最近のラノベ(ラブコメ)の流行についての返信
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最近のラノベ(ラブコメ)の流行について(元記事)
度々お世話になってます、もぺです。
今回はタイトルにもあるとおり、最近のラノベによく見られる流行について皆様の知恵と意見をお聞かせください。
最近の書籍化作品はどれも「最初からヒロインに(下らない理由などで)惚れられている」とか「チート(笑)で好感度MAXからスタート」みたいなものばかりだと感じています。
よく「ラノベは竜頭蛇尾にしないと読者が離れる」と言われているとおり、物語の展開方法としては最適な設定だと思うのですが、これだと恋愛の醍醐味である「互いが好き合う(両思いに至る)までの過程」が最初からクリアされている所為で、全く面白くないものになってしまうと思います。
私にとってラブコメとは「メインストーリー(悪の親玉をたおす、学園の謎を解明するなど)に主人公とヒロイン達の様々な事情が絡みつつ進むもの」だと思っているので、今のような恋愛の醍醐味を排除したラブコメは間違っていると勝手に思っています。
やはり今の読者は、そういった軸となるストーリー性のあるラブコメを求めていないのでしょうか?
最近のラノベ(ラブコメ)の流行についての返信
投稿者 サタン 投稿日時: : 1
ラブコメは恋愛をコミカルに描いた物語なので、多分スレ主さんが想定してるものとは違うと思う。
ラノベで言うと「とらドラ」とか「中二病でも恋がしたい!」とか。
そもそも
>「メインストーリー(悪の親玉をたおす、学園の謎を解明するなど)に主人公とヒロイン達の様々な事情が絡みつつ進むもの」
と書かれている通り、「メインストーリー」が「敵を倒す」なり「謎の解明」なので、これはそっちが本筋の話であって、ラブコメではありません。
一般的には「ラブコメの要素もある」内容でラブコメとして紹介されてることも多いですが。
それで言うとにわとりさんのNo2の答えが全てで、そりゃ本筋の話じゃないので恋愛の過程は重要ではなく、恋愛を丁寧に書けば、むしろ「本筋をちゃんと書けよ」という本末転倒な事になってしまいます。
しかし、一時は戦闘モノにおいても恋愛要素が大きなウェイトを占めていた事があるのも事実で、例えれば「灼眼のシャナ」や「ゼロの使い魔」の時代の作品でしょうか。
この頃の作品はきっとスレ主さんも満足される内容でしょう。
これは、もう少し前の時代から流行の流れを見てみるとわかるのですが、この頃はちょうど「男性向けでも恋愛は大事なんだ」と知られてきた頃で、「ヒロインが物語のキーになってる」という構図の話が流行ってました。
そこに「恋愛」を入れれば、自然と「二人の関係性が物語の展開に繋がる」わけで、そもそも「恋愛」と「物語の本筋」自体が密接に関係してることが多かった。
だから「戦闘モノだけど恋愛要素が大きなウェイトを占めている」わけで、ハッキリ言えばこの頃の作風の方が時代に合わせた流行作品です。
とはいえ、それが現代でNGかと言えば別にそんなことはないので、作者の自由にしたら良いでしょう。
ただ、「本筋」と関係ないところで恋愛すれば「恋愛してる場合かよ。人が死んでるねんで!」って話だし、中途半端に「本筋」に近づければ「彼氏が瀕死なのに敵に突っ込むんかい、このクソアマ」ってなるし、一昔前にはありきたりなラノベの王道みたいな扱いだったジャンルだけど、意外と難しいですよ。
それと加えるなら、そこまで本筋と絡まないけどソコソコ恋愛も書いて欲しい程度の認識の場合、そりゃもう完全に作者の趣味なので、好きにすれば良い、としか言えないです。
これについては流行も何も関係ないです。
本筋に関係ない話題でも、外伝なり幕間なり適当に銘打って書けるんだから、書きたけりゃ書けば良い話。
そのうであえて「流行はどうなんだろう?」と言うならば、まあ、ぶっちゃけ「恋愛は面倒くさい」と思ってる人は少なくないし、誤解を恐れずハッキリ言えば「人に好かれたいけど面倒なことはしたくない」と考えてる人が多いんじゃないかな。だからこそ「承認欲求を満たすもの」が流行ってるわけだし。
実際、今現在において「ラブコメ」というか「恋愛もの」は流行にあるとは言えないでしょう。
カテゴリー : ストーリー スレッド: 最近のラノベ(ラブコメ)の流行について