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敵勢力幹部のキャラクター造形 (No: 1)
スレ主 文吉 投稿日時:
アクションやバトルものを書いてらっしゃる方たちに質問です。
アクションやバトルものの作品における、敵キャラクターの造形ってどのように作ってらっしゃいますか?
例えば、勇者が魔王を倒すストーリーだとして、よっぽどのことが無い限り、魔王は勇者を恐れて自軍の勢力を雑兵から幹部や側近に至るまで層を厚くして迎え撃つと思うんですよ。
そうなると重要になって来るのが各キャラクターたちのキャラじゃないですか。
容姿、性格、癖、口癖、趣味、こだわり、戦闘スタイル、能力、流儀、挟持、信念、目的、モットー、ポリシー、台詞、役割、死に方(退場の仕方)……
等々を一人ひとりのキャラクターに当てはめていかないといけませんよね。
キャラだけでも、
生真面目、熱血漢、命令遵守、冷静沈着、飄々としてる奴、サイコパス、無口、泣き虫、キレキャラ、オネエ
と、これだけあります。
それだけでかなり時間がかかってしまいますよね。
(私の知る範囲で)有名なところですと、
十二鬼月、王下七武海、暁、護廷十三隊、エスパーダ・アランカル、四天王、十本刀、六大将軍、十戒、DIO
といったところでしょうか。
やっぱりそういった有名どころを参考にしたり、いいところを抽出して自分の作品に取り入れていくしかないのでしょうか?
よろしくお願いいたします。
カテゴリー: キャラクター
この質問に返信する!敵勢力幹部のキャラクター造形の返信 (No: 2)
投稿日時:
有名どころを参考にするのは良いと思う。
でも一歩突っ込んでみると、それらには割と「モチーフ」があることに気が付くと思う。
例に出された参考の敵幹部の名前で「十二鬼月 モチーフ」とか「元ネタ」とかでググればすぐ出てくる。
それで、自分の作品テーマの組織に合う「モチーフ」を考えて、そこから決めていくってのが王道の考え方だと思う。
よく使われるのは「七つの大罪」とか数が決まってるものですね。
これというのは、要するに「モチーフ」があればキャラを作りやすいからってのがあります。
「七つの大罪」なら暴食・色欲・強欲・憤怒・怠惰・傲慢・嫉妬なので、「暴食」なら何でも食べちゃう巨漢とか、逆に食べてもすぐ消化しちゃうから常に空腹のガリガリ男とか。「色欲」ならサキュバスみたいな妖艶な女性とか、あるいはパワー系のオカマとか。
特色を見つけやすいので、キャラを立てやすい。
「強欲」であれば、「強欲」がテーマのキャラ作りになるから、そう考えると
>容姿、性格、癖、口癖、趣味、こだわり、戦闘スタイル、能力、流儀、挟持、信念、目的、モットー、ポリシー、台詞、役割、死に方(退場の仕方)……
このあたりも想定しやすいでしょ?
強欲だから見栄っ張りな容姿かな。性格はもちろん欲深で、欲しいと思ったものに対して執拗になるのが癖で。とかそんな感じ。
戦闘スタイルも「強欲」だから深追いしがちで罠にはまりやすいけど、それを力技で突破する。強欲ゆえに捨てられないことが唯一の弱点。みたいな。
ちなみに、七つの大罪は正確には「七つの死に至る大罪」といって、ちょっと意味合いが違うけど、ブリーチの「エスパーダ」も「死の形」をモチーフにしてる。この場合は「死の形」と曖昧で数に限りがないから好きに決められるが、自由度があるということは同時に作者判断が必要になるってことだから、その判断が出来ない場合は適当に「数が決まってるモチーフ」を探したほうがいい。
更にちなみに、鬼滅の刃の「十二鬼月」も「疾病」をモチーフにしてると聞いた。
ブリーチのエスパーダは「悪霊の超強いやつ」みたいなモンだから「死」に関係するモチーフなわけで、
鬼滅の刃の十二鬼月は、「鬼というのは一種の病気のようなもの」って側面があるから「疾病」に関するモチーフなんだろうと思う。
そうやって、自分の作品の敵組織に合う「モチーフ」を見つけるのが一番やりやすいと思う。
私が過去やったことあるモチーフは「恐怖症」。単純に「〇〇フォビア」って単語の響きで採用して使ったけど、前述したように「数に限りがない」タイプのモチーフなので、正直ちょっとやりにくくて失敗したと思った。
敵勢力幹部のキャラクター造形の返信 (No: 3)
投稿日時:
ドラコンです。
ご質問の件でしたら、やはり歴代『ドラクエ』の魔王やその部下たちを参考にするのが、一案かと存じます。
YouTubeには解説動画がたくさんありますので、検索されてみてはいかがでしょうか。
私が見たもので、2つほど紹介します。
「世界征服に最も近づいた大魔王ランキングTOP10【歴代ドラクエ】」
https://www.youtube.com/watch?v=InpjidsJp6s
「終わらない『ドラクエ』」である『ドラクエ10』を除く、『1』~『11』の大魔王を、その部下の働きを含め、ランキング形式で紹介。
「【敵ながら見事】魔族なのに武士の誇りを持っているボスキャラ6選【ドラクエ】」
https://www.youtube.com/watch?v=tYXS2-Pd27Q
武士(もののふ)の誇りを持った、ボスキャラの特集。「忠儀心がある」が一つの基準なため、「ラスボス」ではなく、その部下の「中ボス」。特に、最後に紹介される『ドラクエ6』のデュランは、「敵ながらあっぱれ!」と実に格好いい。
追伸
このたび、、エンタメ系小説(ライトノベル、キャラ文芸、ウェブ小説)の作者、読者が、エンタメ系小説の研究、相談、交流できる掲示板「エンタメ小説研究交流会」を開設しました。ブックマークだけでもしていただければ幸いです。
「エンタメ小説交流研究会」
https://zawazawa.jp/mp3uipllsbmww3zf/
アフレコ (No: 4)
投稿日時:
山下 実は友人をモデルにバンバンしているし、十七なんとかは自分の作家仲間をモデルにしていると聞いたことがある。
カイドウはサバンナの王者レオと自分の乳親像が混じったものらしいし、小作家ほど広い人間関係が足を引っ張っるらんて話しはたくさんは無いDeath!!!!
ぶっちゃけ開口