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ありがとうございます。
流れについては問題ないでしょうか。
視点移動は神視点ですね、視点が短い間にコロコロ変わるのはどうするか悩んだ結果「書籍化作家でも無茶苦茶な文法の人結構いるしこのくらい目を瞑るか」と突っ切りました。
流石にホーリーが地の文で少女になっている部分はなんと表現しようか、と思っているところです。
プロローグ掲示板、行きにくいんですか。PCだとトップページに出てくるんですけど。
まあこのサイト自体作りが荒いですから、しょうがないのかもしれません。
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投稿者 BB 投稿日時: : 1
>流石にホーリーが地の文で少女になっている部分はなんと表現しようか、と思っているところです。
基本的に、地の文に嘘があってはならないとされています。
ですが、あまり厳密に捉える必要はないでしょう。読者も、そこまで気にしてません。
ですが、「女の子だと思っていたら、実は男の子だった」というオチなのに、地の文に嘘があるというのは、エレガントでないかな、と思います。
読者としては、巧く騙して欲しいところです。
一応、改訂案です。
さあハンターギルドに入るぞ、という所でハンターギルドの前で「100ボル」と書かれた看板を背負った子供が立っているのを見つけた。
帽子を被り、薄汚れたコートを羽織り、手には棒を持っている。
ハンター相手に小間使いの仕事でもしているのか、と思い近づいてみる。
「ねえ、君」
呼びかけられた子供がこちらを向き、帽子で隠れていた顔があらわになる。
美しい顔立ちだった。
つややかな黒髪は絹糸のようである。
肌は白く、陶器のようだ。
眼差し、というか表情全体がキリッとしている。
家で飼っていた利口な猫を思い出した。
これを男が見たら放っておかないだろう。
「何でしょう」
ぶっきらぼうに応える。声が少し低いが、発声の問題だろう。女の子らしく話せば可愛らしい声であろう事がうかがえる。
何より発音がキビキビしている。聞いていてなんだか頼もしい気分になった。
「君、どんな仕事してるの?まさか売春とかじゃないよね?」
この器量ならそういう事を頼むやつが大半だろう。ステラのこの問いに、しばし思案したのち、
「頼まれたことはありませんが、なんでやると言った以上、お望みならば」
と、艶めかしい視線を向けてくる。
12歳なら声変わり前でもおかしくないので、低い声である必要はありません。が、この辺りはキャラの造形にも関わるので、本文を尊重しました。
もっとも簡単な解決方法は、最初に名前を聞くことです。ですが、そうすると読者に「少女と思わせて実は少年だった」というミスリードが弱くなってしまいます。
読者を巧く騙すには、それなりのテクニックが必要ですね。
カテゴリー : 小説の批評依頼 スレッド: プロローグ投稿板に投稿しました