小説のストロングポイントは、真理、感情の描写ですから
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実在する国や地域をモデルにするとき(元記事)
こんにちは。
まだ具体的なプロットは出来ていませんが、アジア圏の文化が好きなので、中国やその周辺の国々の地理や文化をモデルにした架空の場所が舞台の小説のアイデアがあります。
科学的におかしい内容にはしたくないので、
「北に住む民族は背が高く、小麦をよく食べ、寒さを防ぐのに適した服を着ている」
「南に住む民族は小柄で、米をよく食べ、風通しの良い服を着ている」
といった、生物学的、気象学的な理由があって、現実にもモデルにした地域で見られる設定は残そうと思っています。
また
「南方に交易で栄えていて宝石のように美しい島々からなる国があり、主人公がそこで崇拝されている動物の骨をうっかり手にしてしまったために追われる身になる」
「西の山岳地帯に独自の文化を持つ王国があり、主人公の相棒が実はその国の王子だった」
など、具体的な国や地域をモデルにした設定も思いつきました。(ちなみに例に挙げた設定のモデルは、どちらも私が非常に憧れを持っている場所です)
しかし、あまり現実に近い設定にしてしまうと、書き方によって人種差別的に取られてしまったり(例えば、南方系の特徴があって社会的な地位が低い人物を登場させた場合など)、現実の政治的な問題を想起させてしまったりするのでは、という不安があります。
例えば『精霊の守り人』シリーズでは、やはりアジア的な世界観で、何となくこの辺りがモデルだろうかと分かりつつも現実とは違う設定になっていたと思いますが、やはりそうすべきでしょうか?
小説のストロングポイントは、真理、感情の描写ですから
投稿者 かもめ 投稿日時: : 1
やっぱり歴史を知るのが一番かなって、
変な陰謀論に振舞わされなくなり、冷静に物事がみられるのでわ?
バルカン半島……ご存知ですか?
もしかしたらユーゴスラビア紛争でセルビアが空爆くらいならご存知かもしれません、
歴史のストーリー的にはセルビア=悪者で出来上がりましたが、じっさい歴史はそうではありませんでした。
日本人には理解しがたく、わかたつもりになっても、やっぱりわからないバルカンなどは大いに題材になるんぢゃないかと……
個人的にセルビアの外交の感じが日本と似てる気がするんです、PRで負けたけど、歴史を見てくれればいつかわかってもらえるはずだ、的なことを思っている節があるからです、「ナカナカ」って言うそうです、気にするな的な、
人が生きていくためには逞しくないと生きていけないとか思います、その逞しさは国によって違うでしょ、セルビアの隣国クロアチアはWW2時代ナチスも逃げ出すような蛮行を働き、加担したのはバチカン! よくわからない構図でした(解る人にはよくわかる、)
それでもセルビア側の一部の人間には「そんなの今までの歴史でいっぱいあったこと、ナカナカ、気にするな、これからもあるかも? だろ?」という南国気質もあり、たくましいなって思わざるをえないでしょ?
でもこれでは現代では通用しない、とって、東欧の中でも田舎臭さを嗅ぎ取ってしまいます、セルビアのかたすみません!
でもそのまま日本にも当てはまる気が……
そういう感情まで描くのが小説の仕事ですよね。
カテゴリー : 設定(世界観) スレッド: 実在する国や地域をモデルにするとき