世界観と地の文についての返信
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世界観と地の文について(元記事)
率直に申し上げますと、私は今スランプに陥っています。
世界観が上手く作れず、地の文を書いていても発送がありきたりな部分に陥ってしまい、一つの作品として欠けを感じる部分が増えてしまいました。起承転結や序破急を組んでも上手く書けず、結局流れるままになってしまいます。また以前より自分の作品が評価されず、納得のいく作品を上げたとしても人に見て貰えない事が多いです。自己満で書いているので、これは多少なり仕方ない部分があるとは考えているのですが……。
そこで質問させていただきます。こういったスランプや文章の書き方に悩んでしまった場合、どのような努力及び工夫が必要でしょうか?
また、地の文が丁寧ではないが世界観は広い小説、逆に地の文は丁寧だが世界観が狭い小説だったらどちらの方が読んでいて心地が良いのでしょうか?
皆さんの意見を聞かせて頂ければ幸いです。
世界観と地の文についての返信
投稿者 t 投稿日時: : 1
こんにちは
>どちらの方が読んでいて心地が良いのでしょうか?
私は、地の文は丁寧だが世界観が狭い小説ですね。
ただしセンスを感じるのは、地の文が丁寧ではないが世界観は広い小説です。
地の文は丁寧だが世界観が狭い小説は内容を理解することができます。地の文が丁寧ではないが世界観は広い小説はそもそも内容が理解できないので、面白いつまらない以前の問題になってしまいがちです……。
内容が理解できれば合う合わないは読者の好みの問題です。
世間では無難に、地の文は丁寧だが世界観が狭い小説を目指しましょうと言われるのでは、と思います。内容が分かれば面白いかそうでないか判断しやすくなるからです。
とりあえず読んで理解できるのなら、読者が今後増えていくかもしれませんしね。
小説をやっていくと自分の実力が分かってくる瞬間があります。これは皆そうです。
そうなった時に、上に書いたような理由から、地の文は丁寧だが世界観が狭い小説を目指していく傾向があり。
しかし例えばそれは、破綻はないがありきたいな物語だったり。
文章が上手でプロと遜色ないが、読んでいてワクワクしない物語。
この頃になると成長に体力と若さ(時間)を使ってしまっているため。
地の文が丁寧ではないが世界観は広い小説だった頃の感覚を思い出すのは、中々難しくなっているのではと思います。
>こういったスランプや文章の書き方に悩んでしまった場合、どのような努力及び工夫が必要でしょうか?
こう質問してしまうと、
「たくさん本を読みましょう」と普通は言われてしまいます。
もしあなたが学校の先生だとします。
生徒が「成績上げたいです方法を教えてください」と質問があったら、「遊んでないで家に帰ってちゃんと勉強しなさい」と言うでしょう。
だから人に聞くときは、もっと具体的に自分はどこが分かって分からないのか、場合によっては例文として少しだけ文章を読んでもらってください。
現時点で、
あなたから見て上手いなぁと思う人には努力すればいずれ追いつけます。
今度はあなたが逆の立場になった時は、自分が成長したのではなく、上手いなぁと思ってた人の成長が止まっていたから追いつけたのだと分かってきます。そこでは小手先の上手さではなく、センスや才能が必要以上に求められているのだと知ります。
自分を知って、
将来どのように小説が上手くなりたいかは、よくよく考えなければいけません。
この後の内容はあまりピンとこないかもしれませんが、何かのヒントとして役立ててもらえればと思います。
①家族や友人でいいので書いたものを、人にちゃんと読んでもらいましょう。
面白いか面白くないかよりも、ちゃんと伝わっているか調べます。
もしかしたらあなたの書いたキャラは日本で一番面白いかもしれません。
冗談ではなく、本当にそうかもしれません。でも、読者がキャラの魅力に気付いていないのなら、気付いていないからダメだ才能がない、もうおしまいだとかではなく。
読者が気付いてからが本番なら、ちゃんと読者にキャラの面白さが伝われば、あなたの作品のキャラが日本いち面白い可能性だってありますよ。
そのためにはまずはあなたの小説を読んでくれる、読者についてもっとちゃんと知ることです。
『②読者からここは良かったよと言われた場面は、とてつもなく大きなヒントです』
仮に読者から戦闘シーンが良かったよと褒められたとします。
じゃあ次回作で戦闘シーンを増やすかではなく。
戦闘シーンの書き方で、1ページ目からラストまで通してやってみましょうということです。このように考えることで、
一気に化ける可能性があります。ここはとっても大切です。
大切ですが、なかなか起きません。長編4作書いても1~2回あるかないかの確率です……。
③読んで面白かったところとつまらなかったところを3つ数える。
プロでもアマのネット小説でもいいです。支離滅裂で読めないようなものでもいいです。
最後まで読む必要もないです、読めたところまででいいので。
面白かったところと、つまらなかったところを、3つ探す癖をつけてみてください。
人間は10本指で10進数です。しかし10個もいりません3個で十分です。
アニメ漫画ゲーム映画を見た後も、3つ数える、作品を分析してそれを自分の作品に活かすように工夫してみましょう。
応援しています。
カテゴリー : やる気・動機・スランプ スレッド: 世界観と地の文について