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処女作執筆に当たって、願望と技量の釣り合いが取れないことについて (No: 1)

スレ主 ヤマネコ 投稿日時:

始めまして、ヤマネコと申します。
この度、創作活動を少し前に始めて、処女作を執筆しております。
しかし、「あれを盛り込みたい」「これをああしたい」という願望が山のように連なっているため、現実で持っている私の現在の技量ではそれら願望を再現しきれないところがあります。
結果として、執筆が滞り、どうしても完成の目を見ることができない状態にあります。

実のところ、小説の処女作を書こうと試みたことはこれが始めてではなく、何回も何回も同じ壁に当たって執筆を挫折してしまいます。
ラ研のサイトは一通り閲覧したのですが、解決策が「処女作は自分で駄作だと感じても良いから、とにかく完成させる」という記述があります。が、私の場合欲張りなのでしょうか、願望が実現できないと途端にモチベーションを維持することができないのです。
こんな私が、処女作を描ききるにはどうしたら良いでしょうか?

拙い文章ですが、何か意見などを頂けましたら、ありがたいです。どうか、よろしくお願いします。

カテゴリー: その他

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処女作執筆に当たって、願望と技量の釣り合いが取れないことについての返信 (No: 2)

投稿者 クロウド : 1 No: 1の返信

投稿日時:

 掌編や短編などは挑戦されてみたのでしょうか?
 というのも、いきなり長編はなんでも盛り盛りにしてしまう方には敷居が高いもので、必要な要素がどれだけ多かろうとも整理する判断力と説明できる力が必要となるからです。

 掌編や短編であれば、かなり要素をしぼりこまなければ枚数をオーバーしてしまいますので、経験を積む上では有用です。(逆にひとつふたつの要素だけで話を大きくする練習にもなります)

 それと、処女作という考え自体を捨てて良いです。まだプロでもなく、ましてや作品を作る練習ですのでどこまでいってもただの習作ですから。公募や少なくとも同人誌発表するのに恥かしくないと思えるレベルを完成させて、ようやくそれが習作ではないもの=処女作と言えるものです。
 辞書なんかでも最初に作った作品とあったりしますが、または最初に発表した作品と書いてあるものです。大概は後者の方が執筆家以外どの業界にも通じる意味であったりします。

 欲張りをコントロールする方法を体得するために掌編から始める。要素を整理する方法が理解できてから、最初に思い描いていた作品に挑戦する。という段階を踏まれた方が確実でしょう。遠回りのように見えることが近道であるものですし。

処女作執筆に当たって、願望と技量の釣り合いが取れないことについての返信 (No: 3)

投稿者 サタン : 0 No: 1の返信

投稿日時:

書かれていないけど、長編ないし大長編を書こうとしているんじゃないでしょうか?
先が見えないほど長い物語を想定しているから、そこに何でも詰め込めるような気になってくる。
ページ数を決めて、3000~5000文字くらいの短編あるいは掌編を書いてみましょう。
短編や掌編なら、ネタは一個二個しか詰め込めない。
いろいろ盛り込むことは物理的に無理だって、書く前から、アイディアを練る段階からわかるでしょう?
そうやって、とりあえず「物語を作ること」に慣れてみるのが良いと思います。

どだい、これが出来ないと長編で「あれを盛り込みたい」という理想は実現しにくいし、出来ると長編どころか短編でもサッと盛り込むことが出来るようになります。
というのも。
これはつまり、長編執筆の中で「あれを盛り込みたい」の「あれ」というアイディアを、掌編や短編規模で小さくまとめることが出来るようになるわけです。
小さくまとめられるなら、話の途中でちょっと脇道にそれてすぐ戻ってくる、という事が可能ですよね。
脇道にそれたくなくとも本筋に混ぜ込むことだって容易になるでしょう。

ここで肝心なのは、一つのアイディアを「小さく」まとめることが出来る。という事です。
>願望が山のように連なっているため
この願望を全部詰め込みまくったら、当たり前だけどページ数がえらい増えるよね。
でも、その願望一つ一つを小さくまとめられるなら、一個でも多くの願望を詰め込める、と思いませんか。

