小説の創作相談掲示板:小説の書き方Q&A。執筆の悩み相談をしよう!

「治し方を知っているものは壊し方も知っている」の元ネタとは?の返信

元記事を読む

「治し方を知っているものは壊し方も知っている」の元ネタとは?(元記事)

 ええと、タイトルそのままです。
 以前、リゼロを読んだときに、既視感バリバリのこのセリフが出てきて、「あれっ?この台詞って格言とかことわざなのかな」と思い、ネットで調べてみたものの、鋼の錬金術師で、偽・賢者の石に関する名言に、似たような言い回しがあったのみで、特にヒットしませんでした。

 治し方を知っているという事は、必然的に治す大将の仕組みも知っているため、壊すのも上手いことが多い、という奥が深くて寓意にあふれたこの名言。

 一体どこの誰が言い出したのでしょうか。

 心当たりのある方、ぜひ、その前後の文か、発言者を教えていただけませんか?
 言った人の名前がはっきりしていると、設定や表現に説得力が出るので、なるべく詳しくお願いします。

「治し方を知っているものは壊し方も知っている」の元ネタとは?の返信

投稿者 モネ 投稿日時: : 0

仁様、こんにちは。

確かに既視感がありますね。

似ているものですと「深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いている」ですかね。

この文章だけだと「治し方を知っているものは壊し方も知っている」に上手く繋がりませんので、この言葉を知ったきっかけでご説明します。

僕はこれをとあるミステリー指南書の「プロファイラー」の説明で知りました。

これを説明するにはまず、プロファイリングが何か知らないといけないので、失礼ながら説明させて頂きます。

「プロファイリングとは、犯行現場の様子や残留証拠などから犯人のプロフィール(プロファイル)を推測する技術」です。

その専門家がプロファイラーです。

推測するということは、大半が経験から裏打ちされると思いますが、そのなかには追体験によって得た経験を利用することもあります。

プロファイラーは書類やデータベースのみならず、凶悪犯罪者にインタビューすることがあるらしいです。

これはいわば同化で、人を殺めた際の現場を犯人の視点で見てる訳ですからプロファイラーが殺人鬼に成る可能性があるわけです。

殺人の思想を知っているからこそ、犯人の行動が分かる。「治し方」

殺人の思想を知っているからこそ、殺人から快楽を得れる。「壊し方」

と僕は捉えてみました。

なので、仁様が話題にあげた言葉がさっき説明した言葉と似ているという意味で、元ネタありに一票です。

ちなみに深淵ですが、正式だと「怪物と戦う者は、そのことで自らも怪物にならぬよう心せよ。お前が深淵を覗き込むとき、深淵もまたこちらを覗き込んでいる」です。

哲学者フリードリヒ・ニーチェの『善悪の彼岸』からの引用だそうです。

今回はご助言、ではないですが、話しに参加させて頂きました。ありがとうございます。

カテゴリー : 文章・描写 スレッド: 「治し方を知っているものは壊し方も知っている」の元ネタとは?

返信する!
コメントは4500文字以内。

「私はロボットではありません」にチェックを入れてください。

トップページへ ページの先頭へ

「「治し方を知っているものは壊し方も知っている」の元ネタとは?」の返信一覧

他の相談一覧

三人称一元視点で主人公の目的が最後まで謎のままってアリですか

投稿者 おゆ 回答数 : 0

投稿日時:

タイトルのままです。 クライマックスまで主人公の目的が読者に明かされない。 なんなら素の性格も(仕事上の顔は当然提示しますが、プ... 続きを読む >>

書き慣れた人が駄作を書く意味

投稿者 大沢 朔夜 回答数 : 4

投稿日時:

お世話になっております。大沢朔夜です。 現在、新作小説の執筆の準備中です。 しかし、今回の作品はプロットの段階からいまいちで... 続きを読む >>

敵キャラクターとの対話について

投稿者 ユズキ 回答数 : 6

投稿日時:

初めまして。今回敵キャラクターの事で悩んでいる部分についての質問です。 多くのストーリーの敵は、大体主人公や主要キャラに語りかけた... 続きを読む >>

▼書き込みの検索

▼投稿者の検索

小説の書き方Q&A:創作相談掲示板の使い方・利用規約(必ずお読みください)。お問い合わせ