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ラブコメにドラマ性は必要なのか (No: 1)
スレ主 ちゃいまつ 投稿日時:
某小説投稿サイトでオリジナルのラブコメ を執筆している者です。
つい先日、こんな感想を読者様から頂きました。
「ストーリーの最序盤から主人公の全てを全肯定する高感度マックスの彼女がいるのは如何なものか」
「ヒロインが主人公を好んだ理由が”一目惚れ“だけではドラマ性が薄い」
「主人公がヒロイン達とイチャイチャしてるだけの甘ったるいストーリーではドラマ性がちっともない」
そこでタイトルにもある通りの質問をさせていただきます。
ラブコメにドラマ性は必要なのでしょうか?
露骨にシリアスな展開を挟むと、ストレスに耐性のない読者様が離れてしまいそうな気がして……やはり主人公とヒロインが好きあっている甘々展開だけではダメなのでしょうか?
カテゴリー: ストーリー
この質問に返信する!ラブコメにドラマ性は必要なのかの返信 (No: 2)
投稿日時:
ラブコメに「過度のドラマ性」は必要ないかもしれませんが、かと言って「ドラマ性ゼロ」だったら流石に読者の興味を引くことはできないのではないでしょうか?
まあ、「ドラマ性ゼロ」とまで言ったら極端かもしれませんが、
>露骨にシリアスな展開を挟むと、ストレスに耐性のない読者様が離れてしまいそうな気がして
という反論も極端なのです。多くの作品はストレスを与えすぎない配慮をしながら読者の嗜好を測り、ストーリーを盛り上げるために、ある程度の緩急をつける工夫はしているはずです。御作への批判を書かれた方は、そこが不足していると感じたのではないかと。
>ストーリーの最序盤から主人公の全てを全肯定する高感度マックスの彼女がいる
これ自体は必ずしもNGではないと思いますが、主人公とヒロインをイチャイチャさせる以外に何かしらストーリーを面白くする要素や方策を考えていらっしゃいますか?
そいうものがしっかり有るにもかかわらず一概にダメだと切り捨てているのだとすれば、見当はずれな感想になっている可能性もなくはないかもしれませんが。
そこは御作とその感想を読んでみなければ分かりませんから、よしなにご判断ください。
人気回答!追記 (No: 3)
投稿日時:
ひょっとすると、
ドラマ性=露骨にシリアスな展開=鬱展開
と解釈していらっしゃらないでしょうか?
もしそうだとしたら、ドラマ性をストーリー性に置き換えて考えてみてください。
ストーリー性が薄く最初から終わりまで主人公とヒロインがイチャイチャしているだけだったら、いくら甘々展開が好きな読者でも飽きがくるんじゃないかと思いますよ。
御作がそこまでイチャイチャ一辺倒ではないとしたら、イチャイチャ以外の部分でストーリーの面白さなり魅力的なアイデアなりをどこまで盛り込めているかが勝負かと。
* * *
もう一つ気になるのは、その批判的な指摘以外に、好意的な感想もそれなりに集まっているのかどうかです。
仮に御作が甘々全開気味であっても、それが好きだという意見も多く、一人、またはごく一部の方だけが批判的ということであれば、それほど気にする必要はないのかもしれませんね。
ラブコメにドラマ性は必要なのかの返信 (No: 4)
投稿日時:
あまくささんが指摘されていますが、「ドラマ性」を誤解していると思います。
例えば格闘ゲームで敵が棒立ちだったらどう思います? 面白くないですよね。
ちょっとは動くけどまるで相手にならないAIをしてたらどうでしょう。楽に勝てて楽しくないですよね。
ドラマの基本は「障害を乗り越える」といったところで、本質は違うんですが、基本形として最も広く使われてるドラマ性の形じゃないかなと思います。
