつきましたが、カクヨムで星が増えません、星が増えるとしたらどんなタイトルがよいでしょうか。
ラノベは長い言葉を使い小説のタイトルで結果を教えているんだという事が分かりました。
タイトルをつけるコツも少し分かりましたのでタイトルの印象などのご感想お聞かせ下さい。

小説の内容が作家でごはんで面白いと言われただけにカクヨムで星が増えないのが悔しいです。.
カテゴリーはやむを得ずなろう研究にします。

https://kakuyomu.jp/works/16817139559023926055

上記の回答(タイトルの印象で何が足りないかの返信)

投稿者 あだちただし : 2 投稿日時:

サタンさん。
度々、返信ありがとうございます。
ああ、恋愛戦争はむしろ良かったのですね。
ただ、固執しないで幅広い思考を持たせるためにあえてそう言ったのですね。
説明して下さりありがとうございます。
あれから紙に書き出してタイトルが15個思いつきましたが、そのうちの一つである、バカなモブキャラとクラス一美女で高飛車な嘘彼女と秀才でスポーツ娘の恋人との三角関係というのも考えましたがただの三角関係しか印象は与えられないのなら三角関係もありかな?と思ってきました。
もっと柔軟に考えろってことですね。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: タイトルの印象で何が足りないか

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元記事:タイトルの印象で何が足りないか

親が決めた横暴でゲーム好きな許嫁がいるが、俺は俺の事を好きになってくれた家庭的な娘と結婚したらその娘が金持ちになり幸せいっぱいになった件。

というタイトルを思いつきましたが、カクヨムで星が増えません、星が増えるとしたらどんなタイトルがよいでしょうか。
ラノベは長い言葉を使い小説のタイトルで結果を教えているんだという事が分かりました。
タイトルをつけるコツも少し分かりましたのでタイトルの印象などのご感想お聞かせ下さい。

小説の内容が作家でごはんで面白いと言われただけにカクヨムで星が増えないのが悔しいです。.
カテゴリーはやむを得ずなろう研究にします。

https://kakuyomu.jp/works/16817139559023926055

上記の回答(タイトルの印象で何が足りないかの返信)

投稿者 あだちただし : 1 投稿日時:

千歳さん
ありがとうございます。
ツイッターは見ないのですがそういうのがあるんですね!
機会があったら除いてみたいと思います。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: タイトルの印象で何が足りないか

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元記事:処女作品の書き直しは必要か?

小説について悩んでいます。

作家でごはんに晒したところ面白い小説というものには辿り着きましたが、いかんせん処女作なので国語力不足に誤字脱字のオンパレード!

面白い話が書けたのは第一歩ですが

実力はないんだから気にしないでとりあえず10万文字書ききってみるか。

勉強しながら日本語を正しく書くようにする

上記の2つのどちらがよいでしょうか?
本人的には気にしすぎると筆が止まってしまうタイプなんですよね。
ただ、国語力不足は嫌で小説を買い始めた、そんな感じです。

上記の回答(処女作品の書き直しは必要か?の返信)

スレ主 あだちただし : 2 投稿日時:

tさん
返信ありがとうございます。
なるほどネット小説には向いているけど、主人公が負のオーラしか出さないから誰も読まなくなるんですね。

人気作品を読むと父が再婚して同級生が恋人になる明るい話が増えていると思いますし、タイトルにも美人が入っているような気がします。

俺の作品は黒を黒で固めていたため、主人公がサンドバッグ状態になっていた、そういう事だったんですね。
なぜ、ネット小説に適している文書なのにポイントが増えないのか、分かったと思います。
現在はプロットの段階から話を明るくするために話が明るいネット小説を読んでいるところです。
書き方が難易度高かったんですね。
また、俺の小説には最初に主人公がどこにいるか明確な表記がなかったのも痛手でしょうね。
タイトルの方はなんとなくそれっぽいのは思いつくようになってきました。
概要をタイトルでまとめるようにしました。ネタバレと概要って若干ニュアンスは違いますもんね。
また、タイトルの相談は別にスレッドにて相談します。 
小説は何行でこいつらが登場してるっていう読み方になってきました。
分析頑張ります。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 処女作品の書き直しは必要か?

