会話文の作法についての返信の返信
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会話文の作法についての返信(元記事)
良し悪しで言えば2のほうが、とは思うけど、あまくささんが指摘されてる通り、セリフの内容が変わってるので改善という意味で「改めた」というより、別物にすげ替えてる気がする。
私の視点からこの例題に指摘を入れるなら、2つの文章は要約すると
1:「実は、実験させてもらってた」
2:「実は、俺には特別な力がある(それを試させてもらった)」
って感じだと思うので、2は1にはない「特別な力がある」という説明をもってきて、本来1の文の主旨である「実験させてもらった」を補足の文に落としてる。
あくまで私個人の感性による見解でしかありませんが、
2の改めた作例は、これまったく違う文章なので、その人の趣味からくる文章の組み立てをしてるだけ。
1の文を改善するってんなら、1の文章の主旨は変えちゃいかんでしょう。第三者が勝手にそんなことしたら何でも書けちゃうんだから。
ただ、既に指摘がありますが、2は内容により具体性があり、情報がしっかり伝わってくるので良し悪しで言えば2のほうが良いように見えます。
でも、やはり前後の文章やその例文が出てきたシーンを読ませていただかないとなんとも言えないと思う。
例えば、前後に地の文で「俺には特別な力がある」という説明があって、2を書いた人が「そういうのは自然とセリフに織り込んで書くんだよ」という意味で文章を改めたのなら、うんそういう考えもあるね、と思う。
一方で、作者の意図として情報を小出しにしてキャラクターの能力の説明を印象付けたいというなら、1のほうが良い演出になるんじゃないかな。
こっからは極論なうえに持論でしかないけども。
「小説のご法度」なんてもの、ないですよ。
あったらむしろ嬉しいです。
それを守るだけで正しいものが作れるし、破るだけで斬新なのが作れるんだから。
異論はあろうけど、小説のフォントをいじったり渦巻状に文章を書いたり、批判も多いけどアレも前衛的で行動した作者は凄いと思う。結果はともかくね。
今回の件とは意味が違うけど、ご法度なんてないでしょ、という一例としてね。
会話文の作法についての返信の返信
スレ主 Meida 投稿日時: : 1
ご返信ありがとうございます。
「小説にご法度」なんてものはない、というサタン様のお言葉に大変な勇気をいただきました。作法を考えるとすぐに筆が止まりますが、この文句を胸に、つまずくこと無く自分の作品に邁進していきます。
また、「小説のご法度」あればむしろ
嬉しいとのご意見に、確かにそうだと同意します。
事あるごとに正しさに頼る自分の姿勢は、自分の作品に集中して向き合えていない表れかもしれないと考えてしまう次第です。
それとサタン様のように、セリフを要約すると分かりやすいですね。ご教授ありがとうございます。大変勉強になりました。
早速、執筆する際の参考にしたいです。
本当に、ご意見、ご指摘、ご教授ありがとうございました。
宜しければ、次回は拙作についてご相談があるときにご教授いただければ嬉しいです。サタン様の鋭く基本に沿ったご指摘と心に力を貰えるアドバイスが欲しいです。厚顔なお願いと存じますがその際は宜しくお願い致します。
カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 会話文の作法について