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登場人物が少なすぎる? (No: 1)
スレ主 おかやま 投稿日時:
いつも質問掲示板を見て勉強させていただいています。
私もライトノベルの新人賞に応募してみようと思って現在執筆しているのですが、登場人物の数が少ないことに悩んでいます。
ジャンルは現代を舞台にしたSFバトルもの、枚数は一般的な 42字×34行で130枚程度ですが、メインキャラがたった3人しかいません。
主人公とヒロイン、そして敵のボスキャラです。
一応名前ありのキャラは他にも3人いるのですが、あくまでもモブキャラ(敵の手下や途中退場する中ボス)であり、ストーリーを動かすようなキャラではありません。
キャラを増やせない原因は、ストーリーが『世の中には知られていない魔法使い』を主題にしており、主人公とヒロインが『天涯孤独の身』であるため、なかなか第三者のキャラを出しにくいからです。
主人公&ヒロインと敵キャラ以外のキャラは、主題である『魔法使い』について何も知らないし、ストーリー的にも蛇足になってしまう気がして……(字数もかなり厳しいです)。
多くのライトノベルはメインキャラクター(最初の口絵で描かれるようなキャラ)が五人くらいいると思いますが、やはりメインキャラが3人しかいないというのは世界観が小さくなってしまうでしょうか?
カテゴリー: キャラクター
この質問に返信する!登場人物が少なすぎる?の返信 (No: 2)
投稿日時:
私は、キャラクターを考えるときは 役 で考えます。
物語を語る役(語り部)、問題を持ってくる役(トラブルメーカー)、話を進める進行役、問題を大きくする役、ヒントを出す役、問題を解決する役、話をまとめる役、などなど。
この 役 を持ってるキャラクターが物語の主要人物で(途中退場とか敵の手下とか立場は関係ない)、役は持ってないが役を支えるキャラクターがサブキャラで、それもないキャラがモブキャラって認識でいます。
当然、この役は一人で複数持っている事も多くて、例えば主人公は語り部であることが多く同時に問題を解決するし話をまとめて〆たりもする。
このとき、そもそも設定からして問題児だったりとかすると、主人個は語り部でありトラブルメーカーでもあり問題をややっこしくする役でもあり、でも主人公だから活躍して問題解決して話をまとめて落とすってことになったりする。
こうなると、「主人公に詰め込みすぎ」って私は判断する。
だから、「問題児という設定」が大事なら問題の解決役は別キャラに譲って、問題を大きくする役も別キャラにやらせて、主人公一人に詰め込まないようにする。そのためにキャラを追加したりもするし、サブキャラ予定のキャラに役を持たせたりする。
その 役 で考えた場合、別に詰め込みすぎでもないし不足してる役がありそうでもないし、主要人物にはそれぞれ役目があってちゃんと動けると判断できるなら、どんなにキャラが少なくても追加したりはしない。
例えば推理モノなんて極端に言えば探偵と犯人OR被害者の二人がいれば成立させられるから、あくまで キャラクターの数 って話で回答すると、別に3人でも問題ないと思うよ。
それで成立するならそれは3人の物語だから、増やすことはやはり蛇足だろうと思う。
ただ、そうやって別に必要ではないけど増やしたキャラに、その後作者自身が助けられたり意図せず妙に読者から気に入られたりして結果的に良かったってことはある。
3人は少ないか、世界観が狭くならないか、というお悩みに対しては、3人で問題ないし、世界観はキャラ数に関係ないことはないけどキャラだけで世界観を広くするわけではないからやりようはあるし逆にキャラに頼らず世界観を広げる手段を模索する良い機会と思うべきだと思う。
キャラ5人をよく見かけるのは、これは個人解釈だけど、前述したような役をバランス良く配置できるからだと思うかな。
仲間3人と敵2人とか、個人能力に特化した仲間5人とか。
でも、スレ主さんが言うような区分、「ストーリーを動かすようなキャラ」で主要人物を考えて「敵役でもボス以外はモブ」って考えると、どうだろう、既存の作品でも序盤以降はともかく最初の1巻目は3人くらいではないかと思うよ。
最初からキャラ多く出しても読者は混乱してしまうから、最初は1~3人で主人公の周辺の世界観を確立させてそっから世界を広げるものじゃないかな。
最初からあっちもこっちも書く群像劇スタイルとかもあるけど、基本的には主人公周辺の小さな世界を書けてから広げるべきで、新人賞ってことはシリーズものの第一巻なんだから、それで問題ないと思う。
登場人物が少なすぎる?の返信 (No: 3)
投稿日時:
『世の中には知られていない魔法使い』
現代設定なら、それ超能力や手品やデスノートと変わりないから、魔法が使えない人間側が重要になるやつやね。
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昔懐かしいデスノートとかは、本当に重要な人物なんは、都市伝説になっていたチートアイテム「名前を書くだけで書かれた人物が死ぬノート」を所有できた【主人公】だけ。都市伝説で使用上の注意も、ほとんど知られている設定。
敵キャラとして出てきた【ライバル】は、そもそも地球上に「デスノート」なんて無茶苦茶なものが存在する事を、よく知らない状態で、手探りで『デスノートの存在』と『ノートの法則』、そして『ノートの力で殺人を行う主人公』を見つけ出していく感じ。
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サタンさんの言う探偵と犯人ならまだ【解かれるべき謎】【解き明かす人】【謎を作成した人】が必要やけど、デスノートはノートという「理不尽なレベルの超越性のある器物」でしかないから、実質その【器物の所有者】以外は全員部外者。
フェイトとかも一応【聖杯】というものを手に入れたくて殺し合う展開らしーので、ある意味で全員部外者。
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魔法の所有者以外は全員部外者で、魔法の所有者は3人。
魔法という能力をデスノートと見做(な)せば、かなりの非魔法者を巻き込むんちゃう?