描くキャラクターの語尾・言葉選びの返信
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描くキャラクターの語尾・言葉選び(元記事)
夜分遅くに失礼します。創作の質問です。
前回お尋ねした「悪い性格の人が描けない」の延長線上にあたる質問なのですが、
自分はキャラクターを(二次創作を含む)描く際に、言葉選び、もとい言葉の語尾に迷ってしまいます。
元気なキャラクターだった場合、「いい感じだね」か「いい感じじゃん」とか迷う
凛としたキャラクターの場合、「いい度胸ね」か「いい度胸してるわね」とかで迷う、などなど……
これらは序の口なのですが、ひどい時はなにをセリフとして言わせたらいいのかが頭から出てこないときもあります。書き出したとしても、「これ、ちょっと違くない?」って感じのセリフを書いてしまい、どう修正したらいいかもわかりません。
これは、自分の頭の中でキャラクターのセリフのストック(語彙力?)が足りない、ということでしょうか。
そしたらやはり、キャラゲーなどのシナリオを模写などして暗記・勉強に励むのが得策でしょうか。
自分なりの勉強法が知りたいです。皆さんはキャラの喋らせ方はどうやってマスターなされたんでしょうか。
貴重なお時間を割いてしまい、申し訳ありませんが、どうかお教え願えないでしょうか。
描くキャラクターの語尾・言葉選びの返信
投稿者 にわとり 投稿日時: : 0
まえに、『セリフとセリフの間に地の文をはさむタイミングがよくわかりません。』( https://www.raitonoveru.jp/counsel/novels/thread/3068 )という質問をしていたことを踏まえての想像なのですが、キャラの描写をセリフに頼りすぎていませんか?
言葉遣いが一語一句同じでも、言い方によって感じる印象は千差万別です。セリフ単体だと、意外とどんな様子で喋ってるのか確定できない場合が多い。でも、そんな時のためにあるのが地の文。
「いい、感じだね」
彼女は言いにくそうに視線をさまよわせた。
「いい感じじゃん……」
彼女はどこか悲しげにつぶやいた。
「いい感じですわね!」
彼女はステップを踏みながら元気よく叫んだ。
「いい感じだな」
ぼそっと耳元で囁かれた。
「……」
彼女は眉間に皺を寄せて僕を見下ろした。
台詞の印象を規定しているのは、言葉遣いや語尾だけではなく、むしろ付随する地の文なのが分かると思います。台詞単体にキャラの個性が宿るわけじゃなくて、それをそのキャラがどんな思いで、どんな様子で、どんな調子で言ったのかのほう、つまり地の文によってキャラクターが表現されるのだという話。
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