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元記事:新・タイトルの相談の返信

あくまでいち個人の意見なのでそーゆー人もいるんだね程度で。

自分ならそのタイトルだとどっちもスルーかな。
理由は陽キャとか陰キャとかって記号でキャラクターを説明されるとうんざりするからです。ひと昔前だとツンデレも嫌でしたね。
丁寧にキャラを作り表現して結果的に読者にそう思わせるのなら良いですが、最初からこのキャラは陽キャで~とか、このキャラはS級美女で~とか言われると、はいそうですかお疲れ様でした。ってなっちゃいますね。
じゃあどんなのが面白そうに感じるかといえば、例えばスレ主さんの前の書き込みのやつを参考にするなら「自由恋愛を謳歌したい俺 VS拳で語る暴君許嫁 VS 7人目の俺の嫁」とかだったら個人的に内容が気になってしまいますね。
でももしこのタイトルのどこが面白いん?とスレ主さんが思うようであれば、それだけ感性の違う人間の意見って事なので、上記の指摘は参考にせずにスルーしちゃっても全然いいと思いますよ。

上記の回答(新・タイトルの相談の返信の返信)

投稿者 あだちただし : 2 投稿日時:

通りすがりさん
コメントありがとうございます。
小説家になろうでも、陰キャとかが説明に入っているのが流行りすぎなんでおバカな方を取りました。
確かに人によっては流行ってる単語を嫌う人もいますよね。
まあ、嫌う人のほうを優先しても仕方ないんですけどね。
ただ、俺の小説はそんなとんでも内容をタイトルにするような内容でもないんですけどね。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: 新・タイトルの相談

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元記事:エンタメの傾向は、景気とは関係ないんじゃないでしょうか?

エンタメラボ記事より。

シェイクスピアはマクベスなど、悲劇の名作をたくさん残していますが、当時のイギリスは黄金時代と言われるほどの好景気の時でした。
こういう時代では、悲劇が好まれます。

あれ?

木下順二は、岩波文庫の『マクベス』あとがきで、真逆のことを書いています。

 シェイクスピアが四大悲劇を書く前ごろから、世の中が変わってくる。
(喜劇)『ヴェニスの商人』が書かれた頃のような初期資本主義の矛盾が出てくる頃になって、シェイクスピアは暗くて難解だが深く、見る者の中に直接訴えるような作品を書き出した、と。
 
 ラノベの傾向って、景気とは関係ないんじゃないでしょうか?
 むしろ景気を意識するなら、暗い時代こそ真面目に考える要素があってもいいんじゃないでしょうか?

上記の回答(エンタメの傾向は、景気とは関係ないんじゃないでしょうか?の返信)

投稿者 手塚満 : 0

ご質問にして、ご主張でもあるようですが、違和感を感じます。問いの立て方自体が危ういんじゃないでしょうか。もう少し分析すべきでしょうし、そんな細かいことを気にすべきかどうも考える必要がありそうです。

以下、少し説明を試みたいと思います。

1.シェイクスピアの分析は正しいのか

シェイクスピアって、悲劇も喜劇も書く、幅広い作風の有名作家であるわけですよね。しかも、昔の人でありながら、作品は今も名作とされるものが多々ある。時代に乗ることが重要で、旬の大事さなんてことを言われる現代エンタメ作品とは、事情がだいぶ違うんじゃないかと思います。我々は今受けることを狙っているのであって、百年後に名作と呼ばれるものを作ろうとしているわけではないはずです。

