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文章が要約のようになってしまうの返信

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文章が要約のようになってしまう(元記事)

[要旨]
文章が要約のようになってしまう
[希望]
文章を(展開ではなく)膨らませるテクニック、或いはそうできるようになる為に有用な練習法

[詳細]
 初めてこの掲示板を利用させてもらいます。某県在住の高校2年です。端的に纏めると、書いた文章が要約のようになってしまい、困っています。

 事の発端として、先日教員に校内誌への文章の寄稿を求められました。校内誌自体のテーマが決まっているため話のネタも構成も割と早々に決まったのですが、いざ書き出してみれば文章がひどく薄っぺらになってしまいます。タイトルにもある通り、「要約のようになってしまう」のです。このままでは必要字数に達しそうにありません。
 そのため、(展開ではなく)文章量を膨らませるために有用なテクニック、或いはそうできるようになる為に有用な練習法などがあれば教えていただきたい次第です。

 筋を通して考えればその「要約のような文章」を添付し、具体的なダメ出しを乞うべきなのでしょう。しかし校内誌という媒体の特性上身バレの危険が少なからず存在するため、勝手ながら今回は掲載ができそうにありません。

 ぶしつけかつ身勝手な相談かとは思いますが、どうかお力添えをお願いします。

文章が要約のようになってしまうの返信

投稿者 カイト 投稿日時: : 1

初めまして、カイトと申します。
ご相談を読んで、自分も高校時代に図書委員として、毎月の図書館報に先生方の寄稿文(2000字程度)を掲載していたことを思い出しました。当時の話ですが、参考になれば。
先生といってもそれぞれ得手不得手があるもので、テーマについてダラダラと書くだけの要約にもなっていない「なんじゃこりゃ」な文章がある一方で、わかりやすく面白みがあり「次も読みたい!」と思わせるものもありました。
前者と後者の違いは、感情の書き方だったように思います。前者は、テーマについての事実を書き連ねるだけ。対する後者は、テーマについて自分がどう感じるか、詳細に書かれていました。
源氏物語を例に挙げると、
前者)
「源氏物語は、平安中期に紫式部によって書かれた物語で、世界最古の長編小説とも呼ばれる。主人公の光源氏を通して、恋愛、権力闘争、栄光と没落など、平安の貴族社会を詳細に描いている。光源氏のモデルには諸説あり〜」
後者)
「源氏物語を初めて読んだのは、私が高校生の時だった。多感な年頃だった私は、いくら美男子とはいえ、不誠実であちらこちらで浮き名を流す光源氏に、なぜああも多くの女性が心を奪われてしまうのか不思議でならず、苛立ちすら感じていた。しかし〜」
といった感じです。
寄稿文のテーマって、ある程度読む人の共通認識とされている内容であることが多いのではないでしょうか。それについての事実をただ述べるだけでは、例に挙げた源氏物語のように「いや知ってるよ」となってしまいます。
テーマについて自分がどう思うのか、なぜそう思うのか、それについて事細かに書いてみてはいかがでしょう。自分の気持ちについて述べるので、少なくとも要約にはならないと思います。

もう一つ、エッセイを書くときに自分が意識しているのは、「舞台俳優のように」です。ちょっと気恥ずかしいのですが、舞台俳優の独白のように感情丸出しで自己陶酔しながら書くのです。
作文と思うとどうしても、語尾が「〜と思いました」「〜と感じました」の連続になりがちです。これに変化をつけるために、倒置法を使ったり自問自答するような形を取ったりするのですが、その時「舞台俳優」を意識すると、それが自然にできたりします。
描いてる最中の様子は、あまり他人に見られたくないですが(笑 そして、最後に推敲して、大袈裟すぎると思う箇所の修正をお忘れなく。

以上です。少しでも参考になれば。
よい寄稿文ができればいいです

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 文章が要約のようになってしまう

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