処女作執筆に当たって、願望と技量の釣り合いが取れないことについての返信 (No: 4)

投稿者 ヘキサ : 0 No: 1の返信

投稿日時:

私の場合は、「やりたい!」は最初に思いついたひとつだけにして、後は「それを表現するのに必要なもの」を拾ってくることに集中しましたよ。

あと、別の要素をぶち込む時は必ず「相性」を検討します。一言で表せる「キーワード」にして、その特徴をよく考える。例えば「学生」だと「近い年齢の知り合いがたくさんいる」代わりに「自由時間が少ない」とかですね。相性が悪いな、と判断したものはさっさと切り捨てます。

勿体ないとか思わないで。次は「それを使いたい!」と思って別の作品を作ればいいんですから。むしろ、次回作のネタ候補ができたことを喜びましょう。

人気回答!処女作執筆に当たって、願望と技量の釣り合いが取れないことについての返信 (No: 5)

投稿者 あまくさ : 3 No: 1の返信

投稿日時:

>「あれを盛り込みたい」「これをああしたい」という願望が山のように連なっている

それはむしろ作家を目指している方としては有利な資質ですよ。少なくとも書きたいことが思いつかないよりは、ずっと素晴らしいです。
ただ、まだ一作書き上げた経験がないためゴールが見えず、途中で嫌になってしまうのではないでしょうか。

書きたいことが山のようにあるのなら、それをまず紙でもパソコンでもいいから箇条書きにしてみましょう。
書き出すだけ書き出したら、それを眺めて一本のストーリーにまとめるにはどうしたらいいか考えてみるといいです。その際、主人公を決めて、そやつが具体的に何と何をしてストーリーが進んでいくのかエピローグまで作っちゃってください。(この段階で、箇条書きにした中に余分な要素があることに気がつくかもしれません)
箱書きというのをご存知ですか?
もし知らなければググって調べてみることをお勧めしますが(「そのくらいのことはとっくにやってるよ!」というのだったら、すみません)、簡単に言うと漠然とした粗筋でも設定資料集でもなく、実際に執筆するときに書くべき具体的なシーンの連なりをメモ書きする感じのものです。
慣れないとこれはこれでけっこう難しいかもしれませんが、書き方自体は他人に見せる企画書ではないので自分しか分からないような雑なメモでもいいのです。なので、ゴールも道しるべもない状態で執筆そのものをはじめてしまうよりは楽です。

>現実で持っている私の現在の技量ではそれら願望を再現しきれないところがあります。

もしそうなら、この箱書きを作っている段階でもそういうことはかなり洗い出されます。その結果モチベーションを失ってしまうようでは何をか言わんやですが、それでも騙されたと思ってやってみてほしい理由は以下の2点。

・事前準備の段階で問題点が洗い出されるのは、それだけでも有益。何かしら気がつくことがあると思うし、最悪そこで心が折れて断念したとしても、実際に書き出してから挫折するよりも時間のムダが省けます。

・首尾よく箱書きを完成させることができたとしたら、後はそれに肉付けするだけで執筆は進みます。
 このように作業を進めたとしても途中で挫折しないという保証はありませんが、少なくとも途中で何を書けばいいかという道しるべと、目標とするべきゴールは得られます。徒手空拳で未知の大海原に漕ぎ出すような無謀な執筆よりはモチベーションが支えられると思います。

 ……あと、もう一つ。蛇足かもしれませんが。
 欲張りだから、書きたいことが多すぎるからというのは、挫折する本当の原因ではないかもしれませんよ。
 どうやったって、相当に根気のいる作業なんです。小説を一本書き上げるというのは。続かない本当の理由は、たぶんそれだけ。できない理由を自分で考えて納得してしまうというのは、やめた方がいいです。

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処女作執筆に当たって、願望と技量の釣り合いが取れないことについての返信 (No: 6)

投稿者 のん : 0 No: 1の返信

投稿日時:

 こんばんは、のんです。他人の気がしない質問ですね。
 私も「アレやりたいコレやりたい」が大量にあるのですが、キャラクターを制御出来ないので思うようにいきません。勝手にキャラが動いて「あ、この展開ダメだ。修正しなきゃ」と思った瞬間、頭が真っ白になって筆を投げます。