また、異なる2人の異なる分析を単に並べて相違を言い立てても、あまり意味はないんじゃないでしょうか。別の知っている例を出しますと、例えばチンギスハーン。大帝国を作り出した英雄と評する向きもあれば、ある歴史解説書では、オアシス国家群を結ぶ水路を破壊して、東西の通交を分断したこと等を以て「世界の鼻つまみ者」と呼んでいるのを目にしたことがあります。

これを「英雄なの? 鼻つまみ者なの?」と問うても意味はないでしょう。各々の評は、別の人が、別のコンテクストを以て、別の判断をしているに過ぎません。こういうのは「人それぞれ」と言うべきであって、矛盾等ではありません。

2.お示しの2つの見解はどちらかが間違いなのか

それでも、お示しの2つの見解を考えると、それらは相矛盾しているのでしょうか? 初期資本主義はおおむね重商主義時代です。産業革命が始まる前に盛んになり、工業化に伴って近代的な資本主義に移っていきます。

ですので、経済的には勃興期と考えていいでしょう。イギリスはヨーロッパでは最後に成功を手中にしただけに、少なくとも20世紀に入るまでは右肩上がり、と大雑把にとらえてもよさそうです。

初期資本主義が勃興していくということは、経済的に発展することではあるんですが、資本主義の負の側面も増大すると考えていいでしょう。例えば、労働者が搾取される事例、歴史はよく知られるところです。欧米を追った日本ではいずれ「女工哀史」なんてことになったりもしました。

経済的発展と社会的矛盾は同時に出てくるわけですね。ですので、お示しの2つを統合するとすれば、例えば、

「 シェイクスピアはマクベスなど、悲劇の名作をたくさん残していますが、当時のイギリスは黄金時代と言われるほどの好景気の時でした。こういう経済右肩上がりのイケイケ時代では、対照的な悲劇が好まれます。
 しかし、シェイクスピアが四大悲劇を書く前ごろから、社会の様相も変わってきます。(喜劇)『ヴェニスの商人』が書かれた頃、初期資本主義の負の側面もあらわになってくるようになって、シェイクスピアはそこから暗くて難解だが深いものを読み取り、見る者の中に直接訴えるようなリアリティも作品に加えるようになりました。」

と捉えることも可能です。もちろん、このように統合するのがいいということではなく、対照的な見解として、自分が作品を書くときにはどっちの路線で行くか、と考えるのも有用でしょう。ですが少なくとも、「矛盾しているからおかしい」という思考に進むとしたら、あまり益がありそうではない。

3.エンタメフィクションの旬は世相と逆張り

自分が現時点で採用している方針は「作風、題材は世間にあまりないものにする」です。世間的によく見るようなこと、ものを題材にしても、ありきたりになりがちです。ぱっと注意を引けるものは作りにくい。世相と逆張りしますと、珍しいものにしやすく、目を引きやすい。

例えば、福沢諭吉の1万円札を誰かに見せても、「ふーん」でしかないですが、聖徳太子の1万円札を今見せたら、「なんだそれ?」「まだあったんだ!」みたいな反応になりますよね。もちろん、聖徳太子が1万円札現役だった頃だと、聖徳太子の1万円札は「ふーん」扱いです。福沢諭吉に切り替わると、しばらくは「これが諭吉の1万円札か!」と興味を持たれました。

4.リアリティは馴染んだもので出す

その一方、「リアリティは細かい点で出す」です。細かい点では身近にあるものを使う。映像作品ですが、庵野監督は未来が舞台の作品でも、ドリンク、スナック菓子、ゲーム機等々について、制作時点で実在するものを克明に模し、いかにもそこでキャラに生活があるようなリアリティを演出しています(しかし、ずっと後で見直すとレトロに感じてしまったりもする)。

正確さを期すなら、小道具も未来にありそうなものを想像して描くべきかもしれません。しかし、それだと観客が「これはなんだ? あれは何?」となってしまいかねません。自然に引き込むには不利となります。ですので、細かい点では今あるものを使う。

