何故そのキャラクターがそういう行動をしているのか。それは全て説明しないといけないでしょうか?の返信
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何故そのキャラクターがそういう行動をしているのか。それは全て説明しないといけないでしょうか?(元記事)
質問はタイトルの通りです。
キャラクターが例えば変な行動をしていたとします。客観的に見れば何故そんな行動をしているか分かりません。地の文に記載していないので。それはいけないでしょうか?
例えばAという主人公が変わった行動をしていたとします。それは恐らく読者視点では何故そうしているのか分からないことです。地の文に説明がないので。
しかしBというキャラがいたとして、彼はAが何をしようとしているか理解しているとします。ただ地の文が三人称一元視点で書いているのでBの心情描写は表情やセリフでしか表現できません。Bは表情でAの行う行動に対しての表現はしますがセリフでは思わせぶりなことを言うだけです。
結果として、
「Aという主人公が何かしようとしている」
「読者には何をしようとしているか分からない」
「しかしBの表情の描写や思わせ振りなセリフから何かをしようとしていることが伺える(たとえばBの表情が喜びなら良いこと、悲しみなら悪いこと)というように」
そうしてAがしようとしていたことが後々に解決されるならばこの様に最初は行動原理が分からないように書くのはありでしょうか? そんな感じで書いてみたのですが、何か読む方の視線を置いてきぼりにしているような気がして。
どうかご意見宜しくお願いいたします。
何故そのキャラクターがそういう行動をしているのか。それは全て説明しないといけないでしょうか?の返信
投稿者 大野知人 投稿日時: : 0
『他の行動をしていると誤解させる』ならまだしも、『全くわけのわからない行動をしている描写』って言うのは、シンプルにダサいですし、訳がわからないので読者には好まれないでしょう。
具体的に何を、どの程度でやりたいのかは分かりませんが。
大規模にやるなら。
『主人公が何らかのあがきを見せるも、敵に負けてしまう』
↓
『敵が無意味と嘲笑う』
↓
『だが実は主人公の努力の表向きの部分はブラフで、それと同時に行っていた別の行動に実は意味があった』
↓
『「馬鹿はお前だ」的なことを敵役に言って、倒す』
みたいに。行動原理を全部書かずに意味のない行動をさせるのではなく、行動原理からキーになる部分を何か一つ抜いて描写してやった方がカッコいいなと思います。
推理小説とかでもそうですが、解決編に入る前におおよそすべての真実・事実を書いて置いて、解決編で明らかになる情報一つですべてが繋がるようなのは大衆人気が出やすいです。
小規模で行う場合、例えば
『Aがにやりと笑ってのを見て、Bが「また何か思いつきやがったな」と言う』
↓
『Aが何かする(描写はしない)』
↓
『シーンが飛んで、Aが何かした結果だけ描写がされる』
ただ、これはある程度より規模を大きくしてやった場合『どれがどの伏線だ!?』と読者を混乱させるので、数シーン以内に解決させることを推奨します。
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