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全体的に暗すぎる……どうすればいいのでしょうか (No: 1)
スレ主 ワシヲ 投稿日時:
ワシヲです。まだ読者です。
一年ほど前から続けていた妄想が、紆余曲折を経てなんとなくまとまってきました。とりあえず数作書いて力をつけようと思っております。
ここからが本題なんですが……まとまってきた妄想、その主人公の背景がどうも暗すぎるのです。
ざっくり箇条書きでまとめますと
・冒頭、目の前で幼馴染が拐われる。取り戻そうと抵抗するが全く歯が立たずに撃沈。(冒頭のシーンなので変えるわけにもいかない)
・「奇病が蔓延した世界」という設定なんですが、主人公もその病気。発症から数年経っており、死の一歩手前。ストーリー中でも何度か死の危険に晒される。(この病気の謎を解明するのがサブの目的)
・身分がゴミ以下。事がある度に悪者扱いは当たり前、有力者の前ではまともに発言すら出来ない。(ゴミ以下じゃないと話が成り立たない)
と、大きく分けて三種類。
彼自身の性格も明るいとは言いがたいので、ここまでくると重すぎて誰にも読まれなくなるかもなぁ……と感じました。
とはいえ、ストーリーに関わる内容なので今更変えるわけにもいかない……と絶賛負の連鎖の渦中です。
ここから少しでも明るくするにはどうすればいいのでしょうか?
ご教示お願いいたします。
カテゴリー: ストーリー
この質問に返信する!全体的に暗すぎる……どうすればいいのでしょうかの返信 (No: 2)
投稿日時:
居直る。
不幸や暗さはギャップによって発生します。
生まれたところが地獄なら、それが日常なので「ありふれた不幸」程度だよ。
恵まれた日本を基準にしない事。アフリカや中国のスラムや西部劇、サイバーパンクなディストピアであることを肝に免(めん)じよう。
ゴキブリは美しいしドブネズミも美しい
全体的に暗すぎる……どうすればいいのでしょうかの返信 (No: 3)
投稿日時:
下手に明るくするよりは暗いままで見せ方を工夫する方が良いかも知れないですね。
ダークファンタジーは下手に明るさを求めずダークなままで、主人公や悪役、サブキャラ、世界観、ストーリーで読者を引き込むことを考えたほうが良いかも知れません。
でもどん底から始めたと見せて、そこから更に落とすとか序盤からやらかすと読者は離れる気がします。序盤の幼馴染が拐われるシーンは良いとして、その後に暗い世界背景を説明されて、話が動き出したかと思ったらゴミ扱いだの発作だのと長々とやれば、もうごく一部の層しか残らないかも知れません。
大事なのは先に希望が見えるかじゃないですかね? ちゃんと最後に爽快感が待ってますよと、早いうちに感じさせられるかだと思います。
多少なりとも明るくする方向で考えるなら、道化役というか、明るさを担当してくれる同行者を用意するとかですかね。マンガですが「ベルセルク」ではパックというコミカルな妖精が道中付き従い、多少なりとも救いようもない世界観を和らげてる感じでした。途中からそれまでの暗さの反動のように過度にギャグ風味になりすぎて評価下げたみたいですけど、序盤は良い転がし役になってたと思います。
全体的に暗すぎる……どうすればいいのでしょうかの返信 (No: 4)
投稿日時:
はじめに。
私個人は暗い話しも大好きです。
そもそもエンタメ小説の中には数多くの傑作がありますし、文学に関しては暗い話しの方が多いのではないでしょうか。決して悪いことではありません。
ただ、やるなら徹底的に。
どん底の鬱物語ってのは、それはそれで非日常ですから、フィクションとして一定の需要はあります。
>ここから少しでも明るくするにはどうすればいいのでしょうか?
危惧するのはコレですね。
中途半端に暗いってのは、よろしくありません。
それは単なる暗い話し。
暗い話しを読みたい時というのは、徹底的に暗い話しを求めるものです。
やるならば鬱になるような作品を。
>彼自身の性格も明るいとは言いがたいので、
おそらく最大の問題点はコレだと思います。
主人公ってのは、我々現実にいる読者とフィクションを繋ぐ大切な橋渡しの役目を担います。ありていには感情移入の対象ですね。
特に視点人物だったり、さらには一人称で書こうとされているなら、読者は余計に引っ張られます。
仮に設定が明るい話し、身の回りに可愛い女の子がイッパイいて~というようなラノベチックまっしぐらな物語であっても、主人公が自身のことを『ゴミ以下』と認識し、自身を卑下し、他人を羨み、出自を嘆きながら行動しているならば読者にとって暗い話しに感じられてしまいます。(これを逆手にとって『全ての出来事をネガティブに捉える主人公』をブラックコメディとして成立させたのが【久米田康治著:さよなら絶望先生】ですね)
>冒頭、目の前で幼馴染が拐われる。取り戻そうと抵抗するが全く歯が立たずに撃沈。
大変な状況です。
でも、それは燃える要素にも化けますよね。
どういうことかと申しますと【https://www.youtube.com/watch?v=b3i-QYVIVrs】手っ取り早くコレがそのままズバリです。(闘神都市3というゲームです。歌詞と映像で未プレイでも想像できるはず。モロネタバレなんでご注意を)『兵士に追い払われた門の前に、いく年か後、力を付け幼なじみを助けに戻ってくると以前からの知り合いが待っていたり、笑顔で迎えてくれる』そりゃ燃えるでしょ、って話し。
一例としてあげました。御作の状況もそれなりに解りますが、見せ方とやり方に工夫の余地はありませんでしょうか。
>「奇病が蔓延した世界」という設定なんですが、主人公もその病気。発症から数年経っており、死の一歩手前。
こりゃまた大変な状況です。
でもですね、『辛いなら、それを笑い飛ばすべきだ(よ)』と両親なり、世話になった人なりに聞かされて育った人物ならどうでしょう。
別にそういう人物を登場させる必要はありません。そうなんだ、と読者に納得させれば、それが説得力になります。
現実だって、そうじゃないでしょうか。
自身の身に起きた不幸を陰々滅々と暗く語っている人には、誰しもがあまり近寄りたくないものです。
不幸な出来事を不幸に語るのは当たり前。
そうじゃなく、暗くなってしまうような状況でも、それを撥ね付けるたくましさがある人物に惹かれるものです。
フィクションには当たり前をやるべき所と、当たり前をやっちゃダメな所があります。
>身分がゴミ以下。事がある度に悪者扱いは当たり前、有力者の前ではまともに発言すら出来ない。
これで主人公が暗い性格ってのは、下手すれば『ゴミ以下の境遇を許容している・諦めている』ようにも見えてしまいます。
身分、ってことは主人公には非はありませんよね?
