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作品を書いている時に限って全く別の作品の創作案が出て来てしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?の返信

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作品を書いている時に限って全く別の作品の創作案が出て来てしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?(元記事)

二週間ほど前に、なろうで連載を始めたもののストックがほぼゼロの状態で見切り発車したために毎日ヒイコラ言ってる執筆初心者です。
んで、↑のようなこと言っておいて何なんですがなぜか書こうと思えば書こうと思うほど、別の企画の案ばかりが思いついてしまってどんどん脱線していく日々を過ごしています。
思いついたことをメモって三十分くらいソシャゲの周回でもすれば創作意欲が戻ってきて本来するべき仕事ができるようになるのですが……。
どうすればいいか誰か教えてください。

作品を書いている時に限って全く別の作品の創作案が出て来てしまうのですが、どうしたらいいでしょうか?の返信

投稿者 サタン 投稿日時: : 2

おそらくだけど、物語を作り切ってないまま執筆を始めてるんじゃないでしょうか。
どういう風に始まって、どういう切っ掛けで展開して、何を書いてどんな感じに終わるか。
これを起承転結、オチまできちんと考えてないまま「こんな雰囲気の話を書きたいな」とイメージだけで筆を取っているのでは。

私がアレコレ思いついてアイディアがメインの作品の執筆妨害になってるって時の事を今にして思い返すと、まさにこれが原因でしたって感じでした。
プロット(という名の設定ばっか書いてるメモ帳)は作ってあるし、話の流れは考えてあるし(と言いつつイメージしかなく、具体的にそれをどう起こすかを考えてない)、勢いで筆は走るから書けるには書けている。

これって書きたい事は決まってるけど書く事は考えてない状態で、執筆する際に「考えてしまう」ので別のアイディアに反れていく。
えぇっと、つまり、「書きたいこと」は決めてあるけど、それをどのように「原稿に起こすか」は決めてないってこと。
何らかのスピーチをする場面で、スピーチで言いたい事は決まってるしイメージはあるけど、いざ何の準備もなしにマイクの前に立ってもしどろもどろで上手くスピーチできないでしょ。
頭の中が真っ白になったり、別のことが気になったり、関係ない話をしてしまったり。
私の場合は、この状況と自分の創作の状況がすごいリンクして、なら「スピーチで喋る事をちゃんと決めておけばいいじゃんか」という至極簡単な回答を得ました。

だから、それ以降は物語の全体像をざっくり考えて、何がどうなってオチになる、と物語を用意しておいて、各章やシーンないし一話単位で「どういう話なのか」「どんな場面なのか」をしっかり考えておくことにしています。
そうすると、そもそも執筆時点で「物語を考える」という行為をしないので、別のアイディアに妨害されるって事はなくなりました。
例えば、スレ主さん自身の事で「朝起きてから今に至るまでの概要」を文字に起こしてみて下さいな。原稿用紙一枚程度でもいいし何十枚でもいいんで。
たぶん、「起きてから何したっけな?」とか思考を追うだけで、作品のアイディアなんて湧いてこないと思いますよ。

単純な話、「考える」から「思いつく」わけで、なら考えなきゃいい。
「朝起きてからの事」の例は、その思考を「思い出す」に消費してるから別のアイディアが浮かんでこない・浮かびにくいってだけ。
ということは、「内容を考えながら執筆する」というのをやめて、書くことを事前に決めておいて「それを形にするだけの作業」を執筆と考えれば、余計なことはほとんど気にならなくなると思います。

……例えばですね、物語を考えないまま執筆しながら内容を考えると、極端な例ですが「次の展開はこうしようかな、いや、そのネタは別作品のほうが相性いいからな、あっちのネタは……」とか、「こういう展開どうかな、いやこれは単品にしたほうが面白い。別の主人公を作って……」とか、「これ面白いか? うーん、これなら別作品にしたほうが……」とか、
要するに、「余計なこと」を考えすぎてしまうんですよ。

ほんで、そういうときに思いつくアイディアに限って、今書いてるものより良いものに見えるんですよね。
でもそれは幻想なので、ただの思い込みである事が多いです。ぶっちゃけ思考の罠です。
なにしろ「より良いアイディア」と思ったほうに浮気して別作品に取り組んだところで、結局執筆中にまた別のアイディアが浮かんで同じ事を繰り返す結果になるわけですから。
よーするに、これって試験勉強のときに部屋を掃除したくなる症候群、部屋を掃除してたら出てきた古い漫画を読み続けてしまう病と似たようなもので、「逃げのアイディア」だと私は思ってます。
創作中に浮かんでくる、全く別の作品のアイディアはろくなもんじゃない。

結論としては、執筆前に物語は作っておく。筆を持つ前に書くことを決めておく。そうすりゃ脇目も振らずに書くってこと自体はできる。
つっても、まあ「考えながら書く事でライブ感が~」とか「前もって決めると話を作れないから書く気が~」とか、人によって相性はあると思うし、そもそも「どこまで物語を作っておくのか?」という次の悩みも生まれるので、絶対にこれが正しいって話ではないです。
私個人としては、書けない人・詰まる人・続かない人の多くは事前準備をしてない事が多いと感じる、というだけの話です。
正確にはスレ主の悩みはこれらに当てはまるものではないけど、「物語を作る思考」と「それを文字に起こす・表現する思考」は別回路なので「文字に起こす執筆作業」をしていて「まったく別の作る思考」が入り込む事はほとんどないです。

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