格闘ゲームの例であれば「簡単に勝てないような強さのAI」だからこそ、「攻防のドラマ」がある、という感じ。
「勝利する」という目標に対して「そう簡単に勝たせない」という障害が置いてあります。
AIが弱かったらここにドラマがないよね、というたとえ話です。
なので、読者の感想は「露骨なシリアス展開」を言ってるわけではないでしょう。
例えば漫画「ToLOVEる」は、いまや古くなってきてる参考例かもだけど、まあラブコメの王道でしょう。
ToLOVEるは特にコレと言ってシリアスな展開はないけれど、構成や設計段階で結構ドラマを盛り込める形にしてある。
主人公はヒロインBの事が好きだけど、そこにヒロインAがやってきて主人公と暮らし始める。
この時点で「主人公の目標(ヒロインBと付き合いたい・告白したい)」に対して「ヒロインAという障害」が出てくる。
だから、ToLOVEるの序盤の展開はだいたい「ヒロインAが原因で主人公はヒロインBに誤解される」という形になる。
「障害を乗り越える」=「誤解を解く」で一話完結するエピソードけっこうあったんじゃないかな。
まあ、実際の序盤はヒロインAの従者が出てきて話題がラブコメからちょっとズレてるのだけど、どストレートにやったらこの場合「ヒロインA」がただの障害物になっちゃうから、そうさせないため従者キャラは印象操作に一役買ってる結構重要なポジションだと思う。
とはいえ、「ドラマ性」ってこの「障害」の深刻さで読者の印象を変えるから、深刻なほうが「ドラマ性がある」と認識されやすいとは思う。
つまり「シリアスなほうがドラマ性があると思われやすい」と思う。
でも実際はそこにある「障害」ないし「障害を乗り越える過程」がドラマで、乗り越える障害に大小はないので(簡単に乗り越えられる軽い障害でも遠回りさせて大きく見せることはできるし、大小は障害を持ってるキャラの主観の問題になるため、それを書く作者にとって大小はない。大きく書くか、小さく書くかというだけ)、「ドラマ性」にシリアスかどうかはまったく関係がないです。
例えば、「イチャイチャしてるカップル」に与えるなら「目玉焼きに醤油をかけるかケチャップをかけるかで意見が分かれる」というだけでも障害になりうる。
むしろイチャイチャしてるバカップルだからこそ、下らない理由のほうが面白い。
プレゼントを用意してるヒロインだけど、そこへ障害が発生して渡せず、障害を乗り越えてプレゼントを渡し、バカップルに戻る。
ぜんぜん「露骨なシリアス」じゃないでしょ?
ラブコメだとあまり「深刻な障害」は出しにくいし、よくある「クライマックスでヒロインの生みの親が現れ……」というラブコメなのに真面目な展開は私も好きじゃないけど、そういうものだけがドラマ性というわけではない、という感じ。
最初に少し触れたけど、この「障害」の本質は「衝突」で、よく「コンフリクト」って言われてるもののこと。
衝突があるとその衝突をどうするか衝突から何が生まれるかでキャラクターの行動に繋がるので、これがドラマになる。
その衝突の一番わかりやすい形が「障害」。
だから、究極的には別に障害を作らなくてもドラマを書くことは出来る。
例えばほのぼの系な日常ものなんかだと、程度によるけどそれこそ障害ですら「露骨」になってくる場合もありますから。
日常系じゃないけども「ただひたすら想い人を待ってるだけの話」とか、そこに障害を入れようがない場合もありますからね。
待ち合わせ場所に向かう人の話なら「行かせない障害」を作れますけど。
なので、こうした場合は「障害」以外の「コンフリクト」を考える必要があって、つまりは、本質は「衝突」であって「障害」はその手段の一つという話。
>やはり主人公とヒロインが好きあっている甘々展開だけではダメなのでしょうか?
