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アイデアに詰まってタロットを使う人なんているのか(元記事)

アイデアが思いつかなくて、(書きたい作品の断片は、いくつかある)少し執筆から離れて、調べ物していると、アイデアが思いつかないときにはタロットカードを使おう、にぶちあたります。
本当にそれで、タロットカードでアイデアなんて想い浮かぶのでしょうか。タロットカードを使ってアイデアを思いついている人やりかたを教えてください。
 詰まっている作品1 徴兵された兵士の心理、戦場での兵士の心理、地上戦が出てくる場面がある。武器はあまり持っていない(貧しい国)から徴兵された若者が主人公。性格は従順っていう設定ですが。図書館閉館で戦争の資料集められなくて断念。これはアイデアというより調べ物でなんとかなるとは思うのでいいですけど。(図書館開館→調べ物→執筆→新人賞応募に間に合うのかという疑問はありますが)

 詰まっている作品2 力があるけれど使いたくないヒロインのために力を使わなくても言いように主人公が奔走する話。王道を目指しています。何番煎じレベルの王道を書いたことがなくて、薄っぺらすぎて、なんで「このヒロインの力一つ(一人)にだけ頼る状況になったのか」とかが思いつかないです。似たような作品はあるはずなのに1作品も思い出せなくて。知っている方がいれば、教えてください。参考にします。(筋の通った物語と言われる程度には書ける、というような技術向上を目指して作るのでオリジナリティはこの作品ではなくて構いません。鍛錬的作品です。毎回オリジナリティはあると評価されるので)
 
 詰まっている作品3 2の「力があるけれど使いたくないヒロイン」が主人公の話。もともとこっちから考えていた。2での主人公はいない世界。世界が救われるとか別にどうでもいい。私は閉じこもるんだ!っていう話を書こうとしたけれど、やることがなくて断念。当然物語の筋としては、外野があの手この手で主人公に力を使わせようとするんだろうなとは思うけれど、どうやって? と思って詰まりました。

 この「詰まり」をタロットカードでなんとかできるなら、その方法が知りたいです。(もしくは似たような作品があるなら教えてください)
 

アイデアに詰まってタロットを使う人なんているのかの返信

投稿者 サタン 投稿日時: : 1

プロットカードというものをご存じないでしょうか。
これはプロットのストーリー作りでヒントになる方法ですが、24のワードとその正位置逆位置でランダムに配置して、合計48の要素から物語を作っていくという方法です。
これ、ぶっちゃけほぼタロットカードの占い方法と同じなんですよね。
タロットの大アルカナだけを使った占いで大三角って方法とケルト十字って方法があるんですが、この間くらいの感じでプロット作りに落とし込んだのがプロットカードって方法です。
タロット占いには色々占い方法があるので、それを物語作りに応用することは十分できるでしょう。

ただ、この方法は「エピソード」単位のアイディア発想法だと思う。
ランダムな要素を元に一本まるまる作るってことで、要素を先に全体に配置することでイメージしやすく連想しやすくし、発想を刺激する、という手段。
つまり、特定の問題を解決する「ここで詰まってる、ここを突破するアイディアが」という場合には適さない。
「ここで詰まってる」ってのは、そもそもそこに置いてある要素や前後にある要素はすでにあるからね。
ようするに「話の筋」を作る方法で、ぶっちゃけスレ主さんの相談内容からしてそれはある程度自力で出来る人だと思うし、プロットカードのような補助輪は必要ないのではって思う。

詰まってる作品1:言われるまでもないんじゃないかなって感じるけど、オチを考えておくと良い。
着地点が決まってれば書く内容はほぼほぼ決まるので、そうすりゃ調べるべき資料が定まって資料を集めやすくなる。

詰まってる作品2:その手の作品は確かに多いけど、そもそも「なぜ一人に頼るのか」を疑問として提起してない場合が多い。
例えば異世界モノの「勇者」なんてのがまさにそれ。
こういうのは、「ヒーロー」として通用する先入観なので、言ってしまえばアメコミのヒーローも日本の特撮モノも、別にヒーロー一人に頼る必要性は皆無。特に日本の戦隊モノや仮面ライダーは、そのスーツを軍用開発して大量生産しなさいよって話。でもそんな野暮なツッコミする人そうそういないじゃん?
つまり、「そういう存在」として書けばいい。変に理屈を考えなくていい。書くんであれば「なぜヒーロー一人に頼るのかを掘り下げる話」として1エピソードのテーマに置いたほうがいい要素だと思う。

詰まってる作品3:まずは物語になる「問題」がどこから降ってくるかを考えてみりゃいいんじゃないでしょうか。
内側なら「主人公の力の不安定さからくる暴走」「主人公の適当な性格からくるドジ」とか。
外側なら「侵入者が主人公の部屋まで来る」「おだて上手が主人公をヨイショしまくる」とか。
「侵入者が~」みたいなのは、一度考えたら「侵入者」の定義をいろいろ考えてみればいい。
これは結局のとこ「主人公の部屋に誰かが来る」ということ自体が主人公にとって聖域を脅かす問題なので、「命を狙う刺客」でも「可愛らしい幼女が懐いてくる」でも「主人公の力を知った何者かが助けを請いにくる」でもなんでも成立するので、一つのパターンに落とし込むことができます。
「何者かが部屋に来る」「部屋から出てってほしいから話をきく」「話を聞いたら手伝うことに」みたいな。
パターンを作れりゃ、あとはもう「侵入者」を変えるだけでいくらでも話を量産できる。

元の話に戻ると、
タロットカードはプロットカードと同じように物語を作る補助として大いに役立てることはできると思う。
けど、あくまでプロットカードはエピソード単位での発想法で、しかもランダムなので、書きたいものが明確な場合には適さないと思う。

カテゴリー : ストーリー スレッド: アイデアに詰まってタロットを使う人なんているのか

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