上記のお示しの2つをまとめたものも、そういう考えで統合してみたものです。方向性等の大枠なものは世相にないものを採り、キャラクターの身近なことは観客にとって身近なものを使ってみる。簡潔に言い換えれば「大きな嘘を小さい真実で飾って誤魔化す」です。

5.景気は世相の指標の1つでしかない

大枠(作風、題材等)では世相と逆と申し上げました。しかし、「世相」ではちょっと曖昧でどうしていいか分かりにくい。もう少し具体的な指標として「景気」があるでしょう。景気が上向く時期には、細かいことが気にならず、将来にも希望を持ちやすい。ではフィクションでは逆張りして悲劇、というのは作者の戦略の1つとしてアリでしょう。しかし景気が根っこだと思うと間違います。気にするのは不特定多数の人々の気分、特に自分がターゲットとする読者層の気分です。

6.失礼ではありますが質問返し

以上、一応の回答をしたうえで、お尋ねしたいと思います。

>  ラノベの傾向って、景気とは関係ないんじゃないでしょうか?

これは質問文ながらスレ主さんのご主張と思われますが、なぜそう思うのですか?

>  むしろ景気を意識するなら、暗い時代こそ真面目に考える要素があってもいいんじゃないでしょうか?

これも、そうお考えになる理由をお尋ねしたいと思います。

さらにお尋ねするとしたら、「なぜそんな細かい点が気になるのですか?」も疑問としてはあります。そんな細かいことに結論を出したとして、何か得るものはあるんでしょうか。

カテゴリー : 創作論・評論 スレッド: エンタメの傾向は、景気とは関係ないんじゃないでしょうか?

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投稿日時:

元記事:ライトノベルでのターゲット層について

私は前職で長い間WEBの仕事に携わってきました。
SEOなども行い、ターゲット層の調査やキーワード調査などは本格的に行ってきており、お客様との打ち合わせでも企業提案やコンサルタントも行っていました。

このサイトでは、ターゲット層が10代であるという記述を見かけ、それが正しいのか疑問に思い、インターネット上での既存データを調べました。
理由として、基本的に収入のない年齢層をターゲット層だと誤認している企業様が非常に多いためです。

スマホでの通販利用者年齢分布では、10代は50代とほぼ同じで最低ライン、一番多いのは30代と20代、次いで40代。
データ参照 https://netshop.impress.co.jp/node/5950

amazonでの購入品目が1番多いのは書籍類なので、上記数値と同様の分布図と推定できる。
データ参照 https://research.nttcoms.com/database/data/002069/

結論からいうと、購入者層は20代~40代が圧倒的に多く、10代をターゲット層と指定しているのは再検討すべきであるといえる。

また、小説がラノベ化し、仮にアニメ化までしたとします。
そのときの放送枠は深夜帯であり、10代が見るいわゆるゴールデンタイムではない。
講談社の少年ジャンプ等のようにゴールデン枠で放送される枠ではない。

また、現在人気の小説家になろうでは、転生ものが圧倒的に人気である。
この傾向は、読者層が自身の未来に希望が持てなくなったからという裏返しの物であり、その体験は社会経験によるものが大きい。
自身の夢が何かをまだ見つけていない10代という年齢層の傾向とするには、過分な誤りが含まれている。

10代の読者もいるので、わかりやすい文章で書く、という点は理解できるが、ターゲット層を10代だけに絞り、20代以上の年齢層の意見を無視するといった姿勢は明確に謝りだと言える。

結論。ライトノベルでの主要ターゲット年齢層は20~30代である。

といえるかと思われますが、いかがでしょうか。

上記の回答(ライトノベルでのターゲット層についての返信)