ようするに、その「甘々展開」にドラマがないのではないかなと。
イチャイチャカップルが付き合うまでの過程を書いた話じゃなく、そのカップルのイチャイチャを書く話であるなら、最初から好感度マックスでも惚れた理由が一目惚れでも、問題ないと思います。
むしろ余計な過程をすっとばして本題である「いちゃいちゃ」を書けるので、良い判断だと思います。
でも、その本題である「イチャイチャ」にドラマが無かった場合、読者の期待は宙に浮いてしまうので、それは「好感度マックスが悪いんじゃないかな」「一目惚れじゃ味気ないだろう」と見えてしまうのではないかなと思います。
ラブコメにドラマ性は必要なのかの返信 (No: 5)
投稿日時:
ラブコメでしたら、ひょっとしたらこの記事が参考になるかもしれません。(他サイトのURLなので、貼るのがダメでしたら削除します)
https://www.clipstudio.net/oekaki/archives/152920
少女マンガを書く際に、ラブコメはどうやったら盛り上がるの?まとまるの?と言う内容で漫画形式なのでさらっと読めるかと思います。
スレ主さんの書いているものとは読者層が違うかもしれませんが、質問内容には参考になるかと思うのでよければ見てみてください。
ラブコメにドラマ性は必要なのかの返信 (No: 6)
投稿日時:
書いてみたら多少長くなりまして、結論を先に申せば「読者の感想には無暗に反発せず、むしろ活かしましょう」ということになります。
1.大枠過ぎる疑問と細かすぎる選択肢
「ラブコメにドラマ性は必要なのでしょうか?」については、あまりにも大枠な問いで、「作者が決めること」であり「作品の作り方や狙い次第」と申し上げるしかありません。
かつ、そのような大枠な問いを立てておきながら、
A> 露骨にシリアスな展開を挟むと、ストレスに耐性のない読者様が離れてしまいそうな気がして
Z> やはり主人公とヒロインが好きあっている甘々展開だけではダメなのでしょうか?
と極端な2例の選択肢を作るのも不適切です。こんなの、物語を作っていて重大な分岐点に差し掛かって悩むような問題です。
2.しかし作者にはよくあること
しかし、ご質問文にお書きということは、自然とそういう発想が出たということではあるんでしょう。実はよくあるケースだったりします。それは「読者の感想に反発したくなる」という、作者ならたいていはある経験だからです。
もちろん誤読しておいて断定するとか、理不尽な感想ならそう思っても可です(程度問題で、「では誤読させない書き方はあったか?」とか考えてみるのも悪くなかったりする)。
が、どうもそういうケースではなさそうな印象をご質問文からは感じます。例えば、うまく否定することができないんだけど、受け入れたくないといった気持ち。ですが、作品も知らない他人に、それがどういうことは分かりません。
ただ、感想がなんとなく気に入らないときは、否定してしまうと損なことがよくあります。該当する作品を知らないですから、勝手ば想定で考えてみます。以下、具体化が恣意的ですから、大ハズレになるのは当然ですが、考え方の参考とお受け取りくださると幸いです。
3.「ストーリーの最序盤から主人公の全てを全肯定する高感度マックスの彼女がいるのは如何なものか」
これは「『彼女』はなぜ主人公全肯定&好感度マックスなのか?」という興味が読者に生じたということでしょう。「彼女」が主人公に強い好意がある、という点で目を引くのに成功している傍証となります。
そういうとき、読者は「なぜそこまで好きなんだ?」は気になることが多いし、可能性をいくつか考えてみたくなるものだし、いずれ作者に明かして欲しいと思うのもほぼ必然です。
読者の期待の表れはあったわけです。しかし一向に首ったけな理由や、なれそめとかが明かされないので、期待は不満として表明されます。
繰り返しですが、ストーリーに欠けたものに読者が気づいたということがあるわけです。しかもそこに面白さの可能性を感じてくれた。これはチャンスだったということになります。興味を持たれたら、その興味を活かした話作りができるわけですから。
4.「ヒロインが主人公を好んだ理由が”一目惚れ“だけではドラマ性が薄い」
リアルでもよくある一目惚れはたいてい理由がない直感らしいです。ただし、一目惚れでゴールインしたカップルの離婚率が有意に低いなど、割と正確に相性を察知できている面もあるそうで。
つまり、一目惚れするのは、既に自分の理想であり、相性のいいタイプが(無意識に)確立しているらしい、ということですね。その脳内イメージと、リアルの相手がマッチングすると一目惚れが発生する。
リアルですと、理由なしでOKです。アプローチするのに、条件を確認するなんて不要です。ですがフィクションです。偶然を必然のようにしないと、逆に不自然な感じがします。あるいは無雑作な話に感じる。