 なので、ふわっとしたイメージだけ持って後はキャラクターに任せた方が捗るんですよね。それで長編が書きあがるかは、現在挑戦中ではありますが。

 取り合えず、何か1本完結させたいのでしたら、息抜きとして短編に挑戦してみてください。
 長編にするには無理そうな一発ネタを適当に用意して、後はノリと勢いです。それで短編は書けますので、気楽にやって下さい。

 始めた段階で無理をすると、苦手意識が付いてしまいます。折角アイディアとやる気があるんですから、楽しみましょう。

人気回答!処女作執筆に当たって、願望と技量の釣り合いが取れないことについての返信 (No: 7)

投稿者 t : 3 No: 1の返信

投稿日時:

ネット小説も含めて本を読まない、他作品の批評しない、ハウツー本や小説の書き方も見ないようにします。
サッカーが上手くなりたい人がいたとします。
教室でサッカーについて何カ月も勉強することではなく、外に出て、みんなと一緒にボールを夢中になって追いかけることでした。
落ち着いて自習できそうな、図書館の自習室や喫茶店を見つけます。

私なら精神のダイエットから始めることを勧めます。本文は一行も書けなくていいので、自分の考えていること、なぜ書けないのかそれについてどう思っているかなど。小説とはまったく関係なくていいので、例えば席についてから思い浮かんできた心の声を片っ端から文字にして書いてみましょう。

小説を読んでも、書き方の勉強をしても、小説が書けるようにはなりません。
書いたぶんしか成長しません、できません。
それでも読むことが必要な場面もあるのですが……。

願望が実現できないと途端にモチベーションを維持することができない、この悩みが解消されることなんてないです。読者にうけなかったらどうしようとか、形を変えて残り続けます。自分の気持ちとどう向き合っていくかの方が大切です。
だからたくさん失敗しましょう。
他人の成功体験とか小説の書き方とか、すべてどうでもいいです。一度全部忘れて、失敗することを楽しむ、書くのってこんなに面白い。書くのが好きになる時間を増やしましょう。

応援しています。

処女作執筆に当たって、願望と技量の釣り合いが取れないことについての返信 (No: 8)

投稿者 ふ じ た に : 2 No: 1の返信

投稿日時:

私にも同じ経験ありますよ~!
皆さまが書き方について触れているので、
私の場合はインプットについて書きたいと思います。

結論から言えば、なるべく一巻完結の物語を読むことですね。
私の場合、商業の作品を読んでいましたけど、何巻も続くような構成が多かった気がします。
それを参考にして書こうとすると、なかなか完成まで遠い話になっちゃいますよね(;・∀・)

だから、新人賞受賞した一巻で完結している話を沢山読むと、
自然とその構成が馴染んでくるので、
完結できるような話を組み立てやすくなるのでは?と思いました。
ちょっとでも参考になれば幸いです。

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タイトル:処女作執筆に当たって、願望と技量の釣り合いが取れないことについて 投稿者: ヤマネコ

始めまして、ヤマネコと申します。
この度、創作活動を少し前に始めて、処女作を執筆しております。
しかし、「あれを盛り込みたい」「これをああしたい」という願望が山のように連なっているため、現実で持っている私の現在の技量ではそれら願望を再現しきれないところがあります。
結果として、執筆が滞り、どうしても完成の目を見ることができない状態にあります。

実のところ、小説の処女作を書こうと試みたことはこれが始めてではなく、何回も何回も同じ壁に当たって執筆を挫折してしまいます。
ラ研のサイトは一通り閲覧したのですが、解決策が「処女作は自分で駄作だと感じても良いから、とにかく完成させる」という記述があります。が、私の場合欲張りなのでしょうか、願望が実現できないと途端にモチベーションを維持することができないのです。
こんな私が、処女作を描ききるにはどうしたら良いでしょうか?

拙い文章ですが、何か意見などを頂けましたら、ありがたいです。どうか、よろしくお願いします。

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