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すみません、ラストのオチを説明するのを失念していたので、ここで説明させて頂きます。
最終的には『ヒロインは天界へ戻れるようになるが、人間の優しさ・人間だからこその苦しさを知り、人間を嫌悪している神様がいる場所へ戻るよりも、地球で暮らしていく事を選択する』という展開を予定しています。

単に構成例として読んでください。

投稿者 サタン 投稿日時: : 1

>最終的には『ヒロインは天界へ戻れるようになるが、人間の優しさ・人間だからこその苦しさを知り、人間を嫌悪している神様がいる場所へ戻るよりも、地球で暮らしていく事を選択する』という展開を予定しています。

では、ラストは簡潔に言えば「戻れるようになったが、戻らなかった」というオチになるかと思います。
ここで簡潔に短く書いたのは理由があって、それは、省いた部分の「人間の優しさ・人間だからこその苦しさを知り、人間を嫌悪している神様がいる場所へ戻るよりも」という文言が、作者が書こうと思ってる内容で、それが構成に含まれているべきだという事になるためです。

では、それをどう構成するか、ですが、まずは
「人間の優しさ・人間だからこその苦しさを知り、人間を嫌悪している神様がいる場所へ戻るよりも~」
の文言を噛み砕いてみます。
この文章にはいくつかの要素が含まれていて、ざっと抜き出すと「人間の優しさを知る」「人間ゆえの苦しさを知る」「天界には人間を嫌悪している神々がいる」という、3つの要素があります。
では、単純に「人間の優しさを知ることになるエピソード」と「人間の苦しさを知るエピソード」と「天界は人間を嫌悪しているというエピソード」という3つの話題を書けば良いって事がわかります。
そして、この時点で気になるのは「~~を知る」というのは主語を省略してるけど、これは「ヒロイン」が主語になってる。
つまり、この3つのうち2つは「ヒロインの話題」になってる。
3つの話題を書けば良いとは書いたけど、これを愚直にそのままやるとヒロインの話題しかなく、主人公(と友人)が空気になってしまうことがわかります。

そうならないためには、いま現在知らされてる情報だけで整理すると、「人間の優しさ・苦しさを~」の「人間」に「主人公」を当てはめることが推奨されるでしょう。
主人公が優しさを見せたり苦しんだりしてる事に感化されたヒロインって図にすることができる。
こうすると、あくまで物語は主人公(と友人)のもので、ヒロインは彼らに影響されただけって形になり、主人公たちは空気にならないしヒロインもオチ(こういう人間(主人公)がいるから天界に戻らないと選択する)を担当するので空気にはならない。

とすると、「主人公(と友人)」側に「優しさ」と「苦しさ」を表現するエピソードはありますか? って話になると思う。
あるならそれを書くことになるし、無ければ捻り出すしかない。

そして、個人的に重要かなと思うのが「天界は人間を嫌悪している」ということで……えーっと……おそらく書き慣れてない方だと思うのであまり面倒くさい言葉は出したくないのですが、
映画の脚本術に三幕構成ってのがあって、これは物語全般に応用できるため小説でも説明に使われることがあるんですが、ご存知でしょうか。
その三幕構成は説明するとややっこしいんですが、今回は三幕構成の「ミッドポイント」って用語が関係してくる話です。
ミッドポイントはすごく簡単に言うと、物語の中盤(中盤ってか真ん中。100pの物語なら50p付近)には「物語を大きく動かすポイントがある」という感じ。
なぜ中盤に「物語を大きく動かすポイント」があるのかっていうと、これによって物語の進行方向を変えてラストへと一気に収束させるためです。
つまり、御作を勝手に構成すると、
「天界へ戻りたいヒロイン」
「巻き込まれた主人公たちはヒロインが天界へ戻るための手段を探す」
「天界は人間を嫌悪している(ミッドポイント)」
「人の味方をし始めたヒロインに、天界からの嫌がらせがはじまる」
「天界からの嫌がらせを乗り越えたヒロインは帰還を認められるが、これを拒否し下界に留まる選択をした」
と、こんな感じになる。
つまり、「天界は人間を嫌悪している」という事実はミッドポイントとして活用でき、中盤以降を「天界VSヒロイン・主人公」の形でラストへと収束できるので、この要素は重要かなと思います。
もちろん違う構成にすれば(別のミッドポイントにすれば)まったく重要ではないでしょう。なのでただの一例で、「正しい構成」を語ってるわけではありません。

で。
整理すると、
最初に噛み砕いて抜き出した要素の「人間の優しさを知ることになるエピソード」は、さきほどの構成例にある「巻き込まれた主人公たちはヒロインが天界へ戻るための手段を探す」という話題と相性が良さそうです。
例えば「ヒロインには何か考えがあったが、別の神がそれを邪魔し、人間を見下した行動を取って主人公が酷い目に合う。ヒロインも人間を見下していたが、酷い目に合ってもヒロインを助けようとする主人公を見て、その優しさに触れて、人間としてではなく人として対等に信頼しはじめる」という感じ。
次は序盤の大枠の構成例を出すと、
「ヒロインには計画があるが、それが台無しになる」
「ヒロインは途方にくれるが主人公は別のアプローチを試す提案をして、可能性を見出す」
「次々と面倒な神が邪魔をしたりしてくるが、ついに天界への帰還が叶いそうになる」
で、「しかし天界の門は閉ざされたままで、ヒロインは天界から拒絶される。それは天界が人間嫌いだからだ」とミッドポイントに入る。
後半は、まあ、私が勝手に天界VSヒロインの図にしちゃったせいもあって、天界の設定がわからんことにはかなり適当だけども、
これまでは神とはいえ個人相手だったのが天界全てが敵になったため規模が大きくなる、というイメージで、
こっからは最初に抜き出した要素の「人間ゆえの苦しさを知る」というのが相性良さそうですね。
何らかの理由でもって(まあ天界が人間の汚いところを見せてヒロインを更生させようとする、とか)主人公たちが苦しみ、それをヒロインの助けで乗り越えて、という感じ。
ここまで来れば、あとは「天界がヒロインの帰還を許す理由」を考えて、「でも下界に残ります」という答えで〆に入れるでしょう。
最初に抜き出した要素である「人間の優しさを知る」「人間ゆえの苦しさを知る」「天界には人間を嫌悪している神々がいる」は全て書いた事になるので。

ちなみに、物語の目的が「ヒロインが天界に帰ること」(目的は成功しても失敗しても物語的には何の問題もないため、「天界へ帰ることに失敗した」という形で考えてます)なので、物語を盛り上げるための「障害」は端的に「ヒロインを天界に帰さないための邪魔」ということになります。
そのため、序盤から「別の神の邪魔が~」としたり、ミッドポイントを「天界が原因」という形にしたり、終盤を「天界VSヒロイン」って形にしています。
この障害を別物にすればまったく違う物語になりますが、個人的には、「ヒロインは天界に帰りたがっている」と序盤でハッキリ書いているので、障害も同様に「わかりやすい要素」にしたほうが良いと思う。
なので「ヒロインが天界へ帰る邪魔をする」というのが障害に良いだろうと例にしました。
……再三だけど、あくまで一例なので、正しい構成方法を書いているわけではありません。
例えば、「天界に帰るには愛を知らないといけない」なんて古典的なアイディアを出せば、「わかりやすい障害」とは「ヒロインの恋を邪魔すること」になるので、ミッドポイントも別物にしたほうがいいし、物語はガラッと変わります。
本当に、ただの一例です。どっかの知らん人はそんな風に構成してるんやな、と思うだけの返信です。

カテゴリー : ストーリー スレッド: 構成で困っています。

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