投稿者 にわとり : 1

 意見が出揃ってきたので各コメントのマッピングを試みます。
 なんか混沌としてきたのでそろそろ整理して見通しをよくしたい。

 まずはスレ主の主張を自分なりに整理してみます。

~~~~~~~~~~~~~~~~

 まず、スレ主が槍玉に挙げたラ研コラムの記述は以下のようなものです。

0.ラノベのターゲット層は10代である。

 これに反証するためにスレ主がNo.1で行った主張は、以下のような論理的構成になっていたと思います。

1.前提1:ターゲット層とはメイン購買者層のことである。
2.前提2:ラノベのメイン購買者層は20代以上である。

3.結論:ラノベのターゲット層は20代以上である。

結論から分かることと考察:
・0.は誤りである。
・誤ったマーケティングは『業界の不振を呼び起こ』し、『売れない作家を増産』することになる。

大前提の根拠(※)
1-1.作家の目的は売れる本を書くことである。
1-2.メイン購買者層をターゲット層にすると本が売れる。

小前提の根拠
2-1.一般に10代は収入がないので購買力がない。
2-2.ラノベ原作のアニメ枠は深夜が多く、子供が起きている時間ではない。
2-3.転生やハーレムは20代以上の読者の願望を反映している。(No.3)
2-4.ラノベは刺激の強いエロ路線が好調であり、子供向けでない。(No.5)

※大前提の根拠については明言されていないですが、考察部分で売れない作家の増産を危惧していたことから逆算して上記のように言っていいと思う。というかマーケティングの話をしているのだから目的意識が"売れるため"なのは当たり前ですが。

~~~~~~~~~~~~~~~~

 これに対して取れる立場は以下の3つになるはず。

イ)結論を認める。
ロ)結論を認めない。(前提1が間違っている)
ハ)結論を認めない。(前提2が間違っている)

 また、スレ主の主張を否定するか肯定するかとは無関係に、そもそも論として対象読者を年齢層で区分する分析そのものの有効性を疑問視する立場からの批判が可能。

ニ)読者を年齢層別に分析する手法自体への批判や提言。

 基本的にこのスレで出た、そしてこれから出るであろう意見は、脱線や雑談的なものを除けば上記の3+1類型のいずれかまたはその複合型になると思われる。

イ)結論を認める。
 これは説明不要。自分がこの立場の筆頭でしょうかね。
 自分以外にも結論を認めているコメントはいくつかあるように見えるのですが、それらはたとえば『10代向け』を2018年現在の10代が中心になって受容しているものという意味ではなく"かつて10代向けだったものの後裔"というニュアンスを含めて使っていたり、"10代の少年少女を主人公にした物語"の意味で使ったりと、用語の定義が錯綜しているので一見するとわかりにくい。
また、細かいことを言えば、前提は間違っているけれど結論だけは結果的に正しい、という立場も理屈の上ではありだが、そのようなコメントはいまのところなさそう。

ロ)結論を認めない。(前提1が間違っている)
 ターゲット層とはメイン購買層のことではない、とする立場。
 これはさらに2つに分類できる。

ロ-1)前提1の根拠1-1.の否定
 作家はべつに売れたいと思っているわけではない、とする立場。
 これは趣味の同人活動ならわかりますが、職業作家は本を書いて売ることを生業としているので、個々の作家の本音はともかく建前としてありえないでしょう。
 マクシミリアン氏No.66がこれに近いですが、おそらく大本のサタン氏の主張はこのようなものではないと思う。どっちかっていうと以下のロ-2に含まれるもののような気がする。

ロ-2)前提1の根拠1-2.の否定
 メイン購買者層をターゲットにしても本は売れてくれない、とする立場。
 いままで出ている反対意見の多くがこのロ-2のバリエーションであるように思います。
 ざっと見たところ、
・行き過ぎたマーケティングは商品を画一的にしてしまい、かえって市場全体でみたとき需要を取りこぼす結果になる。(シカ氏No.43)
・読者と購買者は必ずしも一致しておらず、購買者層だけを気にかけるのは目先の利益しか見ていない。(サタン氏No.4ってこういうこと???)
・20代以上のスレた読者に比べて10代のファンは熱意があるので、"信者"を育成するなら10代を狙うのがよい。(読むせん氏No.37)
・10代の流行が上の世代への流行に影響を与えるので、まずは10代の間で流行させることがマーケティング的に正解。(クロウド氏No.12)
・20代以上の読者は10代の頃からラノベに親しんできた、いわばリピーター層なので、10代読者を"新規開拓"をしないと未来がない。(マクシミリアン氏No.14)
 などの意見があったかと思います。これらはいずれも、持続性や将来性の観点から目先の利益だけでターゲット層を判断すべきではない、という立場からの反論であると言えるでしょう。

