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作者の嫌いな人をモデルとしたキャラは悪人、善人、どっちにすべき? (No: 1)

スレ主 まとら魔術 投稿日時:

 また質問します。
 自分の嫌いな人をモデルとしたキャラを悪役として出したいのですが、「善人にした方がキャラに深みが出る」と言われました。

 自分的には前者として出した方がいいと考えていますが、皆様は悪人、善人どっちとして書くべきでしょうか?

 後者として書いた例は、ちびまる子ちゃんのさくら友蔵ぐらいしか浮かびません。
(さくらももこ先生は実際に祖父のことを嫌っていた)

 逆に自分がいい人と思った人は悪人として描くべきだと言われました。

カテゴリー: キャラクター

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作者の嫌いな人をモデルとしたキャラは悪人、善人、どっちにすべき?の返信 (No: 2)

投稿者 読むせん : 2 No: 1の返信

投稿日時:

ほいワン・オラクル【死神】の正位置
意味としては平等に刈り取る物、高貴な人、強制終了

かぎりなく概念に近い無敵の存在。敵であり味方であり人生の伴侶であり伴(とも)でもある、主人公とかにとって【恐怖の具現化したような存在】で。

作者の嫌いな人をモデルとしたキャラは悪人、善人、どっちにすべき?の返信 (No: 3)

投稿者 サタン : 1 No: 1の返信

投稿日時:

それは方法論の一つで、とても効果的だと思うよ。
例えば、「泥棒はよくないことです」と書くのは簡単だけど、「彼は人のものを盗むことでしか生きていけない」とか「盗まなければ幼い妹が食べるものもなくて死んでしまう」とか「それが当たり前の環境で、中でも彼は貧乏人を狙わず金持ちから盗むようにしてる」とか、「泥棒」を正当化するようなことを先に書いておき、これらを否定する展開を書くことで「やっぱり泥棒はよくない」って表現する事ができる。
自分が言いたい主張とは真逆のことを書かないとそれを否定できないので、肯定意見しか書けない。
ちょっと伝わりにくい例だったかな。
えーと、日本では議論することをディベートって言うけど、本来 ディベート ってのは自身が持ってる意見や立ち場とは真逆のポジションで議論することを言うんよ。まあくじ引きで決めるから真逆になるかはわからんけども。
基本的には肯定派は否定の意見を、否定派は肯定する意見で議論する。
そうすることで反論が予想できるから突っ込まれたくない場所を突っ込むし、理論武装が強くなってく。
嘘をつくんじゃなく、その瞬間だけ本気で思想とは真逆の思考をする。そうやって真逆のスタンスに立てる、そういう立場で物を言えるってのは結構強力なスキルだと思うかな。
「人の命は大切だ」ってテーマなら「人の命を何とも思わない残虐非道な悪人」が出てこないと、肯定意見だけの上っ面だけの主張になっちゃう。
「残虐な悪人」がテーマを否定するから、その悪人を倒しての主張(肯定意見)が正義になるわけで。

この話をキャラクターに当てはめれば、「いい人だと思った人物は悪役として書いたほうがいい」ってことになる。
ただこれ言うほど簡単じゃないし、私も一番嫌いな人間は書くのも嫌だから書けないかな。
とはいえ、「いい人」の良い面を書いてりゃ肯定的な面しか書けないので、あえて「悪人」として書くことで肯定的な面だけでなく否定的な側面を表現できて、結果キャラクターが立体的になって深みのある人物像になる。

じゃあ、作者的にどっちで書けばいいですかって問われると、作者のことも作品のことも知らん第三者に断言できることはないんだけども、
そういう方法論があると知ったうえで、その練習として試してみるってのは勉強になると思うし、真逆のポジションを考える切っ掛けになればストーリー面でも何か成長か変化かがあると思う。
でも、ここまでは私見もあるけど方法論から正論を書いたと思う。だからと言って、正論が正しいとも限らんわけで。
悪役を変更して善人に変えたら話変わっちゃうし、本当に嫌いな人だから思いついた展開ってのもあるし、言ってることは正しいんだけど、それで変更してクォリティが上がるかっていうと、作者の力量や作品の作風なんかを知らないとわからんかな。
今回の作品は悪人のままでやって、次回作でその意見を取り入れてみよう、くらいの感じでいいんじゃないかな。

