処女作執筆に当たって、願望と技量の釣り合いが取れないことについての返信
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処女作執筆に当たって、願望と技量の釣り合いが取れないことについて(元記事)
始めまして、ヤマネコと申します。
この度、創作活動を少し前に始めて、処女作を執筆しております。
しかし、「あれを盛り込みたい」「これをああしたい」という願望が山のように連なっているため、現実で持っている私の現在の技量ではそれら願望を再現しきれないところがあります。
結果として、執筆が滞り、どうしても完成の目を見ることができない状態にあります。
実のところ、小説の処女作を書こうと試みたことはこれが始めてではなく、何回も何回も同じ壁に当たって執筆を挫折してしまいます。
ラ研のサイトは一通り閲覧したのですが、解決策が「処女作は自分で駄作だと感じても良いから、とにかく完成させる」という記述があります。が、私の場合欲張りなのでしょうか、願望が実現できないと途端にモチベーションを維持することができないのです。
こんな私が、処女作を描ききるにはどうしたら良いでしょうか?
拙い文章ですが、何か意見などを頂けましたら、ありがたいです。どうか、よろしくお願いします。
処女作執筆に当たって、願望と技量の釣り合いが取れないことについての返信
投稿者 クロウド 投稿日時: : 1
掌編や短編などは挑戦されてみたのでしょうか?
というのも、いきなり長編はなんでも盛り盛りにしてしまう方には敷居が高いもので、必要な要素がどれだけ多かろうとも整理する判断力と説明できる力が必要となるからです。
掌編や短編であれば、かなり要素をしぼりこまなければ枚数をオーバーしてしまいますので、経験を積む上では有用です。(逆にひとつふたつの要素だけで話を大きくする練習にもなります)
それと、処女作という考え自体を捨てて良いです。まだプロでもなく、ましてや作品を作る練習ですのでどこまでいってもただの習作ですから。公募や少なくとも同人誌発表するのに恥かしくないと思えるレベルを完成させて、ようやくそれが習作ではないもの=処女作と言えるものです。
辞書なんかでも最初に作った作品とあったりしますが、または最初に発表した作品と書いてあるものです。大概は後者の方が執筆家以外どの業界にも通じる意味であったりします。
欲張りをコントロールする方法を体得するために掌編から始める。要素を整理する方法が理解できてから、最初に思い描いていた作品に挑戦する。という段階を踏まれた方が確実でしょう。遠回りのように見えることが近道であるものですし。
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