 ロ-2の亜流として"ターゲット層とは対象年齢の下限のことを指すのだ"というふうに読めるコメントが見られたが、これは文字通りに読むならターゲット層の定義をズラしているだけで意味のない言及であるように思える。"対象年齢の下限をターゲットに設定するとマーケティング的に良いことがあるよ"という話であれば理解できるのだが……。

ハ)結論を認めない。(前提2が間違っている)
 つまりラノベのメイン購買者層はやはり10代である、とする立場。
 これを明確に主張している人っていましたっけ。サタン氏の一部の主張(20代向けのラノベはライト文芸と名を変えてラノベから切り離されたので~)はこの立場のように読めなくもないけどよくわからん。20代向けが購買層じゃなくて読者層の意味で使われてる可能性もあるし(サタン氏は読者層と購買層が乖離しているという立場っぽい)。前提2の根拠とされている2-1.から2-4.のガバガバさは手塚氏(No.10, No.16)を筆頭にたびたび批判されていますが、論拠が微妙だったとしても、なにはともあれラノベに一番お金を落としているのはどうやら20代以上であるっぽいという点に関しては大半のコメンターの共通認識のように感じます。

ニ)読者を年齢層別に分析する手法自体への批判や提言。
 年齢層に関係なくラノベが好きな一群の人々がいて、年齢で嗜好が別れてるわけじゃないのではという説。
 スレ主も『正しくは、この小説のターゲット層はどこなのか、年齢以外にも細かく設定すべき要件なのです。』(No.3)と述べていて、こういう視点もありうることへの目配りはちゃんとある。0.を反証するためにあえて年齢層に話題を絞ったけれど、べつに年齢が全てじゃないことくらいは当然分かってる、という感じでしょう。
 クロウド氏(No.12)、オレンジ戦車兵氏(No.69)、あまくさ氏(No.73)などがこの立場のように見える。ただ、あまくさ氏は微妙に違うっていうか、スレの議題からはアドバンス的に"彼ら"はなぜ"そのような物語"を好むのかという話がしたいっぽい。

 以上。異論反論、別の分類法の提案などあればぜひ!

カテゴリー : その他 スレッド: ライトノベルでのターゲット層について

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投稿日時:

元記事:ラノベが異世界ファンタジーばかりなのはなぜなのか?考察スレ

私は以下のように考えています。

・リアルで成功する空想が誰にも持てない
・変化が早すぎて、現実を舞台にした作品は賞味期限が短くなる
・現実世界は複雑過ぎて、読者も作者も理解できない

ファンタジーはリアルと違って、成功できるし、変化がないし、単純だから良いのです。
なにより希望が持てるの売りだと思います。
進撃の巨人や約束のネバーランドのようなダークファンタジーでも、ファンタジーなら主人公が逆転できる希望が持てます。

逆に、闇金ウシジマくんのような現代日本を舞台にした物語は、どうしても重苦しく絶望的になります。
ウシジマくんの登場人物は、進撃の巨人や約束のネバーランドのキャラよりも、安全で快適な世界で暮らしていますが、彼らが逆転して幸せになることは、まず不可能なのが特徴です。