そんなことに負けない主人公の方が魅力的じゃないでしょうか。
暗い設定は暗く語らねばならない、なんてルールはありません。
『誰でも暗くなって当たり前だろう』そういう状況でも希望を捨てず、自身の不遇も笑い飛ばし、明日の命が危うくとも懸命に生きる主人公ってのは魅力だと思いますよ。
プロテスタントの宗教改革者のマルティン・ルターに、素晴らしい名言がありますよね。
『たとえ明日、世界が滅亡しようとも今日私はリンゴの木を植える』
義務教育教科書のおさらいみたいになりますが一応。
決してスッゲぇリンゴが大好きなオッサンではありません。リンゴ=キリスト教にとっては禁断の果実。魔女狩りをやっていた頃のカトリックですから、その力は絶大であり絶対。巨大な権力にキッパリと『おかしいことはおかしいんじゃぁ!』とやったオッサンです。
長々と書きましたが、
『極端な鬱作品として尖ってみる』
『少しでも明るくする』
いずれにせよ、ワシヲさんがどのような物語を書きたいか、読者にどう感じて欲しいかの選択だと思います。
私個人としては『どっちも面白ければ大歓迎!』
ではでは執筆頑張って下さい。
応援いたします。
希望があればよい (No: 5)
投稿日時:
はじめまして。
箇条書きの内容を読む限りでは、誰にも読まれなくなるというほど重いとか暗いとかは必ずしも感じませんでした。
というより、これだけでは判断できないんです。
>・冒頭、目の前で幼馴染が拐われる。取り戻そうと抵抗するが全く歯が立たずに撃沈。
これはむしろ、よくある冒頭です。全く歯が立たずに撃沈するというのは、冒頭ないし序盤の範疇の話ですか? 中盤以降に力をつけた主人公が最後には幼馴染を取り戻すというストーリーならば暗が明に変わるので問題ないはずです。
その場合、最初は弱かった主人公が努力して苦難を克服するといった物語になりそうなので、なろう流のチート展開が好きな読者には重く感じられるのかもしれませんが……。しかしそれは最近の読者層の傾向ということであって、言われるほど普遍性があるとは私は思ってはいません。少なくとも誰も読まないというほど暗くはないですよ。
>・「奇病が蔓延した世界」という設定なんですが、主人公もその病気。発症から数年経っており、死の一歩手前。ストーリー中でも何度か死の危険に晒される。
>・身分がゴミ以下。事がある度に悪者扱いは当たり前、有力者の前ではまともに発言すら出来ない。
この二つについても内容がよく分かりません。奇病というのはどんな病気なのでしょうか? また、主人公がゴミ扱いされるのはどんな世界観が背景にあるのでしょうか?
そのへんがどういうものなのかによって印象は180°変わります。
病気の謎を解明するのがサブの目的とのことですが、解明されることによって主人公の命も救われるのではないですか?
>ここから少しでも明るくするにはどうすればいいのでしょうか?
最後に幼馴染が救い出され主人公も病気から解放されるのなら、そこに至る苦難は物語に緊迫感を与える要素としてプラスに機能してくれます。暗すぎて読むのがしんどいような物語とは、ラストになっても誰も救われないストーリーです。そういう作品を悲劇とかバッドエンドとか呼ぶわけですが、そんなダークな物語でさえ好きな人は好きですよ?
明るくしたいなら、主人公が前に進むにしたがい徐々に明るい光を見せればいいだけです。明るさの中の光よりも、暗さの中の光の方が印象が鮮やかなのは当然でしょう。
また、起伏のないまま主人公やヒロインが救われては物語としてむしろ面白味に欠けますから、ラストの手前くらいのところで絶望的に暗い展開に落とすのが実は話を盛り上げる定石です。それでも最後には救われるだろうと読者に期待させることは可能だし、ラストでその期待がかなえられれば読後感は明るくなりますから大丈夫です。
全体的に暗すぎる……どうすればいいのでしょうかの返信 (No: 6)
投稿日時:
初めまして。
唐突ですが、貴方自身がどんなストーリーにしたいかによるのではないでしょうか?
どんな主題で物語世界を描き、何を伝えたいのか、まず論じられるべきはそこからで、そこを抜きにして暗すぎるから明るくしようだけでは失礼ながら何の意味もないと思うのですが、どうでしょうか?
もしくはすでに物語の主題が決まっているのかも知れませんが、その辺り定まっているように見受けられませんでしたので、もし違っていたらご容赦ください。