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会話文の作法についての返信

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会話文の作法について(元記事)

1:(元の文章)
「凄いなぁ、(キャラ名)は。実はね、悪いとは思ったんだけど実験させてもらったんだ」

2:(指摘者が改めた文章)
「実はね。俺の〇〇には特別な力があるみたいなんだ。女性を幸せにするためのね。申し訳ないと思ったけど、(キャラ名)で試させてもらって、それが本当だと分かったんだ。」

 自分の小説ではないので礼に失する質問かもしれませんが、上記の会話文(1)を「小説的にご法度っぽい書き方」と評している人がおりました。
 また、その方は(1)(元の文章)を改めた作例として(2)(指摘者が改めた文章)を上げていました。

 私には、元の会話文の何処が作法に反する〝ご法度〟なのか全く理解できません。
 それどころか、改めた会話文の方が括弧の前に句点を置くなど作法に反する気がします。

 内容をよく読んでも、物語として、矛盾がある訳でも不自然な点がある訳でもありません。
 ですから、自分の知らない〝小説のご法度〟があるのかと頭を悩ますばかりです。

 浅学の身を恥じるばかりですが、皆様の教えをいただきたく存じます。

 前後の文を読まないと理解が出来ないと仰られるかもしれませんが、分かる範囲で教えていただければ幸いです。
 特に会話文の作法などご教授いただければと思います。

会話文の作法についての返信

投稿者 サタン 投稿日時: : 3

良し悪しで言えば2のほうが、とは思うけど、あまくささんが指摘されてる通り、セリフの内容が変わってるので改善という意味で「改めた」というより、別物にすげ替えてる気がする。
私の視点からこの例題に指摘を入れるなら、2つの文章は要約すると
1:「実は、実験させてもらってた」
2:「実は、俺には特別な力がある(それを試させてもらった)」
って感じだと思うので、2は1にはない「特別な力がある」という説明をもってきて、本来1の文の主旨である「実験させてもらった」を補足の文に落としてる。
あくまで私個人の感性による見解でしかありませんが、
2の改めた作例は、これまったく違う文章なので、その人の趣味からくる文章の組み立てをしてるだけ。
1の文を改善するってんなら、1の文章の主旨は変えちゃいかんでしょう。第三者が勝手にそんなことしたら何でも書けちゃうんだから。
ただ、既に指摘がありますが、2は内容により具体性があり、情報がしっかり伝わってくるので良し悪しで言えば2のほうが良いように見えます。

でも、やはり前後の文章やその例文が出てきたシーンを読ませていただかないとなんとも言えないと思う。
例えば、前後に地の文で「俺には特別な力がある」という説明があって、2を書いた人が「そういうのは自然とセリフに織り込んで書くんだよ」という意味で文章を改めたのなら、うんそういう考えもあるね、と思う。
一方で、作者の意図として情報を小出しにしてキャラクターの能力の説明を印象付けたいというなら、1のほうが良い演出になるんじゃないかな。

こっからは極論なうえに持論でしかないけども。
小説のご法度」なんてもの、ないですよ。
あったらむしろ嬉しいです。
それを守るだけで正しいものが作れるし、破るだけで斬新なのが作れるんだから。
異論はあろうけど、小説のフォントをいじったり渦巻状に文章を書いたり、批判も多いけどアレも前衛的で行動した作者は凄いと思う。結果はともかくね。
今回の件とは意味が違うけど、ご法度なんてないでしょ、という一例としてね。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 会話文の作法について

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