アイディアやテーマをストーリーにできない、結末を決めてもそれ以外の部分が作れないの返信
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アイディアやテーマをストーリーにできない、結末を決めてもそれ以外の部分が作れない(元記事)
自分の悩みは上記の通りです。
こんな世界のお話を書きたい、〇〇な主人公が〇〇な考えを持つように変わる、〇〇なアイディアはストーリーにしたい……ここまで考えて、いざ執筆してもつまらなかったり、ストーリーを進める上で何かが足りなくてつまらなくなってしまいます。
結末を考えてないから途中で執筆が止まるのだと思い、結末から考えてみましたがキャラがそのストーリーの結末に向かって動いているだけで、まるでキャラが自分がただ都合よく動かしている人形のようになってしまいます。
例として、とあるゲームの主人公を上げてみます。
そのゲームの主人公は幼少時に大事な姉と共に暮らしていたのですが、姉が突然いなくなったことにより、それがトラウマとなって他人に対して接したり心を開くのを恐れてしまいます
無口で無愛想なキャラとなり、大事な人がいなくなる恐怖から自己防衛のために、誰とも深く繋がりを持たないようになるのです。
しかし、最終的には仲間と共に過ごす心地良さを覚え、他人を信じ心を開くようになります。
この部分だけで見ると、主人公が成長する、または変わるストーリーであって、序盤と結末が分かっています。
だけど、自分がもしその序盤と結末が分かった上で、仮にこのキャラのストーリーを作れと言われても多分無理だと思います。
そのストーリーの過程を作ることができないのです。
アイディアを形作る、テーマをストーリーにするために私に足りないものはなんですか?
そして、序盤と結末の間のストーリーを作るためにはどのようにすればいいのですか?
長々悩みを言ってしまいましたが、ご指導お願い致します。
アイディアやテーマをストーリーにできない、結末を決めてもそれ以外の部分が作れないの返信
投稿者 あまくさ 投稿日時: : 1
序盤と結末が決まっているのなら、その間をつなぐものは謎か葛藤、またはその両方です。
序盤で大切な姉が突然いなくなった。死んだのか行方不明になったのか分かりませんが、いずれにしてもそこに何か秘密が隠されているというのがドラマの定石です。秘密があるならその真相を探しまわる過程がストーリーになります。
それと、すでに他の方が仰っていますが、大切な人がいなくなったのなら、その大切な人のそっくりさんを登場させるというのもパッと思いつくパターンの一つです。私はあるマンガを思い出したのですが、その物語ではヒロインがストーリーの途中で死んでしまうんですね。その後、そのヒロインに容貌がそっくりな少女があらわれます。
これだけで、かなりの葛藤要素をはらんでいることはお分りですか? 主人公と二番目の少女はストーリーの先の方では親密になっていくのですが、当然、おたがいに簡単には受け入れられない状況ですよね? また、取り巻く者達からも複雑な感情が生まれるでしょう。
もう一つキーワードをあげるなら、ドンデン返しです。
読むせんさんの尻馬にのるようでアレですが、姉がいなくなった → 姉にそっくりな人に出会った、というパターンでいくなら。
結末近くなって、それは実はそっくりさんではなくて姉その人だったことが分かる。そういう流れは考えられないでしょうか?
無理があると思えるかもしれませんが、その無理な状況を成立させることはできないかと考えることによってストーリーは形作られます。
一例として、主人公がかなり幼い頃にも何かの事情で姉と離れて暮らしていたとします。少し成長してから姉が戻って来るのですが、この人が実は姉ではなく成りすまし。何らかの企みがあって接近してきたんですね。で、その成りすましが消えた後、本当の姉と再会するのですが、姉は何か理由があってそのことを隠します。
とかなんとかです。
そんなことを考えてこねくりまわしているうちに、ストーリーというのは出来てきます。
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