でも、エレンやエマなら、圧倒的な絶望にも押しつぶされないで、逆転できそうな気がします。

ラノベを読む読者は、楽しくすっかとする話、承認欲求を満たせる話を求めているので、逆転の希望が持てる異世界ファンタジーが王道となるのではないかと思います。

また、そもそも日本人は時代劇のようにワンパターンな物語が好きだという特徴があるのではないかと考えています。
例えば、水戸黄門で一度だけ印籠を出さなかった回があったそうですが、その時はTV局にクレームが殺到したそうです。
つまり、型通りの物語を求めている人が多いということです。

このため、なろう系のようにテンプレ化した異世界ファンタジーが求められているのではないかと考えています。

あなたのご意見を投稿いただければと思います。

上記の回答(ラノベが異世界ファンタジーばかりなのはなぜなのか?考察スレの返信)

投稿者 kira : 0

こんにちは、失礼いたします。
ここ数か月の間、短編の間を借りて、投稿させていただいたものです。
興味深い記事だったので、私見ではありますが、持論を述べたいと思います。

少し本題とはそれてしまいますが
来年、2019年に関して、異世界転生を主題とした物語
いわゆる「なろう小説」が、どうなっているのか、語ります。

まず「なろう小説」は、売上げの数値という意味で
2019年度の夏がピークとなり、以降はやや落ちるものの
他ジャンルの小説、新人賞を経由したものと比べると
やはり安定した売り上げがでるので、今後も変わらず発売します。

ただ「大ヒット」と呼べるほどの小説はでません。
各出版社は、現状でヒット作と呼ばれる作品のライセンスを更新し
それを別ジャンルのゲームやグッズとコラボして、糊口をしのぐ事になります。

また同時に、編集者が『社会的な立場をあげる側面』として。
編集者という立場の人間が出世する、地位を高めていく最善策として、
既存ジャンルにとらわれない作品でヒット作を達成する。
というのが、より重要視されるようになります。

すなわち、意外性のある作品で、注目を集めることは、
今までは『作家のみの経験値』となったわけですが、今後はそのポイントが
編集者という存在にも、適用されることにます。

理由は1つです。これまでは
テンプレート、王道、世の流行やニーズと呼ばれるものが
出版社の内部や、作家のコミュニティという
限定された人間にのみ伝わっていました。

しかし今では、その『舞台裏』が、すでに応募者
一般のファンに至るまで公になっています。
それは、投稿小説サイトのみならず、動画サイトや、イラストサイト等
あらゆる「自由な投稿の場」という場所で、特定の方向性、
ジャンルとしての作品が、誰にでも、明確な『数値』として
見えるようになったからです。

今後、より『数値』の価値が高まっていく環境下で
テンプレでない作品をヒットさせた編集者。
という存在は、極めて価値の高い、有用な人材と見なされるわけです。

そういう意味で、2019年は、異世界転生(なろう)小説を
コンスタントに出していく一方で、編集者自身の知名度、地位の向上性を
担う方策として、独創的な発想を持つ作品の募集が、多く見られるようになります。

ただし、募集側のスタンスとして『独創的ではあるが売れるものが欲しい』
という目線、手法そのものは変わりません。

よって、この『独創的な』という範疇は
『異世界で居酒屋を経営しました+α』という辺りで、留まります。
また同時に、瞬発的、スタートダッシュが要なのも変わらないので
基本的にはキャッチ―で、派手で目立つ、という構図自体も変えるのは困難です。

本当に目新しいものを採用する、異世界転生を脱却する。という意味合いでは
新規のプラットフォームが必須となりますが、2019年内には作られません。

よって、来年2019年も、なろう小説は安泰です。

2020年以降の環境に関しては、来年度の間に、AIがどれだけ進歩し
また、文章分析という分野にどれだけ入り込んでくれるか。
運用予算の兼ね合いと「使えるデータ」を揃える事が
結果として「なろう小説」からの脱却に繋がります。

以上、一個人の、妄想でした。

カテゴリー : 流行分析(なろう研究) スレッド: ラノベが異世界ファンタジーばかりなのはなぜなのか?考察スレ

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