となると、一目惚れする前に何があったかは描写しておいたほうがよさそうです。それ以外に、一目惚れで交際スタートとして、直感との落差はどうなったのかも、読者の目を引き付けます。
これらはリアルでも、有名人の交際や結婚でのゴシップでネタにされることから、フィクションでも有効に使えそうです。
上記感想も、読者がその辺りを感じ取って期待した可能性があるわけです。上記を言い換えるなら、「一目惚れだけで済ますにはもったいない、こういうカップルのなれそめとか、面白そうなのに」となります。
5.「主人公がヒロイン達とイチャイチャしてるだけの甘ったるいストーリーではドラマ性がちっともない」
これについては「イチャイチャ」「甘ったるい」は現象論的なものに過ぎない可能性は低くありません。ときどきイチャイチャしない、ときどき甘ったるくないシーンがあればいいのか。たぶんそうではない。
これは、変化がないことが問題なのかもしれません。例えば、付き合いが深まる、逆に浅くなる、近づく、離れるといった揺らしが足りないとかの可能性があります。
同じテンションで話が続くと、読者としてはテンションが下がっていく感じがするのが普通です。しかしテンションを上げ続けるのは難しい。ですので、テンション1つにしても、緩めたり張ったりします。
あるいは性質を変化させる。「イチャイチャ」だとして、仲良いだけでもありません。痴話げんかも周囲からみたら「イチャイチャ」の印象を受けることはよくあります。あるいは、。ちょっと悲しくてたくさん嬉しいみたいに、ちょっとスパイスを利かせる。
6.のろけ話としての「賢者の贈り物」
例えば、行き違いなのに感動するのが、古典「賢者の贈り物」だったりします。夫は妻のために父の形見の懐中時計を売って、高価な櫛を買う。妻は長く美しい髪をしていたから。しかし妻はそれを知らずに自分の髪を売って、プラチナの鎖を買う。夫の大事な懐中時計に鎖がついてなかったから。どちらのプレゼントも表面的には無駄になってしまった。
プレゼントの本質を語る物語でもありますが、これも「イチャイチャ」の一種です。無駄でも妻も夫も喜ぶのは、結末を書かれずとも分かりますよね。ちょっぴり悲しいからこそ、幸せが際立っているとも言えます。
繰り返しですが、以上、スレ主さんのお悩みの具体的事例とは異なるとは思いつつ、例えばこんな受け取り方もあるということで、ご了承をお願いします。
7.読者の指摘・不満は作品分析ではない
読者の不満を別の面でも考えてみますと、例えば、読者の感想は直接的に作者に役立つものではないということがあります。読者が不満に思ったことは、仮にそれが欠点だとして、直接的に欠点を表すとは限りません。
例えば、あるシーンのある台詞が不自然だったとして、その台詞自体が悪いとは限りません。台詞を発生させる段取りが悪いということはよくあることです。
もちろん、読者の指摘が正しいとは限りません。これは読者が間違うということより、作品ターゲットではない読者の反応であることのほうが多いでしょう。その場合も、一応は「なぜターゲットでない読者を呼び込み、しかも最後まで読ませてしまったか」を考えるのは、作者的な収穫が期待できます。
感情的には反発したくなったものほど、収穫が期待できると考えたほうがよいと思われます。褒めてくれ、作者的にも「そうだよ、そういうことを書いたんだ」と思える感想は、筆力向上には寄与しないのが普通ですが、自信を与えてはくれます。
どちらも大切です。好意的な感想は苦も無く自分にしみこんで来ますから、反発したくなる感想は努めて身の肥やしにしてはどうかと思います。人気作家でもない限り、感想を貰えるなんてなかなかないわけですので。
ラブコメにドラマ性は必要なのかの返信 (No: 7)
投稿日時:
世の中には、卍解作というものがあります。
優先度の高い意見は、好きだけ屍解した後、余裕ある時にしましょう。
バス修理 (No: 8)
投稿日時:
Mytishchiの浴場の修復 <a href=https://megaremont.pro/kazan-restavratsiya-vann>https://megaremont.pro/kazan-restavratsiya-vann</a>
ラブコメとワンパンマンと掛けまして~ (No: 9)
投稿日時:
なんか似たような質問でワンパンマンが出てたのがあった気がする。
内容は忘れた。
確か、最初と最後がきっちりしていたら脇役の戦闘シーンは後から幾らでも追加出来る。
それは芳文社の4コマレベルの気の抜けた手抜きであればあるほどいいとか、そういう内容だったと思う。忘れた。
Autocadでのスケーリング (No: 10)
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