作者の嫌いな人をモデルとしたキャラは悪人、善人、どっちにすべき?の返信 (No: 5)

投稿者 歌川ピロシキ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

初めまして。
手前味噌ですが、私はキャラクターを単純な善人・悪人という描き方をすることが少ないです。
主人公キャラは基本的に善人のことが多いですが、どこか危なっかしい要素や欠点を設定しておいて、徐々に成長するにつれて徐々に改善したり、自分の欠点に気付くようにしていってます。
また、主人公と対立するキャラも純然たる悪は少なくて、何らかの事情で歪んでしまっていたり、価値観や抱えている背景のせいで対立せざるを得ない状況になっていることが多いですね。
一度ホラーで主人公がほぼ救いようのない悪というのを書いた事がありますが、この子も作中には直接描写しなかった「根性がねじ曲がってしまった背景」があって、読者様はそこを読み取って下さっていました。
何らかの背景を設定した上で「単純な善人or悪人ではない多面性のある人間」として描く方が、個人的には好ましいです。

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作者の嫌いな人をモデルとしたキャラは悪人、善人、どっちにすべき?の返信の返信 (No: 6)

スレ主 まとら魔術 : 0 No: 5の返信

投稿日時:

 返信ありがとうございます。
 例えば、バック・トゥ・ザ・フューチャーのマーティは短気な性格という欠点を持っていましたが、3でご先祖様と出会ったことをキッカケに克服しました。

 性格が歪んだ事情も作るべきですか。
 例えば、犯罪者の大半は性格が歪んでいるのは、毒親から虐待を受けたと聞いたり。
 秋葉原連続殺人事件の加藤智大(母親から厳しく育てられた)しかり、最近では京アニ放火事件の青葉真司(父親から殴られて育った)もそうだったり。
 極端な話ですみません

作者の嫌いな人をモデルとしたキャラは悪人、善人、どっちにすべき?の返信の返信の返信 (No: 7)

投稿者 歌川ピロシキ : 0 No: 6の返信

投稿日時:

返信が大変に遅くなって申し訳ありません。
おっしゃる通り、作中で語られるかどうかは別として、性格が歪んだ背景などが設定されていると作中でのキャラクターの言動にも厚みと説得力が出ると思います。
犯罪者の成育歴などは参考になりそうですね。

作者の嫌いな人をモデルとしたキャラは悪人、善人、どっちにすべき?の返信 (No: 8)

投稿者 兵藤晴佳 : 0 No: 1の返信

投稿日時:

人間は様々な側面を持っているものです。
自分が好きなタイプの人が悪事を働き、嫌いなタイプの人が善行を施している時点で、人間がリアルに描けていることになります。
あとは、その行動のバックグラウンドをどうするかで、次の展開が見えてくることでしょう。

作者の嫌いな人をモデルとしたキャラは悪人、善人、どっちにすべき?の返信の返信 (No: 9)

スレ主 まとら魔術 : 0 No: 8の返信

投稿日時:

 返信ありがとうございます。
 やっぱ好きなタイプのキャラの悪事はリアルに描けていることですか。
 どうバックグランドをどうするかですか……

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タイトル:作者の嫌いな人をモデルとしたキャラは悪人、善人、どっちにすべき? 投稿者: まとら魔術

 また質問します。
 自分の嫌いな人をモデルとしたキャラを悪役として出したいのですが、「善人にした方がキャラに深みが出る」と言われました。

 自分的には前者として出した方がいいと考えていますが、皆様は悪人、善人どっちとして書くべきでしょうか?

 後者として書いた例は、ちびまる子ちゃんのさくら友蔵ぐらいしか浮かびません。
(さくらももこ先生は実際に祖父のことを嫌っていた)

 逆に自分がいい人と思った人は悪人として描くべきだと言われました。

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